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○○○○○○○○殺人事件
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○○○○○○○○殺人事件の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 21~40 2/5ページ
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| メフィスト賞受賞作家という看板につられてしまった自分が情けない。 | ||||
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| 何年か前のミステリランキングの7、8位くらいで見たような気がしますが始めて読みました。 読んだらびっくり。むしろその年のランキング上位作品よりも、20年位してらトンデモミステリの名作としてミステリ史に取り上げられるかもしれません。 つまり、それぐらい意表を衝かれました。 出来るだけ予備知識が無いほうが楽しめると思いますが、冒頭で作者が挑戦状を書いているように、この仕掛け、使われたトリックを見破ることの出来る人は、そうはいないと思います。 | ||||
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| 一風変わったタイトルの長編ミステリ。早坂作品は初読である。第50回メフィスト賞受賞作品。メフィスト賞といえば、第1回受賞作があの「すべてがFになる」。期待度満点である。 前書きの部分を読むと、普通にミステリとして読むのと同時に、タイトル当てをせよとの趣向。いろいろかんがえるよなあと思いながら読書開始。語り手たる「僕」の目線で物語は進められていく。東京の竹芝桟橋から小笠原諸島への船旅が序章なのだが、いろいろとドタバタドラマの片鱗が見え隠れする。そうこうするうちに目的地の小島に到着。なんとなく嵐の孤島ものを思わせる雰囲気なのだが、ふらっとプレジャーボートが出没したりとかしてそれほど孤島というわけでもないのかしらん、と思っているうちに事件が発生し・・・というストーリー展開である。 最後まで読んでの感想は、奇抜な設定で読者に錯誤の体験をさせるという手法はよいのですが、劇中の登場人物にとっては当たり前すぎる謎解きになってませんかねぇ、というもの。奇抜な設定のほうは、たしかに伏線がところどころに張ってあるし、日本ではともかく世界的にはそれほどレアな設定でもないので、アンフェアとは言えない。だいぶご都合主義な動かぬ証拠によって犯人が名指しされるわけだが、犯人には思いもよらない探偵役の行動によるものとはいえ、その凶器使った時点でいろいろとバレバレじゃん?という犯人行動も気になる(計画的行動ではないといわれればそれまでですが。が・・・)。 タイトル当ての趣向のほうも、まあそういうタイトルなんでしょうけど、驚きのタイトルでこりゃやられたと膝を打つ、とかそういうわけでもない。 う~~~~んどうなんでしょうこれ。 | ||||
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| "今回諸君に取り組んでいただくのは、犯人当てでも、トリック当てでも、動機当てでもなく、タイトル当てである。◯の数は伏せられている言葉の字数に対応する"2014年発刊の本書はメフィスト賞受賞作にて、孤島での事件から『タイトル当てに挑戦する』前代未聞の本格ミステリ。 個人的にはミステリ好きにすすめられ、また『すべてがFになる』の第一回受賞から続いているメフィストの受賞作として興味を持って手にとりました。 さて、そんな本書は語り手の公務員の沖も参加する"人跡未踏の山奥や海岸への冒険記をアップしている"アウトドア"ブログの常連たちによる孤島での【開放感溢れる夏休みオフ会】にて、メンバーの2人が失踪、続いて殺人事件が起きてしまうのですが。 最初に印象的だったのは、孤島に上陸するや、『南国モード発動。俺参上』と称してテンションが上がり、語り口調も僕から俺へと饒舌に変化する沖の勢い溢れる文章でしょうか。ユーモアさを感じるだけでなく、伏線にもちゃんとなっていて面白かったです。 また、沖がミステリマニアとして序盤から色々と他のミステリでのよくある仕掛けなどの解説をしてくれるので、てっきり本書の探偵役かと思いきや、今でも主人公のシリーズが続いている【意外な人物がデビュー作として】名推理であっさり解説してくれるのも驚きました。(しかし、この『タイトル当て』に成功した人がいるのですね。こっちもびっくり) 夏らしい開放感溢れる本格ミステリを読みたい人へ、また新しいことに挑戦した意欲作が好きな人にもオススメ。 | ||||
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| 文章が自分と合わなかった。確かに文体は軽いけど…軽いってだけで、読みにくい。読みやすいってレビューとは真逆な意見 ですが。 あと、最初の40ページくらい?、無意味な人物紹介が続く。これにストレスを感じた。 オチも、意表を突きたい意図は理解出来るけど、好みではなかった。 | ||||
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| 新本格ミステリや叙述トリックものなどここ30年以内くらいのものは大抵のものを読み尽くしてますが、この本の展開には、おっ、と思った。内容は薄いが、読者の記憶に残り続けるものにはなってると思う。 | ||||
