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聖女の救済
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聖女の救済の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 41~60 3/16ページ
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さすがガリレオシリーズです。 一気に読み終えてしまいました。また他のシリーズも読んでみます。 | ||||
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キャラ設定やプロットはけっこう面白いと思いましたが、殺人のトリックはちょっといただけないのではないでしょうか。 浄水器に仕込んだ毒がたった一回の水道使用で殆ど無くなって(少なくとも鑑識の捜査では発見できないくらい、) しまうというのはあまりに御都合主義ではないでしょうか。(どれくらいキレイになるものかなんて、相当精密な 実験を予めしておく必要がありますよね。)それから皆さんが指摘するように、一年もの長い間、男に 水道を使う機会を与えなかったというのも面白いといえば面白いけれど、ちょっとだけ冷静に考えれば、あまりに 現実味がないですよね。 「推理小説」としてはイマイチの内容ですが人間ドラマとしては、相変わらずよくできていたと思います。 犯人が最後までわからない(私だけ?)のはよかったですが、草薙が犯人に恋心を抱くというエピソードは、 中途半端な描き方で、草薙の葛藤のようなものは全然描けていなかったのでは。 氏の作品としては中の下といったところでしょうか。 | ||||
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お話的にはすらすら読ませてくれてさすが東野先生だとは思いますが・・・。 イクラなんでもこのトリックは有り得ないでしょう。 所詮作り話なんだからいいんじゃないかといってしまえばそれまでですが、このトリックを受け入れられる方々が結構いらっしゃることにちょっと驚いてしまいます。 個人的には絶対無理。有り得ないでしょう。一週間とかじゃなくて一年ですよ。 お話としてはいい雰囲気でなかなか読ませて頂けたのですがこのトリックはさすがに受け入れられません。」 | ||||
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人間ドラマとしての深さは「容疑者Xの献身」にかないませんが、巧妙な伏線の張り具合いや最後の結末の意外性は、さすが東野作品です。ガリレオファンは必読の一冊です。ちなみに私はTVドラマからガリレオファンになり、本作品も先にTVドラマを見てから原作を読みましたが、TVドラマのガリレオ役の福山雅治さんが頭に浮かび、ドラマの音楽が頭の中に流れながら、更にTVドラマでは描ききれないストーリーの重層さを楽しむ事が出来ました。ドラマ見ちゃったので原作読むのを迷っている方にも、ぜひオススメします。 | ||||
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トリックはまさに神の領域ですが、 現実的にはありえない。 動機やトリックに関して理解に苦しいという人はガリレオ2の最終章でドラマ化されてるのでそちらを見るといいとおもいます。 | ||||
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ガリレオのドラマで天海祐希が演じた悲しき主婦の話です。この主人公がガリレオ史上最強の敵いや悪女でしょう ハラハラドキドキする話なので、星5つです | ||||
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トリックも本文中で繰り返して語られているとおり「ありえそうにない」トリックだが、それにも増して犯人の行動が「ありえそうにない」行動である。しかし、そこを強引に結びつけるように、背景説明を整備しており、「そういうことなら、そういう行動を取ることもあるかな」というふうに、一応納得させられる。とてもありえそうもないことを、「あり得るかも」と思わせる。あまりにも無理な論理を、強引通してしまう。……その意味で、アクロバティックである。 これを文学作品として読めば「そんな不自然なことを受け入れられるか」と放り出すところだが、推理小説ならば「そいういうことがないとは言えない」というだけで否定できなくなる。その意味で、クイズを解くような感じであり、人間性や人間心理を味わう文学とは違う。「意外さ」だけを楽しむ感じ。 それでもまあ、強引にでもあっても、人間性の説明をするところはさすがである。人間性や心理の説明が完全に欠落しているような推理小説が多いなかで、東野圭吾は(不自然ではあっても)人間性や心理を重視している。そこがこの作者の強みだ。 「いっぱい食わされた」という思いもするが、「だまされる喜び」というのが推理小説の王道なのだから、その意味では、いかにも推理小説らしい作品だ。読後感としては、満足度がかなり高い。凡百のくだらない推理小説とは一線を画する。 | ||||
