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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 241~260 13/16ページ
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さすが、東野圭吾。安心して読める、上質のミステリーです。ただし、もう一ひねり欲しかったのは事実。なので、★は4つ。 | ||||
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さすが、東野圭吾。安心して読める、上質のミステリーです。ただし、もう一ひねり欲しかったのは事実。なので、★は4つ。 | ||||
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湯川博士は求めるものを手に入れることが出来た。 コーヒーもうまく淹れることができるようになった。 それでも心底では嬉しくなかったのかもしれない。 消去法のもたらす解答は幸福だとは限らなかった。 | ||||
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期待の湯川学シリーズ、一気に読破しました。正直感想は、「『容疑者X』を超えなかった」です。今回登場する容疑者と周辺人物のキャラがいまいち明確でなく、警察側も、内海と草薙でお腹いっぱい感が。それに加え、湯川学。湯川の登場シーンも、以前ほど「アッ」と言わせるほどのものはなく。。。残念でした。新作の短編集を読んで、また評価したいと思います! | ||||
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ガリレオシリーズ、長編第二段。数多い東野作品の代表作にもなりつつあるこのシリーズ、やはり期待を裏切らず、素晴らしい出来である。刑事・容疑者どちらもとても魅力的な人物で、会話も楽しいし、捜査もリアリティがあり、徐々に真相に近づいていく過程は非常に楽しく、読んでいて飽きない。そしてトリックの見事さ、ガリレオのそれを解き明かす鮮やかさは相変わらず健在。最後まで一気読み必至である。この作品だけを単独で読めば、文句なしに星五つであるが・・・。前作「容疑者Xの献身」が素晴らしすぎた。あの作品には少し劣るが、東野圭吾天才!とは十分思えた。ガリレオシリーズが好きな人は、必見である。 | ||||
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一読して、東野圭吾の近作にしては珍しい本格ミステリーだと思った。しかし、何となく釈然とせず、もう一度読み返した。二度目は事件のポイントに的を絞って。 その結果、疑問に思ったこと。 第一に、最初の現場検証で、警察(鑑識)が〇〇〇を調べなかった(少なくとも証拠保全しなかった)のは不自然。犯人が後から証拠隠滅できるとは…(絶句)。 第二に、〇〇〇についての説明が微妙。注意深く読むと、痕跡を残さずにトリックを仕掛けることが本当に不可能なのか、明確に検証されたかどうかよくわからない書き方だと思う(作者が意図的にそうしたのだろうが)。 つまり、あえて言えば、湯川の推理が本当に正しいのか、厳密にはわからないのではないか? しかし、この作品はその点を問題にしておらず、湯川の推理は正しいという前提に立って、犯行のトリックは、動機は、と進んでいく。つまり究極的に言えば、これはミステリーではなく、犯人の心情がテーマの一種の恋愛小説なのだろう。 だとすると、この犯人が、犯行後に自分を守ろうとするとは考えにくい(そのためのトリックではない)。自首するか自殺するか、どちらかだろう。 あえて罪を暴かれ逮捕されることが、自分への制裁だと犯人が考えたとしても、その場合の追及者は、湯川や草薙刑事の役回りではないような気がする。これは加賀恭一郎刑事の守備範囲だったのではないか。 そもそも犯行のトリック自体、湯川でなくては解けない謎ではない。きちんと鑑識がサポートすれば、「文系」の探偵でも解決できると思う。『容疑者Xの献身』もそうだったが、やはり「探偵ガリレオシリーズ」の長編である以上、まず、湯川でなくては解けないトリックを周到に準備する、というのが第一条件だと思うのだが。 | ||||
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湯川博士は求めるものを手に入れることが出来た。 コーヒーもうまく淹れることができるようになった。 それでも心底では嬉しくなかったのかもしれない。 消去法のもたらす解答は幸福だとは限らなかった。 | ||||
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期待の湯川学シリーズ、一気に読破しました。正直感想は、「『容疑者X』を超えなかった」です。今回登場する容疑者と周辺人物のキャラがいまいち明確でなく、警察側も、内海と草薙でお腹いっぱい感が。それに加え、湯川学。湯川の登場シーンも、以前ほど「アッ」と言わせるほどのものはなく。。。残念でした。新作の短編集を読んで、また評価したいと思います! | ||||
