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湖底の光芒



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湖底の光芒の評価: 4.86/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

母に!

松本清張の作品が好きな母に贈りました♡

面白かったようです。
湖底の光芒 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:湖底の光芒 (講談社ノベルス)より
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No.6:
(5pt)

自信過剰は自滅に追いやられる

松本清張の知識に感銘を受けた、清張さんの本は読んでて飽きが来ないところが良い。
湖底の光芒 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:湖底の光芒 (講談社ノベルス)より
4061810308
No.5:
(5pt)

テンポ良かったです

松本清張の短篇をよく読むが、本作品は短篇ではないが、これに似てテンポ良くストーリーが進んでいきます。ミステリーならではの閉塞感が程よくあり、結末が気になって仕方がなかったです。
湖底の光芒 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:湖底の光芒 (講談社ノベルス)より
4061810308
No.4:
(5pt)

湖底にゆらめく呪いの光

諏訪湖の湖底に大量のレンズが投棄されているらしい。
親会社の方針変更で、下請けがせっかく磨き上げたカメラのレンズが返品されてしまう。
突き返されたレンズは何の使い道もない。泣く泣く捨てることになる。
湖底では怨みと涙のこもったレンズが怪しく光っているーーというのがタイトルの意味だ。
美しくも恐ろしい名タイトルである。

加須子は夫の後を継いでレンズ製造会社を経営している。発注元のケーアイ光学が倒産してしまった。
物語は債権者会議の修羅場から始まる。山中という男が現れて、すべての債権を額面の四分の一で買い取るという。
尻に火のついた零細企業主たちは飛びついた。
そんな中、加須子は大企業の専務から異様に有利な契約を持ちかけられた。

ううむ、凄い。何という筆力だ。罪もないのに瀕死状態の債権者たち、加害者のくせに平然としている親会社の社長。生臭く重苦しく、人間の本性がむき出しになる場面だ。
「ナニワ金融道」を読んで「こんな話がネタになるのか」と感心したことがあるが、
もっと昔に清張が書いていたのだ。下請けいじめの実態は、この通りだろう。
数年前、日本の職人技術を称賛し、中国が買いあさっているーという意見をあちこちで見た。
嘘だ。いや嘘ではないが、途中が抜けている。
職人を殺したのは、大企業だ。日本の資本主義システムだ。外国人ではない。
悲惨な境遇の技術者に「ウチにおいでよ」と好条件を提示すれば、そりゃあ心が動くに決まっている。

大企業をかさに着てやりたい放題の専務に、加須子の義妹・多摩子が近づく。
錯綜する愛憎と欲望のジェットコースターが疾走する。
キャラ作りの巧みさといい息もつかせぬストーリーといい、まぎれもない一級品だ。
清張作品としては有名ではないが、名だたる有名作とくらべても遜色なしと断言できる。
湖底の光芒 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:湖底の光芒 (講談社ノベルス)より
4061810308
No.3:
(4pt)

黄金バット

諏訪湖の湖底には、親会社からキャンセルになって廃棄するしかないレンズなどが、沈んでいるという・・・
湖底の光芒 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:湖底の光芒 (講談社ノベルス)より
4061810308
No.2:
(5pt)

湖底の光芒

個人読書履歴。一般文学通算212作品目の読書完。1983/10/20
湖底の光芒 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:湖底の光芒 (講談社ノベルス)より
4061810308
No.1:
(5pt)

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商品紹介で推理小説だと思って読んじゃう人がいるかな?推理小説ではありません。が、「小説」としての面白さは保証します。義妹の言動にはイラッとくること請け合い(笑)もし2時間ドラマにでもするなら、イケメン社長役には是非アノ人を「押し」たいですね。ファッキンライト!!
湖底の光芒 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:湖底の光芒 (講談社ノベルス)より
4061810308

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