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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 201~220 11/16ページ
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ガリレオの新作、とても楽しみに本を開きました。 でもこれはどうだろう・・ 一人一人の登場人物は個性的で、魅力はあるのですが、 どうもちぐはぐな印象。 犯人のアリバイを崩していくストーリーですが、 その肝心のトリックもあまりパッとしなかったです。 そして思ったことは、「この話長すぎないか?」と言うことです。 湯川先生がなんども実験を繰り返しますが、 特に大きな動きもなく、退屈にすら感じました。 これがドラマで、福山雅治と柴咲コウの顔を見ているのでしたら、 きっとそれでも良いんだと思いますが、 本として読ませる場合は、あの厚さは必要なかった気がします。 | ||||
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ガリレオの新作、とても楽しみに本を開きました。 でもこれはどうだろう・・ 一人一人の登場人物は個性的で、魅力はあるのですが、 どうもちぐはぐな印象。 犯人のアリバイを崩していくストーリーですが、 その肝心のトリックもあまりパッとしなかったです。 そして思ったことは、「この話長すぎないか?」と言うことです。 湯川先生がなんども実験を繰り返しますが、 特に大きな動きもなく、退屈にすら感じました。 これがドラマで、福山雅治と柴咲コウの顔を見ているのでしたら、 きっとそれでも良いんだと思いますが、 本として読ませる場合は、あの厚さは必要なかった気がします。 | ||||
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ドキドキしながら一気に読んじゃいました。ホントにこの著者は上手い。 各キャラの使い方から、描写から、とっても上手い。 真夜中まで読みふけって、読み終わってから「ありえない」と呟いたとしても、 もう遅い(笑) 読んでいる最中はもう夢中でページを繰ってたから。 読み返すと、いろいろと疑問がわいてくるし、なんかおかしいよと感じる部分が多い。 だから『容疑者Xの献身』と比べたら、あちらが上かな、と思う。 それとも、こんな「ありえない」トリックで本を一冊書いちゃうのだから、 やっぱり東野圭吾はスゴイと見直すべきなのか。 細かく書くとみんなネタばれになってしまうのだが、 花は枯れないのか気になるし、 シャンパングラスを洗ったまま出しっぱなしなのは〜、という推理も首をかしげる。 最大の引っかかりは、 このトリックがなされていた場合、私が愛人の女の子だったら 絶対に毒入りのほうを使って死んでいたなぁと思ったこと。 主人公はそれも想定していたのだろうか? 作中では不明だった。 もうひとつは、殺される男の「子どもが作れない女に用はない」という 身勝手な論理は、現実世界においては決して特殊なものでないだけに、 全体的に無理矢理にストーリーを構築したような印象が強い。 それにして草薙さん、完全に脇役ながらいい味だった。 トリックについて正確にわからない状態の読者も たぶん「あ〜あ、如雨露買ってきちゃったよ」と思ったはず。 そして内海さんの観察眼が鋭くて楽しかった。 | ||||
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ドキドキしながら一気に読んじゃいました。ホントにこの著者は上手い。 各キャラの使い方から、描写から、とっても上手い。 真夜中まで読みふけって、読み終わってから「ありえない」と呟いたとしても、 もう遅い(笑) 読んでいる最中はもう夢中でページを繰ってたから。 読み返すと、いろいろと疑問がわいてくるし、なんかおかしいよと感じる部分が多い。 だから『容疑者Xの献身』と比べたら、あちらが上かな、と思う。 それとも、こんな「ありえない」トリックで本を一冊書いちゃうのだから、 やっぱり東野圭吾はスゴイと見直すべきなのか。 細かく書くとみんなネタばれになってしまうのだが、 花は枯れないのか気になるし、 シャンパングラスを洗ったまま出しっぱなしなのは〜、という推理も首をかしげる。 最大の引っかかりは、 このトリックがなされていた場合、私が愛人の女の子だったら 絶対に毒入りのほうを使って死んでいたなぁと思ったこと。 主人公はそれも想定していたのだろうか? 作中では不明だった。 もうひとつは、殺される男の「子どもが作れない女に用はない」という 身勝手な論理は、現実世界においては決して特殊なものでないだけに、 全体的に無理矢理にストーリーを構築したような印象が強い。 それにして草薙さん、完全に脇役ながらいい味だった。 トリックについて正確にわからない状態の読者も たぶん「あ〜あ、如雨露買ってきちゃったよ」と思ったはず。 そして内海さんの観察眼が鋭くて楽しかった。 | ||||
