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モンテ・クリスト伯
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【この小説が収録されている参考書籍】
モンテ・クリスト伯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全198件 181~198 10/10ページ
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モンテクリスト伯が復讐を遂げるものたちへ、次々と親睦を深め復讐の地固めをするのがこの巻の醍醐味です。 お勧めの内容は”桃を食い荒らす山鼠から園芸家を助ける方法”など、この時代の作品にしてはなかなか内容をひねったタイトルだなと、感心しますよ。 | ||||
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モンテ・クリスト伯が復讐を遂げる最終巻です。 人間の欺瞞、高慢、驕り、妬み、嫉みを見続けてきたモンテ・クリスト伯だからこそ最後に希望し信じることの大切さを説くことができたのだと、感心することの多い巻です。ただ、書かれていたのが19世紀ということもあるので医学的に少々無理やな部分があったりします。と、言うわけで星は3つですがとても面白い作品であることは変わりません。 | ||||
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初めて読んだデュマの作品です。 これを読んですっかりデュマファンになってしまいました。 嫉妬や出世欲の犠牲となって、無実の罪で投獄されたエドモン・ダンテスの悔しさ、怒り、絶望が痛いほどに伝わってきます。 偶然にも隣の牢に聡明な司祭がいた事はダンテスにとって幸運でした。 周りから見放されてしまったときに受ける温情ほど、貴重なものはありません。二人が親子のような感情を持ったのも当然といえましょう。 それにしても14年は長い。 その間に気力を失わなかったダンテスもたいしたものです。 ダンテスが絶望的な状況からいかにして脱出するのか、そして自分を陥れた者達にどのようにして復讐を果たすのか。 長い小説ですが大変面白かったです。 次が気になって止まらなくなります。 ぜひ、ぜひ読んでみてください。 | ||||
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この巻では、伯爵が復讐へむけて、着々と準備を進める様子が語られます。 新たに登場する人物たちは伯爵の復讐とどのように結びつくのか? オートイユの邸宅での晩餐会に出席したヴィルフォールは そこで何を感じたのか? 期待を膨らませる構成となっています。 また、合間にマクシミリアンとヴァランティーヌの話。 ヴァランティーヌと1巻に登場したノワルティエ老人の話などが織り込まれ、 後半に向けての物語の盛り上がりを期待させてくれます。 あなたは、マクシミリアンのような恋をしたことはありますか? ヴィルフォールのような後ろめたい出来事はありませんか? 前者なら、素敵なことですね。 後者なら・・・あなたにも伯爵のような人物の手が伸びているかもしれませんよ。 | ||||
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この巻でやっと、モンテクリスト伯爵(ダンテス)とメルセデスとの会話が 行われます。伯爵は当然、自ら名を明かすことはしませんが、 2人の会話中にける心の奥を考えると、感動的でつらいシーンです。 勿論、その間にも復讐の歯車は回り続け、フェルナン(モルセール伯爵)の ジャニナにおける悪事が新聞紙上をにぎわせたり、 ヴィルフォール家では謎の毒殺事件がおきたりと、事件も豊富。 ただ、そのどれも伯爵が手を下したわけではなく、これでもまだ、 伯爵にとっての復讐ではないのです。 メルセデスと伯爵の2人だけでの会話の意味は? カルヴァンカンティと、カドルッス、2人の悪党はそれぞれ何を思うのか? ジャニナ通信はモルセール家に何をもたらすのか? 前巻での伯爵の仕掛けがどのように動き始めたかをご確認ください。 | ||||
