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出版禁止
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出版禁止の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 61~80 4/5ページ
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なんとも後味の悪い本です。 この「後味の悪い」とはやりきれない、とか胸糞悪い、とかグロテスクな展開、という意味ではなく、「この本を読んだ時間で他のことができたな」という気持ちにさせる、という意味です。 本当に人を選ぶ作品だと感じたので、以下は「私にとっては」の感想です。 ・作中作としてのルポルタージュ、が本の大半を占めていますが、それが非常に読みにくい。 冗長な描写がトリックにつながるのかつながらないのかわからず苦痛。 ・「大どんでん返し」の煽りだけを頼りに読了しましたが、予定調和にしか思えないラスト。どんでん返しがないのが大どんでん返しなのかもしれません。 ・「仕掛け」として叙述トリック的なものが使われている(のだと思う)のですが、それがあまりにもお粗末。 ルポルタージュの後で、著者による半ネタばらしのような解説のようなエピローグがありますが、他者が書いた作品の解説という体で自分の作品のネタばらしを自分でしてしまうという構造もどうかと思いますし、そのネタが「えっギャグなの?」と思ってしまうようなものでした。 ・謎が謎を呼ぶ、というか謎が散りばめられているようですが、その「謎」が全く興味をそそらない。 文庫版あとがきとしてさらに謎(のようなもの)が提示されていますが、それが「はあ……そうですか」としか思えなかったので、本当にこの本、作者さんとは合わないんだなと思います。 今回、たまたま知人に借りて読みましたが、もし自分で面白そう!と思って購入して読んでいたらしばらく立ち直れないのではないかと思う作品でした。 | ||||
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本当に推理できるだけの条件が全て提示されているのかが判らないし、答え合わせのしようもない。 主人公がわざわざ原稿に悪戯を施す理由も判らないし、急に精神異常のような振る舞いをするのも判らない。 好意的な意見の方は考えれば謎は解ける、まだ判っていないだけだ、と考えているようですが、そもそも答えが存在するのかが疑問です。 私の理解力の問題なのかも知れませんが、がっかりしました。 | ||||
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架空の事件、架空のルポタージュを素材にしたミステリー小説です。 不自然な『心中』事件に興味を持ったライターが、ひとり生き残った当事者へのインタビューを進めるうちに・・・というお話。 終盤に「ああ、なるほど・・・」という結末となりますが、謎がすべて解明されているわけではありません。 しかも少しだけグロテスクな描写がでてくることもあり、なかなか評価が分かれるような気がします。 ただ個人的には早く次の展開が見たく、一気に読み込みました。面白かったです。 また何度も読み込んで、自分であれやこれやと解釈を楽しむには、よい作品かもしれません。 | ||||
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著者はもともと映像作家らしく、小説の文章としてはアマチュアレベル。 額縁小説で、本体のルポルタージュはルポというより小説。 以下はネタバレあり。だが、ネタに別の真意が隠されていて読み取れていないのか、たんに作品が不出来なのかよくわからない。 話は途中でねじれてしまい、心中事件の解明ではなく、なぜ猟奇に走ったか、になる。「生還」するために精神異常のフリをしたということだろうが、酷いことをするほど肝が据わっているはずなのに、なぜ自殺してしまうのか、一貫性がない。心中事件の解明が二転三転する知的なものかと思ったがそうではない。 倒叙ものということになるが、刺客は自分でもその任務を理解してないというところに味噌がある。自分が刺客だと気づいたのはいつなのかがよくわからない。女性はなぜライターを好きになってしまうのかもわからない。 フランスの作家のカミュとは何か関係があるのかもわからない。 | ||||
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読んだらもう一度読み直したくなるフェイク・ドキュメント・ミステリーです。 作中のルポルタージュは、初見では単に「気味の悪い話」です。しかしその後日談を読むと、様々な仕掛けが施されていたことがわかり、また違った顔を見せます。人物名にもアナグラムが仕掛けられており、読後の楽しみ? がありますね。 拙ブログにも感想を書いていますので、参考までに。 http://atoajijojo.blogspot.com/2017/03/blog-post.html | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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これはひどいです。 即ゴミ箱行き!フリーマーケットに出しているお兄さんに乾燥を訊いたら同様の乾燥でした。 王様のブランチのお奨めで購入したのが間違いだったのでしょうね | ||||
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中盤まではどうなるのだろう?と思わせてくれているので、進みは遅いのですが、それなりに楽しく読めます。 しかし、終盤、盛り上がらず、えっ、何?こんな終わり方?って感じになります。 取り立ててダメってわけじゃないですが、特に面白いとも思いません。 概略を読んで興味をもたれたら、期待せずに読めば、それなりに...、って感じだと思います。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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ここ何年か読んだ本の中ではダントツにおもしろいです。 感想は人それぞれだと思いますが、その人の解読や経験値に左右されると思うのですが、僕はハード恋愛小説だと思いました。 | ||||