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ガリレオシリーズ、長編第二段。数多い東野作品の代表作にもなりつつあるこのシリーズ、やはり期待を裏切らず、素晴らしい出来である。刑事・容疑者どちらもとても魅力的な人物で、会話も楽しいし、捜査もリアリティがあり、徐々に真相に近づいていく過程は非常に楽しく、読んでいて飽きない。そしてトリックの見事さ、ガリレオのそれを解き明かす鮮やかさは相変わらず健在。最後まで一気読み必至である。この作品だけを単独で読めば、文句なしに星五つであるが・・・。前作「容疑者Xの献身」が素晴らしすぎた。あの作品には少し劣るが、東野圭吾天才!とは十分思えた。ガリレオシリーズが好きな人は、必見である。 | ||||
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間違いなく良い作品であると思う。 面白いかと訊ねられれば、面白いと答えます。 ただ、続編の宿命なのですが「容疑者Xの献身」と比べるとやはり見劣りする感がある。 しかしそれは読み終わったあとに感じたもので、読んでいる最中は夢中になれました。 東野圭吾さんは本当に読ませ方がうまいなあと、つくづく思いました。 | ||||
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一読して、東野圭吾の近作にしては珍しい本格ミステリーだと思った。しかし、何となく釈然とせず、もう一度読み返した。二度目は事件のポイントに的を絞って。 その結果、疑問に思ったこと。 第一に、最初の現場検証で、警察(鑑識)が〇〇〇を調べなかった(少なくとも証拠保全しなかった)のは不自然。犯人が後から証拠隠滅できるとは…(絶句)。 第二に、〇〇〇についての説明が微妙。注意深く読むと、痕跡を残さずにトリックを仕掛けることが本当に不可能なのか、明確に検証されたかどうかよくわからない書き方だと思う(作者が意図的にそうしたのだろうが)。 つまり、あえて言えば、湯川の推理が本当に正しいのか、厳密にはわからないのではないか? しかし、この作品はその点を問題にしておらず、湯川の推理は正しいという前提に立って、犯行のトリックは、動機は、と進んでいく。つまり究極的に言えば、これはミステリーではなく、犯人の心情がテーマの一種の恋愛小説なのだろう。 だとすると、この犯人が、犯行後に自分を守ろうとするとは考えにくい(そのためのトリックではない)。自首するか自殺するか、どちらかだろう。 あえて罪を暴かれ逮捕されることが、自分への制裁だと犯人が考えたとしても、その場合の追及者は、湯川や草薙刑事の役回りではないような気がする。これは加賀恭一郎刑事の守備範囲だったのではないか。 そもそも犯行のトリック自体、湯川でなくては解けない謎ではない。きちんと鑑識がサポートすれば、「文系」の探偵でも解決できると思う。『容疑者Xの献身』もそうだったが、やはり「探偵ガリレオシリーズ」の長編である以上、まず、湯川でなくては解けないトリックを周到に準備する、というのが第一条件だと思うのだが。 | ||||
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間違いなく良い作品であると思う。 面白いかと訊ねられれば、面白いと答えます。 ただ、続編の宿命なのですが「容疑者Xの献身」と比べるとやはり見劣りする感がある。 しかしそれは読み終わったあとに感じたもので、読んでいる最中は夢中になれました。 東野圭吾さんは本当に読ませ方がうまいなあと、つくづく思いました。 | ||||
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まず、「ガリレオの苦悩」を読んだ後に読むことをお勧めします。 内海の登場は今作からではないので。 まず内海の登場により、これまでよりもより捜査に幅が出てきて、会話の流れがおもしろいです。 推理に対する反発がいままでにないほどよく表わされています。 また内海はテレビみたいに、時にはユーモアを混ぜつつといったようなことは少ないです(ほぼない)。 また湯川、内海、草薙といった三人の主要人物の立ち位置が非常にまとまっており、誰一人として欠かすことはできません。 事件の内容や、トリックに関しては、犯人が最初でわかるようになっているとはいっても果たして本当にこの人なのか?実は違う人物が後から出てきてそいつが犯人なのでは?と思ってしまうほど。帯で完全犯罪と書いてあるということは、未解決事件もありえる?とも思いました。 それをくつがえす湯川はさすがですが、トリックを推理するより、今作は事件に複雑に絡み合った人間関係を見ていく方がおもしろい。 少なくともトリックを見破ろうとすることは難しいですからね。 いつも通りトリックが判明するのが終わりギリギリで、犯人の想いや、なんといっても草薙の心情といったものをもう少し掘り下げてほしかった。 最後はそれほどあっさりしていたと思う。 これがもし映画化されるとしたら、草薙の出番も増え、メインの湯川・内海に負けないくらいの人気が出ると思う…と余談で付け足しておきます。 | ||||