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この巻でじっくりと時間をかけて読者を巻き込んできた物語は一気に クライマックスへ向けて走り出します。 アンドレアの罠にはめられ、モンテクリスト伯爵邸へ乗り込んだカドルッス。 彼は死に際して、何を見、何を考え、何を行ったか? ジャニナ通信に端をはっし、伯爵へと決闘を挑むアルベール。 そのことを知り、伯爵の下へメルセデスが駆けつけます。 そして、メルセデスの口からついに「エドモン」の名が・・・。 伯爵は復讐をあきらめるのか? アルベールと伯爵の決闘の行方は?そしてフェルナンは? ダングラールに取り入って、まさに結婚式を挙げんとしたとき、 アンドレアに何がおきたのか? ご期待ください。 | ||||
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前巻の興奮と勢いをそのままに、ついに物語も終焉を向かえ、 最大の見せ場となるのがこの巻です。 前巻で、見事金だけ持って逃げおおせたダングラールはどこへ? アクシミリアンと、ヴァランティーヌの恋の行方は? 死に瀕したヴァランティーヌは、そしてノワルティエは何を見たか? ヴァランティーヌの死にマクシミリアンは何を思うのか? ヴィルフォールは自らの邸宅における毒殺事件にどう決着をつけるか? 伯爵のアンドレアに対する処遇は? 復讐を終えた伯爵は? 壮大な物語、その間に張り巡らせられた幾重にも重なる点と線が この巻でひとつに。でも、だからといって興奮につられて 飛ばし読みは厳禁です。「待て、而して希望せよ!」 | ||||
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世の中にはいろいろな名作がありますが、 この作品はその中でも自信を持ってお勧めできる作品です。 7巻もありますので、ちょっと長いな・・・と、 手が出ない方もおいでかもしれませんね? 私もそうだったのですが、読み始めて気づいたらあっという間に読み終わり、 結局図書館で全巻読破を3回繰り返し、全巻を購入するまでにいたりました。 この秘訣は、起伏と奇知に富んだストーリィと、その途中途中に織り込まれた 歴史的事実のもたらすリアリティでしょうか? まずは1巻だけでも手にとってご覧になってはいかがですか? きっと、私のように気づいたときには全巻読破をなさってますよっ | ||||
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この巻では、ダンテスがいよいよ、 財宝の眠る島「モンテ・クリスト」島に到達し、財宝を発見。 メルセデスはじめ、父親の消息、そして自らを牢に追いやった者がだれかを 実際に確認し、恩ある人々に報恩をいたします。 クライマックスに続いて、ダンテスの愛があふれる感動的な巻といえるでしょう。 ダンテスはいかにして大富豪モンテ・クリスト伯爵へとなったのか。 お確かめください。 | ||||
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前巻の最後でダンテスは、ここから先は冷酷な復讐の鬼「モンテクリスト伯爵」 と、なることを誓うわけですが、 この巻はそこから数年後、伯爵がゆっくりと復讐の準備を行い、 周囲のヒトにはそのような気配も見せず、パリへと進出してゆくまで。 が、描かれます。 途中、イタリアの祭りの様子などが事細かにかかれており、当時の イタリアの雰囲気に酔いしれてみるもよし、 大山賊ルイジ・ヴァンパによる誘拐事件に手に汗を握るもよし。 伯爵へと成長したダンテスと、復讐の天使とは露知らず、大歓迎をする 周囲の人々の姿をお楽しみください。 | ||||
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この小説には、実に様々な登場人物が現れる。無垢で無知だったエドモン、憎悪に満ちて復讐に生きるモンテクリスト伯(後のエドモン)、エドモンなしで一人生きることができなかったメルセデス、嫉妬と金銭欲に狂うダングラール、自らの権力と名声を必死で守ろうとするヴィルフォール、愛に盲目になり、いいようにコントロールされるフェルナン・・・。一人一人が人間の現実をありありと描いている。その登場人物の性格は、実は自分や自分の周りにいる人たちの現実であり、読んでいて自らを振り返らずにはいられなくなる。人間の心を深く捉えたデュマに感嘆である。 | ||||
