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モンテ・クリスト伯



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モンテ・クリスト伯の評価: 4.39/5点 レビュー 199件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.39pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(3pt)

復讐シーンは圧巻

悪い奴は、やはり、ひどい目に遭わないといけない。メルセデスの、母親としての想いや、いかに。
モンテ・クリスト伯〈6〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈6〉 (岩波文庫)より
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No.17:
(3pt)

動き出したか

登場人物の整理が、まだ、できていない。登場人物の整理ページがあった方が良い。
モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)より
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No.16:
(3pt)

序盤は面白い

序盤だけなら世界文学のなかでもトップクラスに面白いかも。
第二巻以降の冗長さが異常。読むなら抄訳バージョンがおすすめ。
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)より
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No.15:
(3pt)

ストーリーに戻れなかった

二巻で、牢獄を脱出した後から、話の展開がわからなくなり、そのまま、よくわからないまな、三巻も終わった。登場人物が、どういう人か、くらいの説明は、あっても良いな。
モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)より
4003253337
No.14:
(3pt)

話に付いて行けなくなった

途中から、話しがわからなくなってきた。ここまで、外国文学にしては、ちゃんと、登場人物にも追い付いていけたのだが。取り戻せるか。
モンテ・クリスト伯〈2〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈2〉 (岩波文庫)より
4003253329
No.13:
(3pt)

途中

今の読んでる途中です。
モンテ・クリスト伯〈7〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈7〉 (岩波文庫)より
400325337X
No.12:
(3pt)

新訳を求む!

本作は、大デュマによるフランス文学不朽の傑作云々といった仰々しい枕のために、敷居が高いと思って遠ざける人は少なくない。しかし、原作の舞台であるフランスから遠く離れた日本においても、アニメやTVドラマなどで絶え間なくリメイクや翻案された作品が発表されることが示すように、とにかくムチャクチャ面白い。この点は、すでに多くのレビュアーが指摘している通りである。

ただ、岩波文庫の翻訳の賞味期限が切れていることも事実。とにかく、擬古文体にも見えかねない漢字表記が多すぎる。ここを我慢しさえすれば、この作品の無類の面白さに浸れるわけだが、少なからぬ若い読者にとっては拷問だろうし、ここで挫折しても何らおかしくない。おまけに、本作はいたるところで歴史上の人物を参照しているが、その人物名を日本人にもなじみのある発音ではなく、フランス風の発音そのままに日本語表記しているので、わかりづらいことこの上ない(e.g. セザール・ボルジア(チェザーレ・ボルジア)、ロキュスタ(ロクスタ)、アグリピーヌ(アグリッピナ)など)。これは、訳者の怠慢だろう。こうしたことを考えて、本作の内容は星5個どころか10個つけても何の問題もないが、翻訳の問題故に星3つにした。岩波は古い翻訳を維持するのではなく、新進気鋭のフランス文学者を雇って、より分かりやすい表現の新訳を出してほしい。
モンテ・クリスト伯〈5〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈5〉 (岩波文庫)より
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No.11:
(3pt)

途中まで面白かったんですが・・・。

なんだか最後は、オヤジの夢?みたいになってしまって、ちょっとがっくり。
なんだ、結局男の願望はそこにあるのかって感じでした。
メルセデス親子の事なんか、どうでもいいのね。まあ、メルセデスも若くないしね。
モンテ・クリスト伯〈7〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈7〉 (岩波文庫)より
400325337X
No.10:
(3pt)

文学性はあまりない アニメもおすすめ

エドモン・ダンテスは、明るい未来を約束された素朴な好青年でしたが、彼を妬む人たちの謀略にはまり、無実の罪で投獄されます。奇跡的に脱獄を果たした後、全くの別人(モンテ・クリスト伯爵)に変貌を遂げます。超人的な知性と教養、巨万の富を武器にして展開される復讐劇の、精緻にしてあざやかな手腕に思わず酔いしれながら読むのですが、あまりにもできすぎていて現実離れしている感が否めません。
ストーリーは波乱と起伏に富み、息もつかせない展開で、面白さに関してはこの上をいく小説はなかなかありません。
とはいえ、これは復讐物語。
勧善懲悪(よい人には恩返しもします)、単純です。
全7巻、
エンターテイメントの最高傑作
と割り切って読めば、かなりの充実感を得られること間違いなしですが、文学性に関しては微妙です。

いっそのことエンタメと割り切るならば、私はアニメ「巌窟王」
をおすすめします。

原作におけるリアリティの稀薄さが、アニメでの独特な設定により(気軽に月まで旅行出来るような未来)、現代人の感覚に馴染みやすくなっています。

10年以上も前のアニメですが、画像が美しく、これはとてもおすすめです!
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)より
4003253310
No.9:
(3pt)

伏線のサイドストーリーの放り込み方が雑

原作の問題になるのでしょうけど、2巻と同じく3巻でも、終盤にて、家令(召使い)の身の上話が延々と続きます。作者の代役として家令に伏線を語らせているのでしょうけど、登場人物が語っているにしては、通常の文体とそれほど変わらい詳細な物語調となってて不自然。19世紀の小説なので仕方ないという所でしょうか。

