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はなとゆめ
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はなとゆめの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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同じお値段なので電子ビジュアル版を買いました。 失敗しました、挿絵がいらんかった。 似たような名前の登場人物、聞きなれない役職・役所名で苦労しながら、 物語に没入していこうとすると、ただただ綺麗なだけの挿絵がポンと出てきて集中をぶった切られる。 そんな感じです。 挿絵がいらない人はこの版は買わないほうがいいと思います。 内容。有名な人物の有名なエピソードをシリアス方向によく肉付けできているのではないのでしょうか? ただ、読み返すことはないでしょう。 | ||||
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偶々手にした「はなとゆめ」。既視感あると思ったら「うた恋」。史実も混在してるけど、うた恋の紫式部の性格を清少納言に置き換えている感じがした。二言目には「私が中宮様を守る」の繰り返し。文章はだらだらで切れがない。文法どうよ?(意図的?)と思うような、座りの悪い表現もちらほらある。 この作家さん、「天地明察」は面白かった。SFラノベから歴史にシフトしたようだけど、「光圀伝」は前半はまだしも、後半は退屈な年表。とにかく登場人物に魅力がない。それならラノベよろしく、史実をベースにSFでも書けばいいのに……清少納言のセリフがオカマチックなのには笑った。 | ||||
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史実に忠実に書かれているのだと思います。その分、権力争いの説明が多く、よく言われる「優雅な平安貴族」という雰囲気ではありませんでした。(実際はそうだったんでしょうけど)読んでいてわくわくするという感じではありませんでした。 源氏物語にからめて書かれた「小袖日記」のほうが私にはおもしろかったです。(SFですが。) | ||||
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作者が、清少納言になりきって、よく書いているとは思います。そのころ、どう感じたか、何があってどうなったか。なかなか興味深い、面白く読みました。ただ以前から、政争の、やはり片側からの意見でしかないなあと 枕草子の評論などを読むにつけ感じていたので、その印象にブレはないです。当時は今とまったくちがい、紙を入手して何か書くなんてとんでもなく貴重ですごいことだったのだなあ。というギャップと、逆にまるでブログを書いて勝手に発信することができる現代と通ずるものがあり、面白く読みました。あれだけ文字や和歌が発達していたら、こんなふうに感じたことを発信する女性も出るに至ったかな、と思わせる説得力はありましたし、私も信頼できる上司とか、尊敬できる人に恵まれたい、と羨ましくなりました。 | ||||
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いにしえの人はなぜ物書きを志したのか?冲方氏は自身の執筆動機と重ねたのだろう。紫式部ではなく、ポジティブ思考の清少納言を選んだところが良かったやに感じた。 | ||||
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清少納言が主人公の歴史小説。女房として仕えた中宮・定子に目をかけられて舞い上がる様子や、藤原道長との権力闘争で執拗に攻撃される定子を命がけで守る覚悟を決める様子、定子亡き後も、定子から拝領した上質の紙に、草紙『枕』を編纂する様子など、感性豊かに描かれている。 | ||||
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普段全く立ち入らない「少女漫画の世界」。題名からして、馴染みのないタカラヅカ風。江戸期の和暦をめぐる佳作『天地明察』に感心し、古本屋で同じ作者の名を見つけて買い込み、読み終えた。 時代は平安中期、主人公は「枕草子」を書いた清少納言、お話は王朝絵巻風の御所暮らしのあれこれと、藤原道長が仕掛ける宮廷政治の駆け引きそのほか。貴族社会における男女の動き、とくに歌のやりとりが重要な仕掛けになっていたという平安朝の模様がうまく表現され、さらに一条天皇の中宮・定子を仰ぐ清少納言の心意気が物語のタテ軸に据えられていく。 よく書けていてうまい、という意味では、退屈な一冊とは言えない、とは思う。しかし、やはり評者はチャンバラの斬り合いがなくても、武家モノを好む。きらびやかな衣装で高貴さを示し、機転の利いた洒脱な会話で男女が仲良くなるなんざ、もう興味の外。清少納言の半生を筋の通った長編にまとめる作者の力量は、認めるが。 | ||||
