ノックは無用
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ジョーンズ夫妻が、滞在中のホテルのエレベータ係から紹介されたベビーシッターのネル。彼女は、夫妻が外出すると、クローゼットを漁ったり、いたずら電話をかけたりと異常な行動をするようになる。ホテルに宿泊していたジェドは偶然から、ネルのもとを訪れるのだが、ジョーンズ夫妻の娘バニーへの虐待を目にし、抜き差しならない状況に陥ったと悟るのだった ・・・ 一人の人物の行動によって、周囲が巻き込まれていくスタイルは『毒薬の小壜』を思い出した。筋立ては面白いのだが、ネルのキレっぷりがいまいちなので、サスペンスとしては盛り上がりに欠けてしまう。まぁ、1950年の作品なので、あまりどぎついのはダメなんだろうけれど、現代風なら相当、緊張感のある話になったのかも。本作品を通じての人々の善意は、『毒薬の小壜』ほどではないにしろ、感じられる。利己主義的かつ現実主義的なジェドの気持ちの動きの変化で、この点が際立って見える。結末は、あれれ。しめの一言がきまらない。 確か前に読んだことがあったはずなのだが、どの場面も憶えておらず、まったく印象に残っていなかった。 マリリン・モンロー主演『ノックは無用』(1952年)の原作。映画の方は未見。 | ||||
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