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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 21~40 2/16ページ
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「オール読物」2006-8年にかけての連載。ガリレオ=湯川学が謎解きに協力する。妻のアリバイ崩しが焦点だが、東野作品とは思えないほどトリックが単調。読みやすくはあるが残念。 | ||||
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一気に読みきりました。 虚数解などという言葉が出てきたあたりでは、一体どんな壮大なトラックが!?と思いましたが、そこは思っていたより浅かったような。でも面白かったです。 | ||||
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This book starts of with the knowledge of who the murderer is.. it is proving the same that makes it fun!!! An otherwise perfect crime, solved with logic and science. | ||||
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読んでいる間は結論が気になって手が止まらなかったので☆4つ 読み終わった後の満足感は☆2つ トータルで☆3つですね。 ** 以下ネタバレありです ** 多くの方が指摘している通りトリックが荒唐無稽過ぎてさすがに受け入れられません。 いくら気を付けていても限度があるでしょうし、もし万が一殺すまではうまくいったとしても、 警察の鑑識や科学捜査に掛かればすぐにばれるとしか思えません。 また、トリック以上に納得いかないのが動機。 旦那が子どもが絶対欲しいと結婚前に公言し、出来なきゃ離婚という条件まで出してるのに、 犯人は子どもがつくれない体であることを隠して結婚した上に、約束を履行しようとした旦那を殺害。 まったく共感もできないし、そこまで覚悟して結婚する意味や目的もまったく理解できません。 これ旦那が悪い人みたいな描かれ方しているけど、男女逆にしたら全然イメージ変わりますよ。どう見ても妻が極悪人です。 殺さないためのトリックというアイデアを無理やり物語にしてるため、色々な部分で無理が出てきて 話が破綻しています。 | ||||
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作中で湯川が自分で言ってるように、可能ではあるが誰もやるとは思えない、超遠大なアリバイ崩しのトリックで、リアリティに欠けると言わざるを得ない。したがって本書の読みどころは本格推理的部分でなく、なぜ犯人がこんなトリックを使ったかと言う犯行心理でタイトルにも繋がる部分でもあると思う。私は読前には「聖女」に当たる女性を救済するのかと想像していたが、実は「聖女」が救済する、と言う解釈なのだ(と思う)と気付いて得心した。小説としては比較的地味で淡々とアリバイ崩しの操作が続き、関係者の心情が読みどころの心理劇だが、それを興味深く読ませるのは作者の筆力所以だろう。 | ||||
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今回の事件は、序盤に真犯人を読者へ暗示させておいて、「完璧犯罪」とも言えるトリックを「ガリレオ」こと湯川教授が、如何に分析して見破るかのストーリーだ。『白夜行』に次ぐ、『夢幻花』と同じレベル、『容疑者Xの献身』をは凌ぐほどの意表の突き方だ。 | ||||
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犯人の目星がついているのに、なかなかアリバイを崩せない。アリバイ崩し状態が延々と続く。 ストーリとしては東野圭吾の典型的な展開で、最後で明らかになる犯人の考えたトリックも意外性があり流石だなと思わせる。しかしこの物語はいつもの完全犯罪の緊張感を出すのが難しいらしく、盛り上がりに欠け東野圭吾らしい文章のリズム感が乏しいかな。(自分の感性とのズレがあるのかもしれない) | ||||
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登場人物が少ない話だが、濃厚な話。この手の本を読みこんでいるつもりだったがトリックが分からなかった。我慢強い犯人だ。 I got wind of my family member coming to my room to tell me to go to bed.押し入れで懐中電灯をつけでこっそり読んだ。それに値する内容だった。 | ||||
