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(短編集)
アイネクライネナハトムジーク
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アイネクライネナハトムジークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全185件 21~40 2/10ページ
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斎藤和義は大好きなのですが、モーツアルトも大好きなのですが。 この伊坂小説は色々と余りに女性を蔑視してますね。 他の方も書かれていましたが 中心なる女性が、男性視線から見て書かれた完璧な憧れの対象に描かれており、 まるで昭和の少年少女漫画のようです。 それから「誰の娘か知っているのか」と言う台詞が何度も出てきますが… 「誰の息子か知っているのか」だとしても2世優先の世の中を反映します。 伊坂作品の中で醜悪なものの一つです。 | ||||
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ただの、短編集ではないんだね。 きっとそうだと思っていたけどさ。 裏切られない面白さ。 | ||||
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伊坂さんといえば、 ファンタジックな作品というか、 奇を衒うような印象で、 会話劇がなにより得意で、 意外と癒やし系が多く、 暴力が嫌いぽいのに、 なぜかハードボイルド風もある、 という印象だったのですが、 これは普通のドラマです。 会話劇も控えめで、 ファンタジックな部分は、 強いて言えば、 人間関係がやたら繋がってること、 くらいでしょうか。 お得意の群像劇で。 こういう普通の、 地に足がついた平凡なドラマで、 しかも癒やし系というよりは、 悲喜こもごものような、 人間ドラマのほうが、 実は得意なのではないか? なんて思わされるくらい、 久々に伊坂さんで夢中になれました。 もう著者名は、 『お気に入り』から外しており、 『飽きちゃった作家』として、 あまり期待せずに読み始め、 (もうこれは積んであったので) 特に面白いともつまらんとも、 なんとも思わずに読み進め、 いつしか止まらなくなってました。 人名が多くて、しかもジミで、 誰が誰なのか関係がよくわからず、 関係図をつけてくれと思うくらい、 よくわかんなくなってますが、 これは連作短編ではまぁ、 あるあるなのかなと。 それでも一話一話が面白いので、 全然関係なく読めました。 本作は大切に保管しておき、 いつかまた再読したいと思います。 ほんと伊坂幸太郎さんは、 大リーガーというか、 デンプシーロールというか、 ぶん回し屋だなぁと。 これは雑だとか単純だとか、 そういう悪口ではなく、 同じようにフルスイングして、 得意なコースにハマれば、 ガツンとホームランかKO勝ち。 (どっちなんだ) そのジャンルが空振ればもう、 読む気もしないという、 三振かKO負け。 舞台やジャンルが極端に変わるのは、 たぶん得意パンチが限られてて、 当たれ! 当たれ! 当たれ! とぶん回すためなのかなと。 意外とこういう地味で堅実なのが、 ガツンと決まったりして。 こればっかりだとたぶん、 印象にのこらないのかな。 だから極端な作品を書くのか。 なるほど。 ぶん回し屋に見えるのは、 堅実系が本来の顔だからか? 必死でぶん回しているのか? いや、まあこれは、穿ちすぎか。 | ||||
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三浦春馬さんと多部未華子さん演じる映画がとても素敵なので購入しました。 | ||||
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泥棒も死体も人殺しもカカシも出てこない6作品が収められた短編集。 出会いがテーマだろうか。街頭アンケートでの始まりの予感、担当美容室からの弟を紹介された女子、5年ぶりの免許センターでの再会、高校生カップルの駐輪違反者探し、いじめっ子との仕事場での邂逅。途中まで短編がうまくつながって、なるほどとなる。 ただ、全編を通して、時制があちこち飛んでしまうので、多少面倒くさくなってしまった。この構成の妙を愉しむまで各短編のつながりの強さがなかったからなのかもしれない途中までは良かったのだよ・・・。 著者の作品の期待値からハードルが高くなってしまったようだ。 | ||||
