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おとり捜査官



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おとり捜査官の評価: 3.73/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

おとり捜査官としての見せ場がなく、物足りない。

首都高での衝突火災事故、救急車の盗難、犯人と緊急隊員の消失、死体が首都高でバラバラに分散されて発見、という事件の発端は非常に引き込まれる内容であった。
被害者も容疑者も、主人公北見志穂の大学時代の友人であり、容疑者の無実を証明するために奮闘、被害者が勤めていた銀座のバーへの潜入捜査、首都高で行われていたある出来事を突きとめる過程、別のバラバラ死体の発見、岩槻市での調査、新たな容疑者の特定と遺体の発掘、犯人との対決、といったストーリー展開も悪くない。
警察の当初の事件の見方に大きな誤りであったことが判明し、事件の経過が逆転するところがこの作品の一番の見所。精神的に特異な犯人像を示した点も評価できる。
しかしながら、前作と比較すると、物足りなさを感じる。緊急隊員の遺体をどうして持ち去らなければならなかったのか、という大きな謎の回答は期待外れだし、事件の背景にあった首都高での出来事も現実味に乏しい。何よりも、北見志穂のおとり捜査官としての見せ場が、今回はほとんどなかったのが残念である。
おとり捜査官 2 視覚 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:おとり捜査官 2 視覚 (朝日文庫)より
4022644982

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