少女禁区



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

6.00pt (10max) / 4件

Amazon平均点

4.45pt ( 5max) / 11件

楽天平均点

3.25pt ( 5max) / 4件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

40.00pt

20.00pt

80.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2010年10月
分類

長編小説

閲覧回数2,123回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数5

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

少女禁区 (角川ホラー文庫)

2010年10月23日 少女禁区 (角川ホラー文庫)

15歳の「私」の主人は、数百年に1度といわれる呪詛の才を持つ、驕慢な美少女。「お前が私の玩具になれ。死ぬまで私を楽しませろ」親殺しの噂もあるその少女は、彼のひとがたに釘を打ち、あらゆる呪詛を用いて、少年を玩具のように扱うが…!?死をこえてなお「私」を縛りつけるものとは―。哀切な痛みに満ちた、珠玉の2編を収録。瑞々しい感性がえがきだす、死と少女たちの物語。第17回日本ホラー小説大賞短編賞受賞。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

少女禁区の総合評価:8.91/10点レビュー 11件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11:
(5pt)

才能の開花前夜

短編集『なめらかな世界と,その敵』と比べると完成度の面では1枚落ちる感じはある。
しかし、伴名練という作家の稀有な才能が萌芽する瞬間が切り取られているという点で非常に高濃度な作品。

高かったけど買って損なし。
もっと多くのSF·ホラーファンに読んでほしいので、角川ホラー文庫様。どうか復刊お願いします
少女禁区 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:少女禁区 (角川ホラー文庫)より
4043943881
No.10:
(5pt)

想像以上の世界観

本作は短編二編で構成されています。
一作目「chocolate blood, biscuit hearts」
特に物語に起伏がなく、最後まで平坦な印象を持ちました。作中で主人公の姉弟が資金稼ぎのために行う「サイネージ」というライブ配信は、現代でいうYouTubeやその他配信アプリのグレーな部分を捉えていると感じました。読み終えてもそこまで印象に残るお話ではなかったです。

二作目「少女禁区」
表題作です。読み始めてから美しく切ない世界観に引き込まれました。周囲から恐れられ厄介者扱いされる少女と主人公である「わたし」のお話です。
最初は少女のことを恐れていた「わたし」が少女に対して痛めつけられながらも、少しづつ好意を寄せていきます。そんな少女も「わたし」に対し心を開いたかと思いきや裏切り。裏切ったかと思いきや実はそうではなくて。二転三転し、ラストの方では少女に対する印象が変わります。
少女と「わたし」の儚く切ない作品です。
短編小説なのにずっと心に残る作品です。
読んでいて作品の情景が浮かんできましたし、ラスト一行の文章も素敵です。
どうやら絶版本になっているらしく、プレミア価格となっていますが、それでも読む価値はあると思います。
最後に、タイトルは当初の「遠呪」の方がしっくりきてると思いました。
ラストまで読むと、この意味が分かります。
少女禁区 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:少女禁区 (角川ホラー文庫)より
4043943881
No.9:
(5pt)

次回作はまだでしょうか

少女禁区はタイトルはどうかと思うが(原題は「遠呪」)、好きな作品だった。
今ではこんなツンデレ魔法少女の話はありふれているかもしれないが、読んだときは文章の上手さもあって引き込まれた。
次回作を楽しみにしています。
少女禁区 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:少女禁区 (角川ホラー文庫)より
4043943881
No.8:
(5pt)

表紙買いでしたが、当りでした

表紙のイラストに惹かれて購入
ちょっとSFっぽくもあり、耽美あり危険な官能美があり
大好きなタイプの作品です。
著者のことを調べたんですが、まだこの一冊だけなんですね。
少女禁区 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:少女禁区 (角川ホラー文庫)より
4043943881
No.7:
(4pt)

独特の切なさ

タイトルは内容的に元の「遠呪」の方がしっくりくる(インパクトは無いが)。失敗を覚悟して買ったが、二編とも発想も筆力も大したもの。怖さは無いが、充分楽しめた。

・「chocolate blood,biscuit heart」
 エンターテイメント性の高い作品。
 資産家の父に監禁されるように暮らしていた姉弟の逃避行の物語。二人は、自分の刺激的な過去の体験をサイネット(他人が疑似体験できるネットワーク)に放送し復讐の為の金を稼ぎ始めるが、やがてエスカレートし禁断の行為に……。
 卑猥な視線を感じるようになるところには恐怖があるし、クライマックスのシーンはなかなか衝撃的でわくわくした。

・「少女禁区」
 天才的呪術の使い手である少女とその奴隷である少年「わたし」の物語。少女は少年を呪術で嘲笑うように振り回し痛めつける。少女のキャラクターの立ち方が見事で引き込まれる。少女は三年前実の父親と継母を殺したとして皆に恐れられていたが……。
 最後は、異界との愛のコミュニケーション。その方法が独創的で幻想的。なかなか出会えないこの名シーンだ。是非読んで、出会って下さい。

 著者の今後の作品が楽しみ。次の作品が出たら買いたい。
少女禁区 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:少女禁区 (角川ホラー文庫)より
4043943881



その他、Amazon書評・レビューが 11件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク