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(アンソロジー)

世紀末サーカス―異形コレクション



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【この小説が収録されている参考書籍】
世紀末サーカス (広済堂文庫―異形コレクション)

世紀末サーカス―異形コレクションの評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

サーカスの天蓋の中は・・・

井上雅彦監修による書き下ろしホラーアンソロジー『異形コレクション』の第14弾。

今回は、タイトルでも分かるように、『サーカス』を題材に、総勢26名もの作家が、

珠玉の作品を寄せています。

今回の中では、田中啓文氏の『にこやかな男』が一番ホラーテイストが濃く、楽しめました。

確かに、『サーカス』という舞台は、我々の日常からかけ離れた存在であり、『神秘の』そして

『畏怖の』対象でもあります。

それは、『テントの中』に、『外の世界(我々の世界)』とは異なる世界を抱いているから

なのでしょう。

人は『閉鎖された空間』というものを、本能的に怖れているからなのかも知れません。

レイ・ブラッドベリや、ディーン・クーンツらもかつて、『サーカス』を舞台に、

ホラーを書いています。

『怖れ』の本能は、万国共通なのかも知れませんね。
世紀末サーカス (広済堂文庫―異形コレクション)Amazon書評・レビュー:世紀末サーカス (広済堂文庫―異形コレクション)より
4331607984

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