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沈黙法廷
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沈黙法廷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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法廷シーンがショボすぎて沈黙した | ||||
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梱包時だと思うのですが、文庫本の帯が破れていました。以前に文献で読んだことがありますが、倉庫出荷時の作業の見直しをお願いします。本を大切に思っている人が思うことなんです。 | ||||
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700ページ越えの長編です。 捜査、逮捕、法廷と3章仕立てになっていますが、 法廷の章はすごく読みごたえがありましたが、 そこに行き着くまでの過程が無駄に長すぎて全体としては今一歩でした。 | ||||
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地味なヒロインのどこにそんな魅力があるのか、ピンとこなかった。 物語は淡々と進み、予想通りの展開になる。 ヒロインは逮捕され、もし有罪になると無期懲役か死刑という絶体絶命のピンチなのに、あまり取り乱した様子はない。 恋人が再登場し、ヒロインの過去が徐々に明らかになっていく。 いよいよここから佳境に入るのかと思いきや、なんだか尻すぼみに終わってしまう。 偽名の扱いや、二人の結末も釈然としなかった。 | ||||
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作者独特の人物仕立て、所轄刑事、辣腕弁護士、被告人の恋人、3者の展開は非常に興味深く読ませます。しかし、前半の前振りに対する後半の解明は期待未満で、新聞連作で盛り上げに盛り上げたけど、それに相応した深掘りに至らなかったという感じです。分厚いですが、数日で読める内容ですので、気軽にミステリーを読みたいという気分の時にはいいかも。 | ||||
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約550ページの大作ですが、いつもの佐々木譲作品と同様、さくさく読めます。 小金持ちの独居老人男性が殺され、家事代行業として出入りしていた地味な30歳の女性が逮捕されます。前半はその逮捕までの警察捜査の話、後半は地裁での一審の公判の過程が詳細にわたって描かれます。 初公判が始まるまでの、弁護士の選任に始まり、判事、検察とのすり合わせ。公判が始まってからは、傍聴人の抽選の様子、法廷での細かな描写、検察と弁護人の駆け引き、裁判の過程など、もし自分がこの先裁判員に選出されることがあったら役立つだろうなあ、と思いました。 結局、その逮捕された女性は、当初の警察の捜査がお先走りのお粗末なものであったため、無罪であることが判明するのですが、幼少時からの恵まれない家庭環境、学歴や資格、後ろ盾がないことからまっとうな職にも就けず、苦労と貧困に喘ぎ続けた人生が語られます。 しかし、警察組織上層部のお粗末判断も、被疑者女性の苦労も、ちょっと佐々木作品にしては中途半端感があるのは否めません。ラストのオチもちょっと半端かも。 裁判についての勉強にはなりましたが、ストーリーについては、550ページという分量の割には少々物足りなさを感じる作品でした。 | ||||
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佐々木譲は傑作が多く、ファンなのですが、 たまにペラペラな内容のものに遭遇することもあり、逡巡しながら購入。 結果としてはなかなか面白く、550ページを飽きずに読み通すことができました。 「誰が犯人なのか?」ではなく、「この人は犯人なのか否か?」 というプロットに貫かれた、ユニークなミステリーです。 何よりも引き込まれたのは、被疑者である山本美紀というキャラクター。 真面目そうで地味な感じの30歳、この一見パッとしない女性が実に上手く描写されており、 その「どこにでもいそう感」「やることなすこと有りがち感」がリアルに際立っているのです。 ただ、心を揺さぶられる要素は個人的になく、 本体2100円ということもあって☆3+あたり。 | ||||
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手に持って読むのに疲れる本の重さ。にしては、やや冗長で内容空疎のきらい。約560ページで税込2,268円の価値はありや? 法廷部分をテンポよくして、裁判を通じて徐々にあらわにされていく彼女の薄幸で苦難に満ちた人生行路をこそもっと物語の核に据えて構成すればよかったのに、と不平のひとつもこぼしたくなるのは読者の身勝手でしょうか。前半部、見込み捜査と組織内の思惑がらみで突き進む警察とこれしきの状況証拠だけで起訴する検察の活写はリアリティがありますが、その人身御供と化す彼女の視点から書き込めば、前述の「物語の核」もより明瞭になったのではないでしょうか。 | ||||
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