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煙か土か食い物
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煙か土か食い物の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全124件 101~120 6/7ページ
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グルーヴィーな文章!勢いがある!文体が個人的に大好き。書いてる当人も楽しんで書いてることが伺えます。英語のスラングがカタカナ字になってたくさん出てきますがその言い回しも好き。同世代だからそう思うのかも?表現からしてアクが強いので万人に受ける本ではないです(断言)。ジョジョ好きはハマルかも。ミステリを楽しむというよりも、その本で踊る感覚を味わいたい人は是非!引き込まれます。 | ||||
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町田康の文体に感銘を受けた人なら、騙されたと思って読んでみることをお勧めします。舞城王太郎の文体は、独特のリズムを持っているが一見雑な書き方の為、そのリズムがどこから生じてくるのか掴みかねます。村上春樹の登場も、当時これは素人芸の文章だと叩かれたらしいですが、似たものがあると思います。私も「これが噂のMAIJOだ」に鼻白みながら、初めて舞城を読んだ口ですが、見事に一本とられました。推理部分のいい加減さも、いい意味でチープで、恐らく計算の内でしょう。 | ||||
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すっごくいい。もうとにかくいい。奈津川血族物語(ナツカワ・ファミリー・サーガ)とか、サイコなシリアル・キラーとか、謎めいたタイトルの意味とか、暗号・因縁・奇妙な建物、魅力的なネタ・意義深いテーマは数々あるんだけど、でもやっぱりこの小説でいっちばん印象深いのは主人公・奈津川四郎のメス捌きのリズムじゃないだろうか。チャッチャッチャッ、チャッチャッチャッ、一人の処置が済めば手術用手袋を換えて、パン!「ハイ次!」くへー、すっげえかっこいいじゃん。 | ||||
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確かにスピード感はあるよ。破天荒な登場人物とストーリーは一気に読ませるんだけど、後に何も残らないなぁ。この手の小説は現実世界と比較しちゃいけないんだろうけど、それにしても設定や展開が現実離れしすぎていて、途中で何度も「おいおい、そりゃないだろ?」って場面が結構あります。主人公の独白や回想もくどく感じるしね。難しい数学の数式や点字やダビデの星まで小説の味付けに使っているけど、何か唐突すぎるし、必然性もないし、無理やり使ってみましたって感じが否めない。一応ミステリーなんだから、もっと用意周到に伏線を張るとか後からなるほどと思わせるパートがないといけないでしょう。まあ、暇つぶしに頭空っぽにして読むと楽しめると思います。 | ||||
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最近、友達が妙に舞城王太郎を薦めてくるので、その時特に読みたい本もあったわけではなかったので、借りて読んだ。自分はそれまで基本的には硬派な文学を好んでいたから、あまり良くない先入観を持った上で読んだのだが、読み出したら一気に読み終わってしまった。冒頭はやはり違和感を感じつつ読み進めていかざるを得ないのだが、物語が疾走し出すとグングン引き込まれてしまった。くやしぃ~。これが舞城王太郎かということを思い知った作品であった。 | ||||
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最初のページからどんどん惹きつけられて一気に読んでしまいました。最近、おもしろい本がないなーなんて思っていただけに、うれしくなりました。いろんな作家の文体が見え隠れする感じでしたが、スピード感が有って魅力的なつなぎ方です。文章が音楽的。でも、読み終わってストーリーを思い出してみると、いったいなんだったんだ。。。って感じです。でも楽しめますよ☆ | ||||
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う~ん・・・なんだろうなぁ・・・これ。「ハイテンション」というのが売り文句ではあるが、確かにテンションは高い。汚い言葉も多いし、暴力表現も多い。そして、一応、ミステリの形は取っているものの、どっちかというと取って付けた印象。同じメフィスト賞の西尾維新『戯言』シリーズもそうだが、「ミステリ」という味付けで、文体を食べさせる、という印象。実際、妙な存在感のある文章であることは確かだし。個人的には、「疾走」というよりも「暴走」という風に思えてならない。どう考えても、好き嫌いは分かれる作品だろうな、これは。 | ||||
