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怪しい店



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【この小説が収録されている参考書籍】
怪しい店
怪しい店 (角川文庫)

怪しい店の評価: 3.96/5点 レビュー 25件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
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No.25:
(4pt)

短編集だったよ。

短編集はあまり読まないんです。
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No.24:
(5pt)

さすが有栖川有栖

長編も素晴らしい先生ですが、短編集の満足度が非常に高い作家さんだと思います。
本作は、お馴染みの登場人物でミステリテイストを味わいつつ、ストーリーと読後感も非常に心地よいオススメの一冊です。
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No.23:
(3pt)

面白いかもしれないが腑には落ちない

証拠品を捨てさせる罠を張る話はロジックとして成り立っていないと思う。理髪店の話もこれが真相だとは言っていないから通用する雰囲気だけの話。一番良いと思ったのは作中唯一の倒叙もので、何が決め手になるかすぐに分かったがこれが一番ロジカルで腑に落ちた。
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No.22:
(3pt)

潮騒理髪店に行ってみたい

骨董屋、古本屋、ショーウィンドウ、理髪店、怪しい店のみみや(聴き屋)で起こる事件・謎を火村英生と有栖川有栖のコンビが解いていく。うーん、火村の人物像がいまいちはっきりとつかめない。それに、文章が卑俗な感じなのがなあ。ただ、「潮騒理髪店」の話は、なんかファンタジーぽくてよかった。潮騒が聞こえる理髪店なんて行ってみたいし、主人の素晴らしい技が伝わってきた。
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No.21:
(4pt)

短編なので気軽に読めます。

短編が5本入っています。
長編だと読むのに気合がいりますが、短編だとさっと読めて助かります。
それぞれ面白かったです。
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No.20:
(4pt)

読後感が良い短編集

火村英生シリーズが好きで愛読しております。
短編はなおさら著者の実力が如実に出やすいと思いますが
こちらも非常に面白かったです。潮騒理髪店が特にお気に入り。
ミステリ面もですが、何かを終えるたたずまいがとても素敵でした。
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No.19:
(2pt)

怪しい店

推理作家・有栖川有栖は、盟友の犯罪学者・火村英生を、敬意を持ってこう呼ぶ。「臨床犯罪学者」と。骨董品店“骨董 あわしま”で、店主の左衛門が殺された。生前の左衛門を惑わせた「変な物」とは…(「古物の魔」)。ほか、美しい海に臨む理髪店のそばで火村が見かけた、列車に向けハンカチを振る美女など、美しくも恐ろしい「お店」を巡る謎を、火村と有栖の名コンビが解き明かす。
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No.18:
(4pt)

トリック・ミステリというよりは人間ドラマ

お店にまつわるミステリ短編集です。店というのは以下のようなものです。

「古物の魔」・・・古道具屋。古物商業界の裏事情がよくわかります。
「燈火堂の奇禍」・・・古本屋。京都にある火村の下宿を訪ねていったアリスが出会う事件。白川通を少し入ったところにある古書店というのは、たぶんあそこがモデルではないかな・・と思いながら読みました。
「ショーウィンドウを砕く」・・・夢の中に出てきたショップ。経営する会社が倒産の危機にあり、精神的に追い詰められた主人公は、屈折した心理から最愛の恋人を殺してしまいます。この短編集唯一の倒叙もので犯人の視点から語られます。
「潮騒理髪店」・・・理髪店。日本海に面した小さな町の理髪店、お店も店主も古き良き時代から抜け出てきたようなノスタルジックな雰囲気です。ほのぼの系のお話で、読み終わった後にはなんだか心が穏やかになりました。
「怪しい店」・・・みみや(耳屋)。いったいなんの店だったかわからなかった”みみや”、そこの女性経営者が殺されて・・・。表面からはうかがい知れない人間の裏側が見えてしまう、苦い味の作品でした。

