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ずうのめ人形
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ずうのめ人形の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 81~100 5/6ページ
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人形が日に日に近づいてきて4日後に死が訪れる絵のイメージが頭に浮かんだ。 | ||||
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とある人の不可解な死から始まり出てきた都市伝説、ずうのめ人形 その人形のことが書いてある小説と読み手側の状況が交互に書かれているので、一瞬混乱するものの 呪われてしまった青年が読み進めていくずうのめ人形の小説を一緒に読んでいっている感覚のようです。 この話がどうなって呪われる?そう思い一気見でした 解決策や、呪われた人の思い、なぜその人が訪れたのかなど筋は通っていて最後に思ったのは因果応報 ただ、なぜゆえ生まれたのかとかはやっぱり不思議なこととして片付けるべきなのかなぁ 私は想像力豊かなのでずうのめ人形の描写で思い切り想像できました笑笑 ぼぎわんも怖かったですが、生活にほど近い都市伝説や地元の言い伝えなど…そういうのの怖い話って言うてもあんまなくて斬新でした。近いから怖い。などらぎの首も最後ゾワっとしました 野崎がイケメンです^^その探究心と行動力と揺るがない心はどこから来るのか…いつか解明されるといいなーと思います。 おすすめですよ!怖すぎない、けど怖い 私は納得感のあるホラーは好きですし、怖いと思います。リン○は映像はとても怖くて衝撃的でしたが←そう言う描写も実は中にあります 私はその話自体本も読みましたが、申し訳ないですが続編など作りすぎてアウトです。全ては因果応報出てきていて、それだから怖いのだと言う私の中でこだわり?があるので。 海外ホラーはそこがしっかりしていて怖いんです。このシリーズはまた違った切り口ですが、読みやすい、けど思い出すと怖いホラーです。読んでみて! | ||||
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「ぼぎわんが、来る」より個人的には楽しめました。というのも、「ずうのめ人形」は前作に比べホラー要素は減退している印象を持ちましたが、ミステリー色が強まり丁寧に伏線を回収していく展開がとても楽しむことができました。 | ||||
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ホラーとしては「ぼぎわん」のほうが怖かったが、こちらは謎解きミステリーとしてなかなか面白い。 キンドル版だけでも、「里穂が書いた部分だけまとめ読み」できる機能があれば、嬉しかったかも。 | ||||
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ぼぎわんが来る の時は、主人公が三人で構成されていたので そんな感じなのかなぁと思ったら違っていて 読みやすかったです。 ぼぎわんに登場した キーパーソンの岩田君が 死んだのはショックでしたが 最後 ネタバレになりそうなので 詳しく書きませんが 自分は 彼女のした行動に いろんな意味で泣きそうになりました 百人は やり過ぎかなぁ | ||||
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もしかしたら最強の相手だったのでは・・・、比嘉姉妹なすすべなしです。あ、琴子さんだったら、なんとかなったのかも知れませんね。日増しに迫ってくる人形は、古今東西やはり不気味な存在なのですね、イメージすると、前作ぼぎわんよりもぞっとします。 | ||||
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読めば呪われる投稿私小説と、それを読んだ側の物語が交互に進行していき、「ぼぎわん」の構成と比べると時系列は割とストレートに構成されています。 ホラー度は「ぼぎわん」ほどではありませんが、謎解きミステリーの要素があり、ぐいぐいと読まされます。 この謎解き要素は、本書でも何度も取り上げられている鈴木光二の「リング」が意識されているのでしょう。 本書の語り手は出版社のアルバイト藤間。 誰も信じてくれるわけがない「呪われている」との状況に陥り、その状況を素直に肯定してくれる「ぼぎわん」にも登場したライターの野崎さんの存在は彼にとって、どんなに心の支えになることか。 そして、呪いに恐怖し絶望する藤間にとって、霊感を持つ比嘉真琴の 「呪われなくても人は死にます。事故に巻き込まれるかもしれないし、地震が起こるかもしれない。それは運とか偶然です。どうしようもない。でも、呪いなら治せるかもしれない。病気と一緒です。治し方を探したり試したりできるんです。どうしようもなくないんです」 との言葉は、藤間に 「途方に暮れている場合ではない。できることをやるしかない。僕にできることは何だ」 と生き抜く気力を奮い起こさせる。 「ぼぎわん」に登場した比嘉真琴の姉で最強の霊能力者の力を借りれば、一気に解決へ繋がるのかもしれませんが、本書ではあえて霊能力に頼ることなく、普通の人間でできることを模索するとの形をとることでミステリー的要素を重視したのではないかと思われます。 | ||||
