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スキン・コレクター
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スキン・コレクターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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リンカーン・ライム・シリーズもこれで11作。『ボーン・コレクター』に続く<コレクター>というタイトルなので、気になっていたのだが、やはり初代リンカーン・ライム登場篇となった『ボーン・コレクター』に誘拐され救出された少女パム・ウィロビーが成長して再登場するという点で、やはり関連付けはあった。そればかりか『ウォッチメイカー』の悪役を務めたリチャード・ローガンもまたこの作品のメインストーリーを縫うようにして存在感を見せてくれるので、シリーズ作品のサービスも充実した十字路的作品に仕上がっているように思う。 本書でも犯罪者側からの視点で描かれる人狩りのシーンは濃厚なインパクトに溢れている。タイトルにあるスキンは文字通り皮膚である。刺青師を伺わせる殺人鬼が突然アンダーグラウンドに登場し、かなりのペースで連続殺人を狙う。狙うと言ったのは、このシリーズには珍しく未遂により逃げおおせる被害者もいるからである。 サックスとライムのコンビネーションはいつにも増して強くタフで、時には甘く、そこに『ボーン・コレクター』からは随分と成長したパム・ウィロビーが加わって、捜査基地は本作ではホームドラマを思わせる一種不思議な空気に彩られる。他にも常連メンバーの一人が窮地に陥り入院と治療を余儀なくされるなど、シリーズならではのバリエーションに満ちている辺りも、シリーズ・ファンにとっては読みどころとなる。 しかし何よりもメイン・ストーリーのツイストの巨きさが、本作の特徴であろう。刺青師による連続殺人と見えるメイン・ストーリーが次々に異なる色に染まって、真実が一体どこにあるのかがわからなくなるほどのストーリーのどんでん返しは、久しく見られなかったディーヴァー節を文句なしに味わえる一編となっている。ディーヴァーのツイストがこれでもかとばかりに謳歌するある意味独壇場。マジック・ミラーのようなプロットに目が回るほどだ。 何よりもツイストのスケールが凄い。犯罪者の動機、被害者選択の方程式などがどこにあるのか、目眩がするほどの転換を開始する後半部において読者が読まされていた世界が思わぬ方向に大転換してゆくこのディーヴァー的快感ワールドこそががシリーズの目躍如たるポイントである。前半には決して見られなかったスケール感が爆発するパワーという点においては、久々にパワフルな読ませ方を強いられてしまった。騙される快感に導かれ、いつの間にかディーヴァー作品の引力に引き寄せられてしまう自分を発見する。 前半のスローな展開を信じるなかれ。あちこちに仕掛けられた罠は後で存分に振り返ることになるだろう。ディーヴァー・パワー全開の作品として代表作的一冊である。おススメ! | ||||
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とにかく面白い。 このシリーズ大好きです | ||||
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GOOD | ||||
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さすがというところと、ちょっと腕が鈍ったなと思うところがあって、ジェフリー・ディーバーの脳も緻密性を維持し続けるのは、難しいんだなと思う。 | ||||
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表題から予想したとおり、ボーンコレクターの続編として面白かった。 | ||||
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前作のボーン・コレクターが面白かった。 読むなら先にそちらを読んだ方がいい。 サックスがもっと生き生きしている。 こちらも同様に面白いです。 | ||||
