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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 181~200 10/16ページ
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一気に読めました。 ストーリーとしては結論は見えているのですが、犯人の心の奥底に 流れる秘められた思いはなんだったのか、が気になってぐいぐいと 引き込まれました。 しかし、作中人物の意外な繋がりがかなり強引に感じられた点、 最後に明かされるトリックがちょっと現実的ではなく、本当に実行 したとしても成功するのはさすがに不可能ではないかと思いますし、 「聖女の救済」というタイトルに名前負けしているかないう感じがしますね。。。 | ||||
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一気に読めました。 ストーリーとしては結論は見えているのですが、犯人の心の奥底に 流れる秘められた思いはなんだったのか、が気になってぐいぐいと 引き込まれました。 しかし、作中人物の意外な繋がりがかなり強引に感じられた点、 最後に明かされるトリックがちょっと現実的ではなく、本当に実行 したとしても成功するのはさすがに不可能ではないかと思いますし、 「聖女の救済」というタイトルに名前負けしているかないう感じがしますね。。。 | ||||
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夫が毒殺される事件が発生し、離婚を迫られていて動機のある妻が犯人だと思われるのだが、妻には北海道にいたという鉄壁のアリバイがあった上、毒殺の方法は不明。ドラマでもお馴染みの草薙刑事と内海刑事がそれぞれの視点から事件を調査しながら、湯川教授が巻き込まれていく展開に、どんどん引き込まれて一気に読んだ。 特に妻の性格が印象的だった。夫が浮気していることに感づいていながら離婚を迫られても平然としており、浮気相手の女性が自分の教え子であっても教え子を本気で心配して恨んだりせず、また刑事の尋問にも冷静に対処する穏やかで賢い女性。内海刑事が分析した通り「賢くて我慢強い」彼女ならではのトリックに、本書のタイトルはぴったりだと思った。 | ||||
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夫が毒殺される事件が発生し、離婚を迫られていて動機のある妻が犯人だと思われるのだが、妻には北海道にいたという鉄壁のアリバイがあった上、毒殺の方法は不明。ドラマでもお馴染みの草薙刑事と内海刑事がそれぞれの視点から事件を調査しながら、湯川教授が巻き込まれていく展開に、どんどん引き込まれて一気に読んだ。 特に妻の性格が印象的だった。夫が浮気していることに感づいていながら離婚を迫られても平然としており、浮気相手の女性が自分の教え子であっても教え子を本気で心配して恨んだりせず、また刑事の尋問にも冷静に対処する穏やかで賢い女性。内海刑事が分析した通り「賢くて我慢強い」彼女ならではのトリックに、本書のタイトルはぴったりだと思った。 | ||||
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これは、あれですね。 アイデア1発があって、それを膨らませて1つの長編にするという、 その作家テクニックを読む作品だと思う。 だから、最初に犯人を提示して、読者に犯人探しを封印させて、 単純にその殺しの方法を、読者に推理してもらう。という、 古畑チックな構成になっているんだと思う。 それにしても、警察は湯川さんに頼り過ぎなのでは。。。 あと、テレビチックなのも。。。 | ||||
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これは、あれですね。 アイデア1発があって、それを膨らませて1つの長編にするという、 その作家テクニックを読む作品だと思う。 だから、最初に犯人を提示して、読者に犯人探しを封印させて、 単純にその殺しの方法を、読者に推理してもらう。という、 古畑チックな構成になっているんだと思う。 それにしても、警察は湯川さんに頼り過ぎなのでは。。。 あと、テレビチックなのも。。。 | ||||
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容疑者Xの献身がよかったので読んでみましたが、少しがっかりしました。内容は虚数解とか言わなくてもよく、ありふれたものであり、また綾音という女性は確かに魅力的に書かれていますが、聖女というような感じを受けませんでした。さらにいえば救済という言葉もあまりピンをこなくてオーバーな言い方であるように思いました。タイトルと内容がちぐはぐな印象が残りました。ただ、話はとても共感でき、面白いので一読の価値はあります。 | ||||
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容疑者Xの献身がよかったので読んでみましたが、少しがっかりしました。内容は虚数解とか言わなくてもよく、ありふれたものであり、また綾音という女性は確かに魅力的に書かれていますが、聖女というような感じを受けませんでした。さらにいえば救済という言葉もあまりピンをこなくてオーバーな言い方であるように思いました。タイトルと内容がちぐはぐな印象が残りました。ただ、話はとても共感でき、面白いので一読の価値はあります。 | ||||
