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モンテ・クリスト伯
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【この小説が収録されている参考書籍】
モンテ・クリスト伯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全199件 101~120 6/10ページ
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原作の問題でしょうけど、宿屋の亭主の話が終盤に不自然にも延々と続く。山賊たちの背景を亭主に語らせる形で説明しているのだろうけど、あまりにも長過ぎてあまりにも不自然。違和感が半端無かったです。これだけの突然の長話しには、辛抱強いモンテクリスト伯でさえきっとブチ切れるのではないでしょうか。。。3冊で収まってる岩波少年文庫のモンテクリスト伯を読んだ方が良いのかなと思えて来ました。。。デュマ自由人過ぎ。。。 この第二巻の物語では、悪政下では政を行う者たちが真の犯罪者であり、モンテクリストのように冤罪という磔刑に苦しむ人達、ギリシャ神話のシジフォスやタイタンのように転落する人達、を放って置けず、神曲のダンテのように地獄を見てきたモンテクリスト(基督山、キリスト山の意味)がそういう人達、密猟者や山賊などまで、をその財力でもって救出する活動を始めます。そうする中でいつの間にか地中海及び地中海沿岸の裏社会の中では、彼を知らぬ者無しという程に「船乗りシンドバット」という呼び名の正体不明の謎の有名人となります。 「富を望むのはダンテスの罪ではない、罪は神にある」、という言葉が印象的でした。 | ||||
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昨日まで貴族であった人がギロチンにかけられたり、ナポレオンの百日天下など、振り子のように社会的立場が幾度も入れ替わる恐ろしい世の中で、世間知らずの若いただの一等航海士に過ぎない主人公もまた例に漏れず、社会の渦に巻き込まれて、幸福の絶頂から地獄へと叩き落とされます。 翻訳が素晴らしく良く、シェイクスピアの悲劇の如く人物の内面の描写など非常に読み応えがあり、近代小説とは一線を画していると思います。英語版も読んでみたいです。お勧め。旧漢字・難読漢字が散見するので辞書片手にどうぞ。 | ||||
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アニメ「岩窟王」は、この2巻の中ほどからとなります。エドモン・ダンテスが良くしてもらった方々にお礼をし、無実の罪を着せたものに復讐を誓う。というあと、アニメの冒頭、謝肉祭のシーンです。 | ||||
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アニメ「岩窟王」を見て、詳しく内容が知りたくなり、この本を購入。 アニメでは「なんでわかったんだろう?」という疑問を、小説ではこと細かく書かれています。 | ||||
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レビューで、50Pほど読めたら大丈夫とあったのですが、私は100Pほど、努力を要しました。 しかし慣れてくれば、一気読みでした! 1巻はエドモン・ダンテスが脱獄するまでを書いてあります。 どうやって彼がモンテ・クリスト伯になるのかは、2巻からですかね?2巻を早速買います。 | ||||
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今どきの小説よりもとても読みごたえがありました。主人公が様々な陰謀を企て、自分を陥れた人たちを罠にはめていく過程で、その哀れな末路をみて自分の復讐心満々の気持ちがだんだん、薄らいでいき、最終的には思いとどまるようになったのが、正直、人間は鬼にはなり切れないのだなあと思って安心しました。 | ||||
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今どきの小説よりもとても読みごたえがありました。主人公が様々な陰謀を企て、自分を陥れた人たちを罠にはめていく過程で、その哀れな末路をみて自分の復讐心満々の気持ちがだんだん、薄らいでいき、最終的には思いとどまるようになったのが、正直、人間は鬼にはなり切れないのだなあと思って安心しました。 | ||||
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今どきの小説よりもとても読みごたえがありました。主人公が様々な陰謀を企て、自分を陥れた人たちを罠にはめていく過程で、その哀れな末路をみて自分の復讐心満々の気持ちがだんだん、薄らいでいき、最終的には思いとどまるようになったのが、正直、人間は鬼にはなり切れないのだなあと思って安心しました。 | ||||
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今どきの小説よりもとても読みごたえがありました。主人公が様々な陰謀を企て、自分を陥れた人たちを罠にはめていく過程で、その哀れな末路をみて自分の復讐心満々の気持ちがだんだん、薄らいでいき、最終的には思いとどまるようになったのが、正直、人間は鬼にはなり切れないのだなあと思って安心しました。 | ||||
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今どきの小説よりもとても読みごたえがありました。主人公が様々な陰謀を企て、自分を陥れた人たちを罠にはめていく過程で、その哀れな末路をみて自分の復讐心満々の気持ちがだんだん、薄らいでいき、最終的には思いとどまるようになったのが、正直、人間は鬼にはなり切れないのだなあと思って安心しました。 | ||||
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今どきの小説よりもとても読みごたえがありました。主人公が様々な陰謀を企て、自分を陥れた人たちを罠にはめていく過程で、その哀れな末路をみて自分の復讐心満々の気持ちがだんだん、薄らいでいき、最終的には思いとどまるようになったのが、正直、人間は鬼にはなり切れないのだなあと思って安心しました。 | ||||
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今どきの小説よりもとても読みごたえがありました。主人公が様々な陰謀を企て、自分を陥れた人たちを罠にはめていく過程で、その哀れな末路をみて自分の復讐心満々の気持ちがだんだん、薄らいでいき、最終的には思いとどまるようになったのが、正直、人間は鬼にはなり切れないのだなあと思って安心しました。 | ||||