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この人敬語が使えないんですかね。定子や目上の人に対して敬語が使ってないところが所々あり、気になりました。内容も薄っぺらで、図書館で借りて良かったとおもいました。 | ||||
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平安時代と清少納言が大好きで、この本に飛びつきましたが、残念です。いくらでも話を膨らませることができる舞台なのに、起伏も情感も乏しく退屈でした。田辺聖子さんや森谷明子さんや大和和紀さんにつづく面白い創作を期待したのですが… 同じ作者の『天地明察』は面白かったのに、これにはがっかりしました。ひょっとしたら、若い方のセンスに私がついていけないのかもしれません。 | ||||
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目新しさのない、参考文献をアレンジしただけといった印象の小説でした。 他の作家さんの創作したエピソードが史実のように使われていたのは大変がっかりでした。 | ||||
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定子様と清少納言の交わす歌が素敵でした。 定子様がこれほどまで風流なひとであることを知りませんでした。 | ||||
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清少納言。 彼女の残した言葉は、今も人をくすりと笑わせる。 難しいことを言うわけではない。 好きなものを好きだといい、嫌なものは嫌だといい。 そうだそうだとうなずかせる。 もとから好きな清少納言を題材にとっているからと読み始めたが、今まで読んだ中でもしっとりと染み入るような描き方に好感を持った。 作者が男性であることを意識させない、美しい物語になっていると思う。いとしくて、せつなくなる。 これを読み終えて、第一段を思い出したとき、冬の情景を描いた心情やいかにと、胸がきゅうっと締め付けられた。 | ||||
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夏休みの課題、読書感想文用に図書室で借りて読みました。枕草子の内容は中学の時に暗記した程度で、ほぼ知らない状態でした。清少納言の中宮定子への想いが深く書かれていて、断髪をした辺りから終盤へかけて涙がでました。ただ、あまり日本史が得意でない私には登場人物や内裏の仕組みに?マークが浮かぶ事が少々…。もう一度読み返してきちんと理解すればもっと面白味がわかるかな、と思います。 所々に歌が入っていたり、清少納言の言い回しなどにおしとやかさが伝わってきました。恋愛のところは分かりやすく、ときめきました(笑) 友達にすすめられるといえば、微妙なところなので星三つで。この著者の他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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私の言葉で感想を伝えようとすると、どうしても色褪せてしまうのですが、、、 主人公の清少納言が、自身の生涯を、読み手に話しかけてくれる本 です。 彼女が目にした風景、感情、人々の輝いている笑顔、そして日本語の美しさや粋な和歌のやり取り。頭の中で色鮮やかに、彼女の世界が風や季節の香りと一緒に描かれています。 冲方丁さんの作品は、手がしびれる重さなのに読みたい気持ちが止められず、一気に読んでしまった天地明察に続く二作品目ですが。。。やっぱりめっちゃ 好きな作家さんです。全作品ほしーい! | ||||
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枕草子の各章段、エピソードを知っている方が断然楽しめる本。 ついでに、この時代の藤原道長、権力者がどんな風に出世の階段を駆け上っていったのか、 わかっていないと面白くない。 物事には裏と表があるので、一方の幸福は一方の不幸に通じる。 栄光栄華を極めた者の、生きているうちに味わう転落の辛酸は、 一族郎党だけではなく、周囲の人間関係も十分に巻き込む。 一部の貴族が権力を握っていた時代、それだけ駆け引きも付き合いも、 今以上に濃密で、想像しがたい「言葉に出来ぬ思い」で繋がっていたに違いない。 それにしても、誤解を招く。少女漫画誌のようなタイトル。これは失敗だったろう。 タイトルだけで引いてしまう読者も沢山いるはずだ。