この第3巻では、復讐の下準備までであって、ネチネチとした陰険なイビリを除けば、復讐という復讐はまだ始まりません。モンテっちがドラキュラ伯爵のようにも描かれている所や家令のビビリ方など笑える所もあります。全てを一度奪われた者の復讐でなければ、モンテっちは完全な悪人です。。。

文章の中に散りばめられた名言や他の作品名などが無学者には参考になります。
モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)より
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No.8:
(3pt)

ロンドンホテルの亭主の話が長すぎ。。。

原作の問題でしょうけど、宿屋の亭主の話が終盤に不自然にも延々と続く。山賊たちの背景を亭主に語らせる形で説明しているのだろうけど、あまりにも長過ぎてあまりにも不自然。違和感が半端無かったです。これだけの突然の長話しには、辛抱強いモンテクリスト伯でさえきっとブチ切れるのではないでしょうか。。。3冊で収まってる岩波少年文庫のモンテクリスト伯を読んだ方が良いのかなと思えて来ました。。。デュマ自由人過ぎ。。。

この第二巻の物語では、悪政下では政を行う者たちが真の犯罪者であり、モンテクリストのように冤罪という磔刑に苦しむ人達、ギリシャ神話のシジフォスやタイタンのように転落する人達、を放って置けず、神曲のダンテのように地獄を見てきたモンテクリスト(基督山、キリスト山の意味)がそういう人達、密猟者や山賊などまで、をその財力でもって救出する活動を始めます。そうする中でいつの間にか地中海及び地中海沿岸の裏社会の中では、彼を知らぬ者無しという程に「船乗りシンドバット」という呼び名の正体不明の謎の有名人となります。

「富を望むのはダンテスの罪ではない、罪は神にある」、という言葉が印象的でした。
モンテ・クリスト伯〈2〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈2〉 (岩波文庫)より
4003253329
No.7:
(3pt)

普通です。

普通です、若い為アニメの方が入り口としては入りやすかったです。
アニメはファンです。
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)より
4003253310
No.6:
(3pt)

フランスの大衆小説

まさに「神の如き」ヒーローと息もつかせぬストーリであっというまに7巻を読了しました。
結末はいかにも大衆小説らしい終わり方。登場人物の個性がどうの、時代を反映して
いるのどうのをいう小説ではない。吉川英治の『宮本武蔵』といったところ。イギリスの
推理小説、中国の『聊斎志異』のごとく読書の醍醐味は味わえるが、それ以上ではない。
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)より
4003253310
No.5:
(3pt)

待て、しかして・・・

19世紀フランスの小説家アレクサンドル・デュマ(デュマ・ペール、1802-1870)の代表的長編小説、1841-1845年執筆。19世紀のフランスはしばしばその政体を変えており、物語も第一帝政・復古王政・百日天下・七月王政という歴史的情況を重要な背景としている。

  □

1815年、ルイ18世の復古王政下。エドモン・ダンテスが、人生の幸福から一転、ナポレオンの「百日天下」に巻き込まれるような形で政治的謀略に嵌められて無実の罪を着せられ、牢獄に幽閉されるまでを描く。筋の起伏が明白かつ豊かで読んでいて実に楽しい。特筆すべきは、やはり獄中に於ける老学者ファリアとダンテスとの遣り取りだろう。ファリアは獄中で且つ病魔に侵されながらも、脱獄の為の諸計算やその実行に必要な様々な工具類や縄梯子、更には精密な日時計や紙・ペン・インクそしてロウソク等々を気の遠くなるような長い時間と絶えること無き創意を重ねて作り上げていた。そればかりでなく、様々な言語の単語帳を作って勉強したり、持ち前の学識を用いてイタリア統一に関する大論文まで執筆しているというのだから驚く。舌を巻いたダンテスから「紙とかペンとかインクとか、それをおもらいになったのですか」と尋ねられてファリア曰く、

「いや。わしがつくった」

痛快な一言。不撓不屈の精神と強靭な知性(「順序は、あらゆる問題にとっての鍵だ・・・」)に、清々しさを覚える。そして、ダンテスが陥った謀略の真相をファリアが次々と暴いていく過程は探偵小説の如く(「・・・、犯人を見付けるためには、まずその犯罪によって利得する者を求めよ!」)、また旧家の財宝の秘密を探ってモンテ・クリスト島を暗号解読さながらに導き出す過程は冒険小説の如く、読んでいて胸が躍る。

  □

1829年、投獄より14年を経て、脱獄。この有名な脱獄場面は、読む者にまさに冒険活劇の興奮を与える。その後、モンテ・クリスト島の財宝を手にし、故郷へ。そこで、父の既に亡きこと、14年前に自身を陥れた者たちによる謀略の真相と彼らのその後、許嫁の行方、そして昔日の恩ある船主モレル氏の窮状を知る。嘗ての雇い主であり庇護者でもあったモレル氏に対するダンテスの恩返しは、モレル氏が困窮の最後に於いてまで家族や部下の船員たちに失うことなく示し続けた気高く腹蔵無き真の愛情とともに、読む者に大きな感動を与えるだろう。

