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(リレー小説)
吹雪の山荘
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吹雪の山荘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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ナディアを見たかったのに と、購入動機を裏切られた人が多いのじゃないかな | ||||
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大昔読んだ「若草物語」の中で、登場人物たちが話の続きを繋げていく遊びをしているシーンがある。試しにやってみたところ、続きが思い浮かばなかったり、逆にとんでもない内容してしまったりで、お話にならず、ちっとも楽しくなかった。 しかし、そこはさすがプロ集団である。一つの物語になり、一冊の本になった。逆にプロだからこそ、自分のスタイルがあったり、要求が高かったりで、難しかったとも思う。 とはいえ、ミステリーとしては、登場人物のキャラがブレていて言動が支離滅裂。また、構造的にどうしても事件が起きた章と解決した章に注目してしまい、中の章はいくら盛り上がろうとも印象が薄くなってしまった。特に、6章から最終7章にかけては、5、6章が同じ作家さんが担当し盛り上げていたところ急転直下、尻切れトンボの印象が拭えない。 やはり、同一設定で一人一話完結の方が、それぞれの作家さんがどう解決するか興味がある。 とはいえ、戯れのような試みで、これほど著名なミステリー作家の方々が一つの話を作り上げたということ自体が偉業であろう。 | ||||
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名だたる名探偵の豪華競演ということと、ナディア・モガールと矢吹駆が!と読みましたが、諸事情もあったらしく、散らかりが激しいです。設定上の縛りだけで、思う存分書いていただきたかったというのが、正直な感想。まぁ、パラレルワールドでのお祭りと思って読めば、楽しめますけど、勿体ないなぁ…。 | ||||
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笠井潔のほかの著作と比べると設定とトリックが今一つという感じだった。 | ||||
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各作家の解決予想も巻末に用意されています。 帯にも書かれていますが、日本の有名作家の人気シリーズの名探偵たち(というより、今作はほぼワトソン役ですが)が登場します。 幽霊が出るという噂の山荘に吹雪で閉じ込められる中起きた事件という、古典的な「雪の山荘」のミステリです。 この「古典的」というのがミステリ好きにはたまりません。 また、リレー小説ということで、各作家の持ち味が色々出ている感じも面白いです。 前の作家が書いたものをつなげ、無茶振りな内容につじつまをあわせて、解決に導いているのは大変そうです。 当然、ばらばらに書いているために、ひとりの作家が練りに練ったものに比べたら、純度では落ちるかもしれません。 しかし、お祭り企画としては、落ちは十分に納得できるものへと着陸させてくれます。 個人的に残念なのは、私が全部の作品のキャラクターを知らなかったり、あまり覚えていないものもあったことです。 そのため、思い入れが弱いものがあったことです。 とはいえ、十分楽しめましたし、キャラクターの魅力は伝わってきましたので、興味がでました。 まだ、読んでない作家の作品もこれから読んでみようと思っています。 | ||||
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不可能犯罪の1つのパターン「吹雪の山荘」物」の題名に惹かれて購入した。 未読のため論評出来ない。 | ||||
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笠井潔から始まり、岩崎正吾、北村薫、若竹七海、法月綸太郎、巽昌章へと続く、本格リレー・ミステリ。ということなんだけど、自分は矢吹駆シリーズのナディア・モガールが登場するということで読んでみた。 ということで、その期待は裏切られはしなかった。30年ぐらい前からの矢吹駆シリーズファンとしては、ナディア・モガールが出るだけで嬉しいし、笠井潔が書いた最初の章はまさに期待どおりだし、その後の展開も面白かった。でも、自分にはこのリレー・ミステリの本当の面白さは分からないんだろう。 というのは、笠井潔以外の著者の本を読んだことがなく、ここに登場する探偵役の登場人物が全く分からなかったからだ。もちろん、北村薫とか法月綸太郎とかの名前は聞いたことがあったけど、読んだことがなければ、この作品の前提となっているところが全く理解出来ないので、もったいないことをした。なので、きっとそういった本格ミステリファンならばもっと楽しめたのだろう、残念。 | ||||
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大晦日の夜、“幽霊山荘”と呼ばれる山荘で、 首なし死体を発見したナディア・モガールたち。 何でも十年前にも、同じ場所で、首なしの白骨死体が掘り出されており、 その死体は、テロリスト集団《ラ・モール・ルージュ(赤い死)》の関係者 であったらしい。 ナディアは十年前に忽然と姿を消した、あの日本人が 事件に関係しているのではないかと考えるのだが。 何はともあれ、各作家の名探偵&ワトソン役の豪華競演が売りの本作。 ナディア・モガール、刈谷正雄、ブッキー((《私と円紫さん》シリーズの「私」)、 若竹七海、法月綸太郎、そして、当初は執筆に参加する予定でしたが、諸般 の事情でリタイアした有栖川有栖氏の有栖川有栖(学生)が登場しています。 個人的にツボだったのは、法月綸太郎のイジられっぷりで、殺人現場であるにも 関わらず、○○を口説いて、●●にツッコミを入れられたり、××から◎◎との 同性愛を疑われたりと、さんざんな扱いをうけていますw 前任者の原稿を読んだ法月氏は、終始苦笑いがとまらなかったに違いありません。 (まあ、フランス語文法に基づいた《見立て》の解釈で本領を発揮させていますが) | ||||
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