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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 1~20 1/4ページ
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これは失望ですね さらに海外注文なのでもっともです | ||||
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「オール読物」2006-8年にかけての連載。ガリレオ=湯川学が謎解きに協力する。妻のアリバイ崩しが焦点だが、東野作品とは思えないほどトリックが単調。読みやすくはあるが残念。 | ||||
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読んでいる間は結論が気になって手が止まらなかったので☆4つ 読み終わった後の満足感は☆2つ トータルで☆3つですね。 ** 以下ネタバレありです ** 多くの方が指摘している通りトリックが荒唐無稽過ぎてさすがに受け入れられません。 いくら気を付けていても限度があるでしょうし、もし万が一殺すまではうまくいったとしても、 警察の鑑識や科学捜査に掛かればすぐにばれるとしか思えません。 また、トリック以上に納得いかないのが動機。 旦那が子どもが絶対欲しいと結婚前に公言し、出来なきゃ離婚という条件まで出してるのに、 犯人は子どもがつくれない体であることを隠して結婚した上に、約束を履行しようとした旦那を殺害。 まったく共感もできないし、そこまで覚悟して結婚する意味や目的もまったく理解できません。 これ旦那が悪い人みたいな描かれ方しているけど、男女逆にしたら全然イメージ変わりますよ。どう見ても妻が極悪人です。 殺さないためのトリックというアイデアを無理やり物語にしてるため、色々な部分で無理が出てきて 話が破綻しています。 | ||||
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「草薙さんは恋をしています」とはっきり言う迄かなりまだるっこしい気分だった。 余りに「心情」があからさまで「好意的に好意的に」「気遣い気遣い」が、私情むきだしそれいいの?と苛々したと言い換えても良いかも。 そら、無理だろう。を「無理でも頑張るとこんな事もできます」で、納得してしまった。 楽しみました。 | ||||
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1日で読破したが個人的には理解しづらい所も有り、頭がとても疲れた… 其れは他のガリレオシリーズにも言えることですが。此の作品は特にその様に感じました。長編だからっていうのもあるのかな、話がとても複雑で。湯川もお手上げ状態か?という場面ではとてもハラハラさせられた。犯人は分かっているのに証拠が掴めず、動けないもどかしさ。途中疲れてしまい休憩を挟みつつ読み終えました。全体を通しては結構おもしろいのですが、容疑者Xの献身の方が私的には好みでした。確かに現実離れはしているから人によっては面白味に欠けてしまうのかもしれないけれどそれもまた小説だから造れる良さなのかな、とも。夫人の友人を想う気持ち、真柴を愛する気持ち、弟子である宏美を信頼する気持ち、様々な想いを巡らせ、それ故に聖女の救済に至った。とても根が深く複雑な物語でしたがなかなかおもしろかったです。 | ||||
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この作者の最高傑作は「白夜行」と「秘密」であるということは確信していますが、それを超える作品は何時になったら登場するのでしょうか? 自分としてはそれに会えないのがどうにも不満なのです。 単行本でも文庫本でも、読むものいずれもレベル以上の作品なのですが、どうも満足出来ません。直木賞作品の「容疑者Xの献身」にしてもそうでした。それ以後のいわゆる「ガリレオもの」にしても同様です。この作品もそうで、確かに「上手い!」と思うのですが、もう一つ物足りないのはどうしてなのでしょうか? 考えるに、この作家は推理小説を読者に読ませる術を知りつくしているのでしょう。そのコツを掴んでしまった・・・・同時に怖いことに、「さあ、こんなものでいいでしょう。」・「一丁上がり。」というような雰囲気を、作品群から感じてしまうのは、読後感としてあまりに酷なのでしょうか? | ||||
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キャラ設定やプロットはけっこう面白いと思いましたが、殺人のトリックはちょっといただけないのではないでしょうか。 浄水器に仕込んだ毒がたった一回の水道使用で殆ど無くなって(少なくとも鑑識の捜査では発見できないくらい、) しまうというのはあまりに御都合主義ではないでしょうか。(どれくらいキレイになるものかなんて、相当精密な 実験を予めしておく必要がありますよね。)それから皆さんが指摘するように、一年もの長い間、男に 水道を使う機会を与えなかったというのも面白いといえば面白いけれど、ちょっとだけ冷静に考えれば、あまりに 現実味がないですよね。 「推理小説」としてはイマイチの内容ですが人間ドラマとしては、相変わらずよくできていたと思います。 犯人が最後までわからない(私だけ?)のはよかったですが、草薙が犯人に恋心を抱くというエピソードは、 中途半端な描き方で、草薙の葛藤のようなものは全然描けていなかったのでは。 氏の作品としては中の下といったところでしょうか。 | ||||
