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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 301~309 16/16ページ
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ガリレオシリーズの最新作。東野圭吾と言えば、私なんかは加賀恭一郎シリーズの方がピンと来るが、今やこのガリレオシリーズはTVの影響も有ってすごい人気だ。「探偵ガリレオ」や「予知夢」が出たばかりの頃は、まだ知る人ぞ知るシリーズだったのだが。 そしてガリレオシリーズは現在公開中の映画「容疑者Xの献身」のヒットによって名実共に東野圭吾の代表作になった。それにしてもこのタイミングで小説を刊行するとは間違いなく確信犯だ。 さて肝心な中身だが、最近の東野作品には「大作なんだけど佳作」「力作なんだけど重厚さに欠ける」という内容が比較的多く、内心どうかなと思っていたが、読んでみてその不安は一掃した。 読み出したらどの場所でもやめることが出来ず、気づくと2時間で読破していた。 話はさすがよく練られており、まとまっている。今回から新キャラ「内海薫刑事」が登場するが前面に出すぎず、草薙、湯川と見事なトライアングルで活躍し、本作を引き立てている。 個人的には、今までのガリレオシリーズは警察側のキャラクターが物足りなかったので、いいスパイスが加わったという印象だ。加えてドラマの影響か小説版の湯川も福山バージョンに近づいているようでキャラクターが良い意味で明確になっているようにも感じられた。 本作は、ドラマや映画からハマった人も、昔からの東野ファンも裏切らない良作といえるだろう。 それにしてもこれだけ売れっ子になってもなお高いクオリティーを保てる東野圭吾は凄いと思う。 | ||||
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聖女の救済というタイトルを最初に聞いた時の予想していた内容と、読み終わった後の感じは全く違いました。東野先生!こういうのを待っていたんです!でも他の方のレビューにも在る様に、うまく表すことができません。でも個人的な意見としては、「容疑者Xの献身」よりこちらの方が好きです。ただ小説の中の内海薫や、草薙はドラマのイメージありきで執筆されたのかな?という印象です。でも今回の作品では、草薙の人間性や内面を知る事ができました。前の晩に「ガリレオの苦悩」を一気読みし、そしてこれも一気読み・・・いい作品を読む事ができて嬉しい半面、楽しみが無くなったので寂しい感じがします。もう一度ゆっくりじっくり読む事にします。東野圭吾、最高です!!! | ||||
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何やら神秘的な響きを漂わせているタイトルだ。本作では、前作の長編『容疑者Xの献身』では登場しなかった内海薫刑事(ドラマではお馴染み)が、なかなかの直感と洞察力を発揮している。湯川、草薙そして内海という3人が中心となって難解な事件の解決が企図されてゆく。帯の表示から犯人は「女」であることから、内海という女性刑事を加えたのだろう。事件を解決するという共通の目的を有しつつも、草薙と内海という刑事間の視点の相違(それは男性と女性の相違に帰着する)も本作の注目ポイントの1つ。ガリレオこと湯川の活躍はむろん当然だ。 レビューで詳細を語ることは野暮の極みだが、1つだけ指摘すれば、思わず「はっ」とさせられるような驚きは、前作と比較してやや乏しかったように思われた。とはいえ、驚異的ともいえる犯人の<執念>を痛切に感じずにはいられなかったし、それは草薙ら刑事にも、湯川にも妥当する。著者自身の<気迫>もまたそうである。夫と妻のあり方、夫婦にとっての子供の存在意味、結婚の目的など、決して一筋縄ではいかないテーマに真正面から挑んだ、文字通りの力作だ。前作が取り組んだ<愛>という人間にとっての普遍的価値とも本書の内容は密接に関連している。そうした人間的で情感的な問題に対して、あくまでも客観的で合理的な根拠に基づいて事件を解明しようとする湯川の心的姿勢とのコントラストが読者をまた惹き付ける。あまりに当然のことで恐縮だが。 なかなか読む手を休めることができなかったが、多くの読者も同じ経験をされると予想する。そして湯川=福山雅治、内海=柴咲コウであることを想起して、本書を読み進めるだろう。もはやガリレオシリーズは国民的作品であるといっても過言でない。しばらくは第2弾の余韻を噛み締めて、次なる将来的な第3弾の作品の誕生を心待ちにしたい。 | ||||
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待望の新作、題名に惹かれて早速読みましたが、やはり面白かったです。 トリックに関しては、多少無理があるような気はしますが、犯人の執念が際立つ様に作られたのかなと感じました。 動機も思わぬ方向へ進み、最終章では思わず「そういう事か!」と頭から読み直してしまいました。 内海サンが登場したり、福山サンの名前が出てきたり、ドラマとリンクしていて面白かったです。 | ||||
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帯に書かれている「完全犯罪」の文字に心躍らされながらも、「期待しすぎると裏切られたときの失望は大きいぞ」と諌めつつ読みました。まさに完全犯罪!このトリックはそれ自体も素晴らしいのですが、巧みな叙述トリックにより更に解明を困難にしてます。必死に考えたにも関わらず全くわかりませんでした。逆にわかる人がいたら素晴らしいと思います!トリックが明かされる場面では唸りました。そして、タイトルにもある「救済」の意味が最後にわかります。文体も今まで通り読みやすく、ストーリーもシンプルかつ面白いので読むのをおすすめします。 | ||||
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待望の新作、題名に惹かれて早速読みましたが、やはり面白かったです。トリックに関しては、多少無理があるような気はしますが、犯人の執念が際立つ様に作られたのかなと感じました。動機も思わぬ方向へ進み、最終章では思わず「そういう事か!」と頭から読み直してしまいました。内海サンが登場したり、福山サンの名前が出てきたり、ドラマとリンクしていて面白かったです。 | ||||
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帯に書かれている「完全犯罪」の文字に心躍らされながらも、「期待しすぎると裏切られたときの失望は大きいぞ」と諌めつつ読みました。 まさに完全犯罪!このトリックはそれ自体も素晴らしいのですが、巧みな叙述トリックにより更に解明を困難にしてます。 必死に考えたにも関わらず全くわかりませんでした。逆にわかる人がいたら素晴らしいと思います! トリックが明かされる場面では唸りました。そして、タイトルにもある「救済」の意味が最後にわかります。 文体も今まで通り読みやすく、ストーリーもシンプルかつ面白いので読むのをおすすめします。 | ||||
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ガリレオシリーズを読む度にいつも感心するのが、読者を飽きさせないテンポの良さです。それでいて回りくどくなく、簡潔でいながら最後は見事読者の予想を裏切る。今は何をとっても素晴らしい東野先生の新作をいち早く読みたい一心です! | ||||
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ガリレオシリーズを読む度にいつも感心するのが、読者を飽きさせないテンポの良さです。それでいて回りくどくなく、簡潔でいながら最後は見事読者の予想を裏切る。今は何をとっても素晴らしい東野先生の新作をいち早く読みたい一心です! | ||||
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