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発想と展開が面白く最後まで飽きる事なく一気に読めました。伊坂さんの小説は何冊か読んできましたが今のところこれが一番個人的には好きです。 | ||||
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「ああ、思えば、あれがそもそもの出会いだったんだなあ、って。これが出会いだ、ってその瞬間に感じるんじゃなくて、後でね、思い返して、分かるもの」(本文引用) 「どんな本なの?」と聞かれたら、この一言に尽きると思う。どれも良かったけれど、「アイネクライネ」「ライトヘビー」が飛び抜けて好きだった。恋愛にフォーカスした伊坂さんのお話もとても良い。 同じことを繰り返しているとしか思えない毎日のなかでも、人との縁は繋がってゆく。他人よりは近いけれど友人ともいえないあのひととも、たった一言交わしただけのあのひととも。 偶然や奇跡は単なるきっかけで、人生を変えていくのはきっと自分自身。 | ||||
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読後感のすっきりした本 いろいろなつながりがあって面白い 映画を借りて見たいと思いました | ||||
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良いストーリーです。 場面が次次と変わりますが、心温まる話です。 | ||||
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何を言いたいか分からん。レビューには最高、よかったとか書き連ねてあるけどマジでどこがよって感じ。 | ||||
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私は本を読むのが苦手です。でも本の世界に触れてみたいと思い、一番最初に読むものは長編でなく、短編がいいかなとこちらを手に取りました。たしかに1つ1つは短編ですが、すべて繋がっていて、読み進めていくうちに、わたし本苦手だったよね?と自分に問いかけてしまうくらい、時間があれば読んでいました。 恋愛でもなく、ミステリーでもなく、ただただ人と人との繋がりを描いた作品です。最後は胸が熱くなって、うるうるしてしまいました。あったかい気持ちになる、人との出会いを大切にしようと思える作品でした。 次は、別の伊藤さんの作品を読むことにします。 | ||||
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DVDと合わせて鑑賞しています。 とても心打つストーリーです。 | ||||
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本の内容ではなくて申し訳ないのですが、、 単行本の新品を注文したのですが、届いたのはどう見ても中古品です。帯ヨレヨレ、カバーのすべての角がヨレヨレ。また、数箇所シミのようなものがあります。ラーメンの汁でも飛んだのでしょうか。極めつけが、第1刷発行。いやいや、伊坂幸太郎の作品の新品が今更第1刷発行なわけがない。 中古品が欲しいならメルカリするよ、その方が安い。新品の値段で中古品を送るなんて(';ω;`) | ||||
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YouTubeでオススメされてたので買って読んだ。良かった。 | ||||
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各章の登場人物がそれぞれ繋がりをもって展開してゆく作品構成は面白い。 唯、中心人物となりうる様な女性を「多くの男から言い寄られる又は注目される様な美人」と表現するのはあまりにも薄っぺらく感じる。 高校でもいたな…レイヤーヘアにイヤリング、ミニスカートに白のミュールサンダルの女の子の隣の席に座りたい気持ちがわかるだけに私の隣になった男子に憐れみさえ感じたこと。 就職して言い寄られたら言い寄られたで、頭を下げて丁重にお断りしているのに嫌な仕事や脅迫状めいたものまで送り届けられて恐怖を感じたことを思い出して読んでいて不愉快になった。 まだ人生経験も浅い作家さんなのかと思ったら、年齢も私とあまり変わらなくて驚いた。 不特定多数の評価を全面に出して女性を表現するのではなく、一男性としての視点で女性の魅力を表現して欲しい。 | ||||
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映画も先に見ましたが、小説も面白かったです。 | ||||
