■スポンサードリンク


夏への扉



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

夏への扉の評価: 4.32/5点 レビュー 500件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全403件 381~400 20/21ページ
No.23:
(5pt)

SFというと

SFというと、男の人の読むジャンルのような気がしますが、この本は女性も楽しく読めると思います。私は夫に借りて読みました。おすすめです。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.22:
(5pt)

本当に爽やか

レビューやその他の評価が高く、興味をそそられてよむことにしました。あまり読んだことがないSFで、しかも海外SFは初体験となったのが本作でした。
どうしても、翻訳された作品と言うとコアで読みにくいイメージがあったのですが、これは私の偏見を見事に崩してくれる作品でした。この作品が、79年に書かれたというのが未だに信じられません。とても新鮮で、瑞々しさに溢れているように感じました。
私見ですが、本作のような物語こそ、中高生の教科書に載せる作品とすべきではないでしょうか。必ずや将来の自分に役立つ経験の一つとなると思います。
内容は確かにSFでしょうけど、またとない冒険小説とも言えるのではないでしょうか。切ない恋愛模様や、先の読めないハラハラする展開。とにかく飽きませんでした。これだけの長編作品を、こんなに早く読み終えたのは初めてです。ともかく楽しみながら読むことが出来ました。
始めは、主人公の余りに情けない境遇に、お手上げしてしまう読者も多いのではないかと思います。私自身、なんか可哀想で泣きたくなってしまいました…… しかしこの作品の真の面白さは、物語中盤から! 決して投げ出さないで下さい。終盤まで、気持ち良いぐらいの展開が、あなたを待っている筈です。
私は主人公、ダン・ディヴィスから、技術者根性のようなものを垣間見たような気がしました。2000年には冷凍睡眠はもちろん、文化女中器なんて現人類には到達し得なかった技術です。この作品に出てくるようなロボットが完成するのは、2004年の今からでも、恐らく50年以上はかかることでしょう。でもだからこそ、これからの時代を担う人たちには、こういった作品から良い意味での影響を受け、新しい分野を切り開いていって欲しいと思います。
若い世代の方々は、常に未来を背負っているのです。
そこのエネルギーに満ち溢れたあなた。
第二のダン・ディヴィスになるのは、あなたかも知れませんよ?
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.21:
(5pt)

清々しい小説

恋人や親友に裏切られた主人公が、冷凍睡眠やタイムマシンを使って未来、過去を行き来するのだが、当初の目的であった復讐を結局は行わなかったのが良かった。
もっとポジティブに明るい未来を目指して行動する様が清々しい。
癒され、ポジティブにさせてくれる小説です。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.20:
(4pt)

SFがあまり好きじゃなくても楽しめる小説

初めて手に取ったのは、高一くらいの時だったと思う。
非現実すぎる小説についていけないため、どちらかと言えばSFが苦手な性質です。
その俺が数年に一度、ふっと読み返したくなる事があるSF作品がコレです。

確かに、随分前に書かれた小説なので現在読むと違和感や古くささを感じる箇所も多いですが、そこを差し引いても「読む価値」のある小説だと思います。
青春小説、純愛小説などの要素の中にSFというものがちりばめてある感じです。
そのSFという手法によって、一人の男の本来ならありえない人生がより効果的になっています。
SFが苦手で…むしろ、そういった方に読んでもらいたいです。

簡単なあらすじ等は他の方が書いていますから、ここには書きませんが、興味をもたれた方はぜひどうぞ。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.19:
(4pt)

こいつは清涼剤だ

SFとしてはそこそこ古いものだが、古典SFのようにメカバリバリ、哲学どっさりではない、日常に程よく組み込まれた近未来の機械が現代のロボットに通ずるところ(掃除ロボットとか、アシモ、PC)があり、なかなか作者の読みはいいところをついている。内容はなんか「よみがえる金狼」のように金的なものをとりかえすというのが大まかな流れだが、それだけだけでなく、タイムマシン!?、や冷凍睡眠などを駆使している。
これだけでなく、この本では猫(もっとも擬人化されてるが)がキーとなってきて、それがこの本のスパイスとなっている。
よんだあとにスッとするような本書はこれからの季節によいかもしれない。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.18:
(4pt)

なるほど

この作品は、「なるほど!」と読んでいく内に言ってしまいます。怪獣とかが出てくるSFではないですが、現実にありそうな物語でいろいろな
状況がからみあっておもしろいと思います!
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.17:
(5pt)

