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毒薬の小壜



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毒薬の小壜の評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

善意の人々を描く暖かいストーリー

作者の代表作。作者のヒューマンな持ち味が良く出ている。前半の初老の男が毒薬を入手するまでの過程は前フリであろう。
作者の真意は後半に出ている。主人公に対する、周囲の暖かい気遣い。そして、「毒薬の小壜」が転々とし、ハラハラするサスペンスの中、善意のリレーが繋がりハッピーエンドに収束する。この中で悪意を持った人間がいたり、運が悪かったりすればこうはならない。これを安易な展開と捉えるよりも、作者と同様に人間の持つ"善"を信じた方が読むほうも幸せになれるだろう。読んでいて心も温まるサスペンス仕立ての快作。
毒薬の小壜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 46-1)Amazon書評・レビュー:毒薬の小壜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 46-1)より
4150724512
No.2:
(4pt)

善意の人々を描く暖かいストーリー

作者の代表作。作者のヒューマンな持ち味が良く出ている。前半の初老の男が毒薬を入手するまでの過程は前フリであろう。

作者の真意は後半に出ている。主人公に対する、周囲の暖かい気遣い。そして、「毒薬の小壜」が転々とし、ハラハラするサスペンスの中、善意のリレーが繋がりハッピーエンドに収束する。この中で悪意を持った人間がいたり、運が悪かったりすればこうはならない。これを安易な展開と捉えるよりも、作者と同様に人間の持つ"善"を信じた方が読むほうも幸せになれるだろう。読んでいて心も温まるサスペンス仕立ての快作。
毒薬の小壜 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:毒薬の小壜 (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U2FG
No.1:
(4pt)

一冊で二度おいしい

初老の男性が自殺を決意し、タイトルにある毒薬の小壜を手に入れるまでの前半は、男性の心理をじっくり描いている。きめ細かい描写がこのまま続くのかと思っていたら、後半はスピード感あふれる追跡劇になる。この二つがうまく溶けあって傑作になった。ページ数は少ないけど充実した読書の時間が過ごせるはず。
毒薬の小壜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 46-1)Amazon書評・レビュー:毒薬の小壜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 46-1)より
4150724512

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