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全体的にいまいち。 「理論的に可能でも現実的にありえない」とか、「虚数解」というほど大げさなトリックではないと思う。まあ本人は大変だったろうけど。 「聖女」とか「救済」というタイトルも見掛け倒しで、登場人物のキャラクターや内容にくらべて仰々しすぎる。 世間一般のミステリーならこんなものだと思うが、東野作品にしては期待はずれ。 | ||||
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全体的にいまいち。 「理論的に可能でも現実的にありえない」とか、「虚数解」というほど大げさなトリックではないと思う。まあ本人は大変だったろうけど。 「聖女」とか「救済」というタイトルも見掛け倒しで、登場人物のキャラクターや内容にくらべて仰々しすぎる。 世間一般のミステリーならこんなものだと思うが、東野作品にしては期待はずれ。 | ||||
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読み終わった率直な印象としてはかなりオーソドックスな推理小説だと感じました。 最大の焦点は「殺害のトリック」であり、湯川学が「虚数解(理論的には答えがあるが、現実的には不可能に近い)」と表現したほどの、想像を超えた殺害方法はかなり特殊なもの。 ・・・と、ここまでだと「容疑者Xの献身」と被るが、向こうは「献身」であってこっちは「救済」であり、両方共に犯人は深い愛情を持ちながらも殺害を決意する動機はかなり違うので、そういった部分を考えるのがこの小説の醍醐味のような気もします。 同時に出た「ガリレオの苦悩」とどちらを先に読んだ方が良い、というのも特にないと思うので、長編が読みたいならこっち、で良いのではないでしょうか。 | ||||
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レビューでトリックが・・・とおっしゃっておられる方々は、この作品の本質を見誤っているように思われます。読後に「女って怖いな」と思わせる犯人の情念!これこそがこの作品のテーマだと思います。 | ||||
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虚数解。その言葉の響きに引き付けられた。 ガリレオシリーズ長編第2作。 内海刑事は初登場である。 物語は淡々と進む。 常に”虚数解”、この言葉が頭を離れない。 いったい何が起こるのか?どんな衝撃的なトリックが隠されているのか? そればかりを考えながら読み進めていた。。。が まさか、こんな考え方があったとは。まさに虚数解のトリック。 理論的には存在するが、現実にはありえない。 この概念をミステリーにそのまま導入できるのはやはり東野圭吾しかいないのでは。 湯川のキャラが福山版湯川に近づいている気がする。 この作品を書いていたのはドラマと並行してか、ドラマの前か、そんなものだろう。 福山のキャラが強すぎて頭に残っているためにそう感じてしまったのか? 内海刑事も柴咲コウのキャラクターが直接に浮かんでくるようなキャラクターである。 ドラマのキャスティングが絶妙だったのか? | ||||
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読み終わった率直な印象としてはかなりオーソドックスな推理小説だと感じました。 最大の焦点は「殺害のトリック」であり、湯川学が「虚数解(理論的には答えがあるが、現実的には不可能に近い)」と表現したほどの、想像を超えた殺害方法はかなり特殊なもの。 ・・・と、ここまでだと「容疑者Xの献身」と被るが、向こうは「献身」であってこっちは「救済」であり、両方共に犯人は深い愛情を持ちながらも殺害を決意する動機はかなり違うので、そういった部分を考えるのがこの小説の醍醐味のような気もします。 同時に出た「ガリレオの苦悩」とどちらを先に読んだ方が良い、というのも特にないと思うので、長編が読みたいならこっち、で良いのではないでしょうか。 | ||||
