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出版禁止
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出版禁止の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全94件 1~20 1/5ページ
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| 有名ドキュメンタリー作家と女性の心中事件を核に据えたモキュメンタリー・ミステリー。 読んでいる途中でリアルが忙しくなりぶつ切りのまま数年越しに読了しましたが、そんな読み方でも面白かったです。サクサク読みやすい文章ですし様々な仕掛けが散りばめられている作品なので本来は一気読み推奨ですね。 さて、本作は前述の心中事件の生き残り・七緒という女性にルポライターが取材を行うところから始まります。今回の心中事件は本当に合意の上でのものだったのか?偽装殺人ではないのか?という疑惑を追及し真相に迫るのが主人公の目的。 七緒以外の関係者からも話を聞き、裏を取り、何度も七緒に取材を敢行していくうち、だんだんと主人公と七緒の関係性に変化が生じていきます。七緒から偽装殺人ではないことを証明するビデオテープを提出されて以降、偽装殺人の究明から焦点は変わり、なぜ有名作家は心中を選んだのか?という謎の解明へと話が進みます。 その心情の移り変わりは、主人公が七緒と深い交際を始めたため擬似的に証明されることに。いちルポライターであるはずの主人公が七緒の魅力にのめり込んでいき、その甘い蜜月の様子が克明に描かれることによって「あーあ、ハニトラか⋯」と途中惰性で読んでいました。しかし事態が一変するのは主人公と七緒が心中未遂を起こしたあと。この作品の真骨頂は二度目の心中事件のあとに主人公が変わってから始まる解決編です。 真相は匂わせられるだけではっきりと書かれていないためモヤモヤする人が大量に出るのもわかります。私も様々な考察を読んで「こういうことかな?」と自分なりに腑に落ちるまでモヤモヤしてました。 大量の睡眠薬入りワインを飲んだあとに主人公が披露した推理は間違ってないと思ってます。第一の心中事件の全貌は主人公が言った通りなのでしょう。いやそれがわかってるならワイン飲むなよ⋯とは思いましたがそれは置いといて。 最後まで読み進めると、七緒は主人公を愛していたし主人公もまた七緒を愛していた、二人は真に相思相愛だったことが判明しやるせない気持ちになりました。ならなんで死ななきゃいけなかったのよ⋯となりますが、その部分を解明しているのが終盤です。 人様の考察混じりの解釈ですが、有名作家・熊切の妻のためにハニトラで熊切を殺したのが七緒、熊切の父親が心中事件を疑い真犯人がいたら殺すようにと送り込んだ刺客が主人公。七緒は己の魅力を駆使し熊切を殺害していたため、主人公は七緒を殺さなければいけない。そのためあえて人肉食という異常行為をし精神耗弱で無罪を勝ち取るつもりだった。しかし刺客としての主人公はそれで良くても七緒を愛してしまった個人としての主人公の意思が耐えきれず、七緒の後を追って自殺した⋯という流れです。 アナグラムが仕込まれており「わかはしくれなり」=「我は刺客なり」、「しんどうななお」=「胴なし女」となるのも面白い。凝っている。 グロテスクな表現はあるものの、サクッと読める良質なミステリーでいい読書体験になりました。☆3.5。 | ||||
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| まず、この作者の句読点の(点の多さ)に、前半は読みづらい。やっと集中して読む進める頃には、この作品のジャンルが何だったのか分からなくなる。オチの大どんでん返しも、驚くというより読後感のモヤッとした不快さに繋がるだけでガッカリ。星 | ||||
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| こういう形の手法もあるのだと。 非常に感心したとともに楽しく読ませていただきました。 いや、題材的に楽しいは違うか。 | ||||
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| 放送作家という職種の書く小説をこれまで何冊か読んだがどれも中身が薄い。 派手な映像やらでごまかさないと、ストーリーの陳腐さが際立ってしまうのだろう。 でも物書きの素人が書いたと思えばそこそこ面白いと思う。 筆者が高校生ぐらいであれば「よくできました」と言ってあげられるのだが。 | ||||
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| 怒涛の展開で、一気に読み勧めてしまった ホラーでミステリーで叙述トリックでどんでん返し | ||||
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| すっきりする結末、解説が無いので色々とモヤモヤします 読者各々の解釈と言うことなんだろうけど、うーん… 記者が事件を追ってく展開は好きなんですけどね | ||||
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| 実話なのか?❗結末が怖い❗ | ||||
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| 実話だとしたら語り手のフリーライターがお粗末すぎる。 ストーリーありきの取材、客観性のない文章。想像力がありすぎるのに、肝心のところにはまったく働いてない。 こんなの、内容や事件の有無に関わらず出版されそうもない。 出版したいなら別のライターを探すだろう。 全部虚構だとしたら、語り手のフリーライターの造詣がお粗末。 思わせぶりで冗長な、ミスリードを誘いたいのが見え見えの文章。 後書き風のパートは、今どきカニバリズムなんかをぼかして表現する必要があるのか。 とにかくお粗末の一言。 | ||||