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連作短編集である。 ・アイネクライネ 主人公の佐藤は会社員。街頭でアンケート調査をしている。しかし、怪しいと思われるのか、なかなか通行人は協力してくれない。その夜は、日本人のボクサーがヘビー級でタイトルマッチを行う日だった。試合は日本人の挑戦者が勝った。翌週の日曜日には大学時代の友人、織田一真(かずま)の所に共通の友人が行う披露宴の打ち合わせに行った。大半は雑談だったが。一真の奥さん、由美子が、アンケートを取った時の女性とのエピソードを「出会いじゃないの」と言う。その後、佐藤は……。何となく展開が予想できる。 ・ライトヘビー 美奈子は美容師である。友人のような客、板橋香澄(かすみ)が、彼氏がいなければ自分の弟と付き合わないかと言う。ケータイの番号を弟に教えてもいいかと聞かれ、断ったのだが、勝手に教えたらしく、その後弟から電話がかかってくる。美奈子が弟に用がある、と嘘をついて香澄が弟に電話をかけさせたのだ。電話を切ろうとした美奈子だったが、そこにゴキブリが出てきて話が続いた。香澄の弟と話すのはそれなりに心地よかった。その後も香澄の弟、学との電話は続いた。この関係は進展するのだろうか。しかし学の正体は……というお話。美奈子の高校時代の友人に、前編の由美子が出てきたり、前編のヘビー級のチャンピオンを決める試合がこの短編でも出てきたりする。いかにも伊坂作品らしい。 ・ドクメンタ 最初の短編に出てきた佐藤の後輩の藤間。ずぼらな性格のため、妻と別居しているのだが、同じような悩みを持つ主婦の話を聞いて、心を入れ替えてある行動に出る……という内容だ。 ・ルックスライク 「アイネクライネ」に出てきた織田夫妻の娘、織田美緒が出てくる。あるトラブルで困っていた朱美(あけみ)を、「この人がどなたの娘か分かって話しているんですか」とでたらめを言って助けた邦彦。高校生である美緒とそのクラスメート、久留米和人は自転車の無賃駐輪をしている人物を捕まえようと駐輪場を見て回る。犯人は見つかったが、口論になってしまったところに、高校の深堀先生がやって来て助ける。その方法は?オチを知ると、伊坂幸太郎はそう来たか、と思わせる。 ・メイクアップ 高校時代にいじめられていた結衣(ゆい)が会社の仕事で、いじめの中心人物の女性と再会する。しかも立場はこちらの方が上である。いじめっ子の彼女は変わったように見えるが、本当のところはどうなのだろうか。こっちがいじめられっ子の結衣とは気づかれていない。結衣はこっちから復讐する勇気はなく、そのまま時が過ぎる。 ・ナハトムジーク ボクシングの世界ヘビー級チャンピオン、ウィンストン小野を中心に物語は展開する。これまでの登場人物の多くが複合的に絡みながらストーリーが進行する。これまでの短編のエピソードをことごとく拾いながら話を展開させていく様子は、まさに職人芸である。 やはり伊坂幸太郎は面白い。 | ||||
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話の構成としては、「アイネクライネ」「ライトヘビー」「ドクメンタ」「ルックスライク」「メイクアップ」の五つの短篇が、時はあちこち跳ぶけれど、共通の登場人物同士、話がリンクして繋がっていて、ラストに置かれた「ナハトムジーク」って話になだれ込んでいくっていう、そんな風にわたしは思いました。あ、でも、五番目の「メイクアップ」て話だけ、ほかの話とあんましリンクしてないかも、だけど。 とまれ、これはすっげぇしびれる作品で、最後は胸にこみ上げてくるものがありました。それぞれの話のなかでは、「ライトヘビー」と「ルックスライク」の二篇が、とても素晴らしかった! 読みながら、こう、わくわく感が湧いてきてたまらん話だったし、「伊坂さん、ほんま、話の展開とか登場人物の会話とか、上手いもんやわあ」て、惚れ惚れしちゃいましたね。 そして、作品の最終コーナー、ラスト十ページくらいの描写には、ぐいぐいと迫ってくるものがあって、胸が熱くなりました。涙で、目の前が霞みましたです。 | ||||
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2021/5/5 軽く読めた 斉藤さんの歌詞がよい love actuallyにインスパイア受けたってああってなった | ||||
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べたべたした恋愛ものっぽくなくてライトに楽しめました。 時代が行ったり来たりで頭を整理するのが大変でしたが、オムニバスながらそうでない感じが作者らしい気がしました。 | ||||
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