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高い、つまらないとレビューしている方が多いので、正直驚いています。 でもそれは必然なのかもしれないと思うようになりました。 自分は王様のブランチは未見ですが、「放送禁止」は全て観ています。 本作は「放送禁止」の作者の作品である、という大前提があってこそ、成立するんだろうと思います。 それを踏まえた上で再読すると、確実に長江作品の最高傑作としか思えません。 「放送禁止」を観た事ない方には、高い、つまらないと思えてしまうのも当然で、まさに「視覚の死角」という事なんでしょう。 | ||||
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途中までは、どういう展開になるのか大変楽しみでしたが、最後がね~ 主人公にどうなってほしかったという希望はないのですが、何となくなな~終わり方でした | ||||
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正味3時間程で読み終えました。 結論から申し上げますとミステリではないです。 ただこちらのレビューでこき下ろされているほどの出来の悪さでもないのでは?とは正直な感想。 ですが確かにマスメディアの影響力は恐ろしく取り上げかたに問題はあったかも。王様のブラ○チは私も見ておりましたがこの本に限らず少々割増な表現が目立ちます。 個人の表現の自由と言えばそれまでですが、メディアという性質上どうしても騙された!!という読者が出てくるのは致仕方ないのでしょうか。 あとは個人的にも値段は実際高いと思います。内容的に見積もって1200円程でも良かったかと…。 サブカルチャーとして捉えるならば読了に足るかと…。 | ||||
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評判とは異なり、非常に低レベルの作品。片や、過去において起きた<心中>事件があり、片や、7年後にその<心中>事件の真相を突き止めようとするルポライターが居る。プロローグとエピローグを除くと、そのルポライターのルポの様子を記述した部分が物語の大半を占める。ルポライターにとっての謎は<心中>事件の真相だが、読者にとっての謎は、何故このルポライターによる記事が「出版禁止」となったかという趣向である。大変面白そうな設定だが、内容は滅茶苦茶。ミステリの体を成してもいない。 こんな記述形式が許されるなら、読者の想像も付かない物語を作者は幾らでも創り出せる。せめて、<心中>事件における真相とエピローグとの整合性くらいは付けて欲しかったが、それさえも無い。作者は、ルポライターが、記述の中で幾つかの悪戯を仕掛けたと書いているが、そんな物では済まない程の矛盾に満ち溢れた愚劣極まりない作品(作者自身、どこまで整合性を付けて良いか計算出来ていないと思う)。よくぞ、本作自身が「出版禁止」にならなかったと感心した。 | ||||
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どこまでがヒントとしてワザと書いた部分で、どこからが本当の間違いなのかがわからない 恐らく、かなり雪が降り積もっているのに、屋根の色がわかるのは本当の間違いだろう 話自体も、なんだかネットで散見する「意味が分かると怖い話」にありそうな物で 三分の一も読まないうちに、あらすじや結末が読めてしまった 残りを読んでいても「ああ、ここでアレだな」と思っていると、やはりその通りだった 本業は放送作家さんらしいので、物凄くお忙しい中、書かれた小説なのでしょう | ||||
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図書館での待ちが夥しく、こちらで求めました。読むのが楽しみです | ||||
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一応わたしも「放送禁止」フリークを自認しておりますから、分かり易い謎は二度読みで判ったつもりなんだけど、それで全てだとしたら少なすぎるんだよね、その程度のわけ無いんだけど・・・・。やはりこのシリーズは映像を通して視覚からの挑戦で無いとパワー不足を否めないような気がしますわ。「ね ね ね ね」とか「十三振だ」みたいにね、面白かったなぁ放送禁止は。 | ||||
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放送作家の書いた本 だから、テレビなどでおもしろいと紹介される。しかし、内容は陳腐でつまらない。 それ以前に、文章が下手くそ過ぎる。 小説ではなく、箇条書きのメモを読まされている感じだ。著者の前作である放送禁止も同様だったから 表現手段としてメモ形式を選んだというのではなく、筆力がないから文章を書けないというのが正解だろう。 この著者の作品は、今後どれだけマスコミが褒めそやしても、決して手に取らないと決めた | ||||
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内容は、評判通りでしたが、商品の到着まで大分かかりました。 無事に読みきったのでまあよしとします。 | ||||
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ミステリーの枠を超え、心理サスペンスとなり、謎は深まり、 ラストは、オカルト?と感じる、不気味で、あまりにも怖い 幕切れ。 一気に読んでしまいました。 途中から、どれが本当の話で、誰が本当の事を話ているか? 分からなくなる(映画「羅生門」)的な展開。 本格推理ミステリーの枠でないのの、これ、やっぱりすごい作品 だと思いました。一気に読まされてしまった怖い小説でした。 | ||||
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