そういう世界なの? やっぱりそうだったの? 古典版お姉様と妹の世界なの、なんて。 文章に決して没落後の世界を書くまい、中宮定子の一番素晴らしい時だけを ひたすら描き続けるのだという確固たる信念がぼかされたような題名が残念。 口語訳だけでも知っていて、清少納言の人となり、感性、好み、話題などを ざっと知っていると話に奥行きを持って読める。 何かをきっかけに知っているはずの世界を見つめ直すと楽しさ倍増。 女性の世界、宮廷への出仕、平安時代の男女関係、権力闘争、 歴史のただ中にあって何を書き残し、何を書かずに胸の奥に仕舞ったのか、 その取捨選択の基準となる美意識。 (道長側にとって内幕暴露でもされた暁にゃ大変だったはず) それをわかって読んだとしても、冲方 丁作品としては新境地と思えばいいのか、 方向転換なのか、物足りなさは否めない。 | ||||
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なぜ、冲方丁はこの本を書いたのだろう?なぜ清少納言?枕草子?その理由はPVでお話されてはいますが、 言葉にされていない想いがあると思います。 古典、歴史に詳しく、清少納言や枕草子ファンのかたには、物足りない小説かもしれません。 そういったものに今まで関心があまりなかったわたしには、ちょうど良い本でした。 読んだのは3月21日春分の日。偶然なのですが、今この時、春まだ浅いこの日に読んで良かった。 去年でもなく、4月に、でもなく。 泣きました。ぽろぽろ涙こぼして。重ねてしまったのです。現在の自分の人生と。 わたしと清少納言では、重なりあうべきもない人生です。それでも、重ね合わせてみてしまったのです。 苦しい恋。思うように生きることを許されない人生。つらいですよね。苦しいですよね。清少納言に ついつい話かけたくなりましたよ。女の人生の苦しさは千年前も今も変わらない部分があるのですね。 偶然なのですが、気にかけている言葉や想いが、あまりにもこの物語とピッタリはまってしまいました。 千年先に届けたい想い。 この本読んだからって、わたしの苦しみが消えてなくなるわけじゃないのですが、冲方丁さんから お花をひとついただいたような気がします。すとんと胸におちてきた想いがあります。 これは恋文なんですね。冲方丁さんからの。自信をなくしている女性や、苦しい辛い思いを抱えて 生きているおんなたちへの。 胸張ってください。あなたはあなたの華をみつけて生きてくださいと。 そうですよね。きっと。 生きていくのは辛い。苦しい。 でもわたしたち微笑みながら生きていく。 強さで固めた未来ではなく、柔らかにたおやかに未来を生きる。華を抱きしめて。 | ||||
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あくまで清少納言が宮中に出仕してからのお話が基本です。ですので生涯と言うのは誇張かも知れません。 そしてその内容は『枕草子』を読みやすい小説にしてみたといったところでしょうか?なので内容は薄いです。 ですので、枕草子そのものを楽しみたい方は岩波から出ている『枕草子』を買うべきだと思います。 他のレビューを見て思ったことですがこの本を読んだだけで清少納言の人物像等を決めつけるのは早計だと…。 ですが、枕草子を読む契機にはなると思います。 遠田志穂さんのイラストが綺麗なので星3つで。 個人的には『私はあの方の番人になる』というフレーズは良いと思いました | ||||
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貴族の世がみえました。 清少納言の目線からの物語の進行がおもしろく、持っていた清少納言のイメージを覆してくれました。 | ||||
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清少納言が好きで、凄く期待してたんですがガッカリです‥ 読んでて(?)な所が多々ありました。 例えば『隆円なる僧』。 中宮定子の弟ですよ!?主の弟がわからない訳ないでしょーって感じです! 巻末に参考文献が掲載されてましたが、ナルホドね〜…と納得しました。 多分、作者は清少納言に愛着などなく参考資料を上手くまとめて出版したんでしょう。 参考文献とほぼ同じ文章が結構ありました。 平安文学好きとしては、清少納言を侮辱されてるようで読んでいて不愉快でした。 作家のネームバリューだけで買ったら駄目ですね…。。 あ〜、、無駄遣い!って感じです!! | ||||
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今までの作品とは少し違っていました。平安時代の物より江戸時代の物のほうが面白いと思います。 | ||||
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