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ミスター・メルセデス
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ミスター・メルセデスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 1~20 1/3ページ
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キング好き以外もハマる傑作。ぜひシリーズで読んで キングマニアは伏線もたまらない | ||||
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定年後に如何に生きるか、生きられるか? | ||||
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この監督は無類の音楽好きなのか、はじまりとか随所に自分の好きな曲を挿入し放題でうるさいとしか言い様がない。音楽的センスが皆無なのに全く無駄な仕様だ。 内容はまあまあなのにこのウザさのせいで途中でリタイヤしかけたわ。 常々曲を挿入し過ぎな映画は駄作が多いし監督の好みを観る側に押し付けてるだけなので何の得も無い思う。 | ||||
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アウトサイダー読了後、アウトサイダーで活躍したホリー・ギブニーと過去のパートナーホッジスの話が気になり読んでみました。 メルセデスキラーという犯人VS退職刑事ホッジスというお話。キングだけど、ホラーでも、SFでもなく。しかしキングらしい人物描写と息もつかせぬ展開で読む手が止まりませんでした。 目的のホリーは前半ではほぼ登場しないのと、アウトサイダーの時のイメージとはかけ離れた性格での登場で、多少びっくりしましたが、この後いろいろ乗り越えて、あの活躍があったんだなと残りの2部も大変楽しみになりました。後半のホリーもジェローム活躍は嬉しかった!! 今まで読んだキングだと、犯人というか、敵対するものは完全な邪悪、その理由には踏み込まず、とにかく邪悪として存在しているもの、という表現が多かったと思うのですが、今回は相手が人間ということで多少圧倒的な存在感としては薄かったかなと思います。かと言って面白くないわけじゃないんですが。そして人間であっても、その背景はただの背景として書かれており、今回のブレイディーもその成長家庭に問題があれど、言い訳とか憐憫みたいなものは感じさせないところは今までの悪の存在と一貫してるのかなと思いました...。 アウトサイダーにつながる過程では、超常現象的な内容にも踏み込んでいるみたいなので、この先の2部がまた楽しみです!!キングすごいな!! | ||||
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相変わらず、キング節炸裂の上巻に始まり、物語が加速する下巻です。 下巻はページをめくる手が止まらずあっという間に読んでしまいました。 ___________以下、ネタバレありです___________ 下巻はかなりアッサリの幕引きでした。 わたしには腑に落ちない点が多々ありました。 メルセデスキラーのmomが亡くなっているのに通報もしない点。 そんなメルセデスキラーの家の中で一息ついちゃったり。(相当な腐敗臭だと思うぞ!) メルセデスキラーを追い詰めるシーンで、主人公のホッジズは心臓発作で動けない点。(おいおい!) コンサート会場にメルセデスキラーがいるのに、警察にヘルプを求めない点。(なんでかんで自分たちで解決しようとする理由は何?!) コンサート会場でメルセデスキラーを追い詰めるのに、精神疾患者と若造と警備官一名で行く点。 (相手は爆弾のスイッチを握っているのにです。) メルセデスキラーをホリーが頭蓋骨が凹むほど叩く必要もあったかな? とにかく、幕引きがアッサリしていたのが残念でした。 続篇もあるようなので、そちらも続けて読んでみたいと思います。 | ||||
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ミステリーでは無いように思うけど、ストーリーが面白いです。胸熱です。登場人物がみんな魅力的。このシリーズを続けて読みたいと思います。 | ||||
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爺になってからの情事、しかも妙齢とはいえ美人とはなんて羨ましい。夢のようなひと時だ。なのに突然目の前から消え去る、残酷なほど儚い。下巻を見ないではいられないではないか。文庫本で「ミスター・メルセデス」の直前まで買い溜めてきたが、一念発起で全て売却した。私以外の家族は誰も読まないだろう。私の未練だった。だが、それでいいのだ。今年が私の寿命だから。ステージ4の肝癌ならそんなところだ。 | ||||