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「文学賞メッタ斬り」を読んで、この本を買ったクチです。犯人の残した法則性とかは、なるほど、よく考えたな、と思ったけど。 若者が、暴力とかSEXに溺れてるようで、醒めていて、愛情なんて馬鹿にしていて憎んでさえいるようでいて、心の底では強く求めていて。今日び、極々ありがちな主人公ですな。ノワール言うんですか? 日本人離れした容姿、複雑な家庭環境プラスすりゃ、それなりに女性ファン付きますよね。 主人公はUSA在住の外科医て事ですが、あまり意味の無い設定です。て言うか、医療知識が無いので生かせてないです。医者と看護婦は必ずファックすると思ってるようです。アトロピンという薬品名だけが何度か出るけど、大血管の縫合も往診カバン一つ有れば野外で可能と思ってるようです。大事な商売道具の筈の手で、ちょいちょい人を殴ります。 暴力描写は多いが、格闘技には関心ないよう。それならそれで、深く入らなければ良いのに。マーシャルアーツに神秘的な技なんて無いよ。 他の部分も、息子が血だらけになるような暴力を振るい続けて、その息子がまた暴力というより拷問を他人にやり続けて、そんな男が政治家として大臣まで成れる訳ないじゃん。何でも政治力で押さえつけるったって限界あるでしょ。乱歩少年探偵物を馬鹿にしながら、それと同レベルの仕掛けが出てくるのは、流石にギャグですよね? 「メッタ斬り」で豊崎ていうライターが褒めちぎってた文体も、ズラズラ書き連ねてマザファッカー付けたらスピード感バッチリ!ですか?作品によって文体を使い分けられる作家らしいので、これ一作読んだだけでは何とも言えませんけど。この作品の文体については、町田康に似てる? 作品中で名前も出てますが。 これがイチオシ新進作家の代表作というなら、出版不況も起こるべくして起こっている現象だな、と実感できた、という意味では買って良かったかな。 | ||||
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文体がかなりトリッキーなので生理的に受け付けない人もいるようですが私はかなりはまりました。先の読めないストーリー展開とスピード感もありアッという間に読んでしまいます。登場人物が皆すべて個性的。主人公の奈津川四郎もかなりイケメンと見た!これを読み始めたら最後、奈津川ファミリーの魅力に取り付かれます。 | ||||
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とても不思議な感覚にとらわれる・・・そんな感じがする。こんなにワクワクしながら読む本は初めてです。登場人物一人ひとりの個性とか性格や考え方が何か自分にどっかあてはまるような気もするし。この本を読むことで、自分の感覚網を広げられるんじゃないかと・・・若い人にも是非読んでほしい作品のひとつです。 | ||||
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ページをめくる手が止まらなかった作品は、ひさしぶりです。一気に読んでしまいたい!そのぐらいおもしろかったです。舞城さんの本をまだ一度も読んでない方に、最初の一冊として、ぜひお勧めする本です。 | ||||
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まず装丁がおしゃれ。ペンネームもいい。パンクです。というか、ミシェル・ガン・エレェファント。まさにリボルバー・ジャンキーズ。ヴァイオレンスだけどエログロじゃないところが、オタクとパンクの違いですね。或いは、石田衣良を若くした感じ?かっこいいですね。『狂い咲きサンダーロード』または『ゆきゆきて、進軍』を20年位前に始めて見たときみたいなカッコよさに近いかも、って褒め過ぎ? | ||||
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テーマは「家族愛」か?一見古くさいテーマだが、内容は斬新というか別次元の質感。従来のミステリでは味わえない作品。書き手の世代交代が紡ぎだした傑作、とでも云おうか、これが「若い」ということか。新世代の感性に触れるいい機会だろう。テンポよく読みやすいのもポイント高し。暴力的描写は多いが、それだけではない、そこが本書の「凄い」ところ。 | ||||
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コンセプト・文体ともに、独特の世界。ギャクです。人によって相当評価が分かれると思います。ミステリーというより、血族の話。それなりに面白いです。 | ||||
