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はなとゆめ
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はなとゆめの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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中身は変わらないだろうからいいんだけれども。 表紙のデザインが変わっていたのが少しがっかり。 サムネ?変えて欲しかった。 | ||||
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清少納言が、一条天皇の后、中宮定子の女房(侍女)となってから、定子の死で職を離れるまでを描いた一代記。 平安時代の宮中の様子ややんごとなき人々の日常は、興味深くはある。現代よりも恋愛至上主義の時代だったのね! ただ、モテ女子で才気溢るる清少納言の自慢げなひとり語りがしっくりこないし、現実離れしたような読みにくさが否めない。典雅な雰囲気は十分に伝わるのだが…。 枕草子が如何にして世に出る事になったのか、どのような思いが込められていたのかというくだりは、著者の想像力の高さが良く分かる。作品をものするのに苦心惨憺したのかなという印象だ。 本作品は、前半はやや退屈だが、藤原道長と藤原伊周の政争に宮中が右往左往する後半から、歴史小説としての醍醐味が味わえる。この時代に明るくはないが、読み進めながら知的好奇心を満足させることができた。陰陽師安倍晴明が権力におもねっているという清少納言のコメントは面白いね。 | ||||
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日頃読まない類いの本でしたが、最後まで読めました。清少納言の生きざまを知ることができ、興味を持つ事ができた本です。 | ||||
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史実に忠実に書かれているのだと思います。その分、権力争いの説明が多く、よく言われる「優雅な平安貴族」という雰囲気ではありませんでした。(実際はそうだったんでしょうけど)読んでいてわくわくするという感じではありませんでした。 源氏物語にからめて書かれた「小袖日記」のほうが私にはおもしろかったです。(SFですが。) | ||||
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作者が、清少納言になりきって、よく書いているとは思います。そのころ、どう感じたか、何があってどうなったか。なかなか興味深い、面白く読みました。ただ以前から、政争の、やはり片側からの意見でしかないなあと 枕草子の評論などを読むにつけ感じていたので、その印象にブレはないです。当時は今とまったくちがい、紙を入手して何か書くなんてとんでもなく貴重ですごいことだったのだなあ。というギャップと、逆にまるでブログを書いて勝手に発信することができる現代と通ずるものがあり、面白く読みました。あれだけ文字や和歌が発達していたら、こんなふうに感じたことを発信する女性も出るに至ったかな、と思わせる説得力はありましたし、私も信頼できる上司とか、尊敬できる人に恵まれたい、と羨ましくなりました。 | ||||
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普段全く立ち入らない「少女漫画の世界」。題名からして、馴染みのないタカラヅカ風。江戸期の和暦をめぐる佳作『天地明察』に感心し、古本屋で同じ作者の名を見つけて買い込み、読み終えた。 時代は平安中期、主人公は「枕草子」を書いた清少納言、お話は王朝絵巻風の御所暮らしのあれこれと、藤原道長が仕掛ける宮廷政治の駆け引きそのほか。貴族社会における男女の動き、とくに歌のやりとりが重要な仕掛けになっていたという平安朝の模様がうまく表現され、さらに一条天皇の中宮・定子を仰ぐ清少納言の心意気が物語のタテ軸に据えられていく。 よく書けていてうまい、という意味では、退屈な一冊とは言えない、とは思う。しかし、やはり評者はチャンバラの斬り合いがなくても、武家モノを好む。きらびやかな衣装で高貴さを示し、機転の利いた洒脱な会話で男女が仲良くなるなんざ、もう興味の外。清少納言の半生を筋の通った長編にまとめる作者の力量は、認めるが。 | ||||
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夏休みの課題、読書感想文用に図書室で借りて読みました。枕草子の内容は中学の時に暗記した程度で、ほぼ知らない状態でした。清少納言の中宮定子への想いが深く書かれていて、断髪をした辺りから終盤へかけて涙がでました。ただ、あまり日本史が得意でない私には登場人物や内裏の仕組みに?マークが浮かぶ事が少々…。もう一度読み返してきちんと理解すればもっと面白味がわかるかな、と思います。 所々に歌が入っていたり、清少納言の言い回しなどにおしとやかさが伝わってきました。恋愛のところは分かりやすく、ときめきました(笑) 友達にすすめられるといえば、微妙なところなので星三つで。この著者の他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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あくまで清少納言が宮中に出仕してからのお話が基本です。ですので生涯と言うのは誇張かも知れません。 そしてその内容は『枕草子』を読みやすい小説にしてみたといったところでしょうか?なので内容は薄いです。 ですので、枕草子そのものを楽しみたい方は岩波から出ている『枕草子』を買うべきだと思います。 他のレビューを見て思ったことですがこの本を読んだだけで清少納言の人物像等を決めつけるのは早計だと…。 ですが、枕草子を読む契機にはなると思います。 遠田志穂さんのイラストが綺麗なので星3つで。 個人的には『私はあの方の番人になる』というフレーズは良いと思いました | ||||
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今までの作品とは少し違っていました。平安時代の物より江戸時代の物のほうが面白いと思います。 | ||||
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ただ むかし・あけぼの の 情感には やはり敵わない という感想です。 | ||||
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私は個人的に、冲方さんの作品の魅力は以下の3点だと考えています。 1.重厚で味わい深い、非常に構成が練られた物語。 2.ライトノベルのようなテンポの良さと分かりやすさ。 3.独特で巧みな表現と言葉。 本作は、これらの魅力の中の1と2がやや欠如していると感じられました。 今までの冲方さんの作品は、気持ち良く人に勧めることができましたが、今作は少し億劫になります。 しかし、美しい表現、綺麗でアクセントにもなっているイラスト、随所のある詩を読むところ、主人公の深い愛、力強いテーマなど、魅力もたくさんありました。 主人公を忠実に再現するように、資料を読み込んだり、非常に努力したであろう冲方さんには、今回も感服しました。 | ||||
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