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ザ・カルテル
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ザ・カルテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 1~20 1/3ページ
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破れあり。最悪。商品管理きちんとしてください。 | ||||
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破れあり。最悪。商品管理きちんとしてください。 | ||||
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どうにか読み終える。 上巻の感想文の最後に「小説というより実録モノに接する感じでページを繰るのが良いかもしれないな。」と書いたが、虐殺場面の凄まじさと連続に、「ホラー小説に接する感じで」に改めた方がよいかなと思った。 そこまでして、作者が訴えたかったことはなんなのか。 書名となっているカルテルは、麻薬製造を行う組織を指し、カルテル同士の争いを本書では描いているのだが、米墨の政府、機関、企業などが麻薬ビジネスを成り立たせる大きなカルテルであり、争っているそれぞれのカルテルはその歯車でしかない。 カルテル同士の争いに巻き込まれるフツーの人々はどこかに付くか死ぬかの二択。 殺される場面は、ここでは書けない無惨な扱い。 読んでいて、巨大なカルテルへの怒りも増さず、(正邪は別として)登場人物への思い入れも深くならず、なんとも後味が悪い。 | ||||
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『犬の力』の続き。 メキシコの麻薬王を獄中の者とした捜査官は前線から姿を消していたが、麻薬王は脱獄、捜査官の首に賞金をかける。 二人の戦いと共に、元麻薬王の復権に向けての麻薬カルテル間の争いが描かれる。 長い。 面白くないわけではないが、読み続けるのに結構苦労する。 好きなタイプの設定だし、大小のエピソードが取り揃えられてもいるのだが、一本調子というか。 登場人物たちの個性が前作より薄まっていて、感情移入しづらいからかもしれない。 次作『ザ・ボーダー』(本作よりさらに分厚い)を買ってしまっていることもあり、下巻も当然読むのだが。 小説というより実録モノに接する感じでページを繰るのが良いかもしれないな。 | ||||
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報道やドキュメンタリーでメキシコ中南米の麻薬カルテル抗争の凄まじさは否が応でも情報で入ってきますが、その悲惨さと壮絶さのボーダーを軽く超えてくる内容。 麻薬取締局のアート・ケラーを中心とした、アメリカ、メキシコにまたがる正義を行使する側と、麻薬カルテル側、それに巻き込まれる人々の群像劇で物語は進行する。 登場人物は膨大な数にのぼるが、それらが複雑に絡み合い結びつき、それぞれの結末まで描かれる。ページ数も多いですが、無駄な展開や脱線はなく、むしろストーリー展開を凝縮して濃密化されたかのような印象。殺されてしまう人やその凄惨な手口と描写で一節を読むだけで重いドッとした疲れを感じます。 カルテル同士の抗争、麻薬取締局側との対決も一筋縄でいかなく、アメリカ、メキシコ各国政府の警官や高官の汚職買収も巻き込んだ壮大なストーリ展開も巧みで、最後まで手に汗を握りながらも目が離せなかった。 | ||||
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『犬の力』ですっかりドン・ウィンズロウのファンになりその続刊にとりかかったが、期待を裏切らないおもしろさだった。内容紹介にある多数のコメント通り。1200ページ以上に及ぶ長編で、ここ1週間以上この世界に浸りきっていたので、この後は何を読んでも物足りなく感じそうだ。ちょっと間を空けなくては。 あえて難を言えば、スリルとサスペンスに満ち満ちている中、ジャーナリストの場面(特に上巻ラスト70ページ)は若干退屈感があった。また、マリソル(アート・ケラーの恋人)には、女の立場から見てもイラついた。勇気や行動力は立派だけど結局手間をかけてるのよね、と。それもケラーをはじめ優秀な部隊の人たちの貴重な時間と労力を。感情的だと言っていることが矛盾だらけになるし(下巻460ページ)。 ――しかし全体内容のすごさにより、それらが評価を下げるほどではない。それほどの超大作なのだ。 他のレビュアーが述べているが、本作は文庫本で読んだ方がいいと私もつくづく感じた。最近では場所を取らないkindle書籍を優先して購入しているが。メキシコ系なので登場人物の名前を憶えにくい上、その数がかなり多い。さらに場面を戻って確認することもちょくちょくあり、このような大長編である場合、文庫本の方が絶対探しやすいのだ。 | ||||
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帯には各メディアやらスティーブン・キングやらの絶賛の声があったため、「犬の力」から引き続きで読んでみましたが..これ本当に良いんです?登場人物は類型的で浅薄。長編を埋めていくため、ただ駒として動かされているようにしか感じられません。でも、レビューでは高評価が多く、きれいにF字型分布を示しています。歳のせいで当方のフィクションを読む感性が相当すり減っているのかもしれません。だとしたら、悲しいです。 | ||||
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本作は新規参入者で我々が知る麻薬戦争に近接し、規模を広げ凝縮した怒りで編まれたギャング映画だ。 | ||||
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本作は新規参入者で我々が知る麻薬戦争に近接し、規模を広げ凝縮した怒りで編まれたギャング映画だ。 | ||||
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一体何人の人間がこの小説の中で殺されたのだろう? 麻薬「戦争」なのだから仕方ないのだろうが、あまりにも凄惨で無惨。果たしてこれを面白く読めたと一言で済ませていいのかという疑念。力作であることは間違いない。そこここにさりげなく名言がある。 | ||||