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この「少年少女文庫」版のモンテ・クリスト伯は素晴らしい。なにせ、公開処刑、ドラッグ、山賊というアウトローの大活躍など、子供版では時にしてカットされる部分をきちんと描いている。当時の歌劇場が今のようなかしこまった音楽鑑賞の場ではなく、ある意味デートコースや出会いの場だったこともわかるし、短縮版とはいえ、原作の面白さ、当時の時代背景や事件とストーリーとの関係、この物語の大元となった実在の事件、デユマの生涯などについても解説で大変わかりやすく書かれている。もっとも、当たり前と言えば当たり前で、本書は子供版というより、もともとかって縮刷版として旺文社から出版された上下二巻をベースにしていると後書きで書いてありました。 子供はわくわくして読むだろうし、ある程度大人になってから、大部の岩波文庫を読破する時間がない大人も、この本を読むと、例えば公開処刑の場で、一人が処刑直前に放免されたとき、もう一人が絶叫して抗議するありさまと、それを解説するモンテ・クリスト伯の冷厳な言葉に、聖書にしるされたキリストとバラバのどちらかを赦免するシーンの強烈な逆説を感じることもできるだろうし、ドラッグことハシッシュを若者が味わうシーンの対話に現れた19世紀ヨーロッパの強烈な東洋趣味、後半のヴィルフォール検事の妻がある意味マクベス夫人のパロデイでもあること、この復讐劇全体が、たぶんデユマが子供の頃に読破し、また愛したシェークスピア、特にかなり俗悪な感じで毒々しく演出されたそれの影響下にあることも感じさせます。個人的には、この上巻に収められたファリア神父の人格的偉大さと、彼によってダンテスが「モンテ・クリスト伯」という人間に昇華されて行く過程、そして彼が最初に、自分を隠して、自分を最後まで信じその父の面倒も見てくれたモレル氏を破滅から救うシーンが泣ける。 やっぱり、これはいまさらながら名作。でも、この三冊以上に短縮してしまっては今書いたような部分はそぎ落とされてしまう。個人的には、大人も子供も、一生手元に置いておける作品です。 | ||||
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邦訳で一番の評価のある本なので注文しました。 読みやすいです。 | ||||
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「巌窟王」としても知られる話です。とても面白いので、長いですけれどあっという間に読めます。 | ||||
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『三銃士』(角川文庫)と『モンテクリスト伯』は個人的には武村さんの翻訳版がベストです。 思えば『三銃士』の後書きで、ダルタニャン物語三部作を全巻翻訳したいとの抱負を述べておられましたが今となってはかなわぬこととなりました。 『モンテクリスト伯』(岩波少年文庫)は全訳版でないことが残念ですがストーリーの本質が的確に要約され何度読み返しても巻を置かしめぬ面白さだと思います。 ハードボイルドの原点がここにあるといったら言い過ぎになるでしょうか。 | ||||
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世界で一番面白い本です。 物語の大半はパリが舞台になりますが、この本の隠れた主役、主舞台は地中海とそこで生活する人々。 スペインからプロヴァンスに移民してきたカタロニヤの人々、 地中海の海賊、密輸入者たち、 ガリア戦記に読みふけるローマの山賊の首領、 スパダの財宝、 ギリシャのアリーパシャ、 ローマの謝肉祭、 そしてコルシカの鬼ナポレオン。 文章(訳文)も重厚で申し分なし。素晴らしい翻訳です。 (ただ、フランス語原典と比較すると、誤植(鐘とすべきところが鏡となっていたりします)や誤訳と思われる個所も少なからずあります。 たとえば、シャトーディフを脱獄したダンテスが密輸船に助けを求める場面では、逆風に向かって進む帆船の航法に関する知識を訳者が持っていなかったことに起因すると思われる誤訳があります。 密輸船は向かい風の方向にすすむために、ジグザグに航行しているわけですが、そのような解釈が訳文では脱落し、陸に沿って航行する、というような誤訳となってしまっています。 そのため、なぜ船がダンテスに対して、近づいたり遠ざかったりするのか、その根本的な理由があいまいになってしまっています。 また、なぜ密輸船の船長がダンテスの操舵の腕前を高く評価することになったのか、についても今一つあいまいになってしまっています。それまで、向かい風に対してどちらかというとおそらく鈍角でジグザグに航行して目的の方向に進んでいた船を、(向かい風に対して)可能な限り鋭角で一直線に進むように操舵する(この場合、帆の操作は一層難しくなり、また、船も大きく傾くことになります。)ダンテスの操舵を見て、船長は脱獄者かもしれないダンテスをそれでも船員として迎える決断をするわけです。) ただこれも今から50年前、洋書の入手も今ほど容易でなかった時代の翻訳であることを考えると致し方ないかもしれません。むしろ訳者の翻訳の苦労に頭が下がる思いがします。) 死ぬまでに何度も読み返したい小説です。 | ||||
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普通です、若い為アニメの方が入り口としては入りやすかったです。 アニメはファンです。 | ||||
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本書のことは知っていましたが、30歳過ぎて手に取りました。 十代の時に読んでおかなかったのが悔やまれますが、 大人になった今でも「まだこんな読書体験ができるのか」といった嬉しい発見がありました。 寝食を忘れて読みふけるような本に、久々に出会いました。 これは、今までに読んだ本の中で、一番面白い本かもしれません。 1844年に発表された本ですが、古くささは全く感じないので、 読みやすく、感情移入しやすいです。 全巻読み終わった時の寂しさと言ったら…! 少し時間をおいて二周目に入りたいと思います。 | ||||
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200年も前にこのように驚くべき小説が創作されていたとは驚きであった。 現代の氾濫する小説の数々を合わせても、この本の面白さと壮大さに匹敵するものは思いも浮かばない。 | ||||
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