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人の形をした「物」は怖い。私は子どものころから人形が嫌いでした。なのに人形系のホラー、つい読んでしまいます。 完全にミスリードされていた点がいくつかあって、あ、そうだったのか、と。そんなミステリー的驚きが怖さを薄めてくれましたが、そうでなかったら、かなり怖い。何を怖いと感じるかは人それぞれなので、怖くない人もいるかもしれませんが、私には怖かった。ちなみに、私は人の悪意や心の闇や無神経さがお化けより怖いタイプです。 以下は余分。戸波さんの文章を読む力、そして人や仕事と向き合う姿勢は素晴らしい。その戸波さんの下で働いていたのに藤間くんの目は節穴。しかも、命をかけてまで自分を救ってくれようとした二人の人間の善意や真心に触れておきながら、その気持ちを受け止めることもなく、何やってくれるんじゃい、おまえ、ということをしでかす。彼は悪人ではないけれど「だめ」な人です。また、平成も終わろうとする現代、女の下で働きたくなかったとか言ってる登場人物には里穂の手による「ずうのめ人形の思い出」を読んでほしい。おっと、私もだいぶ悪いな。 | ||||
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「ぼぎわんが、来る」が面白かったので購入しました。 読み始め数ページはぼぎわんと一緒で読んでて怖くて楽しい早く次のページ読みたい! という気持ちになりましたがその後は微妙?少しペースダウンして読み飛ばそうかなと思ってると、121ページにいきなり出てきたタイトルを見てゾワっとしました。あとはぼぎわんと同様のめり込んで一気に読みました。 ぼぎわんの後書きと重なってしまいますが、洒落怖や三津田信三の短編ホラーが好きな方にはたまらないと思います。 | ||||
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怖くて恐くて、呪われてしまう部分は飛ばし読みしました。まだ人形は見えていないので大丈夫そうです。 | ||||
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このシリーズは全部持っています。この作品も面白かったです。文庫ならもっと良かったです。 | ||||
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ししりば、ぼぎわんを読んで、面白かったので読みました。 怖い!けれども最後は少しスッキリしました。戸波さん目線での話も気になりました。 戸波さんと琴子は繋がりがありそうなのでこれからの作品での再登場を期待! 呪いの恐ろしさもさることながら、人間の怖さも実感されます。 | ||||
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とても面白かったです。 作者さんは、相当いろんな本を読み込んでらっしゃるなと思いました。 たくさんのホラー小説の、読者を怖がらせるための手法 たくさんのミステリー小説の、読者をだますための手法が、これでもか!と豪華に盛り込まれています。 インクで意味ありげに消された手記、信用できない語り手、性別のミスリード、そして最後はお約束の大どんでん返し。 そのすべてが、読みやすい文章によって、絶妙に組み立てられ、いい意味でのライトノベルのような疾走感があります。 最近の作家さんは、本当にみんな文章が上手です。 変に凝った表現を使わず、私のような頭の悪い人間にも簡単に理解できるような文章を書いてくれます。 なかでもこの澤村先生の文章は、素晴らしい。まるで映画を見ているように、場面が目の前に浮かんできて、次から次へと、ページをめくる手が止まりませんでした。 ただ、残念なことに全く怖くはありませんでした。 このお話に出てくるお人形はとても怖いお人形なのですが、いかんせん表紙に描かれているお人形が可愛すぎます。 表紙のイラストに引っ張られたくはなかったのですが、文章でいくら怖そうに描写されても、もうこのイメージが頭の中に張り付いて 「えっ?!まじ?こんなかわいいお人形が、ちょっと距離おいてどこまでもついてくるの?!超いいじゃん私も呪われてみた〜い」 といった感じになってしまい(私は重度のお人形者です)怖さも緊迫感も台無しでした。 ずうのめたん可愛い!可愛いよ!! 文章だけなら、すごく不気味なお人形に描写されてると思うのですが、もう、表紙が!可愛すぎて!! こんな可愛いお人形が!ちょっとずつストーカーしてくるとか!!たまらんたまらん!! 表紙デザイン担当の方は、もう少し何とかならなかったのでしょうか、、?! いや、わざとやってるなら全然アリなんですけど。ずうのめたんかわゆいし!! まあとにかく、面白かったです! それに、表紙に引っ張られなかったら、多分すごく怖かったと思います!! | ||||
