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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全140件 61~80 4/7ページ
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作中の、主人公側ではない「普通の人」達は恋愛至上主義的に描かれ主人公にも恋愛を期待します。主人公が恋人を持たないことを不思議がり、主人公が恋人が出来たと言えば疑いもせずその話題に飛びつき、主人公が結婚することにしたと言えば疑いもせず祝福します。 主人公と作中後半で出来る「恋人」の二人は恋愛至上主義ではない側です。このレビューを書いている私も恋愛至上主義ではない側ですが、二人とも感情移入できる人物ではありません。 主人公は小学校低学年時に男子二人の喧嘩を目撃した際「誰か止めてよ!」という叫び声に応じてその男子二人をスコップで殴り黙らせた経歴があり、大人になっても思考は同じ。実際に手を出さなくなっただけであり、実の妹の「赤ちゃんをあやすって大変なんだよ」という愚痴なのか自慢なのか分からない話に無難な相槌を打ちつつ他人事として聞き、心の中では「黙らせるだけなら簡単だろうにあやすのは大変なんだねー」と包丁をチラ見する人物です。 「恋人」は「普通の人」達にも主人公にも見下され突き放される分かりやすいダメ人間です。 実際の世相に対応した描写とも思えないし、恋愛/結婚/出世などの「興味を示すのが当然」と見なされがちなものに興味示さない側の人たちを丁寧に観察して丁寧に書いたものとも思えない。 シートン動物"誌"ではなくシートン動物"記"の「ロボ カランポーの王様」は一匹の有名狼を描いたものではなく各地の有名狼を混ぜて作ったキャラクターですが、この作品の主人公も同じだと思います。2段落目に挙げた暴力描写以外にも色んなイレギュラーを詰め込んであるせいで、本当に異様な人物になっています。 この二人に一理ある意見を言わせつつその一理以外で徹底的に貶めてあるので、結局「普通」の人たちの正当性を増すために書かれたような仕上がりの作品となっています。 この小説は登場人物の誰にも感情移入せず第三者視点で俯瞰して読む作品だというのが感想です。そして第三者視点で読んでも不快感の残る読後感でした。 | ||||
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物語を通じて現実について考える系の小説かと思ったが、最後までファンタジーだった。キャラもこんなこと初対面でいうやつがおるか、という人物ばかり。 結婚と就職という社会的なことをしていないアウトローも、アウトローに悩む中年世代は、もう平成初期からずっといるじゃん。 女子トークもありきたりすぎて、ネタになりそうな俗っぽさ。 昭和時代ならともかく、平成後半に出た小説なのに、古くさい。 最初のうちは期待して読んでいたが、最後のさいごにファンタジーで終わってナニコレ、だった | ||||
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読んでいる間、最後のページまでずっと胸糞悪い気持ちが続くし、文体も淡々としており、流麗な表現は皆無。この本を読んでも、ちっとも楽しい時間になりませんね。芥川賞って、こんなもんなのか。150ページで薄っぺらいですが1400円もします、芥川賞効果でしょうか。携帯小説か同人誌程度だなあー、くらいの感想でした。芥川賞の審査基準がわかりません | ||||
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なんか不快でした。 | ||||
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そこにある普通じゃない生き方は排除されるが、普通じゃないことに気づかずに普通に生きるという矛盾を描いているように感じた。 印象に残ったのは最後のシーン。 排除される行動を取った中年サラリーマンと同じ行動を取ったのに、迎合されラストを迎えた。 ここだけが気味の悪い雑音として残った。 | ||||
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つまらないの一言。登場人物もステロタイプばかりだし、メインの二人はキモいだけ。 ストーリー性ゼロ。 | ||||
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人を選ばない文章で情景はハッキリと思い描きながら読むことが出来る一冊だと思います。 ただ余りにもシンプルで深みも何もない内容だと個人的に感じました。 | ||||
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懐かしい実存主義文学のエッセンスを、軽い本しか読めなくなった現代日本人向けにまとめた中編小説。 あえて名づければ、「なんちゃって実存主義風ラノベ」という感じ。 芥川賞受賞作で本当におもしろいと思える作品はなくなってしまった。もう、芥川賞自体が意味を失ったのかもしれない。 芥川龍之介が蘇ってこの作品を読んだら、「俺の名前を使うな」と言っただろう。 | ||||
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少数派の価値観や生きづらさ、こんな人もいるんだ〜と少しは考えさせられましたが…正直あまり刺激のない一冊でした。芥川賞をとったということで期待して読みましたが、個人的には微妙でした。少なくとも2回目は読みません。 | ||||