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正直、舞城王太郎はこれで4つ目なのだけど、単行本1冊とあとは文芸誌に載っていたやつ2作だし、まだよく分からない作家だった。唯一まとまったもの「阿修羅ガール」はかなり不可解な小説だし、賛否両論大きいし、感覚的にもかなり無理して読みきった。その後の「我が家のトトロ」や、「ドリル・ホール・イン・マイ・ブレイン」はそれなりに読めたが、まだ「分かろう」という思いが先行して、「楽しみ半分」という気分でもあった。 そんな訳でもう一歩入り込めない作家だが、その割りに評判がいいのだからやっかいだ。別に己の感覚に合わないものは放っておけばいいじゃないかと思うのだが、何か自分の知らないところで重要な楽しさを逃してはいないかとの貧乏性に突き動かされた。どうやら面白いと話題なのは、この作品みたいだ。元々ミステリー作家のようだし。 そしてこの貧乏性をありがたく思えるような、充実した読後感を得られることが出来たのだった。確かにミステリーのようだ。しかしこのジャンルを読みなれていないから分からないけれど、かなり文学的な作品だと思う。肉親の、兄弟との様々な軋轢や父親への憎悪など、精神的な部分こそが惨酷な殺害場面よりも丹念に描かれている。 いままで不可解だった軽薄なまでのテンポ、主人公のセリフ。何故か今回は見事な調和でもって、スピード感すらあった。まさにドライブするように文章が流れていくのだ。小説で得られること、全力で走りながら人生を振り返るような思い。そして呼び出された興奮が、かつて自分の中を過ぎ去って行った、事態や環境などに身を置きたいような「郷愁」を覚えさせる。不可解で懐かしい何か・・。 それはあくまでも軽やかで、簡単な何か。すぐにでも到達できそうで、遠いもの。「暴力」、なのだろうか。確かに暴力との距離感が常に小説とのそれに重なっていく作品だ。僕らが内に秘めている暴力性を吐きだせないままに日常をウダウダウとしているのならば、カタルシスを得るものが小説であるのは、一方で当たり前のことでもある。著者の徹底した「軽薄さ」は、僕らの内なる凶暴性をある意味「鮮やかに」切り出してもいる。そこに触れることはショッキングでもあるが、求めていることでもあった。 | ||||
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数ページ読んだだけで本を判断するのは正しいとは思えないが、まあ、数ページ読み進んだだけで挫折。 途中から面白くなるのかもしれないが、その「途中」にたどり着けないようでは意味がない。 こういったとっつきにくい文体は最近の流行なんだろうか。小説をめっきり読まなくなったのも当然。 | ||||
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先ず、本を開いて文字の多さにビックリ。しかもなかなか句点にたどりつかない・・。読み終える日はいつになるやら、と途方に暮れたのも束の間、「あっ」という間に読み切った。非常に疾走感のある文章で、小説の中にズルズル引き込まれる感じ。内容はさほど趣向を凝らせたモノとは思えないが、独特な文章構成に因り面白味が倍増し、十分に楽しめた。 | ||||
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ジャンル的にはミステリらしいが、作者はたぶんミステリに何の思い入れもないしミステリだけを読んできた人でもないと思う。 密室からの人間消失という本格っぽい趣向があるが、作者が重点を置き、書き込んでいるのは消失のトリックではなく消失にいたるその人間の意志と生き様だ。素晴らしい。トリックに拘泥する本格ミステリ読みを嘲笑っているかのよう。 他にもミステリらしい趣向はいくつかあるんだけど、その全てが取ってつけたような感じ。だがそれで全然構わない。この作者の書く圧倒的な愛と暴力と「家」または「血筋」という束縛への息詰まる物語の方が断然に面白い。 タイトルになっている「煙か土か食い物」の意味が初めて語られるところでは思わず鳥肌が立ちました。 個人的に!は、ここ数年の間に出てきた新人の中ではナンバーワンの人。 | ||||
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今更どうこう言うのも気が引けますが。 十二分に魅力的な文体で面白い一家の物語を創り出しているのですから、無理やりミステリー仕立てにしないで、(この文体のまま)正統的ビルドゥングス・ロマン(!)にしたらさらに良かったろうと思います。 もちろん、批判は承知の上でしょうが、ミステリーとして見るならば、読後、あの伏線は何だったんだと納得の出来ない点が多すぎてカタルシスが得られません。 | ||||
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