ぼぎわんが、来る
評判
ぼぎわんが、来るの評価:
3.97/5点 レビュー 282件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全550件 541〜550 28/28ページ
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ぼぎわんが、来るの評価:
3.97/5点 レビュー 282件。 B ランク
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敬愛する宮部みゆき先生や各選考委員のみなさんが絶賛されていたので、
勇気を出して読んでみました。
この怖さはグロイ怖さというより、エンタメの怖さ。血が出るから、人が死ぬから、ではない、
読者を魅了する怖さだと思いました。
1章のラストが一番怖いという声もありますが、個人的には、話し手の変わった2章が怖かった。
それぞれが正しいと思うことをしているのに、すれ違いがやがて憎悪に変わる。
しかもそれが、夫婦の間で渦巻く、という展開。
ホラーでありながら、随所にミステリ的な布石がちりばめられており、
何度か前の方のページをさかのぼって描写を確認することになります。
うまいなあ。
現代テーマと古い言い伝えの融合。
深層心理で抱えている何とも言えぬ思いを言語化したり、
逆に、文字によって異様な世界観を描くことにも成功しています。
琴子のキャラがもっと影があって弱さも感じさせるものであったなら、
相当なカタルシスを得たと思いますが、それはちょっと欲張りすぎですかね。
でもおそらく、この本が、今年のマイベストになりそうな予感。