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キングが悪いのか、私が衰えたのか…。35年ほど前に書店でキングの吸血鬼もの〈齢で咄嗟にタイトルが思い出せない)を手に取ってからキング遍歴が始まった。多少の批判は全く気にしない。文庫本とはいえ本の重圧に家が心配で遂に売却してしまった。なのでもうキングは読むまいと思っていたが、生かされている限りは性で読みたくなってしまった。怒涛の終盤、ストーリー展開が追い付けなくなったが、勢いで読み切ってしまった。人にはうまく説明はできない。だが、それでいいのだ、キングワールドだからさ。 | ||||
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2021年4月キングの新刊「アウトサイダー」(とても面白いです。)の中で大活躍するホリー・ギブニーが、過去に活躍したメルセデスキラー事件に触れる場面があったことから、ホリーの過去の活躍を知りたくて、これまで未読だった本作に遡ってきました。 なるほど、「アウトサイダー」でみせたホリーの武器『ハッピースラッパー(靴下にボールベアリングを入れただけの手製の武器)』は、ここで初登場したのですね。本作を先に読んでいれば、「アウトサイダー」でこの武器が登場したとたんニヤリとほくそ笑むことができたかもしれません。 これまで本作を後回しにしていたのは、「やっぱりスティーヴン・キングはホラーじゃなきゃ」という思いがあり、「シャイニング」「呪われた町」「IT」「ペットセマタリー」といったスーパーナチュラルホラーや「デッドゾーン」「ファイアスターター」「ザ・スタンド」「11/22/63」といったSF的設定の作品なら、新作が出たら飛びつくように即座に購入して貪るように読んでいるところ、キング初のミステリーと宣伝されている本作にこれまで手が伸びなかったのです。 (と言っても、過去に「クージョ」「ミザリー」といったスーパーナチュラルとは関係ない傑作も多くありますが) 「アウトサイダー」から遡る形で本作を読むと、本書で初登場のホリーが、40代とは思えない引きこもりの少女のように描かれている点に驚かされます。「アウトサイダー」では自信をもって仕事のできる、とても信頼できる有能な調査員として描かれていました。彼女も本作やその後の経験を重ねることで、隠れ持っていた能力が表に現れ、それをいかに有効に行使するか、といったことに気づいていくことになったのでしょう。 家族から、彼女は自分では何もできない、と思い込まれ、自分自身も何に対しても積極的に行動できない状態であった彼女が、元刑事ホッジスと出会い、自分にとって大事だと思えることをすることによって自身の隠れた能力が解放される場面は、一気に目の前が開かれるような解放感があり、彼女の活躍にワクワクしてきます。 一方、本作で悪役として描かれるメルセデスキラーことブレイディーは、過去のキング作品に登場する強烈な悪と比較すると、そこまで不条理なまでの純然たる悪とまではいかず、同情すべき過去を持つ弱みもみせる犯人として描かれています。 ホッジスとホリーの登場する作品は、この後2作発表されており、ブレイディという悪もさらにパワーアップするとのことで、残りの2作品もそのうち読んでみようかと思います。 | ||||
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itやアンダーザドーム、11.22.63などで性描写が描かれ過ぎて、辟易したのですが、本作品にも御多分に洩れず!?挿入され、ストーリー上必要なのか?という思いを抱くようになってきています。ここ数年はそう感じる作品が増えてきてきるように感じます。 同じようなレビューをされている方もいらっしゃるようです。 好みがあると思いますので、一概にダメ?というものではないと思うのですが。 | ||||
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スティーブン・キングというとホラー、オカルト、SFのイメージがありますが、この作品は長編ミステリーに真っ向勝負したもので、67歳の執筆ながらアメリカの伝統あるエドガー賞に輝いた作品です。 つい最近、警察官を定年退職した男(ホッジス)が主人公で、彼にとって数々の事件を解決に導いた中で数少ない未解決案件がミスター・メルセデスが起こした無差別殺人事件でした。退職と同時に犯人のミスター・メルセデスからの挑発の手紙を受け取ったホッジスは、退職警官であるにも関わらず私的に犯人を捕まえてやろうと決意するというストーリー。 元警官ホッジスと犯人のブレイディが交互に一人称となり、それぞれの視点で彼らの環境や想いが描かれ、二人が火花を散らす様がスリリングです。ホッジスには自然と仲間が出来て、そのチームワークも見ものです。セクシーな熟女も登場し63歳のホッジスはますます張り切ります。この辺はスティーブン・キング自身のファンタジーもちょっと入ってるかも。 あと、翻訳の白石朗さんが素晴らしい。スティーブン・キングの名調子を上手く日本語に置き換えてくれています。 | ||||
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キングらしい小説と思いましたが、ミステリー賞を受賞するような作品でもない、とも感じました。氏の作品として読むと「らしさ」全開なのでファンの方は安心して読めると思います。一方で海外ミステリが好きな方はプロットやキャラクタ(いかにもキングらしい)には、特に犯人の設定、意味ありげな手紙など肩透かしだと思います。他の方のレビューにもあったかと思いますが、そもそも3部作なので1作目は主要キャラのイントロダクション程度なのでしょうか。前述の通りキング作品として読めば面白い作品だと思いますので、ファンの方はおすすめです。 | ||||