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お話的にはすらすら読ませてくれてさすが東野先生だとは思いますが・・・。 イクラなんでもこのトリックは有り得ないでしょう。 所詮作り話なんだからいいんじゃないかといってしまえばそれまでですが、このトリックを受け入れられる方々が結構いらっしゃることにちょっと驚いてしまいます。 個人的には絶対無理。有り得ないでしょう。一週間とかじゃなくて一年ですよ。 お話としてはいい雰囲気でなかなか読ませて頂けたのですがこのトリックはさすがに受け入れられません。」 | ||||
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冒頭の夫婦の会話を読んだ読者のほとんどは「これは被害者の殺害直前に交わされた会話で、それによって犯人は殺害を決めたのだろう」と思うはず。私も素直にそう思っていた。が、最後に全てが明かされた時、それは巧妙な叙述トリックだったことがわかり、同時にこの犯罪が如何に用意周到に時間をかけて行われたものであったかも明らかになる。しかしそれがわかってから冒頭の会話をもう一度読むと「私への愛情は?それはどうなったの?」という台詞はその状況にはそぐわない発言だし、読者へのミスリードを誘うためにあえてこのような台詞にしたのだろうがそれ故にその状況下での会話としては少し不自然になってしまったように思えた。 飲み物に毒物が混入されたにも関わらず、鑑識が最初に飲料水に関する重大な証拠になるものを調べないのは不自然というかご都合主義な気もするが、そもそも「理論的には可能だが極めて実現性に乏しい」というのはこのトリックだけの話ではなく、設定そのものがそうだと言える。子供を産めないことがわかっていてそれだけを求める男と結婚するだろうか。子供が産める女に乗り換えられる可能性の方が遥かに高いことが最初からわかっていて、最初から殺害を意図した結婚をするという設定自体がこのトリックを使いたいが為に無理やりに作った無理やりな設定としか思えない。同じトリックを使うにしてももう少し読者が納得できる動機にした方がよかったのではないか。また犯人が家にいる間はキッチンを監視できるとしても、自分が家を離れてしまったら被害者以外の人間がその水を飲む可能性も十分にある。愛人だけではない、妻の留守の間に友人や家族が訪ねてくる可能性もゼロではない。ここまで用意周到で忍耐強い犯人が、それほどの時間をかけたにも関わらず全く関係のない第三者を殺害してしまう可能性の高い不確実な方法を選ぶというのは腑に落ちない。つまりトリックそのものも無理があるし、そのトリックの実行方法も無理がありすぎて主人公の性格設定と矛盾しているように感じられる。 とはいえ結局の所推理小説とはそういうものである。世の中の推理小説で無理のないものなんてほとんどないし、評価の高い「容疑者X」にしても「現実的にはこんなことありえない」と言ってしまえばそれまでの話である。現実にはありえないこのようなアイデアを思いつくのはさすがと思う。もう少しじっくり考えればもっと不自然さを感じないストーリーにもできたのではないかと思うが、これだけ多作の売れっ子作家にはそこまで練る時間がないのかもしれない。もう少し寡作になれば作品の質が上がるのではないかと思うともったいない気がする。 | ||||
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前半が、少し退屈だった。読み切るのに、時間が掛かってしまった。 | ||||
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ドラマを見て疑問だらけです。本筋ではないのですが、、、 聖女はカトリックに見えますが、できちゃった婚、避妊、離婚を容易に受け入れるなど、 およそカトリック教徒とは思えない行動をとります。そこまで戒律無視して平気ならば、 彼女は聖女でも何でもありません。 子供ができないなら離婚と思うなら、40過ぎの女性と結婚すること自体も 疑問だったりもしてます。そんな価値観の男ならもっと若い女と結婚していそう。 原作はどうなってるんだろうと気になりました。 他の方も書いていましたが、私も聖女の役は夏川結衣さんが合う気がしました。 | ||||
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やっぱりどうしても容疑者Xの献身と比べてしまいますね。 てか、Aと見せてBみたいな事は容疑者Xの献身でも言ってましたし。 なのでやっぱり、それに比べると…かも。 個人的には内海VS草薙の展開が多すぎてちょっとうんざりしました。 序盤はともかく、中盤、終盤もかよって感じで。 私は内海はいらないキャラかなーと思ってるので、草薙VS湯川なら許せたのかなーと思います。 てか草薙派なので、偏見もあるかもしれません。 内海の洞察力も鼻につくというか…。 これはガリレオの苦悩から思ってたんですが。(個人的ですいません) トリックそのものは結局最後まで読めませんでしたが、その種明かしが容疑者Xと比べてややあっさりしてるかな…と。 伏線がいっぱいあって、全部回収してましたが最後の伏線はバレバレといっていい位の伏線だったので完璧予想通りで残念でした。 あんまり書くとネタバレしてしまうのですが、そこで犯人か草薙かの心理描写をもっと書いて欲しかったです。 でもトリック一つでこうまで話を構成できる東野圭吾はやはりさすがと言った感じです。 「ファンなら買い」って感じですね。 | ||||