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ガリレオこと天才科学者湯川が解き明かす完全犯罪。結婚時、『一年で子供が出来なかったら離婚』との約束どおり、夫、義孝は何の躊躇いもなく離婚を切り出した。妻、綾音は彼女の優秀な助手・宏美の妊娠を密かに確信していた。翌朝しばらく実家に帰ると綾音が家を留守にしていた時、夫は死体で宏美に発見される。毒物の特定は出来たが殺害方法が一向に解明出来ず、草薙刑事は美貌の未亡人に心を惑わされ捜査に難航していた時、女性刑事内海は湯川の研究室を訪ねる。捜査には協力はしないと言うであろう湯川を友人の草薙が「容疑者に恋をしている。その為、事件の視点を見誤っている」と話し興味を抱かせ謎解きに力を貸して貰う事に。が、ガリレオにしてもその犯行を推理できても果たして実行可能かと思わせる『何もしない事が殺害方法』とは・・・? 仕事を辞め家事に専念しいつでも夫の世話が出来るよう待機している完璧な主婦が留守をしたら・・・。 | ||||
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ガリレオこと天才科学者湯川が解き明かす完全犯罪。結婚時、『一年で子供が出来なかったら離婚』との約束どおり、夫、義孝は何の躊躇いもなく離婚を切り出した。妻、綾音は彼女の優秀な助手・宏美の妊娠を密かに確信していた。翌朝しばらく実家に帰ると綾音が家を留守にしていた時、夫は死体で宏美に発見される。毒物の特定は出来たが殺害方法が一向に解明出来ず、草薙刑事は美貌の未亡人に心を惑わされ捜査に難航していた時、女性刑事内海は湯川の研究室を訪ねる。捜査には協力はしないと言うであろう湯川を友人の草薙が「容疑者に恋をしている。その為、事件の視点を見誤っている」と話し興味を抱かせ謎解きに力を貸して貰う事に。が、ガリレオにしてもその犯行を推理できても果たして実行可能かと思わせる『何もしない事が殺害方法』とは・・・? 仕事を辞め家事に専念しいつでも夫の世話が出来るよう待機している完璧な主婦が留守をしたら・・・。 | ||||
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人気シリ−ズの最新作。直木賞を取った前作があるのでハ−ドルが高くなるのは仕方のないこと。 内容は悪くはないと思うのだが、話の進め方が少しまずく、被害者の人格や犯人が動機を持つにいたった過程をもっとクロ−ズアップしたほうが説得力があったような気がする。 謎解きを重要視しすぎたため、作品全体のインパクトが薄れたような印象が強い。 トリックも、なんだか力押しで説得されたような気がするし、前作のような感動も薄い。 最近仕事が多すぎのようですが、東野さん、少し仕事を減らして作品のクオリティ−を上げてください。 | ||||
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人気シリ−ズの最新作。直木賞を取った前作があるのでハ−ドルが高くなるのは仕方のないこと。 内容は悪くはないと思うのだが、話の進め方が少しまずく、被害者の人格や犯人が動機を持つにいたった過程をもっとクロ−ズアップしたほうが説得力があったような気がする。 謎解きを重要視しすぎたため、作品全体のインパクトが薄れたような印象が強い。 トリックも、なんだか力押しで説得されたような気がするし、前作のような感動も薄い。 最近仕事が多すぎのようですが、東野さん、少し仕事を減らして作品のクオリティ−を上げてください。 | ||||
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『容疑者Xの献身』の次にきたガリレオ長編だったので、 大いに期待したのですが、これは駄目です。 ストーリー展開に起伏がなく、スピード感もない。 こういった小説は、読者をぐいぐい引き込む力に溢れていて ナンボの世界ですが、今回まったくそれがない。 『容疑者Xの献身』は本当にすばらしかった!! でも、今回はその足下にも及ばないと思います。 作者がTVドラマを意識しすぎた結果なのかな? そんな気もします。 | ||||
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『容疑者Xの献身』の次にきたガリレオ長編だったので、 大いに期待したのですが、これは駄目です。 ストーリー展開に起伏がなく、スピード感もない。 こういった小説は、読者をぐいぐい引き込む力に溢れていて ナンボの世界ですが、今回まったくそれがない。 『容疑者Xの献身』は本当にすばらしかった!! でも、今回はその足下にも及ばないと思います。 作者がTVドラマを意識しすぎた結果なのかな? そんな気もします。 | ||||
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『ガリレオの苦悩』から続けて読んだので、 ボリュームたっぷりで、大満足です。 『容疑者Xの献身』以来、 警察の捜査には協力をしない、 そう誓ったのだが、 内海薫の相談に、 ついのってしまう。 その、きっかけもまた、 草薙がらみで ちょっと微笑ましいともいえる。 『百夜行』や『幻夜』を思い起こさせる、 “女”の登場。 わかりやすい動機とは裏腹に、 まったく手がかりのないトリック。 そして、 驚愕の結末へ! 犯人らしき人物は、 ほとんど一人。 でも、 アリバイも、証拠もない。 あるのは動機だけ。 東野作品だけに、 どう、どんでん返しがあるのか、 ハラハラしながら読み進みました。 そして、 最後に残る切なさもまた、 ・・・らしい。 | ||||
