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勁草



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【この小説が収録されている参考書籍】
勁草 (文芸書)
勁草 (徳間文庫)

勁草の評価: 3.81/5点 レビュー 58件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全58件 21~40 2/3ページ
No.38:
(3pt)

職人芸だな。

黒川博行さんの本です。
いつもながらの職人芸っぽさがでています。
オレ詐欺の「受け子」の手配をする橋岡。仕切るのは名簿屋の高城。矢代はすぐかっとなる「受け子」で、橋岡は扱いかねている。
一方、その橋岡たちを地味に捜査追跡する佐竹&湯川のコンビ。
少しずつ、確実に明らかになる「高城グループ」。しかし、それはまったく知らず、「受け子」を手配したり、金の受け渡しのための尾行をする橋岡。
しかし、矢代は放蕩な生活が身に付いているため、すぐに地道な作業に飽きる。
矢代には莫大な借金があることがわかり、「高城に頭さげるしかねーな」ということで、高城のところに、橋岡が連れて行くのだが……。

矢代のキレる体質の一方に、橋岡は地道に事件が露見しないように、うまく誤魔化そうとするものの、金主たちがやってきて、いよいよ追い詰められる橋岡&矢代。

一方、それを知らずに、ひたすら地味に証拠を固めていく警察。佐竹は慎重派なので、ちょっとしたことでも動揺せず、より大きな証拠を狙う。

なかなか、面白いです。最後のオチが、いささかあっけないところがありましたが、まあ、しょうがないでしょう。
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No.37:
(4pt)

オレオレ詐欺の裏側がよくわかります

同じく府警の堀内・伊達コンビに比べて、こちらの刑事たちはあくがない。簡単にいえば「ワル」ではない真面目な警察の人です。その分面白みに欠けるが、さすがによく調査されていて、オレオレ詐欺の裏側のほか賭博の世界、貧困ビジネスの実態が詳細に描かれています。黒川さんのは一作一作が労作です。
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No.36:
(3pt)

すーっと読み進めるんだけど・・・

オレ詐欺から殺人へと、アウトローの転落の軌跡が丁寧に、また読みやすく描かれています。
が、他の方もレビューで書かれていますが、ラストがとても薄いなぁ。
唐突に終わってしまって、「え、これでおしまい?」と、消化不良このうえない。
「読後感」というのもとても大事だと思うのですけどねぇ。
途中まで面白く読んでいただけにとても残念です。
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No.35:
(1pt)

買わなきゃよかった

超食傷気味。後妻業を読んでこの作家は卒業しようと決めていたのにまた買ってしまった。この人の小説を読むとどんどん大阪弁が嫌いになるのはどうしてだろう。今度こそ卒業しなきゃ。大阪の人に悪いもん。
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No.34:
(5pt)

悪質なオレオレ詐欺を題材 テンポよく展開するストーリーが魅力

黒川博行さんの取材力に脱帽です。特殊詐欺の犯罪集団の実情を丹念に描きながら、登場人物の描きわけも見事で、実際にこんな犯罪者を間近で見ているような気分になる小説でした。

いつものように漫才の掛け合いのような会話の妙が、読み手の気持ちを軽減させてくれます。陰湿な犯罪ですので、時折顔をそむけたくなるのですが、それでも登場人物の関西弁がツボに入り、軽妙な漫才を見ているかのような気になるのは作者の強みでしょう。

オレオレ詐欺への警鐘にもなるストーリー展開でした。憎むべき犯罪者たちですが、どこか憎み切れないのも作者の腕の冴えなのでしょうか。

直木賞の候補になること、6回。本書を「週刊アサヒ芸能」に連載中に、『破門』で見事直木賞を受賞したわけですが、油ののり切った時期に書かれた小説群は、いずれも読ませます。エンターテイメント性に富んだ書きぶりは好みです。
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No.33:
(4pt)

面白い。

黒川作品はたくさん読んでますが、そこそこ楽しめます、お勧めの部類。
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No.32:
(3pt)

ラストが最悪

どーでもいいけど、今時の20代、30代であんなコテコテの関西弁使う奴おらんで。
矢代、福岡の二人、最初オッさんかと思ったわ。そしたら22歳と33歳でこんなコテコテの関西弁って、そりゃないわ。
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No.31:
(5pt)

男性的で 素晴らしい!

