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戦場のコックたち



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【この小説が収録されている参考書籍】
戦場のコックたち
戦場のコックたち (創元推理文庫)

戦場のコックたちの評価: 3.88/5点 レビュー 78件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(1pt)

子供のまま戦争に参加してるのか?

全体的に勉強不足。日本人が戦争物を、しかもエンタメとして扱うにはそもそもハードルが高いと常々感じている。
主人公の思考にリアリティが欠けている。
兵站組織の人間といえど、新兵訓練である程度軍人としての精神が確立するものだが、空挺降下した後も主人公の視点、思考は幼児のそれであり、日本人がスカした感じで戦争を描くとこうなるのかと一考。戦争を兵站面から描けないから、下らない「謎」を物語の中核にして逃げているのでは?
これを読むならトムジョーンズを読んだほうがいいです。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504
No.11:
(1pt)

残念

チャレンジ精神は認めます。しかし戦記物をよく読む私から見るとかなり粗が目立ちました。
まず冒頭ノルマンディー部分、敵地後方に空挺降下したはずなのに、集合地点に行くとなぜか
野戦病院が建ち、味方のトラックも走っています。空挺降下した意味がありません、最初から
トラックで行けばいい。ノルマンディーにしろマーケットガーデンにしろ空挺作戦は敵後方に
降下して無補給で数日頑張って味方の到着を待つ作戦。野戦炊飯所を作る余裕はなく炊事兵は
足手まといかと。また軍隊組織の説明はくどくていらないでしょ。そして一兵士が不自然に兵器に
詳しいのも目立つ。自分が勉強して分かったことをひけらかしているように感じる。
最後まで読めませんでした。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504
No.10:
(1pt)
※削除申請(1件)

邦題に無理がある=携行食配給係+武器持ち

生きるか死ぬか?殺すか殺されるか?という究極の場面での「食」を描写しながら、何かを問う「もの食う人びと」的なものかと期待して読み始めたが、訳はダルだし筋も凡庸。ソ連軍によるポーランド将校大量虐殺の舞台「アルデンヌの森」が何度も出てくるのに、かすりもしない。
英題Armed with skillets。コック?でありながら兵士でもある。衛生兵や通信士のように職能ランク付けされた階級を持つ。読み終えると、邦題の「戦場のコックたち」と訳すには、無理がある。携行食を配るだけの描写しかない。実態は、給食役を兼ねた兵士たち、でしかない。
謎解きになってしまうが、ミステリーの「胆」も、滞米経験のあるドイツ軍人が、死んだ米兵から認識票を奪い、ドイツ系米兵になりすまして、というだけの話。戦場での料理やコックたちの活躍ぶり、戦場での食欲・メニュー描写があっさりしていて、(単に資料を読んで羅列しただけで、膨らみがない)
ま、最後は、予想できるハッピーエンド。ま、本屋さん大賞は、概ね、この手が多い。書店員が「売るんかな」優先で、下手なコピーライターになってしまった訳だけれど、良い点ばかりを吹聴するだけでなく、総合評価に信頼性を無くしてしまえば、書店員=素晴らしい読み手、という信用を台無しにしてしまうことを肝に銘ずるべきでは?
「今年度の本屋さん大賞は、該当者なし」という理想が出現しないのは、なぜかしら?
ところで、将軍や高級将校たちは、同じ(あるいは特別の)携行食だったのかしら?
例えて言うと、海外大使館には、あまねく専用の日本人料理人が派遣される。勿論、名目は、「親善パーティ」に備える為だけれど、ね。実態は、「寂しい大使」の慰安。料理の腕より、ご機嫌を損ねないようにするスキルが肝要らしい。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504
No.9:
(1pt)

つまらない

風景や物のどうでもいい描写がくどくてつまらない
キャラの造形も浅くて誰が誰だか分からなくなる
文字も小さすぎて読みにくい
新古書店に売ります、金の無駄でした
戦場のコックたち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:戦場のコックたち (創元推理文庫)より
4488453120
No.8:
(2pt)

粉末卵のエピソードは良いです

第二次世界大戦の米軍降下部隊のコックの話です。
前半はちょっとした謎を仲間たちと解いていく感じでテンポも良いのですが、後半はうってかわって重いです。
この重さ自体は悪くないのですが、戦争を題材にした小説にしてはちょっと斬りこみが浅い気がします。

まあ、舞台が米軍だから醜聞と言ってもたかが知れてるし、勝者であるがために悲惨さも同様かと。
戦争を題材にした小説を読みなれていない人からすると後半の描写はショッキングに感じるのかもしれませんが、私には中途半端に思えました。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504
No.7:
(1pt)