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レビューでトリックが・・・とおっしゃっておられる方々は、この作品の本質を見誤っているように思われます。 読後に「女って怖いな」と思わせる犯人の情念! これこそがこの作品のテーマだと思います。 | ||||
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虚数解。その言葉の響きに引き付けられた。 ガリレオシリーズ長編第2作。 内海刑事は初登場である。 物語は淡々と進む。 常に”虚数解”、この言葉が頭を離れない。 いったい何が起こるのか?どんな衝撃的なトリックが隠されているのか? そればかりを考えながら読み進めていた。。。が まさか、こんな考え方があったとは。まさに虚数解のトリック。 理論的には存在するが、現実にはありえない。 この概念をミステリーにそのまま導入できるのはやはり東野圭吾しかいないのでは。 湯川のキャラが福山版湯川に近づいている気がする。 この作品を書いていたのはドラマと並行してか、ドラマの前か、そんなものだろう。 福山のキャラが強すぎて頭に残っているためにそう感じてしまったのか? 内海刑事も柴咲コウのキャラクターが直接に浮かんでくるようなキャラクターである。 ドラマのキャスティングが絶妙だったのか? | ||||
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ドラマ化された「ガリレオ」シリーズの最新作。こちらは長編である。今回も湯川が活躍する。ある男が毒殺される。容疑者が浮かび上がるが、彼女には鉄壁のアリバイが。そのトリックに挑む湯川。 すごく読みやすい。物語に浸り、読んでいるうちに、いつの間にか2/3まで来てしまった。今、真保裕一の小説をよく読んでいるのだが、彼の文体は良く言えば細かく、緻密である。従って、人間や自然の極限状況を描くときはリアリティがあり、真に迫っている。しかし、悪く言えばしつこく、展開がスローすぎる。それに比べると、東野の作品はよけいな心理描写や情景描写が少ないのでスラスラ読める。エンターテインメント向きの文体といえるだろう。 すべての謎が解けたとき、読者はその執念にうならざるを得ないだろう。見事なトリックである。しかし同時に、常人ならば実行しないことでもある。それを可能にしたのは、犯人の執念とこの事件の特殊性による。 やはり東野圭吾、なかなか楽しませてくれる。この作品では、ある意味で女性らしさがよく描かれていて、いい作品だと思う。まだまだガリレオの活躍は続きそうである。 | ||||
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ドラマ化された「ガリレオ」シリーズの最新作。こちらは長編である。今回も湯川が活躍する。ある男が毒殺される。容疑者が浮かび上がるが、彼女には鉄壁のアリバイが。そのトリックに挑む湯川。 すごく読みやすい。物語に浸り、読んでいるうちに、いつの間にか2/3まで来てしまった。今、真保裕一の小説をよく読んでいるのだが、彼の文体は良く言えば細かく、緻密である。従って、人間や自然の極限状況を描くときはリアリティがあり、真に迫っている。しかし、悪く言えばしつこく、展開がスローすぎる。それに比べると、東野の作品はよけいな心理描写や情景描写が少ないのでスラスラ読める。エンターテインメント向きの文体といえるだろう。 すべての謎が解けたとき、読者はその執念にうならざるを得ないだろう。見事なトリックである。しかし同時に、常人ならば実行しないことでもある。それを可能にしたのは、犯人の執念とこの事件の特殊性による。 やはり東野圭吾、なかなか楽しませてくれる。この作品では、ある意味で女性らしさがよく描かれていて、いい作品だと思う。まだまだガリレオの活躍は続きそうである。 | ||||
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東野作品を心から愛読する者として、今回の作品はドラマのキャラクターが強すぎて、どんなに読んでも、台詞のところで俳優や女優の顔が浮かんできて全然想像力が膨らまなかった。 一気に読めなかったのもそのせいか・・・・どこかテレビ的でまたこれがドラマになるのかなと思わせる一作品でした。星は厳しく2つですが、これからも東野作品を読んでいくことに 変わりはありません。 | ||||