脱獄を果たしたダンテスの相貌は、「眼には深い悲しみがしめされ、その悲しみの底からは時折、世を厭う心と憎悪の心との暗澹たる閃きが迸り出て」、「自分自身にさえ自分がわからないのだった」。ダンテスは、この世が、神の存在のもと善悪が真っ当に報われる"最善"の世界ではないことを痛感し、神に代わって神が為すべき正当なる報いを実行しようと決意をした。「・・・、遅かれ早かれ、正直者にはたしかにお賞めがありましょうし、悪いものにはきっと報いがありましょう・・・」。これは実に畏怖すべき決意である、人間が神に取って代わろうと、人間自身が決意するのだから。ダンテスにあっては、最早、ライプニッツ(1646-1716)が唱えた「弁神論=世界最善説・予定調和説」など全くの無力である。ここに、ヴォルテール(1694-1778)によるライプニッツ批判(『カンディード』など)を通過して、神に対する奴隷状態からの、人間の倨傲とも呼ぶべき自律の兆候が読み取れる。善への報い(モレル氏への恩返し)が果たされれば、残るは悪への報いのみである――神ならぬ人間が為すそれは、「復讐」と呼ばれる。人間が神に代わってその役割を果たそうとするとき、人間は、次第に唯名化していく神という観念から自律しようとするとともに、人間性という観念をも超え出てしまいかねない。

「なさけよ、人道よ、恩義よ、さようなら・・・・・・人の心を喜ばすすべての感情よ、さようなら! ・・・・・・私は善人に報ゆるため、神に代わって行った・・・・・・さて、いまこそは復讐の神よ、悪しき者を懲らすため、御身に代わっておこなわしめたまえ!」

  □

エドモン・ダンテスはモンテ・クリスト伯爵を名乗り、巨万の富をその力の背景として、復讐の鬼神となって、パリへ、モンセール家へ、ダングラール家へ、ヴィルフォール家へ、入り込んでいく。そこは「価値ありげな顔をせよ、しからば世間も価値をつけよう」という欺瞞の準則が罷り通っている俗物社会だ。効率的な利益の獲得という即物的な無内実を糊塗する為につけられる仮面。仮面の下が虚無であることを自他に対して欺瞞的に隠蔽する為だけの仮面。目前に迫った死がその仮面を剥ぎ取る段になって初めて、仮面の下には何も無かったということが、他ならぬ自己自身に対して突きつけられるだろう。仮面は、その下が実は虚無でありながらさもそこに意味ある何かが存在するかのように仮構する為のものでしかないが、こうした俗物"界(champ)"にあっては当の仮面そのものが内実そのものであるかのような倒錯が起こるだろう。「社交"界"」とは、そうしたルールに則ったゲームだと云える。

人間が神に取って代わろうとするとき、逆説的に、当の人間は悪魔じみてくる。

「『わたしは、いままで神の摂理という言葉を聞かされていた。だが、それを見たこともなければ、またそれに似たようなものさえ見なかった。したがって、わたしは、それが存在しているとは思わない。わたしは神の摂理そのものになりたい。なぜかというと、わたしの知っているかぎり、この世においてもっとも美しい、偉大な、そして崇高なことは、自分の手で賞罰を与え得ることにほかならないのだから』。すると、悪魔は、首うなだれて、溜息をつきました。『・・・。わたしがお前のためにしてやれること、それは、お前を神の摂理の使徒の一人にしてやることなのだ』。取引はできました」
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)より
4003253310
No.4:
(3pt)

とにかく文章がくどい5巻までが、我慢の限界でした。岩波さん翻訳代をケチらずに新しくしたら・・・・・・

読者の皆様くどくどと続く文章にお覚悟ください。出来ましたらお読みになる前に登場人物の概要を手に入れてから始めるのがよろしいかと。
原作がそうだからと言われれは゛なるほどですが、翻訳が古すぎるとではないかとおもいます。今どき一尺何寸とは恐れいいりました。
第1巻は面白い第2巻もまあまあ3.4.5.上記の通りの感想です。新訳は村上春樹さんにおねがいします。
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)より
4003253310
No.3:
(3pt)

時間が十分あるときに読みましょう

登場人物の名前と関係を覚えるのに一苦労。
しかしここでおろそかにすると先でついていけなくなります。
モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)より
4003253337
No.2:
(3pt)

良かった

価格の面からして結構読み込まれているのかと思いまいたが、思った以上に
良い状態で届きました。
モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)より
4003253337
No.1:
(3pt)

復讐を遂げて。

モンテ・クリスト伯が復讐を遂げる最終巻です。
人間の欺瞞、高慢、驕り、妬み、嫉みを見続けてきたモンテ・クリスト伯だからこそ最後に希望し信じることの大切さを説くことができたのだと、感心することの多い巻です。ただ、書かれていたのが19世紀ということもあるので医学的に少々無理やな部分があったりします。と、言うわけで星は3つですがとても面白い作品であることは変わりません。
モンテ・クリスト伯 (下) (岩波少年文庫 (505))Amazon書評・レビュー:モンテ・クリスト伯 (下) (岩波少年文庫 (505))より
4001145057

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