どちらかというと登場人物たちの人間性や人生でのつまづき、それゆえに犯罪を犯してしまうという人間ドラマ的な作品です。なので、奇抜なトリックを使った本格ミステリや犯罪小説を求める方には物足りないかもしれません。有栖川氏は文章がとてもうまい作家さんだと思いますが、特に凝っているわけではないごく普通の文章なのに、その語り口に味があり流麗です。個人的には、ミステリとしてどうというよりは、小説そのものとしての完成度が高い作品群だと思いました。
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No.17:
(4pt)

安心して読める。

有栖川さんの作品はどれもが、安定していて、安心して読める。
登場人物のキャラが生きていて、読んでいて楽しい。
読んで損はない。
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No.16:
(5pt)

アリスの一人アンソロジー

五篇収録の短編集である。キーワードは「店」だ。すべて趣向と味わいが異なる。
まるで一人アンソロジーだ。一冊で多彩なミステリ世界を堪能できる。

『古物の魔』偏屈な古物商が殺された。短いながらしっかりした王道本格だ。
私は骨董の知識は皆無だが、死んだ父が好きだったので、業界の話は興味深く読んだ。
『燈火堂の奇禍』舞台は古本屋だ。万引きしていないのに逃走した男は、何を盗んだのか。
真相を暴く論理があざやかだ。

『ショーウィンドウを砕く』本作のみ倒叙ものだ。切なく哀れな事件である。被害者より加害者に同情したくなる。
論理的考察と立証の手際に感動した。それにしても手帳の追加用紙がはっせんえん!!!
欧州のブランド屋は合法詐欺師だな。逮捕すべきだ。
『潮騒理髪店』地方の理髪店で最後の客となった火村は、奇妙な謎に遭遇する。
作者には珍しい「日常の謎」で、被害者はいない。
ある人物の行動が、外見とまったく異なる意味を持つ。これは意表を突かれた。
表題作は、「みみや」という店の話だ。誰にも言えない話を聞いてくれる。
知らない人に打ち明け話なんか、しちゃ駄目だろ。案の定もめごとが起こる。
キャラクター設定は面白いが、謎解きとしては物足りない。

お得感の強い逸品ぞろいの短編集だった。
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No.15:
(4pt)

火村の活躍

2014年に出た単行本の文庫化。
 「古物の魔」「燈火堂の奇禍」「ショーウィンドウを砕く」「潮騒理髪店」「怪しい店」の5篇が収められている。
 いずれも火村・有栖川のコンビが活躍する物語である。
 どれも「店」を舞台としており、骨董店や理髪店といったふつうの店もあれば、「耳屋」なる怪しげなところも。
 謎そのものには小ぶりな印象を受けるが、描きかたが上手くて鮮烈。満足させられる。
 東川篤哉による解説が楽しい。
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4041049601
No.14:
(3pt)

火村シリーズ短編ミステリー。ドキドキハラハラはやや乏しいがミステリーとしては及第点。

火村シリーズの短編集。風変わりな店を題材にそこで巻き起こる犯罪を有栖と火村で解決するミステリー作品。読み切りなので抵抗なく読めるものの、展開がやや冗長で少し飽きがきてしまう。潮騒理髪店はちょっと変わった、予測ミステリー。可もなく不可もなし。ドキドキハラハラに賭けていたため、星3つ。
怪しい店Amazon書評・レビュー:怪しい店より
4041021413
No.13:
(5pt)

お店シリーズ

雰囲気が良かった。少し江戸川乱歩思い出すような犯人が多かった。懐かしい気持ちになった
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4041049601
No.12:
(4pt)

面白かった

1話目が自分には面白くなく、はずした
と思ったら、2話目以降楽しく読めました。
短編集なのもいいです。
本屋で安く買えて、幸せ気分を味わえました。
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No.11:
(5pt)

関西風のコースでおもてなし!

