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(短編集)

アイネクライネナハトムジーク



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アイネクライネナハトムジークの評価: 3.99/5点 レビュー 185件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全185件 141~160 8/10ページ
No.45:
(4pt)

著者にしては珍しい恋愛小説だが、独特の世界観は健在

個性的な登場人物やユーモア溢れる会話など、独立した短編集としても楽しめるが、それぞれの登場人物たちが時間を超えてどうつながっていくのかも読み応えがあった。

最後は、現在から十九年前、九年前の回想をし、登場人物たちのその後を楽しみながら物語が一つに集約していく様子は心地よく読後感もよかった。

あとがきに、本作は恋愛にまつわる話が多いと書かれているが、個人的な印象としては恋愛小説を読んでいる感じは全くせず、著者の独特の世界観があった。
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No.44:
(5pt)

非常に面白いストーリだった

計算し尽くされたストーリーに感激ですすごい
是非読んで見てください。
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No.43:
(4pt)

斉藤和義さんと斉藤さんのくだりを知っていると面白さアップです

短編6本の中に出てくる人物が微妙に重なり合うさまがとてもいいです
合間合間の仕掛けも、伊坂さんらしくシュールな感じでとてもいいです
伊坂さんの本を読んだときに感じる、無色透明な読後感とほっこり感が気に入った1冊です
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No.42:
(5pt)

良かった。

本当に良かった。
繋がっている感じとか、些細な勇気やそれが産み出す小さな奇蹟とか。
僕が読書の楽しさを知ったのは、伊坂幸太郎氏の先品のおかげ。
今回あらためて「やっぱり本は楽しいな」って思いました。
さぁ、明日もがんばるか!って、そんな感じです。
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No.41:
(4pt)

恋愛とか友情とか

それぞれのストーリーが前後のストーリーと
関連しているこの作品。
伊坂さんの作品は普段あまり読むことがないので
なんとも言えないが、
普段の重い感じの作風ではなく、
読みやすく、どんどん読んでいってしまった。
色々な人物が登場したり、
時代が前後したりして少し物語を
理解するのに時間はかかったが
なかなか面白かった。
変わることの難しさ、変わらないことの難しさ
それをなんとなく感じられた作品だった。
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No.40:
(2pt)

デビュー当時からの作者のファンにとっては、物足りなさを覚えさせる毒にも薬にもならない凡作

「アイネクライネ」、「ライトヘビー」、「ドクメンタ」、「ルックスライク」、「メイクアップ」及び「ナハトムジーク」の6つの作品から構成される様々な<出会い>をテーマとした連作短篇集。一見、社会の歯車の様でいて、人は様々な<出会い>と別れによって、各々の生きる意義を見出して行くという、作者得意のテーマだが、読んでいて物足りなさを覚えた。

先鋭的な作風だったデビュー当時と比べると、最近の作者の作品は随分丸くなったが、個人的にはそれも悪くないと思っていた。しかし、各編にこれと言った工夫がない上に、こうも丸くなってしまっては毒にも薬にもならないという感が否めない。特に、作品のモチーフの1つだった筈のボクシングのヘビー級タイトル・マッチが、まさしくメイン・イベントの体を成しているのは情けない。更に、これが映画「ロッキー」を想起させる点は益々情けない。

デビュー当時からの作者のファンにとっては、物足りなさと違和感を覚えさせる作品。作者自身が"あとがき"で書いている様に、これから作者の作品に親しむ方向けの作品だと思った。
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No.39:
(5pt)

砂漠×ラッシュライフ

砂漠が好きな僕には、最高の一冊でした。
ラッシュライフの技法で、短編が繋がっていきます。
派手な演出はありませんが、砂漠のようにホッとする日常が流れます。
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No.38:
(4pt)

読後に、温かな感動がある♪

妻に逃げられた先輩社員の行動がもとで、大事なデーターが消失してしまった!!後輩社員の佐藤は、責任上街頭アンケートを引き受けることになった。そこで訪れた出会いとは・・・。「アイネクラクィネ」を含む6編を収録。