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| 皆さんのレビューが良いので購入しました。 評判通り面白くて休日を利用して1日で読み切ってしまいました。 最近、たまたまですがインタビューが多めの小説を読むことが多いのですがこちらもジャーナリストの視点から書かれているので同じくそうでした。 私はインタビュー形式は作家さんの文章力の素晴らしさもあり、内容がわかりやすく頭に入ってきてくれてサクサク読めるので結構好きです。 読了後に他のAmazonレビュワーさんの ネタバレ感想を拝見して、あの時そういうことだったのかー! という新しい発見もありそういったことも楽しめました。 他の方も仰るように、グロ表現があるので 苦手な方はご注意ください。 【ネタバレあり一言感想】 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 終盤、七緒最低やん!まじ嫌な女! と思ったあと、その後の展開で やっぱ最低じゃかったすんません… って私と同じように思った方いらっしゃいませんか?(笑) | ||||
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| 2018年にわけあって3週間ほど留置所にいたのですが、留置所では一日二冊まで本を借りて読むことができました。 そのときに、留置所にあった本の中で一番好きだったのはこの本です。 冒頭、心中に関しての歴史や意義が語られます。ここで一気に引き込まれました。 そして、最近世間を賑わした心中事件の当事者に対して取材をする、という体で物語は進みます。 最後のどんでん返しは衝撃的で、毎日留置所ではこの本を借りて、一日かけて隅から隅まで読んでいました。 今でもお気に入りです。 | ||||
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| 前半はやや冗長に感じられましたが後半の展開が凄まじくページを捲る手が止まりませんでした。一部グロテスクな表現がありますので苦手な方はご注意下さい。 文章に様々な仕掛けが散りばめられており何個か気づけましたが一番あからさまな所に最後まで思い至らず悔しかったです。 | ||||
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| ホラーっぽいミステリ小説かと思いきやちょっと思ってたのと違いました。 作中いろんな謎が出てきて最終的にいくつかは解説されるんですが、「結局どういうことなの?」って部分は明かされないままあっさり終わってしまうんですね。 そこで明かされた部分を念頭に読み返してみると見えてくるものがあるのですが、結局肝心なところは分からないままな訳です。 最終的にネットで考察を検索するとそれらしき「真相」が出てくる。 ただはっきりしない部分は残る。 こういうタイプのミステリというのは案外珍しいのではないでしょうか。 最後に探偵が出てきて全て解き明かしてくれるのではなく、ヒントだけ与えて突き放して終わりな訳ですからね。 「考察を楽しんでね」というスタイルなのかなと解釈しました。 | ||||
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| 最初から最後まで素晴らしい出来で笑顔で読了できました。 ただし生合成が取れていないとかじゃないんだけどストーリー的になんかわかってしまった後に、「あいつめ。。」とある人物にムカつきましたが笑 | ||||
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| 先の展開が気になってしまって、つい読み続けてしまいました。最後は、ほほぉとなり、もう一度読み返してみたり。一度読んだ後、再度読み返してみてもよい感じでした。 | ||||
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| 意外性より猟奇性が先立つ内容で、後半は気持ち悪くなりました。 そのようなことでしかミステリーを表せないというのは、作家としてどうなんだろう? 純粋に謎解きを楽しめるミステリーが好きなので、私には合いませんでした。 | ||||
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| うーーーーん。。。 やたらだらだら続くだけの意味のない本を読まされた感。 読後の感慨もゼロ、時間の無駄だった。 | ||||
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| 朝のTBSラジオ、パンサー向井さんの番組でこの小説の事を取り上げていて、普通に面白そうだなと思い買いました。 途中までは暗い内容ながらも良い小説だなぁと思ったんですが、最後まで読み進めて段々と「意味」が分かってくると、その「グロさ」を知り自分としては星5から星4になりました。 | ||||
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| くそつまらなすぎて50ページくらいで見るのをやめました。最後まで読み切れば面白かったのかもしれませんが、そう考える余裕もないくらい序盤がくそでした。 | ||||
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| フェイクドキュメンタリーが好きなので読んでみたが、女性描写、というか恋愛に関する文章がとにかく古臭く辟易してしまった。心中小説『失楽園』オマージュ? あえて官能小説のような言葉選びをしているのかとも思ったが、そうでもなさそうである。 | ||||
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| 後半に入るあたりまでは面白く読んでいたのだが、、最後あんなにグロくする必要あったのかなあ。グロいのが苦手な私は気分が悪くなりました。 | ||||
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