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悪巧みの得意な部下、恋のライバル、出世欲だけは旺盛な悪三人によって牢屋にぶち込まれた主人公エドモンド・ダンテスは古今東西の書物を喝破したフェリア司祭によって宝の在りかを教えられ、着々と悪玉に復讐を狙う・・・これが話の内容です。この本には恋愛、強姦、復讐、イタリアの素晴らしい風景!何でも有りの小説で、著作者のジュマも古代ギリシア・ローマからシェークスピアまであらゆる小説を喝破した博識です。この本に全て醍醐味が凝縮されています。つまりこの本は古今東西のあらゆる小説の上に成立しているのである。現代にアレクサンドル・ジュマが居てくれれば良いのに・・・と思ってしまいます。この本を買わないあなたは人生の半分を損しています。岩波書店はもっと出版すべきである。こんなに面白いのに! | ||||
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長大な巻数に読む前からうんざりしてしまうかもしれないが、実際読みはじめてみると、異常なリーダビリティーの高さによって、あっさりと読み終わってしまうことうけあい。 これに満足した方は「ダルタニャン物語」も一気に通読しましょう。 | ||||
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長大な巻数に読む前からうんざりしてしまうかもしれないが、実際読みはじめてみると、異常なリーダビリティーの高さによって、あっさりと読み終わってしまうことうけあい。 これに満足した方は「ダルタニャン物語」も一気に通読しましょう。 | ||||
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長大な巻数に読む前からうんざりしてしまうかもしれないが、実際読みはじめてみると、異常なリーダビリティーの高さによって、あっさりと読み終わってしまうことうけあい。 これに満足した方は「ダルタニャン物語」も一気に通読しましょう。 | ||||
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「待て、しかして希望せよ!」…最後の伯爵の言葉。 こんなすてきな言葉があったことを日々の諸事に振り回されて忘れてました。この一言に集約される、それまでの壮大なドラマは圧巻です。自信を持っておすすめできる作品の一つです。 子どもの頃、ふりがなをふってもらいつつ全巻読み通したのが、この岩波文庫の「モンテ・クリスト伯」。初めての大作を読み切ったという達成感と、それ以上に内容に感動したことは忘れてはいません。以来、私にはとてもとても大切な作品となっています。文庫7冊というと、「長い!」と思うかもしれませんが、あっというまに終わっちゃいます。 | ||||
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長い小説なのにあっというまに読んでしまいます。ストーリーの中に入り込んでしまい大変な感情移入をしてしまいます。最後のシーンをいつまでも忘れられません。この小説を読まずして死んだらものすごく損、みんなも読んでくれーとおせっかいにも叫びたくなるような本です。映画ショーシャンクの空にとかいろいろいな刑務所脱走、復讐もののタネ本となってきたものではないでしょうか。 | ||||
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この話は思いっきり復讐の話です。主人公の立場に立てば当然の復讐なのですが余りに酷い。自分の幸福を奪い取り、不幸のどん底に突き落とした相手を彼は容赦なく襲います。それも、自分が誰であるかを隠しておいてです。相手はなぜ自分がこのような不幸に陥るのか分からないまま復讐を受けます。しかし、最後には自分が過去に犯した罪に気付かされるのです。ほっておけば、彼がどこまで復讐を続けるか分かりません。しかし、やはり彼をその地獄から救い出すひとりの女性が現れます。彼女は、彼の復讐に気付いた時自分が彼についていかない代わりにそれら復讐の対象者であった人達を許すよう頼みます。それで彼はかつて奪い取られた婚約者を手に入れることができるのです。話には色々な登場人物が出てきます!が、彼女ほどけなげで優しい人はいません。彼女のお陰で彼は20年にも渡る復讐劇を終わらせることができるのです。私はこの本が好きです。復讐はよくないことですが、この世で他人を犠牲にして幸せを得ている人がいる中誰かそれらの人に罰を与えるような人がいてくれたらと思うのです。また、自分のちょっとした行いで傷つく人がいるということ、一度傷ついた心はそう簡単には元に戻らないことが分かりました。時代は違いますがこの本を読むことによって自分のこれまでの人生、これからの人生について考え直すことができます。 | ||||
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