私はダメだった

途中で挫折。傑作との評判なのですが、私はダメでした。

最初の50頁位で、どうでもいいような話だなと思ったら、それ以上前に進む気力を喪失しました。

参考にならないレビューですみません。
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4488027504
No.6:
(1pt)

残念ですが。

バンド オブ ブラザースを参照資料に使われたようですが、あまりにもそのまま使いすぎです。もう少しコックとしてのエピソードがあると良かったと思います。
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4488027504
No.5:
(2pt)

頑張って調べたけれど

戦史や戦記とかミリタリ関係のことに知識も興味もなかった人が、一生懸命に調べて書いた小説という感じがします。
頑張って調べたことをあれもこれも書き込んだので、説明過剰というか物語よりも説明が先に立つ小説になってしまったようです。

この分野にあまり関心のなかった読者であれば、いろんな情報がいっぱいで興味深いかもしれませんが、真珠湾攻撃を受けて主人公が軍隊に志願することを考える時期に(遅くとも42年の春ごろ)、アメリカ兵が北アフリカやイタリアで戦っていると書いてあったりするので、いかにも付け焼刃という感じがします。
また主人公が、その日の全体的な戦況を語ったりするのも、末端の兵士がそんなことを知っているわけもないと思わせて不自然です。

小説自体は連作中篇ミステリという形ですが、ミステリの部分は、謎にも謎解きにも魅力がなくて、ミステリ風味という程度の小説です。
ミステリの部分がもう少ししっかりしていれば、私のような臍曲がりの文句は別にして、題材の面白さがもっと生かせた小説になったと思います。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504
No.4:
(2pt)

謎解きは戦闘のあとで

友人に勧められ、
「このミス」でも評価が良いみたいなので、
期待したのですが、イマイチ退屈で、
やっと読み終えました。

戦後生まれの日本人が、
なぜ第二次世界大戦の米兵を主人公にした小説を書いたのかと思ったけれど、
参考文献にもある「バンドオブブラザーズ」が好きで、書いてみたくなったんだと思います。

この作家の他の作品を知らないが、
ミステリーの謎もどうでも良くて、
友人がパラシュート集めてるのは何故かとか、
卵が無くなったとか、
学園ものかこれは?

謎の理由が判明したところで、
戦地なのに暇ね。
と、なってしまう。

世界大戦を、よく調べてるとは思うし、
作家のチャレンジ姿勢や、視点・テーマは面白いけど、
戦争小説としての、心情描写にはリアリティが感じられず設定が活かされてないので、
全体的に中途半端な感じを受けた。

「謎解きは戦闘のあとで」みたいな軽さ?
東川篤哉作品も読んだことないけど。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504
No.3:
(1pt)

チャレンジしているが、失敗している。

柚月裕子の「孤狼の血」を思い出した。
「孤狼の血」は、昭和末期の広島を舞台にマル暴刑事と極道を描いた作品だが、
よく勉強していることは分かるものの、
腑抜けたやくざと温い悪徳警官がおままごとをやっているだけで、
ひりひりした緊迫感など微塵も感じられなかった。

本書も同様
勉強して頭で作り上げた小説で戦場のリアリティのかけらも感じられない。

おかしなところもたくさんある。
将校は夜間、倉庫の見張りにつかない。
尉官は下士官ではない。立派な士官(下士官は下っ端の士官ではない。)
榴弾が近くに弾着して助かるのは奇跡
当時の南部の貧しい白人は黒人差別(しかも、道路に落書きしただけ)をトラウマとして抱えない。
戦勝国アメリカの軍人が戦争のむなしさを感じるわけないでしょう。祖国の英雄ですよ。
結局、舞台だけ借りて中身は現代日本人のメンタリティーなのでいろいろおかしくなる。

ミステリー部分も弱すぎて、まさしくそんなことどうだっていいだろうの世界で、
良いと感じる部分がない。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504
No.2:
(2pt)

ストーリー性はよい、ワクワク感はない

ストーリーは面白いですが、ワクワク感は今ひとつ……。
それに文字も小さく、長いので集中して読まないと、展開がわからなくなる。

その展開がワクワク感がない。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504
No.1:
(2pt)

残念ながら。

楽しめるのはミステリー部分だけです。 戦争ネタはどれもこれも参考文献からもってきたものばかりです。 どこかでみたものばかり。 新鮮味に欠けます。 既視感エピソードと既視感エピソードのフランケンシュタインみたいな作品でした。
戦場のコックたちAmazon書評・レビュー:戦場のコックたちより
4488027504

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