黒川先生の素晴らしい作品でした!
黒川先生の先品は 男っっぽくて 大好きです!
これからも次々と読みたいと思います。
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No.30:
(5pt)

いつも全くはずれの無い黒川作品

今回黒川が選んだテーマは特殊詐欺、いわゆるオレオレ詐欺だ。「後妻業」でもそうであったが、まるでどこか犯罪ルートへの接触が
あるかの如く、裏情報に包まれたリアリティ感あふれるブラックノワールである。とはいえ、黒川作品、今回の犯罪者側の主役である
橋岡と矢代はお互い相手を蔑みながら、どんどん犯罪の深みにはまっていく中で、軽妙な会話でストーリーの陰湿さを感じさせ
ない。追う刑事のコンビは佐竹と湯川、独身のベテラン刑事と今度子供が生まれる若手刑事のやり取りも面白い。黒川作品は
特に長編では全くはずれがない。理由は、前述した黒川自身がどういう形であれ持つ取材ルートの確かさであり、それを基に
したストーリー展開の巧みさであることは言うまでもない。だが、やはり私にとって一番面白いのは、登場人物(ほぼすべてが
関西人である)の流れるような、掛け合い漫才の如き会話の妙だろう。そして、私も大阪人だからよく分かるが、出てくる
地域や場所の説明が極めてリアルなところに、デーティルに手を抜かない黒川の誠実さをいつも感じる。次はいつ黒川作品を
読もうか考えている。
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No.29:
(3pt)

すっきりしない後味

社会的問題となった振り込め詐欺を扱った内容に興味が沸いた。よくある犯罪事件解決の警察ものではなく、振り込め詐欺の受け子と呼ばれる者を主人公として書かれていて着眼点が面白い。非常に慎重な行動をする主人公、かたや感情的に後先考えなずに行動する相棒。相棒のせいで殺人の共犯になってしまい逃亡する羽目になるところまでは面白かった。しかし逃亡に入ってからは在り来たりに行き先を転々とするだけになり最終的には・・・(ネタばれになるのでかけないが)。そこで物語が終わってしまい何とも物足りなさを感じる。個人的には逃亡中の主人公が振り込め詐欺グループの全容を掴み全ての金を盗み取るぐらいの結末を期待していたのだが。
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No.28:
(4pt)

さすがの警察小説

オレオレ詐欺(振り込め詐欺)の実体を克明に描いた警察小説。そのリアリティはさすがの一言。方言に拘りのある作者らしく刑事コンビの関西弁の掛け合いも素晴らしい(笑)。ただ安易な殺人とエンディングにはちょっと納得がいかず,星一つ減らしました。エンタメらしく最後がスカッと終われば星5つだったのですが。
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No.27:
(5pt)

あっという間に

カンボジア旅行中に、夜ホテルで読もうと持ってきたが、既に読み終わってしまった。残りの夜はどうやってカンボジアの夜を過ごそうか!スピード感溢れる小説とは、これなんだと感じました。
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No.26:
(1pt)

この作家さんは好きだけど。。。

打ちきりみたいな終り方。やや消化不良。。。

内容は、少し古いけど楽しめます。
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No.25:
(5pt)

相変わらずの面白さ、

久しぶりの黒川作品、相変わらず面白い、今回は、振り込め詐欺の犯罪グループが、悪の主役で、大阪府警の刑事2人が、追いかける。相変わらず、面白い、著者の出版のペースが、少し落ちてきたかな?どんどん描いてほしい、作家だ。
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No.24:
(4pt)

黒川作品はほとんど

黒川作品はほとんど、拝読しております。絶妙な作風とエンターテイメントで一気読み致しました。毎回、楽しみに待っております。
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No.23:
(5pt)

詐欺グループの概要

詐欺グループの実態がよくわかる面白い作品です。高齢者の方は詐欺にあわないように是非読んで見て下さい。
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No.22:
(3pt)

黒川さんらしくない…

惹き込まれました。特殊詐欺をテーマとして黒川さんらしい細かい描写かつスリリングな展開。
フィナーレ。えっ?これでおしまい?呆気なさ過ぎます。このクロージングでは消化不良。ずっと面白かっただけに残念。
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No.21:
(4pt)

カバーデザインは作品に合っていない…

黒川氏が雑誌の対談で 「オレオレ詐欺の被害者は圧倒的に女性が多い」 「母親は息子に弱い」 と語っていたので興味が湧いて購入した。 残念ながら作品中では、その母親のサガにはあまり触れていなかったが、 本の値段分は十分楽しめた。 なぜか最後は主人公の橋岡(オレ詐欺師)に感情移入してしまい、 何とか逃げぬいて沖縄でのんびり暮らして欲しいっ、と願ってしまった。 彼の生い立ちや人となりを、もう少し詳しく描いて欲しかったなぁ。 彼は中盤に他人名義の銀行口座から大金を引き出すのに非常に苦労するが、 それが銀行のオレ詐欺対策のせいだという皮肉。 黒川作品をもっと読みたくなった。
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No.20:
(5pt)

スリルまんてん

流行りのオレオレ詐欺を題材にした、犯罪サスペンス 犯人グループと、刑事のいきつまる攻防。 一気読みしてしましました。
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No.19:
(4pt)

金子 豊和

説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。
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