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現在の”純文学”らしいものと、エンタメ系小説の、境界はどのへんにあるのでしょう。 「芥川賞」「24ヵ国語 翻訳」と言うことで購入しましたが、期待外れでした。 テーマ→ (普通の)生き辛さ、疎外感、偏見、複数の登場人物で描写しよとしていますが、私見では現在の日本では、物理的に他人に迷惑をけけない限り、そんなに生き辛いでしょうか?コンビニ職人になるのアリだし、それを宣言するのもアリ。特定の職人を見下してもいないし、そんなに作品全体としてナルシスティックになる必要は無いような? 文体→コンビニに関する描写には緊張感が感じられるが、その他の部分は先人の芥川賞作家のレベルには程遠いように感じます。 物語構成→ エンタメ系作家の、物語構造への熱意を考えると実に弛緩的。漫然とシーンを続けているような。 つまり、作者の読者へのサービス精神が低い。 普遍性→ 本作品が、多くの海外で読まれ、評価をえるなら、私の読解力は相当低いことになると思います。 | ||||
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著者もずっとコンビニ店員だったということで興味を持ち読んでみました。 内容は変わった思考の人の世間で生きることへの葛藤を描いたものというとこですか。 確かに昔に比べ、個人の思考の多様性を尊重する時代になってきてると思いますが、まだ、苦しんでいる人たちがいるんですね。自分も知らないうちに普通という型枠にはめようとしているのかもしれません。得るものがあるとすればこのくらいです。白羽の縄文時代論理は正論な部分もあるかもしれませんが、この人が言うとただの言い訳にしか聞こえず、不快です。 低評価コメントにはこれで芥川賞?というものが多いですが同感です。近年は作品の評価より、話題性など商業化に重点が置かれているように感じます。 | ||||
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なんか文学っぽくない。もっと深みのある内容かと思って読み始めたが自分にはつまらなかった。 | ||||
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結局つまらない | ||||
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一般常識はあるが、怒りの感情など人間味が欠落した主人公。 マニュアル至上主義のコンビニバイトで幸福な生活を送っている。 しかし、学生時代の友人の集まりに出向き、結婚も就職もしない自分が異物であることを認識し、カモフラージュ用にダメ男を飼うことに。 人との関わりあいを求めている風でもないのに、何故主人公はわざわざ同級生に会いに行くのか?謎。 アスペルガーっぽいがアスペルガーではなく、ロボっぽいがロボットほど合理的でもない。 主人公の設定と作りこみに違和感しかない。 共感もないし、感動もない。 | ||||
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非常に現代的な職業のひとつ、コンビニ店員を掘り下げて我々の前に提示した。ただ、主人公は変った性向を有しているらしい。著者は、この小説で、最近のある種の人間の変容・奇型のようなものを、明示的に記述したつもり、のような気がします。 あるいは、馬鹿言っちゃいけませんよ!!・・・・・、私は単に、プロフェッショナルとは、という観点でコンビニで働く、ある種の職人(名人)といえる人になってしまった、そんなことを描いてみただけですよ、言うかもしれません(それは、ないですよね)。 今も、昔も、経緯はどうあれ、主人公のような道をたどり、(本人の意図とは無関係に)その職業の神髄を極めてしまった、という方は一定数おられると思います。 レストランの超名人シェフ、超美容師、超理容師、超和菓子職人・・・、昔なら、刀鍛冶、馬の蹄鉄師、神社・仏閣の名人大工などの一定数は、他の職業に就いた場合は考えられないことでしょう、・・・・と、こんな変な論議に落込むのは著者の望むところではないでしょうが。 | ||||
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よくある境界例の主人公 でもその語り手である「私」の自覚はどこから来るんだい? てっきりそれが回収されると思ったのに作者が本読んだことないのか、編集者がお馬鹿さんなのか、そんなケッカンショウセツ | ||||
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心揺さぶられることなく、淡々と無機質な主人公の淡々としたコンビニ生活を綴った物語。私にはこの本か芥川賞を取るほど、何が面白く素晴らしいのか全く分からなかった。 | ||||
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そんなに悪い話じゃないのに、出てくる人物が少しずつ思ってるより悪いのが残念。 | ||||
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図書館で予約してた本の順番がやっと回ってきて読了 内容の考察はいろいろあるんだろうけど言いたいことはランボー最後の戦場のランボーのセリフ 「こんなところに好んできたがる奴はいない・・・だが俺や、お前たちの仕事はここにある・・」 だよね? それ以上でも以下でもない | ||||
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正直つまらなかったです。こんな本が芥川賞なんてびっくりです。 | ||||
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