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沈黙法廷
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沈黙法廷の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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| 警察小説の分野では日本で屈指の作家佐々木譲。彼の奇を衒わない正攻法でのストーリーテッリングに私は 魅せられていると言っていい。その彼が初めて挑んだリーガルサスペンス。と言っても文庫で700ページを優に超える 大作。前半部分は彼のお得意とする警察分野の展開、さすがに巧い。現実の話として死刑判決を受けた 木嶋佳苗被告が犯した首都圏高齢男性連続不審死事件をモチーフにしていることは間違いなかろう。資産家の 高齢男性に対する強盗殺人事件の罪に問われる山本美紀。家事代行業で働く彼女に対して警視庁や埼玉 県警は執拗に追い詰め起訴に持ち込むが---。最後の数ページまで彼女の運命や真相は明らかにされない。 ここら辺、読むものをハラハラドキドキさせるテクニックは流石である。これは間違いなく人に勧めたくなる一級品の リーガルサスペンスであり、最高に面白いエンターテインメントである。 | ||||
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| 読んだことがあるのに気づかずに買ってしまい、2年くらい空けて2回読んだ。1回目は気付かなかったが、非常に上質な法廷小説である。もともと佐々木譲の小説では、「笑う警官」や「エトロフ発緊急電」など、スリルと躍動感のある話が好きだったのだが、これは地味ながら新境地だと言えそうである。入念な取材が窺え、また警察による誤認逮捕や誤った起訴がなぜ起こるかについてもよく理解できる。お勧めの作品である。 | ||||
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| リアルタイムで進めるような丁寧な作品だと思いました。 犯罪捜査や裁判の流れが分かりやすく描かれていると思いました。 いいと思います。 ただし、最終的には“予想通りの結果”になったような気がします。もう一つ二つ驚きがあってもいいのではないかと思いました。 | ||||
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| 単行本刊行当時に大枚をはたいて読んだ。新聞連載の長編、というと、ときどきこんなのに出会う。私は「ひどい」というレベルだと思う。疑うに足る人物が周辺にまだ複数いるのに、見込み捜査で犯人をいち早く特定してしまう。まだ、そこはいいとして、後半の裁判の叙述など、やりとりの内容は、前半の警察の容疑者からの聞き取りの繰り返し。会話を容疑者対捜査官から、容疑者対検察官・弁護士にかえただけ。タイトルの「沈黙」にいたっては、わずか数ページ。なんでこんなタイトルになるのだろう。作者の脳内をみてみたい。あきれてしまった。それに検察官側と弁護士側の対立点もよくわからない。裁判のはじめの方で、検察側の証人として刑事や鑑識などが出てくるが、前半の繰り返しで、検察が何を主張しようとしているのかがわからない。弁護士側も、「見込み捜査」を弾劾する程度の姿勢があればまだ面白いのだろうが、これもなく、ただ事実を確認するだけ。最終弁論で、検察は何も明らかにしていない、という意味の主張をするが、そんなこと、読者は最初からわかっている。それを落としどころにされたのでは、読者の側が「沈黙」するしかない。なるほど、タイトルはそういうことだったのね? | ||||
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| 警察小説の大家が書いた本。背景が不明の謎の女性が逮捕され、宮部みゆき「火車」のように正体を暴く内容かと思いきやそんなことはなく、ただ捜査の手順が淡々と書かれ、裁判員裁判の模様が淡々と続く。新書の裁判解説本を読まされているかのようで、なにやら勉強している気分になった。そして小説のスタイルをとっているので、現実の捜査や裁判がこういう手順に乗っ取っているかどうか信じるのが難しい(実際に裁判を傍聴すればいいのではあるが)。 小説として面白かったかというと、読みやすかった以上の感想が出てこない。帯にあった、最後の一行まで目が離せないという言葉に騙されてしまった。どんでん返しや意外性で騙されるのは歓迎だが、こういうのはいらない。 | ||||
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| 佐々木譲としては外れの方だと思います 以下はパッと思い付いた単純な印象 人物が平べったい(例外もある) ストーリーも平べったい(時間の流れ方がのっぺり) 警察の無能ぶりがリアリティない (佐々木作品ではたまにある) たださすが警察小説の旗手だけあり 一部の人物描写は良い(鳥飼ではないアレはただのアホ) 東京地検の検事がアホすぎる。アホで平べったい(髪型は立体的だが) 裁判官が良識的すぎる(そうじゃなきゃ困るけど小説的に面白くない) しかも平べったい 弁護士は相対的にマシだがやはり平たい 見せ場の法廷闘争も平べったい 主人公を忘れてた。 容疑者の実在感が薄い(というかこの女が主人公?男の方かな?)。 多分あえてそう描いておりその意図もわかるが そのために作品が薄っぺらくなっている 傍聴マニアとかの周辺キャラは良いんですけどねえ。作者も楽しんで描いてる感じがする タイトルが意味不明 いや意味はわかりますけど、取って付けた感がある。焦点はそこなのか、というか法廷では誰も「沈黙」してないし。 焦点があるとすれば終盤に急浮上したネット社会の幽霊の方じゃないの? それを題名にすればいいのに。いや「沈黙」の主体はそれなのかな。そうだとしても無理やりの感ありだけど 連載打ち切りで取り繕ったみたいな終結 訴訟や捜査はまだ続く的な終わり方それ自体は構わないが ドキュメンタリーみたいな安っぽい考察にはズッコケた 内容というより提示の仕方が下手くそ ついでに再会の場面も下手クソ 文章は読みやすい | ||||
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| 刑事裁判の基本がよくまとめられていて、参考になった。 | ||||
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| どうやらこの作家の作品を、警官シリーズから入ったのが間違いだったみたい どうにも反権力指向の類いが強すぎて面くらいましたね あのオチなら、じゃあ実際に起きてる殺人事件の犯人は誰?もパス 容疑者も何だかすっきりしない部分を残しまくったまま、司法側が悪い!みたいな雰囲気だしあれは引いた 別の作品でも、主人公は自分の失敗を「日本がここまで変化しないとは思わなかった」などと責任転嫁のナメた態度とるし とりあえず個人的にはこの作家、卒業します | ||||