毎日何気なく過ごす日々。だが、平凡な日常の中にもちょっとした奇跡はある。それは、周りの人たちが気づかないだけかもしれない・・・。
いろいろな人たちが登場する。抱えている人生の事情はさまざまだが、彼らはどこかでつながっている。そのつながり方が絶妙だ。独立した6つの話として読んでも充分に面白いが、場所を超え時を超え彼らの人生の断片をつなぎ合わせたとき、この本は完全なひとつの物語となる。伊坂幸太郎にしか書けない世界がここにはあった。
「若くても年老いても、ステキな出会いはあちこちにあるのではないか?」そう考えると人生がより楽しく思えてくる。
ほほえましいエピソードが詰まっていて、読んでいて心地よく、読後はほっこりとした温もりに包まれる。とても面白い作品だった。
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No.37:
(5pt)

伊坂ワールド

伊坂ワールドの引き込まれちゃいました~。本当に面白いですよね~。伊坂さん、いつもこんなこと考えているのでしょうかね~
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No.36:
(5pt)

これも読み応えあります

伊坂作品は長編のほうが好きですが、
短編も微妙な相互関係が演出されているので、
なかなか読み応えありますね。
エンターテイメント作家では、いまナンバーワンです。
アイデアと構成力、文章力に脱帽するしかない、
楽しい読み物でした。
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No.35:
(5pt)

普通に楽しめます

登場人物が全てリンクしている短編集です。
あくまでも「普通の人」がテーマになっているので親近感が湧きます。
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No.34:
(5pt)

きっと誰が読んでも楽しめる一冊。

きっと誰が読んでも楽しめる一冊。

先日出先でクレーマーを目撃。本の内容には触れませんが、

思わず、小説のように相手の気を殺ぎたい思いに駆られました。

同行していた仲間にその事を話すと、思いっきりそこから話に

花が咲き、彼はその場でこの本を購入した。

改めて彼とはこの小説のことで花が咲きそうです。
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No.33:
(4pt)

斉藤さん⇒斉藤和義のアイネクライネのCD→絆の話と辿ると本作をより楽しめる

日常的にありそうだけどやっぱりそれはないだろうという小説
登場する斉藤さんは斉藤和義がモデルらしい
斉藤和義ってどんな歌手と思いCDを購入
飾り気のない正直な歌詞と独特の渋さで
伊坂ワールドとよく合う
斉藤和義と伊坂幸太郎の「絆の話」もお薦め
本作の経緯が分かる
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No.32:
(4pt)

1つの場所、3つの時刻、多くの人たち ― みんなが、つながっている

伊坂幸太郎らしい、というか、たぶん伊坂幸太郎しか書かない作品。
6篇の連作短編集で、冒頭の2篇は、著者が敬愛してやまない斉藤和義の依頼を受けて、斉藤の楽曲に寄せて書かれたもの。
舞台は仙台、各篇の登場人物が少しずつ重複し、少しずつ繋がっていて、錯時的に構成されている、といういつもの伊坂節。
最近の伊坂幸太郎らしく、何てことのない日常を、軽やかに描く。日常に突然まぎれこむちょっとした奇蹟が、日々の暮らしの輝きを少し増してくれたり、微笑ませてくれたりする、そんな小品たちだ。
6篇の作品は、およそ20年(正確には19年)の時の隔たりをもって散りばめられおり、最終篇「ナハトムジーク」に倣うなら、主に、現在、およそ9年前、およそ19年前の3つの時刻が舞台となっている。ある話で27歳だった主人公は別の話で46歳となり、11歳の子どもがいたりする。
伊坂幸太郎の作品では、別人と思われた2人の登場人物が実は同一人物という叙述トリックがしばしば用いられるが、本作では、登場人物が約20年間の時間経過の中で姿を変えることで、トリックでも何でもないのだが「実は同一人物」という驚きやおかしみが数多く企まれている。
およそ10年という時間を経て登場人物が再会する場面がいくつかあり、それは運命の再会といったドラマチックなものではなく、偶然ばったり、という感じの遭遇なのだが、そこで、それぞれの想いが一巡りして、思いもかけず、誰かが誰かの背中を押す。
堅苦しい「小説作法」の類では、「小説の中でやってはいけないこと」を、伊坂は堂々と中心に据えて、佳品に仕上げてしまう。楽しい。
「実は同一人物」の多くは、物語を推進する力になっているが、気づいた人だけ笑ってね、というものもある。ぼくが気づいた限り、いちばん細かいのは、「ライトヘビー」に登場する美奈子の友人のひとりと、「メイクアップ」に登場する窪田結衣の同僚のひとりが同一人物、というあたりか。
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No.31:
(5pt)

