■スポンサードリンク
コンビニ人間
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全120件 101~120 6/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごく読みやすい。 普通の人にみられるために迎合して 排除されないように人と合わせて生きている 部分は誰にでもあると思うから。 でも、一回読んだらいいかなというかんじ。 ずっと家に置いておきたいほどの感動はなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
共感はできなかったが、この年代の人たちを理解するための助けになりそうな気がした。登場人物の一人が非常に嫌いで本当に腹が立ちそうになったが、それだけ喚起力のある記述ができるのは作家として村田氏が優れているのだろう。最近あまり日本文学を読んでいなかったので、久しぶりに読むと生命力の弱さに驚いてしますが・・・・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ビジネス書には、同種な人の話がたくさんあるので、 さほど違和感はない。 満員電車ですれ違う機械人間たちも、 実に、標準的普通人間なんていないし、 当然、機械でできた人はいない。 本の帯を書いた某芸人さんの評価で、 コンビニの描写がすごいとかあったが、 本書の良さは、そこではない。 何かに強い感心を持てたことこそが、 押し付けられた普通よりも、 優先するっていう、神との邂逅の話だと おもうけどな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書出し、心情描写は、純文学っぽい筆致です。 分からないのは、白羽さんと同棲(?)する件(くだり)辺りから、です。その瞬間の描写がない、必然性も感じない。 古倉が白羽で世間体を整える理由がいま一つ分からない、同性愛を疑われたことが、理由だろうと想像できるが、主人公古倉は世間の目を気にしない人なのではないかな。 終わりの件(くだり)のコンビニ人間になっている描写は面白かったです。 白羽さんの存在が余計だと、私は思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなり読みやすい本です。 ただ内容は微妙。 芸能人がかなりおすすめしていたので買いましたが、 なんだかなぁって感じです。 本が苦手な人でも読めるところが推しかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
つまらない日常。そのなかで生きている。文学というと見てくれはいいが、ただつまらなくいきることを肯定しているだけでは。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学を卒業しても就職せずにコンビニでアルバイトを続け、30を過ぎても浮いた噂の一つもない女性というのは、あちこちにいそうな気もするでが、そんな「自由で気儘で不安定な生き方」を放置せず、なんとか「治してやろう」とするのが「大人な」私たちの世の中なのである。 主人公自身も、別に自分で望んでそんな生き方を選びとったわけでもないので、家族のアドバイスとか偶然目の前に現れた「はみだし男」の言うがままに、そんな受け身の暮らしから転身しようとするのだが、腰かけ仕事であるはずのコンビニの労働があまりにも彼女の心身に馴染んで、今更どうしようもない。 彼女はコンビニという高度に発達した資本主義の極北を体現した超優良な労働力商品なのであるが、そういう自覚は全くないし、彼女にとって冷徹なメカニズムの部品であることが「疎外された労働」ではなく、むしろ生甲斐であると感じるような物神崇拝的感受性を懐いている点が興味深い。 小説のラストで主人公が久しぶりにおのれの中のコンビニ人間性と再会し、大いなる喜びを実感するシーンは感動的ですらあって、その神神しい姿は現代資本主義のミューズと呼んでもいいかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話し方が周りに影響されるというのはよく分かる。進学、就職など環境が変わるごとに、液体や気圧のように混じり合っていくのかもしれない。 コンビニがなかった時代には、主人公のような人たちの居場所はどこにあったのかと思う。 芥川賞や価格に見合った内容かと問われると、ちょっと…。面白くなくはないのだが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館で紙の本を借りて読み、 再読したくなってKindle版を読み、 この度、Audibleになったというので聞いてみましたが、 なぜ、読み手が大久保佳代子さんなのでしょうか? テレビで見る大久保佳代子さんは、好きでも嫌いでもありませんが、 この小説の読み手には向いてないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第十刷版。 著者の作品に触れるのは始めてである。文体は中学生でも読めるような簡潔なもので、尚且つ文のリズムは小気味良く、人間が普段感じているモヤモヤを端的に表現するセンスは素晴らしいと感じた。ページ数は全150ページ程となっており、1時間ほどで読んでしまい、展開・キャラクター性ともに個人的には物足りなかった。 帯の推薦文は『火花』の著者であり、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹氏。この帯によると50万部のセールスを記録したとのことだが、やや期待外れとしか言いようがない。