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オカルト雑誌で働く藤間は、締切り過ぎても原稿未提出のライター湯水宅へ、同僚と共に催促に行く。 ところが家の中には惨殺されたライター湯水の死体と残された原稿が。 原稿をこっそり持ち帰った同僚が数日後にこんな事を。 『原稿をコピーしたので是非読んで下さい。湯水さんが死んだのはその原稿のせいです』 原稿には、ホラー作品好きで孤独な少女が、図書館に置いてある交流ノート経由で同じホラー好きな少女ゆかりと仲良くなり、 ゆかりがノートに書いてきた都市伝説の怪異『ずうのめ人形(黒い着物の喪服を着た、おかっぱ頭の少女人形)』を読むうちに、ずうのめ人形が具現化して周囲の人たちが惨殺されていく経緯が書かれていた。 その原稿を読んだ藤間にも、やがて『ずうのめ人形』が見えるようになり、 迫り来る怪異を防ぐため、藤間は先輩である野崎に助けを求める。 以上、そんな作品で、 2015年ホラー小説大賞を受賞した神作品『ぼぎわんが、来る』のシリーズ2作目となります。 まずは、リングの貞子のように、小説を媒介にして襲い来る『ずうのめ人形』が凄まじく恐ろしく、恐怖の戦慄に震えます! 加えて『ぼぎわんが、来る』と同様に、怪異の怖さプラス『人の怖さ』も恐ろしく書かれており、 且つ、その『人の怖さ』は他のホラーやサスペンスではあまり体験しない部類の恐怖でもあります! また、最後の仰天の真相と話の展開が、一流のサスペンスやミステリーの如く冴え渡っており、 ホラー伝統の恐怖と、現代一流ミステリー・サスペンスの手法が見事にブレンドされた、『唯一無二・本物の恐怖作品』と仕上がっています! 今作を最初に読んだのは僅か4ヶ月前で、こんなに早く再読したのは初めてでしたが、それでも存分に楽しめる神作品でした! 単なるホラーには留まらない真の恐怖が堪能出来る今シリーズは、怖い作品が読みたい時に是非オススメしたいですO(≧∇≦)o そして今月29日には、シリーズ3作目の『ししりばの家』発売でして、地元本屋で予約済み(^^)めちゃめちゃ楽しみです! | ||||
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受賞作でファンとなり、2作目も手に取りました。 前作と同様、大変面白く読むことが出来ました o(・x・)/ 文章に無駄がないと言ってしまうと 淡白な感じになってしまいますけれども、 物語の流れに於ける表現・描写が巧みなため、 ホラーとしては勿論のこと、文学として面白く読める作品と思えましたので、 ☆5評価といたしました。 | ||||
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楽しめました。電子版についていた特別編も、魅力的でした。次回作が楽しみ | ||||
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ぼぎわんの方が怖さがあったものの、これぞ王道ホラーといった感じは変わらず楽しめた。都市伝説や呪いや幽霊の、起承転結のある完全なホラーって最近少ないから貴重だと思う。仕掛けや落としどころにも工夫があって面白かった。人のエゴも呪いも、同じように怖いものだな… | ||||
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読みやすくて、最後まで一気に読みました。小中学生の頃に読んでいたら、3年くらいは怯えていただろうなあという怖さ。読んだのが大人になってからでよかったです。 前作『ぼぎわんが、来る』もそうでしたが、ホラーとしての怖さを保ちながらも裏テーマとして「家族のあり方」が描かれていて、単なるホラー小説にとどまらない深みがあります。前作はカジュアルすぎる言葉遣いが気になる時もありましたが、今作はそれもちょうどいい具合でした。今作の方が話もより練られていた感じで、満足度が高かったです。全編を通じて、ひどい目に遭う子どもが何人も出てくるのはちょっとつらかったけど……。 ちなみに一番ゾッとしたせりふは、ある登場人物の言う「早く読んでください。今すぐ全部」。オバケの怖さと人間の怖さ、その両方を味わえる作品でした。 | ||||
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前作の『ぼぎわんが来る』が面白かったのと、絵師の山科理絵さんが好きで購入。(表紙絵はイラストっつーより、もはや一作品!) 内容も、プロットがよく練られており(えらそう)んで、最後のどんでん返しで文字通りひっくり返った。 それまでの感情の持って行き場!(笑) ただ、ぼぎわん~でのガンガン来る怖さと、どよ~んとくる救いようのない重さに比べて今作はイマイチだった。 山科さんの絵の可愛らしさがずっと頭にあったせいかなぁ・・(自分で勝手に)想像する人形の容姿?に怖さが感じられなかった^^; ぼぎわん~の迫力あるグロさと今作の内容を合わせたものを次作に期待! | ||||
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商業に完全に魂を売ってしまったのか!?と思ったのが最初の正直な感想です。 前作の特設サイトのPVに思いっきりあいつが出てましたし。 出だしからですもんね。 ところが、本作を読んだあとに、 2016年9月号の小説推理「東 雅夫と澤村伊智の対談」(双葉社)をたまたま見つけて読んだら、 これがおもしろいし興味深い。 大袈裟ですがこれを読まずしてずうのめ人形は語れないかもしれません。出版社は違うんですが。 ホラーの歴史、難しさ、考え、なぜあいつを出したのか等々。 これを読んで初めて自分の中で完成作品になったと言っても過言じゃないです。 そういう意味で、本作単体では星1つマイナスしましたが、 ますます作者の作品が好きになりました。 最初の30ページで投げ出したり、読むのが面倒になったりする本もありますが、 それがないことも前作同様の魅力だと思います。 ちなみに2作だけかと思ったら、短編も出てたんですね。 宝石ザ・ミステリーREDの「ひとんち」は結構危険でした。怖い。 これはミステリーだとか、ホラーだとか、周りが決める括りはどうでもいいかもしれませんねぇ。 おもしろい! これからも楽しみにしています。 | ||||
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