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迫力ある内容かと思います。 マフィア、麻薬の話といえばこうでしょう、という期待通りの内容でした。 | ||||
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麻薬、マフィアといえばこんな感じでしょう、という内容で面白く読めました。 | ||||
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前作「犬の力」はDEA捜査官アート・ケラーと麻薬王アダン・バレーラとの一騎打ちを軸にして30年に及ぶ麻薬戦争を描いていたが、今回は二人に加えて麻薬カルテルの狂人リーダーが登場し、三つ巴の戦争となる。「犬の力」でアートとアダンの両名はそれなりに人間としての矜持を持っていたので、一般人が犠牲なることはそれほで多くは無かったが、今回登場した狂人リーダーは恐怖でメキシコを支配するために一般人も殺戮しまくる。もちろんフィクションなのである程度は盛っているところはあるかもしれない。ただ、以前に「ワイドナショー」というテレビ番組でメキシコからの帰国子女が出演していたとき、彼女がメキシコには行ってはならない場所があり、そこには人間の生首が並べてあると証言していたので、あながちこの小説に描かれている事はほら話ではなく、そこそこ平和な日本に住んでいる人々に想像できない地獄がこの小説には描かれている。 | ||||
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ってくらい無駄に長いしわかりずらい。読む気が失せる。引き込まれる文章ならいいが本当に必要か?って思う。つまらない。 | ||||
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ストーリー自体はいいけど、翻訳がひどい。 カタカナ語が多く使われているし、不自然な訳文が散見される。 | ||||
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何しろ様々な団体や人物が協力し、反目し立場を変えながら話が進んで行くので、巻頭の登場人物紹介に加え、関係図を更新しながら読んだほうがよさそうに感じました。特にメキシコ系の名前になじみがないと相当混乱しそうな印象です。 犯罪小説といえば無論日本においても良作は沢山あるとは思いますが、現代日本を舞台にする限りにおいては本作のようなレベルの過激さはさすがに現実離れしすぎてそれなりにリアリティをもった作品としては成立しないように思います。(そういえば月村了衛さんの機龍警察シリーズはかなり過激だけども、あれはちょっとSFだしな。) 勘定はしていませんが作中で千人は軽く超える死者がでていますし、しかもその死者も犯罪集団からだけではなく、一般市民も多く含まれています。それもただ殺害されるだけでなく過激な拷問。死体の損壊、遺棄、そこまでやりますか?といったレベルの暴力。 こんな内容がリアリティをもって読者に受け入れられてしまう南米社会の恐ろしさは日本に暮らしている限り想像すら難しく、平和な社会ってありがたいと改めて思った次第。 3部作なのになぜか第一部だけ電書化されてないのでやむをえず第二部の本書から。そのうち第一部も電書化されることを祈って次は第三部のザ・ボーダーに行ってみよう。 | ||||
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内容は麻薬カルテルに関する事項。謂わば詳細は別にしても概要程度は少々は理解済。何より長過ぎる。まったく長々とこれだけ書けたもの。国内の作家なら考えられない長文。項目を幾らかに分別して、別途の書籍にすればよかったのではないか? | ||||
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一番ヤベーのがカルテルでも、合衆国政府でもなくケラーだったというお話 | ||||
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メキシコの麻薬戦争を描いたドン・ウィンズロウによる一大叙事詩「犬の力」の続編。前作も相当なものだったが、こちらもまた圧巻。とにかく重い、ヘビー。読む者を圧倒する、と言っては陳腐な形容だが、とにかく容赦のない現実が突き付けられ、軽い気持ちで読み流すことなど不可能。これから読み始めようとする人は心してかかってください、でもまず前作「犬の力」から読んでください、2作続けて読んで、ぜひともその疲労感までも体感してください、と言いたい。 さて、この手の世界にありがちな「元特殊部隊員で現在は民間警備会社社員」が政府がらみの特殊作戦に従事する、というのはよく聞く話。それはDEAやCIAなどの政府機関が直接手を下すことはできないが実際上は必要、ということで実行されるわけだが、対する麻薬組織側にも似たようなタイプがいる。米国の特殊部隊に鍛えられた現地の特殊部隊隊員が軍を退職し、その知識と経験を活かして麻薬組織に高給で雇われるというものだ。必然的に(と言って良いのか)、彼らはその麻薬組織の中でも特に戦闘的なグループの一団となる。本作の中では「セータ隊」として描かれている。極悪非道の限りを尽くすと恐れられるが、もとをただせば先進国の特殊部隊が彼らを鍛え、「そのやり方」を教えたのではなかったか、という皮肉である。 過酷なまでに数奇な運命をたどる登場人物たちの群像劇は、前作に続いて本作でもやはり面白い。 | ||||
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各登場人物の魅力、ストーリーの面白さ等、穴が無く何度も読み返してしまう作品です。 「犬の力」の続編となりますが、読んでいなくても 「ここまで互いに執念をぶつけ合う二人は、そりゃ過去に色々あったんだろう」 と嫌でも想像がつくので、内容を理解する上では問題ない気がします。 ただし、メキシコ麻薬戦争がどういう歴史を辿ってきたのか? という点では前作から読んだ方が理解が深まります。 長大な作品であり様々な語り口が存在するはずですが、 個人的には終盤近くにあるジャーナリストの独白によって明かされる タイトルの意味が印象深く、この作品の世界の業の深さを物語っているように感じました。 | ||||
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