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東野さんの作品の良さはハッとさせる衝撃的なトリックより寧ろ、感情移入せずには入られない加害者・被害者の人間描写にあり、ミステリ小説というより文学作品の位置づけで、2001年に「秘密」に感動(震撼)して以来、ほぼ全ての作品を購読してきました。 残念ながら本書では、文章を読んでも想像力が喚起されず、普段より重要な位置づけの草薙でさえも感情移入仕切れませんでした。「ゲームの名は誘拐」や「レイクサイド」と同質の文学作品としての質の低さを私は感じました。もう一方の同時発売の「ガリレオの苦悩」に期待したいものです。 | ||||
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東野作品を心から愛読する者として、今回の作品はドラマのキャラクターが強すぎて、どんなに読んでも、台詞のところで俳優や女優の顔が浮かんできて全然想像力が膨らまなかった。 一気に読めなかったのもそのせいか・・・・どこかテレビ的でまたこれがドラマになるのかなと思わせる一作品でした。星は厳しく2つですが、これからも東野作品を読んでいくことに 変わりはありません。 | ||||
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真柴義孝が東京の自宅で毒殺された時、妻の綾音には札幌にいたという完璧な アリバイがあった。 「この犯罪の答えは虚数解だ。もし虚数解でなければおそらく君たちは負ける。 僕も勝てないだろう。これは完全犯罪だ。」 天才湯川にこう言わせた事件。はたして解決に導くことができるのか?犯罪に 隠された真実を暴くことができるのか? 妻綾音の完璧とも言えるアリバイ。だが、犯人は彼女以外にありえない。 アリバイを崩すことができるのか?作品の中に張り巡らされた伏線が見事だった。 何気ない描写の中にも、綾音の作為や真実につながる糸口が隠されていた。 それにしても、1年たっても妊娠しなかったら別れようという義孝の身勝手な 言い分は女性として許せない。義孝を愛するがゆえ罪を犯した綾音に、同情する 部分が多々あった。 完全犯罪は成立か?と思われたが、草薙刑事の綾音への思慕が思わぬ展開を 生むことになる。読んでいる途中で、「こんなことがあり得るのか?」と疑問に 思う部分もあったが、全体としてはとても面白かった。タイトルも、作品の 内容とぴったりで絶妙だった。久しぶりに、ミステリーらしいミステリーを 読んだという満足感を味わえた。最後に・・・。作中で内海薫がipodで 聴いていた歌を歌っていたアーティストは・・・?それって作者の遊び心?(^^; | ||||
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東野さんの作品の良さはハッとさせる衝撃的なトリックより寧ろ、感情移入せずには入られない加害者・被害者の人間描写にあり、ミステリ小説というより文学作品の位置づけで、2001年に「秘密」に感動(震撼)して以来、ほぼ全ての作品を購読してきました。 残念ながら本書では、文章を読んでも想像力が喚起されず、普段より重要な位置づけの草薙でさえも感情移入仕切れませんでした。「ゲームの名は誘拐」や「レイクサイド」と同質の文学作品としての質の低さを私は感じました。もう一方の同時発売の「ガリレオの苦悩」に期待したいものです。 | ||||
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真柴義孝が東京の自宅で毒殺された時、妻の綾音には札幌にいたという完璧な アリバイがあった。 「この犯罪の答えは虚数解だ。もし虚数解でなければおそらく君たちは負ける。 僕も勝てないだろう。これは完全犯罪だ。」 天才湯川にこう言わせた事件。はたして解決に導くことができるのか?犯罪に 隠された真実を暴くことができるのか? 妻綾音の完璧とも言えるアリバイ。だが、犯人は彼女以外にありえない。 アリバイを崩すことができるのか?作品の中に張り巡らされた伏線が見事だった。 何気ない描写の中にも、綾音の作為や真実につながる糸口が隠されていた。 それにしても、1年たっても妊娠しなかったら別れようという義孝の身勝手な 言い分は女性として許せない。義孝を愛するがゆえ罪を犯した綾音に、同情する 部分が多々あった。 完全犯罪は成立か?と思われたが、草薙刑事の綾音への思慕が思わぬ展開を 生むことになる。読んでいる途中で、「こんなことがあり得るのか?」と疑問に 思う部分もあったが、全体としてはとても面白かった。タイトルも、作品の 内容とぴったりで絶妙だった。久しぶりに、ミステリーらしいミステリーを 読んだという満足感を味わえた。最後に・・・。作中で内海薫がipodで 聴いていた歌を歌っていたアーティストは・・・?それって作者の遊び心?(^^; | ||||
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