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まず、「ガリレオの苦悩」を読んだ後に読むことをお勧めします。 内海の登場は今作からではないので。 まず内海の登場により、これまでよりもより捜査に幅が出てきて、会話の流れがおもしろいです。 推理に対する反発がいままでにないほどよく表わされています。 また内海はテレビみたいに、時にはユーモアを混ぜつつといったようなことは少ないです(ほぼない)。 また湯川、内海、草薙といった三人の主要人物の立ち位置が非常にまとまっており、誰一人として欠かすことはできません。 事件の内容や、トリックに関しては、犯人が最初でわかるようになっているとはいっても果たして本当にこの人なのか?実は違う人物が後から出てきてそいつが犯人なのでは?と思ってしまうほど。帯で完全犯罪と書いてあるということは、未解決事件もありえる?とも思いました。 それをくつがえす湯川はさすがですが、トリックを推理するより、今作は事件に複雑に絡み合った人間関係を見ていく方がおもしろい。 少なくともトリックを見破ろうとすることは難しいですからね。 いつも通りトリックが判明するのが終わりギリギリで、犯人の想いや、なんといっても草薙の心情といったものをもう少し掘り下げてほしかった。 最後はそれほどあっさりしていたと思う。 これがもし映画化されるとしたら、草薙の出番も増え、メインの湯川・内海に負けないくらいの人気が出ると思う…と余談で付け足しておきます。 | ||||
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ガリレオの苦悩を読み終わってすぐ購入し,1日で読み終わりました。 トリックはシンプルながら,かなり現実離れした感があり,拍子抜けでした。 内海刑事の直感,こだわりに対する描写はよかったと思います。ドラマの配役を知っていて読むと,思わずニヤリとする作者の悪戯もあります。 容疑者Xの献身の出来が良すぎ,期待しすぎて読んでしまったようです。 夢中になって読むのではなく,1週間ほどかけてじっくり読めば,楽しめたかもしれません。 | ||||
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毒物と並んで最大のポイントとなる点の調査を事件直後に鑑識が見逃すことに矛盾を感じる。 TVや映画で主役級の人物像は読者の8割方にはできていると思うので、他の方も書いているとおりそのイメージで読み進む方が大半であろう。その中で被害者側の人物は「容疑者・・」と比較すれば印象が薄いと感じる。 | ||||
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ガリレオの苦悩を読み終わってすぐ購入し,1日で読み終わりました。 トリックはシンプルながら,かなり現実離れした感があり,拍子抜けでした。 内海刑事の直感,こだわりに対する描写はよかったと思います。ドラマの配役を知っていて読むと,思わずニヤリとする作者の悪戯もあります。 容疑者Xの献身の出来が良すぎ,期待しすぎて読んでしまったようです。 夢中になって読むのではなく,1週間ほどかけてじっくり読めば,楽しめたかもしれません。 | ||||
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『ガリレオの苦悩』297頁で湯川が女性について語る「たとえば女性特有の直観力、女性特有の観察力、女性特有の頑固さ、女性特有の執念深さ、女性特有の冷淡さ・・・もう少し続けようか」が、この長編で見事に生きている。 草薙が恋をしていると話出したことで捜査に加わりたくなかった湯川に興味を湧かせた内海。 今回の事件は軽率な行動をする人間ではないと草薙が思う女性がキイワードになり、 草薙が感情によって刑事としての信念を曲げてしまうような弱さがあるのかが見所。 『ガリレオの苦悩』と異なり、いかにこの事件の謎が深く迷宮入りしてしまいかねないかが、 内海と草薙の捜査で見せられる。 長編の醍醐味が同時発売の『ガリレオの苦悩』を同時に読むことで倍増する仕掛けなので、 どちらか1冊だけというのは読書の醍醐味を半減させるのでもったいない。 | ||||
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自宅で毒殺された男をめぐる事件を描いた作品。この話はコーヒーを飲んだ男が殺された時には妻にはアリバイがあり、毒がいつ、どこに仕掛けられていたかという謎をガリレオこと湯川学や刑事の草薙や内海薫が解明していく作品である。 話が進んでいくうちに殺された夫やその妻の過去が明らかになっていき、事件の全貌が見えてくる。会話文が比較的多い為、非常に読みやすい。 この作品の犯人は普通の小説に出てくる人物とは逆のタイプ(本編349ページで湯川が述べている)で、犯行のトリックもかなりリスクが高く、現実ではほぼ実行不可能なのだが、小説的には楽しめた。また、この殺された夫は、女性からするとかなり嫌われるタイプの人間ではないかと思った。 | ||||
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毒物と並んで最大のポイントとなる点の調査を事件直後に鑑識が見逃すことに矛盾を感じる。 TVや映画で主役級の人物像は読者の8割方にはできていると思うので、他の方も書いているとおりそのイメージで読み進む方が大半であろう。その中で被害者側の人物は「容疑者・・」と比較すれば印象が薄いと感じる。 | ||||
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