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冒頭の夫婦の会話を読んだ読者のほとんどは「これは被害者の殺害直前に交わされた会話で、それによって犯人は殺害を決めたのだろう」と思うはず。私も素直にそう思っていた。が、最後に全てが明かされた時、それは巧妙な叙述トリックだったことがわかり、同時にこの犯罪が如何に用意周到に時間をかけて行われたものであったかも明らかになる。しかしそれがわかってから冒頭の会話をもう一度読むと「私への愛情は?それはどうなったの?」という台詞はその状況にはそぐわない発言だし、読者へのミスリードを誘うためにあえてこのような台詞にしたのだろうがそれ故にその状況下での会話としては少し不自然になってしまったように思えた。 飲み物に毒物が混入されたにも関わらず、鑑識が最初に飲料水に関する重大な証拠になるものを調べないのは不自然というかご都合主義な気もするが、そもそも「理論的には可能だが極めて実現性に乏しい」というのはこのトリックだけの話ではなく、設定そのものがそうだと言える。子供を産めないことがわかっていてそれだけを求める男と結婚するだろうか。子供が産める女に乗り換えられる可能性の方が遥かに高いことが最初からわかっていて、最初から殺害を意図した結婚をするという設定自体がこのトリックを使いたいが為に無理やりに作った無理やりな設定としか思えない。同じトリックを使うにしてももう少し読者が納得できる動機にした方がよかったのではないか。また犯人が家にいる間はキッチンを監視できるとしても、自分が家を離れてしまったら被害者以外の人間がその水を飲む可能性も十分にある。愛人だけではない、妻の留守の間に友人や家族が訪ねてくる可能性もゼロではない。ここまで用意周到で忍耐強い犯人が、それほどの時間をかけたにも関わらず全く関係のない第三者を殺害してしまう可能性の高い不確実な方法を選ぶというのは腑に落ちない。つまりトリックそのものも無理があるし、そのトリックの実行方法も無理がありすぎて主人公の性格設定と矛盾しているように感じられる。 とはいえ結局の所推理小説とはそういうものである。世の中の推理小説で無理のないものなんてほとんどないし、評価の高い「容疑者X」にしても「現実的にはこんなことありえない」と言ってしまえばそれまでの話である。現実にはありえないこのようなアイデアを思いつくのはさすがと思う。もう少しじっくり考えればもっと不自然さを感じないストーリーにもできたのではないかと思うが、これだけ多作の売れっ子作家にはそこまで練る時間がないのかもしれない。もう少し寡作になれば作品の質が上がるのではないかと思うともったいない気がする。 | ||||
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犯人がわかっているのにトリックが想像できない。 或いは犯人が違うという展開もあり得るのか? ジレンマが想像を掻き立て、読者をどんどん本の世界に引きずり込みます。 おもしろかった。 | ||||
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最後の結末にビックリしました。 いかにも簡単に犯人と犯行が分かっちゃいそうなスタートだったのに・・・、いつの間にか謎の世界にドンドンはまっていき、いっきに読んでしまいました。 登場人物の人間関係や設定もいかにもありそうで、読んでてとても身近に感じられたのも良かったです。 そして最後に、想像を絶する謎解きがあり、最高でした。 | ||||
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完全に逆転のトリックでした。 犯人のゆがんだ愛情とおそろしいまでの執念がなせるトリックだと思いました。 | ||||
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克明に、克明に描かれた、悲しき女のストーリー。 これでもか、と人物描写を克明に描くことを重ねながら、重層なプロットに 読者を引きづりこんでいきます。 TVドラマを先に見ていたので、ガリレオ=福山はゆうに及ばず、 主人公=三田綾音=天海祐希のイメージをしっかりと頭に浮かべながら原作を読む。 しかし、どんどん過去にさかのぼっていくという松本清張を思い起こさせる展開は、 予想を覆す真相に迫っていきます。 トリックは、あまりにも意外すぎて、クリスティー「オリエント急行」が過去に 読者を欺き「禁じ手」呼ばわりされましたが、今回もそういう批判がありませんように、 なんて、勝手に余計なことを心配しつつ堪能しました。 本作も、はずれのない、ガリレオシリーズの傑作の一つ。 | ||||