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登場人物が少ない話だが、濃厚な話。この手の本を読みこんでいるつもりだったがトリックが分からなかった。 I got wind of my family member coming to my room to tell me to go to bed.押し入れで懐中電灯をつけでこっそり読んだ。それに値する内容だった。 | ||||
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「草薙さんは恋をしています」とはっきり言う迄かなりまだるっこしい気分だった。 余りに「心情」があからさまで「好意的に好意的に」「気遣い気遣い」が、私情むきだしそれいいの?と苛々したと言い換えても良いかも。 そら、無理だろう。を「無理でも頑張るとこんな事もできます」で、納得してしまった。 楽しみました。 | ||||
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家庭に待つは、旦那の生殺与奪権を握る、上司より怖い妻なり? 意志力で他人の命を操作できちゃう、女って怖い! 傲慢な男で理不尽な男に、底の知れない女。 結婚なんて、単なる紙切れと錯誤。 そもそもの仮説に瑕疵があると、結果狂う。 そう言えば以前、女性は、子供を産む機械だぁ~的な発言した、大臣いたっけなぁ~。 辞任したん? | ||||
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物理学者湯川博士、ガリレオシリーズの長編。今回のストーリーは、子供が産めない女とは結婚を続けていても意味がないと自分の妻にも公言するIT社長の謎の死から始まる。妻はパッチワークで名を成した冷静で強い女、これがタイトルの聖女となるわけだが、彼女が目をかけて育て上げた弟子の女性が、死んだ夫の新しい愛人だと判明する。 勿論疑いはその妻にかかるわけだが、その妻には完璧なアリバイがあった。 そこでガリレオの登場と相成るわけだが、今回の事件はさすがのガリレオもすぐには答えがでてこない。いつもの草薙刑事も疑いの対象となる未亡人に心惹かれて、刑事としてのプロ意識と男としての感情の葛藤に心を痛める。そして草薙の葛藤を見抜く新人ホープの女性刑事の内海は、独自に湯川に支援を依頼するのだが、完璧なアリバイがあるにもかかわらず未亡人から疑いの目をそらさない内海と草薙の先輩後輩のぶつかり合いがこの作品の面白さに大きな深みを与えている。 東野圭吾は読者をストーリーに引き込む力に関しては間違いなくトップクラスの作家で、細かい人物のセリフまわしや所作が、端的にかつ的確に描写されるので、キャラへの理解と感情移入が小気味よいほど早いのがその理由なのだと思う。 一方100点満点をつけられないのは毎回ガリレオシリーズはそうなのだが、トリックの内容で、どうも爽快感のない残留物が心に残ってしまうような読後感がある。 | ||||
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1日で読破したが個人的には理解しづらい所も有り、頭がとても疲れた… 其れは他のガリレオシリーズにも言えることですが。此の作品は特にその様に感じました。長編だからっていうのもあるのかな、話がとても複雑で。湯川もお手上げ状態か?という場面ではとてもハラハラさせられた。犯人は分かっているのに証拠が掴めず、動けないもどかしさ。途中疲れてしまい休憩を挟みつつ読み終えました。全体を通しては結構おもしろいのですが、容疑者Xの献身の方が私的には好みでした。確かに現実離れはしているから人によっては面白味に欠けてしまうのかもしれないけれどそれもまた小説だから造れる良さなのかな、とも。夫人の友人を想う気持ち、真柴を愛する気持ち、弟子である宏美を信頼する気持ち、様々な想いを巡らせ、それ故に聖女の救済に至った。とても根が深く複雑な物語でしたがなかなかおもしろかったです。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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序盤に犯人と思われる人物の描写が読者にあり それを解き明かしていくという話です。 連続殺人などのスリリングな展開ではなく 淡々とした展開なのですが それでも読ませる構成力は凄い! トリックは・・・超特殊状況で現実的ではないですね 自分だったら初日で死ぬ可能性が高いです。 | ||||