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冒頭で、ホームパーティの前に綾音は夫から離婚を通告される。1年以内に子供ができなかったことが理由で結婚時の契約だったということだ。翌日札幌の実家に帰省中に、夫が死ぬ。亜ヒ酸による毒殺だが、もっとも疑わしい綾音にはアリバイがある。このトリックをどう解き明かしていくのかという話だ。 最後に明らかになった真相は、湯川でさえ「まさかそんなことありえない」とつぶやいたとおり,現実問題としてはあり得ないものだったのが、意外というかやや残念というか。科学的や物理学的には成り立つが、現実には難しいというトリックは、小説として受け入れることはできるが、人間の行動に基づくトリック(この小説では、1年間にわたって誰にも浄水器を使わせないようにすること)の非現実性は、小説としても受け入れにくい。 また、「聖女」と「救済」が何を意味するのかも結局よく分からなかった。 | ||||
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「理論的には可能だが、現実的にはあり得ない。」 そうガリレオに言わしめるトリックとはどんなものなのか? この一点でぐいぐい読ませる良作ですが、 「容疑者Xの献身」レベルの傑作ではないです。 トリック自体は独創的で驚かされるものなんですが、 犯人がこのトリックを使うことができた理由、それは犯行の真の動機と深く関わってるのですが、 その心理がイマイチ腑に落ちない。 またこの作品には、「容疑者Xの献身」にあった切なさや感動といったものが欠けているようにも思いました。 もともとミステリなので当たり前とも言えるのですが、この作品にとっては、犯人の動機・心理というものが、 メイントリックを心理面で支える重要なものになると思うので、そこに情緒的なものが欠けているのは惜しい気がします。 とは言いつつ、普通に面白い作品です。 | ||||
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相変わらず、読みやすいくて早く進むしストーリーはそこそこ面白いが今回はトリックが頂けなかった。ちょっと無理あるでしょ...という展開。 聖女の救済 (文春文庫) | ||||
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どういうことなんだろう?と思いながら最後まで読めました。 ただ… お湯沸かすの早いからって、温水器のお湯を飲用には使いません。私はね。 そこが気になって気になって、入り込めなかった。 | ||||
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タイトルの勝利に尽きる。 確かに「容疑者Xの献身」よりはトリックや描写も劣るが、その単純さが逆に素人の女性の矛盾さを表していて、逆にリアルだ(トリックは必ずしも現実的に不可能ではないと思う) 「土曜日」の存在が事件をややこしくしていて若干ご都合感はある。 ただ、「容疑者〜」同様、読んで初めて意味の分かる秀逸なタイトルだと思う。 | ||||
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「聖女の救済」題名からどんな話かと期待して読み、読破した時、思わず納得してしまいました。今回は、内海刑事よりも草薙刑事が冷静さを失いかけている話なのですが、イメージと異なりなんとなく釈然としませんでした。まぁそれはそれで面白いといえば面白いのですが・・・。しかし、毒殺の原因が特定される前に、しかも翌日の朝、あろうことか、関係者が、水をバケツにためてプランターに水をやること自体がありえないのでは?私が刑事だったら、ぜぇ〜ったいにさせない行為な気がするけど…。しかも、そのあとコーヒーから毒物検出って…。つまり事件直後、関係者に家のものを一切触らせなければ、この段階でトリックはバレル気がするのですが…。しかも完全犯罪どころか稚拙な犯罪では?微妙な気がします(笑)個人的な満足度は100点満点中59点です。 | ||||
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正直に言って、ミステリ的にはたいした仕掛けじゃないと思いましたが、 (真相に驚きがないという意味も含めて) それで一本小説を書けてしまう(しかも平均して面白い&読みやすい) のが東野圭吾なんだと気づいた本。 | ||||
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警察には協力しないと決めたガリレオこと湯川学の探究心を内海薫がくすぐることで、湯川学は警察の捜査に協力することで物語は進展していきます。 湯川氏が犯行のトリック解明に近づくにつれて草薙の複雑な心境を描いている作品です。 刑事草薙が被害者の妻である「綾音」容疑者に恋をしてしまい、その嫌疑を晴らすために必死に捜査するが・・・。 そして、綾音の几帳面な性格がトリックの手がかりになることになります。 トリックには大変驚かされましたが、東野圭吾作品の独特の「感動」や「ゾクゾクする期待感」は今回の作品ではなかったように感じます。 しかし、登場人物も少なく読みやすいので(通勤・通学)時に読むには最適な作品となっているのではないでしょうか? | ||||
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