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最新作のスティールキスを2日で読み終わってしまい、改めてリンカーン・ライムシリーズのマイブームがやってきた。 随分昔にボーン・コレクターから読み始め、ウォッチ・メイカーまで読んだ辺りで、何とは無しに飽きてしまい、その後の作品を全く読んでいなかった。 スティール・キスを読んだので、そこから過去作に戻っていこう、というわけでこの作品である。 懐かしいメンバーの活躍、昔読んだ作品からの繋がり、アメリカの人種間対立、自然界にある毒の怖さなど、よくまあここまで絡めてストーリーを紡げるものだと感心するばかり。 読み慣れてくると、確かに先が読めてしまう箇所もあるが、それでも彼らと一緒にライムの部屋で謎解きをし、アメリアの車でニューヨークを疾走してるかのような感覚が味わえるのは読書の醍醐味である。 数年前にニューヨークを訪れたので、読んだ場面に出てくる場所を地図を見ながら確認したり、お洒落なブティックが軒を連ねるソーホーで買い物したことを思い出しながら、あの場所の下にあんなトンネルがあるなんて、と知識を新たにしたり。 とりあえずまだまだ続きそうなマイブームに乗って、過去作を読んでいきたい。 | ||||
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毎度同じパターン、、という意見もありますが、わかっていても毎度騙される。 手品を見に行ったつもりで種を見破ろうとするも、まーー最後にやられる。 最後のおたのしみの種明かし。 年に一度か二度これが楽しくて読み続けている作家。 次もその次も読むよ! | ||||
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伏線を丁寧に拾っていきそれらを元に推理を2転3転、4転5転させることにより論理の組み立て、崩壊、再構築を経てただ一つしかない真実が姿を現す、と云うことを我が身を通して知った一冊。ただボーンコレクター事件から20年の月日が経っている事を考えると遅きに失した、という気がしないでもない。 | ||||
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ワクワクしながら読みました。相変わらず期待を裏切りません。ボーンコレクター、ウォッチメーカーから三度目の登場のパムの成長に期待しています。 | ||||
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オリジナルは2014年リリース。邦訳は恒例池田真紀子氏で2015年10月15日(このリリース時期もファンには恒例)リリース。リンカーン・ライム・シリーズの第11作目。ぼくはジェフリー・ディーヴァーだけはフツーの本をずっと集めていて、初版を手に入れた。そしていつものように1日で一挙に読了した。 詳細な筋立て等は未読の読者の愉しみのために触れないが、相変わらずの完成度である。ジェフリー・ディーヴァーはリンカーン・ライムの操作方法さながらに、部屋中にホワイト・ボードを用意し、そこに書きつけることでストーリーを創造することで有名だが、正にそういう作りこみ、特に何度も登場するどんでん返しの終点からリバース・エンジニアリングしてストーリーに伏線を絡める手法が素晴らしい。 特に本作は最初の作品『ボーン・コレクター』とリンクする箇所がたくさん登場する。最初の作品からの読者にとっては擽られている感じだ。そして使われる『毒』だけでも広範な知識で圧倒される。 ジェフリー・ディーヴァーの作品に過去もこれからも駄作などあるのだろうか。ミステリー好きなら絶対満足するであろう完成度だ。 | ||||
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本作品は、四肢麻痺の名探偵、リンカーン・ライムのシリーズ第11作目です。 こうしたシリーズものは、第1作から順番に読んでいただくのが、最良と思われますが、今回の作品は、特にその印象が強い作りになっています。 何しろ、今回の猟奇的殺人鬼、スキン・コレクターは、記念すべき第1作「ボーン・コレクター」(1997年発表)の模倣犯と推測され、第1作でボーン・コレクターに狙われて一命を取り留めた人物も登場します。 また、第7作の題名でもある殺人鬼「ウォッチメイカー」が獄中で死亡したという情報がライムにもたらされるという、過去作を大いに意識した物語展開となっています。 このスキン・コレクターの手口は、タトゥー。 毒を注入することで被害者に彫り物をして殺害するという残忍な犯行を連続して行うのですが、その彫り物として残された言葉が、一種の謎になっており、それらの言葉で犯人が何を訴えようとしているのかが、作品の大きなポイントになってきます。 この謎解きは、上手く伏線が張られており、大変に楽しむことができました。 本書も単行本で、上下二段組450ページほどという長さにも関わらず、ほとんど一気読みでした。 特に後半100ページに入ってからの、どんでん返しの連続は、いつもの著者らしく最後の1ページまで気を抜けない構成で、シリーズ開始から20年近く経った今も、そのサービス精神には、感服させられています。 まだ邦訳は、されていないものの、2016年の現在、本国アメリカでは早くも第12作目が発表されているとのことなので、そちらを読める日が来るのを待ち望んでいるところです。 | ||||