いい意味で伊坂さんらしくない。

斉藤和義さんとのコラボ作品もあって、全体的に斬新だな〜と。
時間軸が行ったり来たりするので、私もページを行ったり来たり。
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No.30:
(4pt)

オムニバス

六編からなるオムニバス形式の作品。
同じ世界線の話で登場人物たちにつながりがあります。

伊坂作品には珍しく,
超能力者等は出てこない+(軽い恋愛要素のある)日常物ですので
普段作者で避けられている方にも読みやすいと思います。
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No.29:
(4pt)

『斉藤さん』が光牌

2014年9月リリース。巻末で伊坂自身が解説しているのだが、一つ目の短編『アイネクライネ』は、ミュージシャンの斉藤和義氏の作詞依頼から始まってできた作品であり(実際、斉藤和義は、この短編から『ベリーベリーストロング~アイネクライネ~』という曲を作っている)、二つ目の短編である『ライトヘビー』は、その『ベリーベリーストロング~アイネクライネ~』がシングルカットされることになり、その初回限定盤の付録として書き下ろしたものとのこと。そこから派生したストーリーが残りの短編だ。

いつも伊坂を読んでいて思うのだが、この人の小説の作り方は非常にプログラマに近いと思う。つまり、サブ・ルーチンを見事に組んで組み立てられた全体が連関して働くのだ。

小説手法としては、『伏線』という言葉になってしまうのだろうが、そんな『線』のようなモノではない。もっと立体的だ。一つの短編が、一つの短編に90度に組み合わせているかのような感じだ。

そして毎回会話が秀逸。これらが有機的に作動して、恋愛小説のようでありながら、極めて『伊坂的』だ。

この短編集に登場する人物で、ぼくが好きなのは『斉藤さん』である。『斉藤さん』が光牌。そんな感じの作品である。
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No.28:
(5pt)

伊坂ワールド

登場人物や時間が行ったり来たりするのでとまどいましたがこれが最後にひとつにまとまり読み終えたあとすっきりします。
伊坂さんの世界がとても気に入り是非他の作品も読んでみたいと思いました
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No.27:
(5pt)

やっぱり伊坂幸太郎は良い

今回は、特異な設定はないですが、伊坂幸太郎らしい、良い距離感で男女の機微が入っていて面白いです。
過去の作品で比較するとしたら、PKに似た感じと思います。
伊坂幸太郎好きで、文庫まで待てないならおススメです。
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No.26:
(4pt)

つながっていく感じ

初伊坂さん。
本屋でかなり高評価な感じで売り出していたので気になって買ってみたものの、
読んでて思ったのは「ん?ただの日常ストーリー短編集?」と、ちょっと裏切られた感がありました。
「あれー本屋で褒めそやされてたから、期待しすぎたのかなー」と・・・。
でもでも
最後まで読んで納得。
あーこういうことかぁ。
好きです。このつながっていく感じ。
アイネクライネナハトムジークAmazon書評・レビュー:アイネクライネナハトムジークより
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