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この作家の作品を読むのは初めてでした。 想像していたよりも、面白かったです。 | ||||
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犯人が判っているのに、どう展開するのか?これは、一気読みですよ! | ||||
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東野圭吾のガリレオシリーズ長編。毒殺もののアリバイ崩しという、なかなか変わった趣向のテーマで書かれているのが特徴か。 いつもの草薙刑事のほかに、若手の女性刑事(かなり論理的)が登場。刑事部屋でのかけあいが興味深く、おもしろく仕上がっている感じ。犯人と目される人物はいるのだが、犯行の具体的手段がどうにも・・・、というところでガリレオ先生登場。例によって物理学者らしからぬ博識ぶり&行動ぶりを見せるのだが・・・。 読みおわっての感想だが、裏表紙にかかれている「驚愕のトリック」は伊達ではない。(これをここまでの長編に引っ張るかという話はあるものの)トリックそのもの自体は、一応現実に実現可能と思われ、それ自体の必然性もあるうえ、作中のような僥倖がない限り犯罪の立証が困難という点で、括目にあたいするといえよう。 最近、叙述トリックものを読むことも多かったので、このようなストレート球を受けてひさびさのノックアウトという感じ。いや驚きました。まだこんなのが残っているのだな、と。前述した「毒殺もののアリバイ崩し」テーマはこのために存在したのだ。 | ||||
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前半が、少し退屈だった。読み切るのに、時間が掛かってしまった。 | ||||
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人間ドラマではなく、かなりミステリーよりの作品ですね。 私はこういう方が好みです(むしろもっと人間ドラマ色を排してほしかった)。 だまされないようにいろいろ考えましたが、これは分からなかった。 島田荘司の斜め屋敷の犯罪みたいな読後感ですかね(あそこまでは行かないけど)。 リアリティがない?そんなことはいいんです、ミステリーなんだから。 という人向けです。 容疑者Xの献身よりトリックとしては優れていると思います(あれは割と分かりやすいし)。 | ||||
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ドラマを見て疑問だらけです。本筋ではないのですが、、、 聖女はカトリックに見えますが、できちゃった婚、避妊、離婚を容易に受け入れるなど、 およそカトリック教徒とは思えない行動をとります。そこまで戒律無視して平気ならば、 彼女は聖女でも何でもありません。 子供ができないなら離婚と思うなら、40過ぎの女性と結婚すること自体も 疑問だったりもしてます。そんな価値観の男ならもっと若い女と結婚していそう。 原作はどうなってるんだろうと気になりました。 他の方も書いていましたが、私も聖女の役は夏川結衣さんが合う気がしました。 | ||||
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犯人は序盤から確定しており、どうやって殺人が行われたのかが肝となります。 「虚数解」は大げさな気はしますが、トリックは非常に面白かったと思います。 タイトルの意味とのリンクしているのもいいですし、 違和感を感じていた犯人のある人物に対する心情なども理解できました。 「ハウダニット」に絞られている分、 人物の描写などが物足りない、 また、物語の場面もほぼ限定されていて派手さがない、 感じる方もいるかと思いますが、むしろミステリとしては王道かと。 私は集中して読むことができました。 余談ですが、ドラマでは天海祐希さんが犯人役を演じられたそうですが、 自分の中でのイメージは夏川結衣さんでした。 | ||||
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東野圭吾さんのガリレオシリーズ長編。 本作はミステリ色が強い作品。 謎を解いていくという型は昔の東野作品を思い出させる。 もちろん殺された旦那真柴義孝の考え方もどうなんだかと・・ それ以外は違和感なく現実感がありすっと作品の世界にのめり込んで行けます。 綾音の一年におよぶ執念には歪んだ愛があるような気がした。 容疑者Xの献身や真夏の方程式のような冤罪モノではなく 純粋にミステリという感じが本作の良い点です。 謎を解く、科学の知識を使うというガリレオらしい作品でした。 | ||||
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