読みやすさが評価されたのだろうが、如何なものかと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コンビニのことはよく分かりましたが。 発達障害の方の物語なんでしょうか? なんだか最初読み進めるのが苦痛でした。 それでも今置かれている状況をキチンと生きることが、生きることだと気付かせてくれた気がします。 たとえどんな状況でも。 歯車という幸せもあるのだと。 それにしても文学の中の登場人物は、どうして極端に病的だったり、変わってるのかなと思います。 まぁ人間というのは、そもそも変な生き物ですけど。 文句や不平や言い訳ばかりしている人生の落伍者?って結構いそうな気がする。 その人たちは、文句や言い訳が原因だと気づいていない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
僕は学生時代コンビニでアルバイトしていたので文中のコンビニの描写には何度も懐かしさを覚えました。実際恵子の普通と思ってやっていることは自分の中では普通には感じられないくらいでした。実際クラスにいたら話しかけるのをやめていただろうと思います。でも、恵子のコンビニでの働きぶりは、アルバイトで働いていた自分よりも優秀だなと思いました。なぜなら、陳列やポップなどの細かな気配りを自分は気にせずにやっていたからです。 内容の深い考察はほかのレビューの方を参考に、、、ページ数も少ないので比較的肩ひじ張らずに読める作品となってます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんどん変な方へ向かってホラー小説かなと思いました。世にも奇妙な物語的な。大体2時間くらいで読めます。「36歳独身アルバイト」が主人公なので近い環境にいる人程共感できると思います。逆に普通に正社員になってる人は全く面白くないと思います。 作者の言いたいことは理解できますが如何せん普通じゃない。おそらく精神的な病気をお持ちの方なのでしょう。「36歳アルバイト独身精神疾患あり」では話が大きく変わってきます。これは行政の力を借りるべき人です。普通じゃない分途中から怖くなってきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世界の中における自身の位置付けや自身の役割とは何か? そんなことを考えさせられました。 ただ、終わり方が多少急で、雑だったと感じました。 個人的にはゆっくりと余韻を残しながら読み終わりたかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コンビニのアルバイトを18年間続けている36歳独身、恋愛経験なしの主人公(女性)は、子供の頃から「普通の人の」感覚が分からない為に様々な軋轢を生み、周囲から「治さなきゃいけない」と言われてきた。コンビニでバイトを始めてからは、社員としてマニュアル通りに完璧に振る舞うことにより、また身近にいる「普通の」女性たちの話し方やファッションを真似することにより、正常で、社会に受け入れられる存在になろうと努力してきた。これまでバイト経験しかなく、恋愛にも興味ないが、それで良いと思ってきた。ところが、35歳新人社員の白羽(男)の登場から、話は思いがけない方向に進んでいく。 就職も結婚もしていない、「普通」の範疇外にいる36歳フリーター女性に対して、社会が向ける冷ややかな視線というのを、これでもかという程、暴力的で品性の無い言葉で登場人物たちに語らせるので、読んでいて気分が悪くなった。白羽という男は、ネット上に溢れている身勝手な被害者意識・歪んだ世界観・差別や偏見を具現化したような存在で、想像しただけで吐き気がする。 読後、こんな「普通」じゃない生き方もあるけど、どう思いますか?と問われているように感じましたが、別に良いのでは、他人はそこまであなたに興味ないと思いますよ、という感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分と重ねて考え方とか共感できると思いました。多くの人に読んでもらいたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半は自分が普段うっすらと感じている世間への疑問を淡々と書いてくれていて、分かる、分かる!と共感出来ました。その点は現代版太宰治と言って差し支えないと思ったほどです。 しかし後半からのストーリー展開に付いていけなくなってしまいました。 主人公が自分と近い存在だと思って読み進めていましたが、あまりに主観的基準が欠如しているため途中から怖かったからです。 もっと最初からぶっ飛んでるか、最後まで読み手に寄り添ってくれるかハッキリして欲しい1冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本人の同調圧力やラベリング、無思考といった特徴をコンビニという身近なもので表現されている。 誇張がされているものの、読者にとって共感できる部分が多いため、この本が支持されているのだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品と同じく、レビューでも「あちら側の人間」と「こちら側の人間」に分かれているのがおもしろいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
けっこうはやく読めました。イマふうの小説ですね。個人的には殺人出産のほうがよかったかなー。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!