さわやかに涙するSFの珠玉の一冊

「アルジャーノンに花(束)を」系の癒しをSFに求めるのならば、この一冊はやや系統は異なりますがお勧めです。カバーの絵も内容にマッチしているし、the door into summer という題も読後いつまでも心に残る仕掛けがあります。絶対に後悔しない一冊だと思うので内容を紹介することはしません。単純明快で信じた道を進むというアメリカ的であることを身上にしているハインラインですから、そこにひっかかりを覚えるのかもしれません。でも、例外中の例外だと思います。買って損は無い名作です。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.16:
(5pt)

我が家の猫は、扉を開けてくれと顔を見上げて鳴く。

ハインラインの猫より意思が強いのだろう。  
山下達郎のアルバム「ライドオンタイム」に収められた「夏への扉」は
吉田美奈子がこの本にインスパイアされて作詞したもの。
筆者はライナーからこの本を知り、この本のファンになった。 
どこに行くか解らないタイムマシン。
その大らかさ、好きだなぁ。
科学がファンタジーを嘲わない限り、
未来は心待ちにできるもの。 
アジアに行って戻るたびに感じる時代差。
ああ飛行機もタイムマシンなんだと気づいた今日この頃。
子供の頃描いていたタイムマシンとは違うけど、
グローバリゼーションは別のタイムマシンを作った。
未来を自分の下に引き寄せるには、 
より強い意志があった方が可能性は高い。 
猫にとっても、それは絶対同じ。
鳴いてアピールせにゃあかんで、君らも。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.15:
(5pt)

しんみりと、でも爽快に。

~猫が好きでロリコン気味でヌーディストで・・というのがハインライン属性なので、その辺は目をつぶってあげてください。
~~
それはともかく、逆境に見舞われた主人公が、様々な難局を乗り越えて逆転していく、以下にも古き良き時代のSFです。もっとも、タイム・トラベルが出てくるくらいで、今の我々にはすっかり「現代」なのですが・・。(さすがに文化女中機はないですが。)
~~
起承転結の流れがとても心地よく、「ああっ、小説を読んだなっ!」という感じにさせてくれます。もちろん、魅力的なキャラクター(特に可愛い女の子)も欠かしません。
SF食わず嫌いの人も、「面白い小説」だと思って一度読んでみてください。~
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.14:
(4pt)

ハインラインが贈る最高の一冊。

SFファンとして、個人的には、ハインラインはあまり好きではない。が、この作品は娯楽小説としては明らかに一級品だといえる。『アルジャーノンに花束を』と同じく一人称で主に語られるこの作品は、福島 正実氏の素晴らしい翻訳もあって(原書よりはっきり言って良い)、家中のドアを開けるようにせがむピートと同様、どれか一つは、夏に通じていると固く信じる力を読者に与え続ける。『宇宙の戦士』が一般にはメジャーな著者だが、まだハインラインを一冊も読まれていない方には本書を最初に読むことをお勧めしたい。そして、今、冬の気分に在る人にも同様に。90点。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.13:
(5pt)

いいものを読みたいという人にお勧め

早川書房の『SF入門』で、海外篇のお勧め作品ベスト1に選ばれていたので読んでみたのですが、読み終わって「うーん、うまい」とうなりました。詳しいことは言えませんが、読んだあとから「ああ、あれはそういうことだったのか」と感心することしきり。訳文も読みやすい。SF初心者の僕が言うのもなんですが、これからSFを読んでみようという人だけでなく、いい本、面白い本が読みたいという人は是非読むことをお勧めします。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.12:
(5pt)

猫も杓子も

たった今読み終わりました。
なんて気持ちのいい小説なんだろう、と思いました。
半分ほど読んだ時点でページをめくる手が完全に止まらなくなり、一気に読み上げてしまいました。
米国の作品らしいハッピーエンド。
今日一日は幸福な気持ちに満たされて過ごすことができそうです。
個性的でユニークな登場人物たち。
想像力を掻き立てられる近未来描写の数々。
植物の根ように入り組んだ話が一つの幹に収斂していく爽快感。
魅力を数え上げればきりがありません。
細部についていえば、至る所に散りばめられた比喩がぼくらの心を常にくすぐります。
その点では訳者の力が十分に発揮されているのではないでしょうか。
よく翻訳小説を敬遠する人がいますが、そんな理由で読まないには惜しす!ぎる本です。
極上のマグロをアメリカの寿司職人が握ったからといって拒絶するようなものです。
SFが苦手という人もゼヒ挑戦してみてください。
本書はまさに古典的なSFの名作小説。
赤味と大トロの違いというのはそれが同じカテゴリーに属するという事を感じさせないほど大きなものなのです。
老若男女、ピートも杓子も楽しめる作品だと思いますよw
是非お試しあれ。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.11:
(5pt)