大阪を舞台にしたテンポある展開に魅了されました。
GW前に読み出し、1作目がそのシーズンの推理物。どこか、自分がこの小説の中に入ったような、一緒に骨董市にでも行っているかのような不思議な楽しい錯覚をおぼえました。
また、個人的に好きな小説は、理髪店の話で、謎は謎のままで終わっている、それ以上真実を求めようとしないスタイルは、私としては非常に興味深く、また感慨に値するものでした。
メインディッシュの「怪しい店」は、推理小説の醍醐味を感じさせ、最後の最後まで興味津々で楽しませて頂きました。火村准教授と有栖川作家の名コンビ、今後も期待しております。
有栖川先生の温かみとパワー溢れる小説に乾杯!瀬比亜零
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No.10:
(3pt)

不可解、

最近の推理小説の犯人の動機は、私には理解できないものが多い。
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No.9:
(5pt)

なるほど!

怪しい店……。
短編で、読みやすいです。
仕事の気分転換に、とても良いです。
骨董品屋さんの甥ごさんには、役者さんでは誰があうかなぁ…とか、
お店の中を想像したりして楽しめました。
骨董市に、行ってみたくなりましたよ〜!
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No.8:
(5pt)

火村先生の名推理

推理作家・有栖川有栖シリーズの短編集である。5編を収録。いずれも2014年に発表された作品である。発表形態がまちまちのせいか、100ページほどの中編から20ページの小編までとりそろえましたという様子だ。

一編を除き、今回も火村先生の名推理が冴え渡る。絡まり合った謎の糸を一気にバッサリとする快感に酔いしれるが良い!などとと思って楽しむのが吉であろう。
ちなみに除いた一編は「潮騒理髪店」。これはこれで楽しい小品であるが、名推理バッサリ!ではないということだ。個人的には語り手が火村ではなくアリスの方がほのぼのしたよねとも思う。

ミステリとしては表題作「怪しい店」を抑えて「古物の魔」が好み。中盤の伏線回収でいったん持ち上げておいて落とされたり、いや楽しい。著者ならではの筆力(というより話術?)でもって、読んでいてどんどん話に引き込まれてしまう。登場人物たちの掛け合い漫才のような会話も見どころであります。

それから巻末の解説に東川篤哉が筆を振るっていてこれは大笑い。素晴らしいです。
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No.7:
(5pt)

少しテイストがかわった気がする

筆者の作品はおもしろい。テッパンで私のツボだ。
 ただ、少し何かが変わっただろうか?うまく言えないが、本書では、これまでのシリーズの根底に感じていた青臭さのようなものが感じられない。私はその青臭さをとても愛していたのだが。登場人物たちが成長したのかな?
 ともあれ、新作を待ちわびるシリーズだ。同書の帯によると新年早々長編が刊行されるという。ますます期待が高まる。
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No.6:
(4pt)

火村&有栖川コンビの文庫最新刊

犯罪学者と推理小説家が、警察と一緒に事件解明する火村&有栖のシリーズ文庫最新刊です。
今回は、「お店」がテーマのアンソロジーで、様々なお店を舞台にした事件で二人が活躍します。
骨董品屋を舞台にした中編、古本屋を舞台にした短編、「みみや」という謎のお店を舞台にした短編、テレビドラマの原作となる短編、散髪屋さんを舞台にした日常の謎系の一編などバラエティに富んだ仕上がりで、氏の持ち味である読みやすい一冊に仕上がっています。トリックも大掛かりなものではなく、軽く推理を楽しみながら読める感じです。
一編ごとのボリュームや軽さが、年末年始の帰省時のおともにちょうど良い一冊ではないかと思います。

ところで、くだんの実写ドラマ化の影響が強かったのか、作中の火村准教授が斎藤工のイメージで固定化してしまいました。
コマチさんみたいに全然キャラクターの雰囲気が違えばいいのですが、しばらくはこのイメージで読んでしまいそうです。
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4041049601

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