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『ガリレオの苦悩』から続けて読んだので、 ボリュームたっぷりで、大満足です。 『容疑者Xの献身』以来、 警察の捜査には協力をしない、 そう誓ったのだが、 内海薫の相談に、 ついのってしまう。 その、きっかけもまた、 草薙がらみで ちょっと微笑ましいともいえる。 『百夜行』や『幻夜』を思い起こさせる、 “女”の登場。 わかりやすい動機とは裏腹に、 まったく手がかりのないトリック。 そして、 驚愕の結末へ! 犯人らしき人物は、 ほとんど一人。 でも、 アリバイも、証拠もない。 あるのは動機だけ。 東野作品だけに、 どう、どんでん返しがあるのか、 ハラハラしながら読み進みました。 そして、 最後に残る切なさもまた、 ・・・らしい。 | ||||
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現在、映画が話題になっている”ガリレオ”こと湯川学シリーズの最新作だ。 東野圭吾らしく、緻密に張り巡らされた伏線が、最後に結実する。 最後の最後に、タイトルの意味がわかるようになっている。 理論的には可能だが、現実的には不可能と湯川に言わしめた殺人の方法とは? 犯人は容易に推定できるが、アリバイがくずれない。 殺人の方法が特定できない。 トリックはそこだけなのだが、それで一気に長編として成立させる筆力には脱帽する。 ”聖女の救済”の意味とは? 東野圭吾らしく、遊びごころにもあふれている。 それは読んでのお楽しみだ。 | ||||
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「容疑者Xの献身」に続くガリレオシリーズ長編2作目。 今回湯川が挑む相手は女、そして完全犯罪。 警察官としてあくまで正しい線から捜査をする草薙、 女性刑事特有の勘を働かせて疑問を解決しようとする内海、 そして突きつけられた難問に科学者として立ち向かう湯川。 3人それぞれの苦悩、そして各自の役目を担って活躍する姿が 非常にバランスよく描かれていて、飽きることがありません。 そしてまた、謎解きには非常に頭を使わせられます。 面白いし先が気になってどんどん読み進むのですが、 草薙と内海の情報をヒントに真実に近づいてゆく湯川の苦しみ、 そして驚愕、哀しみがありありと目に浮かび、 「容疑者〜」同様にものすごく切なくなります。 緻密なトリックに隠された人間の深い心理、これこそが東野圭吾の真骨頂。 読めたと思ったらそれはもはや騙されたのと同じ、 実はその裏にもう1枚、いや2枚、捲るべきベールが待ち受けている。 そしてようやく真実にたどり着いたとき、 読者はまずその発想に唖然とさせられ、そして、強い衝撃を受ける。 その瞬間の快感に虜になり、そしてまた彼の作品を手に取ってしまうと、 もうそこから先は溺れるようにただ東野ワールドに浸かってゆくだけ。 「容疑者〜」が好きな方なら間違いなしの1冊。 人間の愛、憎悪、それらが生み出すありえない出来事・・・。 そして最後にタイトルの意味が分かったときは、もうため息さえ出てきます。 読み始める際には必ず徹夜を覚悟してください。 | ||||
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現在、映画が話題になっている”ガリレオ”こと湯川学シリーズの最新作だ。 東野圭吾らしく、緻密に張り巡らされた伏線が、最後に結実する。 最後の最後に、タイトルの意味がわかるようになっている。 理論的には可能だが、現実的には不可能と湯川に言わしめた殺人の方法とは? 犯人は容易に推定できるが、アリバイがくずれない。 殺人の方法が特定できない。 トリックはそこだけなのだが、それで一気に長編として成立させる筆力には脱帽する。 ”聖女の救済”の意味とは? 東野圭吾らしく、遊びごころにもあふれている。 それは読んでのお楽しみだ。 | ||||
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「容疑者Xの献身」に続くガリレオシリーズ長編2作目。 今回湯川が挑む相手は女、そして完全犯罪。 警察官としてあくまで正しい線から捜査をする草薙、 女性刑事特有の勘を働かせて疑問を解決しようとする内海、 そして突きつけられた難問に科学者として立ち向かう湯川。 3人それぞれの苦悩、そして各自の役目を担って活躍する姿が 非常にバランスよく描かれていて、飽きることがありません。 そしてまた、謎解きには非常に頭を使わせられます。 面白いし先が気になってどんどん読み進むのですが、 草薙と内海の情報をヒントに真実に近づいてゆく湯川の苦しみ、 そして驚愕、哀しみがありありと目に浮かび、 「容疑者〜」同様にものすごく切なくなります。 緻密なトリックに隠された人間の深い心理、これこそが東野圭吾の真骨頂。 読めたと思ったらそれはもはや騙されたのと同じ、 実はその裏にもう1枚、いや2枚、捲るべきベールが待ち受けている。 そしてようやく真実にたどり着いたとき、 読者はまずその発想に唖然とさせられ、そして、強い衝撃を受ける。 その瞬間の快感に虜になり、そしてまた彼の作品を手に取ってしまうと、 もうそこから先は溺れるようにただ東野ワールドに浸かってゆくだけ。 「容疑者〜」が好きな方なら間違いなしの1冊。 人間の愛、憎悪、それらが生み出すありえない出来事・・・。 そして最後にタイトルの意味が分かったときは、もうため息さえ出てきます。 読み始める際には必ず徹夜を覚悟してください。 | ||||
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