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キングがミステリ?と思いましたが過去にも超常現象無しの物語を書いているなあと読み始めました。 個人的にはさすが御大という感じです。 円熟味を増した筆致で描かれていく日常に潜む恐怖はホラーといってもいいのでは?などと感じました。 途中描かれるベッドシーンが冗長に感じたのは濡れ場を書くのが苦手なキングならではか(笑 個人的にはキングファンは勿論今までキングを読んだ事の無い方にもおすすめしたいです。 | ||||
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最初にネガティブなことを書くと、商品説明の「巨匠初のミステリー」というところが釈然としません。 キングが超常現象や不可思議な事象を排し、人間同士がぶつかり合うドラマを書いたことをこのように表現しているのかなと思うのですが、この「ミスター・メルセデス」はミステリーというよりサスペンスじゃないですかね?ハードボイルドのテイストも少しあるような気がします。 肝心の内容的には、まず主人公であるホッジをはじめとする登場人物のキャラクター造形が実に巧みで、キングの底力を感じさせます。良い意味でのケレン味たっぷりな文章やストーリー展開もナイス。 私は個人的にはあまりぶっ飛んだ超常現象が出てきてしまうとちょっとついて行けなくなってしまうキング読者なのが、この「ミスター・メルセデス」は最後まで楽しめました。 強いていえばラストがちょっと??という感じではありましたが、続編の「ファインダーズ・キーパーズ」に続く通過点と思えば、これもあり。 上下巻、満喫させていただきました。 | ||||
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定年退職した老刑事。毎日ぼんやりとテレビの娯楽番組を眺めるぐらいしかすることがなかった彼の元に、ある日一通の手紙が届く。そこから、彼の人生は思いがけない方向に大きく動き出すのだった…。 読み出したら止まらず、上下巻を一気に読破。対決の相手は陰惨な無差別殺人犯なのに、ちょっと同情してしまう憎めないキャラ設定にしてあるのがポイント。物語後半からは予想外の人物が大活躍するなど、最後までハラハラドキドキさせられる。 もともとキングのファンという訳ではなかったが、単純に面白い小説を読んだ満足感を充分に味わえた。 | ||||
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キング初のミステリー、と言う、うたい文句があったので楽しみにしていましたが…普通のスリラーじゃん。 ミステリーぽいところがどこにもなくがっかり。 ただ、内容はキング印満点の面白い小説でしたが、目新しいところはありませんでした。 エドガー賞を取るほどの物なのって感じでした。 もしかしたら、エドガー賞が低迷しているので、キングに受賞させて… どこかの芥川賞と同じじゃん。 | ||||
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なんだこの劣化ラノベみたいなのは…とりあえず、62歳と44歳のリアルなセックス描写は誰も得しないから。「おじいちゃん、頑張って最近の技術勉強したよ」って感じの表現も、5年も経てば陳腐化するんだから、あえてこういう背景は書かなきゃいいのに。 キングの作品はほとんど全部読んできた。翻訳が追いつかない時には英語のまま読んだ。でももうダメだ。キングは終わった。特に最近の妄想じみた変態セックス描写…前は大学生も20歳年上女だったし…おじいちゃん、もうやめようよ。読んでいる方が悲しくなります。 | ||||
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やっと読んだキングのミステリー。 導入部分からぐいぐい引き寄せられるキング節の容赦のなさ! 主人公である退役刑事と、殺人犯の両視点から語られる行動と動機の絡み合いのうまさ。 キングは小説を読ませるのがうまいなぁぁ! 読み終わると同時に下巻を開きました。 | ||||
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読んでいて「えっ」と声が出るくらいの衝撃の展開の後。 上巻に比べて下巻の評価が落ちてしまったのは、物語の決着に納得がいかなかったからです。 ええっ!そんな!都合の良い!!と思ってしまいました。 主人公が過去の自分たちの捜査を振り返るあたりの色々は、とても良かったです。 そういう、誰の心にもある思い込みと後悔に、さっくりと刺さる事を物語として書くからキングが好きです。 続編も読みます。彼ら3人が活躍していくのかなー。楽しみ。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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