全ての愛猫家に捧げられた本

書評として致命的かもしれませんが筋書きなどは書きません。
まず本書を(図書館などで)手に取り、数ページ軽く読んで下さい。
数ページのつもりで数十ページ読んでしまったら貴方の負け。すぐにご
注文を。貴方の元にもピート君がやってきます。
「夏への扉」はSFを背景とした「古典的名作小説」です。SFの中の名作では
なく、広く世間に読まれるべき名作小説の一編としてお読み下さい。
何も考えずに手にとって、老若男女科学知識に疎い人でも楽しめる良書
です。断言します。
タイトルにも掲げましたが、作者はSFマニアに向けてこの本の発表して
いないのです。
…この本は全ての愛猫家に捧げられています。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.10:
(5pt)

夏への扉

もう20年以上も前に読んだ本ですが、いまだに私の心に温かい灯をともし続けてくれている、素敵な作品です。 ハラハラドキドキしながら読み進むうちに、最後にはあっ!と驚くどんでん返し。 読んだあと心から「生きてて良かった」と思えること間違いなしです! かの山下達郎氏もこの作品に感動して、「夏への扉」という曲を作っています。 本を読んだ後にこの曲を聴けば、さらに感動は深まるでしょう。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.9:
(5pt)

明るいSF

先日、某メーカーから自動掃除機がでましたね。
この小説の主人公、ちょっとした天才発明家なんですが、彼は1970年代にすでに自動掃除機を発明してるんです。遅れることウン十年、ようやく追いついたんだなあと、電器店のデモを見ながら感慨にふけりました。
 初版から半世紀近くたっても魅力は全く衰えない。ハインラインが小説中で予言した未来と現在を比較して読むのも一興です。
安心して楽しめる本格SFです。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.8:
(5pt)

いつでも平積みは納得です

落ち込んだり、なんだか毎日がうまくいかないような気がする日に開くのに最適な一冊です。
主人公の“ぼく”と猫のピートがどん底から、これでもかこれでもかとひっくり返してくれる様は本当に痛快。
スピーディな展開のハインラインの傑作に、主人公が乗り移ったかのような福島氏の翻訳がまたいい味なのです。
一気に読み進み、『夏への扉』を閉じた時に、ふさいでいた気持ちをすっかり忘れてしまうこと請け合いです。
何度も繰り返して読んでも飽きず、友人に勧めまくっています。SFといってもタイムトラベルの味付けくらいなので読みやすく、読んだ友人は100%よかった!と言ってくれてます。
本当に楽しめ、気持ちよくやる気をもらえる一冊。
ぜひ、この爽快感を味わってほしいです。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.7:
(4pt)

扉は見つかるのか?

主人公がタイムトラベルをする話です。が、面白いのは、タイムトラベルをしてたどり着いた30年後の2000年の風景、恋人に裏切られ天職を失った主人公の行動、そして「夏への扉」を彼は見つけたのか!です。前半ゆっくり経っていた時間が、後半めまぐるしく速くなります。このスピード感も楽しんでほしです。最後にこの本には彼の愛猫ピートの描写がたくさん出てきます。猫を飼ったことのない私にも伝わる愛情が伝わるほどです。
みなさんも夏への扉を探してみてください。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.6:
(5pt)

結末まで一気に!

僕のもっともお気に入りの小説ですね。 この本を読むときは一気に最後まで読み通すことをお薦めします。 僕がこんなこといわずとも、1/3ぐらいまで読んでしまうと、誰だって途中で読むのをやめるなんてできないでしょう。 読後感が最もすばらしい本のひとつです。 僕は原著でも読みましたが、英語にチャレンジしたい方には原著もいかがでしょうか?
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.5:
(5pt)

読後に優しい気分になりました

SFとか抜きにして、読むと優しい気分にさせてくれます。猫が好きな方にもお勧めできます。 なぜ優しい気分にさせるのか?読めばわかります。リラックスしたい時に読みましょう。
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453
No.4:
(5pt)

SFの科学的矛盾が気にならない本は素晴らしい。

SFに見られるいわゆる科学的矛盾(タイムパラドックスなど)なんか全く気にならなくなるストーリー展開のおもしろさが素晴らしい。 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を楽しめる人なら、この本も楽しめると思います。 SFであることと話のおもしろさとは関係ない、という意味で共通しています。 どちらもいかにもアメリカっぽいハッピーエンドでもあるし...でもこちらの本の方が人間ドラマとしても良いです。 お勧め!
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))Amazon書評・レビュー:夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))より
4150103453

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!