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| 梱包時だと思うのですが、文庫本の帯が破れていました。以前に文献で読んだことがありますが、倉庫出荷時の作業の見直しをお願いします。本を大切に思っている人が思うことなんです。 | ||||
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| 文章が下手過ぎる。 展開の運びも非常に悪い。 何故ここまで高い評価なのかわからない。 | ||||
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| 700ページ越えの長編です。 捜査、逮捕、法廷と3章仕立てになっていますが、 法廷の章はすごく読みごたえがありましたが、 そこに行き着くまでの過程が無駄に長すぎて全体としては今一歩でした。 | ||||
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| This is another masterpiece by Jo Sasaki. It is worthwhile reading as a novel as well as a legal thriller. Jo Sasaki succeeded in capturing human beings' spiritual labyrinth in court settings. Fooling, steadling from and killing of old people are becoming today's serious topics. Yet this novel is a salvation to modern people. I enjoyed reading this novel very much, remembering the main characters of his another novel related to a glass craft. | ||||
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| 裁判員裁判の対象となる事件を扱った長大作の法廷サスペンスだが、物語に起伏・意外性がなく、緊迫感を感じられない凡作。 全体は三章構成。第一章の冒頭で交際していた(偽名の)女性に失踪された高見沢という男性の曰くありそうな話があり、続いて、本筋の小金持ちの高齢男性の馬場の絞殺事件。馬場は離婚しており、元妻一家とは疎遠の上に係累が複雑で遺産相続の揉め事がある一方、デリヘル嬢を呼んだりして好き者だったらしい。やがて、山本という家事代行業の30歳の女性が警視庁と埼玉県警に跨った「後妻業」モドキの容疑者として浮上する。ここまで300頁。終盤の法廷シーンを考慮して捜査の過程を丹念に描いているとも言えるが、流石に冗漫だろう。第二章、結局、埼玉県警は不起訴とし、警視庁は物証のないまま状況証拠だけで強行逮捕する。検察官と弁護士との公判前手続きを中心に、ここまで470頁。第三章の法廷シーンは流石に面白くなるだろうと予想していたら、検察官と弁護士との丁々発止のやり取り等は皆無で、内容は第一章の繰り返し。読者としては手応えがまるでない。これなら、裁判員の新しい目線をもっと盛り込んで、新鮮な角度で事件を見直すべきだったと思う。 最後の一行まで目が離せない、というキャッチフレーズだが、ネット社会の落とし穴を示唆しているだけで大した事はない。警察の捜査手法と裁判のやり方の説明書と言った趣きで、小説として練れていないという印象を強く受けた。 | ||||
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| ネット上に、浮かび上がる、実存しない、女性、孤独な一人暮らしの老人の殺人、興味深い、プロットで、読みこませる、著者、さすがの、一作。 | ||||
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| 重厚。人間心理の横山秀夫、理詰めの天才佐々木譲。冒頭のプロローグが物語にどう関わっていくのか、を考えるだけでも楽しみが止まらない。もう慣れたけれど、一つ一つを丁寧に決して手を抜くことなく紡いでいく。時折あっと思わせる展開を織り込むあたりは小憎らしくさえ感じる。そしてラストにはちょっぴりうるっとさせるあたりは流石。 | ||||
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| 地味なヒロインのどこにそんな魅力があるのか、ピンとこなかった。 物語は淡々と進み、予想通りの展開になる。 ヒロインは逮捕され、もし有罪になると無期懲役か死刑という絶体絶命のピンチなのに、あまり取り乱した様子はない。 恋人が再登場し、ヒロインの過去が徐々に明らかになっていく。 いよいよここから佳境に入るのかと思いきや、なんだか尻すぼみに終わってしまう。 偽名の扱いや、二人の結末も釈然としなかった。 | ||||
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| ハードボイルド的な内容を期待していたが、ちょっと外れたけどなかなか読み応えのある内容と思う。 | ||||
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| 前半は刑事もの、半ばから法廷を舞台にした検察官VS弁護人の闘争。物語としての面白さだけではなく、社会の底辺で生きざるを得ない人々のフィクション・ドラマでもある社会派小説である。「疑わしきは罰せず」の大原則を熟知するには、もってこいの作品。 | ||||
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| 作者独特の人物仕立て、所轄刑事、辣腕弁護士、被告人の恋人、3者の展開は非常に興味深く読ませます。しかし、前半の前振りに対する後半の解明は期待未満で、新聞連作で盛り上げに盛り上げたけど、それに相応した深掘りに至らなかったという感じです。分厚いですが、数日で読める内容ですので、気軽にミステリーを読みたいという気分の時にはいいかも。 | ||||
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| 実在の事件を基にしつつ、結果は独自の仕上がりになっています。 警視庁と埼玉県警のつばぜり合いもあり、容疑者の人物像から心理面も興味深く描かれています。 この作者の作品は大好きですので、最後まで楽しめました。 | ||||
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