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張り詰めた愛情と殺意とが同時に存在する、その深さ目の当たりにして「聖女」という言葉に畏怖を覚えました。 | ||||
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TVドラマの方を先に観て、酷い出来だと思った。それで、原作の方はどうなっているのかと本作を手に採ったのだが、やはり酷い出来だった。本格ミステリから中間小説へと転向して以降の作者の作品にはさほどのミステリ味は期待していなかったが、こうまでレベルが低いと救い様がない。少なくとも、「ガリレオ」シリーズは、超常現象に近い謎を物理学的に解くという点を主眼にしていると思うが、本作などは完全に人情劇と堕している。 本作のトリック(TVドラマよりは洗練されていると期待したが、全く同じだった)を暴くために、物理学の"ひとかけら"も使ったであろうか ? 犯人や被害者を含む登場人物達の心理面に比重が置かれていて(しかも、その書込みが不充分)、謎がロジカルに解かれるというミステリの醍醐味を全く味わえない。それに、このトリックは、作者自身が苦し紛れに<虚数解>と呼ぶ様に、余りにも現実離れしている。一年もの間、誰も「***」を使わないなんて、どうやって犯人は確信出来たのであろうか ? 我々の現実の生活を考えれば、(犯人が予測出来ない状況で)誰かが「***」を使う可能性は充分にあるでしょう。 乱筆が祟ってか、本作の構成も雑で、読んでいてスカスカの印象を受けた。もう少し腰を押し付けて、読み応えのある作品の構想・発表を期待したい。 | ||||
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家で夫が毒を飲んで死んでいたら、自殺か他殺と思われる。 自殺する動機がなければ、他殺ということで、当然ながら家族や近親者が疑われる。 犯人は、証拠が見つからなければ罪に問われないと思っていたようだが、 林真澄美死刑囚や筧千佐子容疑者のように、状況証拠で逮捕される。 また、毒を仕込んでいつでも使えるようにスタンバイしていたという状況設定だが、 1年間ものあいだ水道水を1回も使わなかったというのは極めて不自然だと思う。 | ||||
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この作者の最高傑作は「白夜行」と「秘密」であるということは確信していますが、それを超える作品は何時になったら登場するのでしょうか? 自分としてはそれに会えないのがどうにも不満なのです。 単行本でも文庫本でも、読むものいずれもレベル以上の作品なのですが、どうも満足出来ません。直木賞作品の「容疑者Xの献身」にしてもそうでした。それ以後のいわゆる「ガリレオもの」にしても同様です。この作品もそうで、確かに「上手い!」と思うのですが、もう一つ物足りないのはどうしてなのでしょうか? 考えるに、この作家は推理小説を読者に読ませる術を知りつくしているのでしょう。そのコツを掴んでしまった・・・・同時に怖いことに、「さあ、こんなものでいいでしょう。」・「一丁上がり。」というような雰囲気を、作品群から感じてしまうのは、読後感としてあまりに酷なのでしょうか? | ||||
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犯人視点から始まるので読者目線で犯人は確定しており彼女の鉄壁のアリバイをどう崩すのかというお話。 いつも通りの湯川、直感から犯人を導き核心に迫ろうとする内海、被疑者にほのかな恋心を抱き彼女以外の可能性を探ろうとする草薙 と三者の思惑がバラバラでありそれに被疑者の独白も加わり単なる謎解きだけでなく切ない人間模様も楽しめる良作だと思います。タイプは全然違うけど同著者の「手紙」を読んだ後に近い気分になりました。 今回は犯人の心理描写も丁寧に書かれており草薙が一目惚れする容姿に加えて夫に献身的に尽くす妻として新進気鋭の芸術家として家族、友人、部下を大切にする心優しい女性としてまさに「聖女」にふさわしい女性として書かれておりそんな彼女がなぜ殺人という大それた犯罪を起こすに至ったかの過程が説得力のある描写で書かれ読んでる途中で彼女を応援したくなる気分になりました。 トリックについては無茶だろと思いましたがこれくらいのものすごい意志や忍耐力がなければ完全犯罪などなしえないものだと無理やり納得しました。 | ||||
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