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シリーズを全部読んでいるので、これを読むのも楽しみにしています | ||||
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ボーンコレクターを始めて読んだ時の興奮を思い出しました。 もういちどボーンコレクターを読み返したくなります。 骨から皮膚へ・・・次はどこへ行くのでしょう、楽しみです。 前作 ゴースト・スナイパーを本作のあとに読むと タトウの話など本作のアイデアを考えていたのだろう、と思わせるエピソードが出てきて楽しめます。 | ||||
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シリーズ11作目。 7作目の『ウォッチメイカー』と9作目の『バーニング・ワイヤー』を未読の方はそちらを読んでからの方がいいかもですね。 シリーズものを生かしたどんでん返しはディーヴァーならでは。 思わず笑ってしまった……。 面白かったです。 | ||||
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腰を据えてじっくり読みたくて しばらく放置してましたが 時間がとれたので一気読みしました これから読む方にはねたばれになるので あまり詳しく書けませんが まあとにかくどんでん返し 前作は?ってとこありましたが 今回はボーンコレクターの世界に戻ってくれました とにかく面白いです もう一度全作読み返したいなー | ||||
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このシリーズはすべて読んでいます。 今年読んだ本のなかで一番の出来でやっぱりおもしろい。 土曜に読み始め 休み休み日曜に掛けて 5時間で読んでしまいました 次がまちどおしい。 | ||||
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1年に一度のジェフリー・ディーバーからのプレゼント、スキン・コレクター読了。 私は、本作に期待していると同時に不安も感じていた。それというのも、前作ゴースト・スナイパーが私にとってお世辞にも読み応えがある作品とは、言えなかったからだ。リンカーンに海外捜査をさせるなど新しい試みはあったものの、手に汗にぎる心理戦などが他の作品と比べて劣っているように思えたからだ。 しかし、本作は序盤から犯人との心理戦が見事に描かれており、お得意のラスト二転三転も見事にはまっている。ある重要人物が黒幕ではないかと、最初から連想させるのはご愛嬌といったところでしょうか? ジェフリー・ディーバーファンのみなさん、来年のプレゼント「The Steel Kiss」を一緒に楽しみに待ちましょう! | ||||
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単純な感想として、面白い。 このシリーズが面白いのは基本当たり前として、後は、敵の目的&キャラクター次第。 今作の敵の目的は、実に恐ろしい。 現実に起こると考えると、恐ろし過ぎる。 そして、ラストには衝撃の展開が…。 ネタバレにつき書けませんが、この展開を予想した方も多いでしょうし、賛否分かれる所かもしれません。 初めての方は、商品説明等で名が挙がっている2作、「ボーン・コレクター」と「ウォッチメイカー」を先に読んだ方が、より本作を楽しめます。 | ||||
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ディーヴァーに求める「要件」をきっちり満たして貰った感じでした。 どんでん返しに関しては、もう「誰が出て来ても疑って掛かる」「一旦ケリが付いた件も構えの態勢は取ったまま」なのはファンとしては当然。故に何がどう繋がっても、既に驚かない。 後出しキャラで辻褄合わせるんじゃなく、ジグソーパズル的な組み立てと捜査の過程自体が好き。 前作「ゴースト・スナイパー」の時少し当てが外れた感じだったから、本作で王道に戻ってくれた、という印象。 タトゥーの文化歴史風俗うんちくも興味深く読んだ。TT・ゴードンのキャラとても好み。魅力的な人がまた増えた。 余所の国の毒物事件で、日本ではポピュラーに知られてるフグ毒出て来たのが何気に嬉しかったりして。 今後もリンカーンとウォッチメイカーの攻防戦がある事が確認できたのは手放しで嬉しい。 ウォッチメーカーとリンカーンの直接会話の部分が一番楽しかった。もう「好敵手」とか「仇敵」じゃなくて「友情」と「信頼」の域だ。 「ああああー。読んだぞー!」という気分になりました。 | ||||
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