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| 一番の肝となるトリックは賛否両論でしょうが、個人的には微妙でした。 というのも、そのトリックとなる伏線がほとんど表記されていなかった事です。 読者への挑戦を謳うのなら、それ相応にもう少し書いておくべきでは・・・。 主人公が変化した時の痛々しさには慣れませんでしたが、理由を知れば納得ですね。 他のトリックは、あるあるトリック+αといった感じでしたが、αの部分で関心しました。 文章が読みやすく会話も面白いためスラスラ読めたのですが、 肝心のトリックが個人的には上記の通りなので星3つです。 | ||||
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| 犯人当て・タイトル当てともに叙述トリックものなので、 本来は全編をじっくり楽しく読むことを意図して書かれていると思いますし、 難しすぎず適度にばかばかしく、でも「あ~!」となれる楽しい読み物だったのですが ほぼ全編が主人公の一人称で進むのに、 当の主人公が周囲全方位に上から目線で過剰に狭い主観でしかモノを見ないため、 その視線に寄り添って物語を読むという行為が単純に苦痛です。 そのため、叙述トリックものでは本来楽しいはずの地の文読みがつらかったです。 調べたところ、作者の方は88年生まれということで、 この年代が中高生のころ流行ったラノベ主人公臭が爆発していますので、 苦手な方は避けたほうが無難です。 (具体的には卑屈と自意識過剰と上から目線が混在の中二病キャラクターです) でもメフィスト賞だから承知の上で読むべきでしたかね?笑 ちなみに、主人公のキャラクター設定は一応叙述トリックの一端を担ってはいるので、 こういうキャラクターが大丈夫な方はじっくりと読むと核心部分がいち早く推理できるかと思います。 タイトル当てはわりと容易ですが、 そこはちょっとほのぼのできましたので、★3つです | ||||
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| 面白いです。 それだけで十分です。余計なことは考えず、作者の仕掛けたトリックを考えながら読んでください。 わかったときは、「おいっ」と思わずツッコみたくなると思います。そんなことかよ、と。 孤島での殺人、ですけども、孤島に閉じ込められた、というような感じ、雰囲気はとくにありません。 島に行くまでが思いのほか長く、島についたら事件が起き、そして呆気なく解決されます。 くだらない、といえばそれまでですけども、暇を埋めるのに読むのならこの小説は、丁度いいジャンクフードだと思います。 | ||||
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| 携帯小説や漫画を読む様な気分で気軽に読むのにはオススメするが、本格的なミステリーが好みの人にはオススメ出来ない ボリュームも少なくスラスラと読めるので空いている時間にパパッと読めるが下ネタが多くミステリーなのか?と思う作品なので好みがかなりハッキリと別れる作品 シリーズ物の様だが自分には合わなかったのでもう読むことはないと思う | ||||
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| 面白いと聞いて読みましたが期待はずれでした。 | ||||
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| 所謂過去の「本格派ミステリー」と比べるとトリックはアホらしくツッコミどころ満載であり、硬派なミステリーファンは眉をひそめるであろう。文体も軽妙でメフィスト感バリバリだが、それらのノリを受け入れられるか。中途半端なB級ではなく、B級に振り切った作品と解釈した。読んでる途中からなんとなくで犯人当てを始めてそれが当たれば満足、という私のような読者にはハマるはず。 | ||||
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| ここまでくだらないと感心! 気楽に読むなら悪くない。 | ||||
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| 最近推理小説にハマり・・ 自分はエロ好きですが推理小説には○○コの話は出してほしくなかった。 時間を返してください。 喫茶店でドヤ顔で読書するのは恥ずかしいです・・・・ | ||||
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| らいちシリーズ1作目。 久しぶりに読んだ後、抜け殻になったように感じるくらい面白いと思いました。 これってバカミスという分類なのでしょうか…? 孤島で起こった連続殺人というありきたりな、でもそれが好きな人にはたまらないシチュエーションで、文章も結構しっかりしているし、とても読みやすかったので、叙述トリックが分かったときには思わずずっこけそうになったのですが、それを真剣に語っているのが面白かったです。 なぜタイトルが〇〇〇〇〇〇〇〇になっているのかも、これが分かったらいろんなことがドミノ倒しのようにわかっちゃうのだろうし、なるほど~!と感心してしまいました。またわざとらしい解説とかもなかったのですが、謎が解ければ今までの謎が、一切の疑問もなくすっきりと分かったので、すごいと思いました。 | ||||
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| これが、ミステリーとか推理小説とかのジャンルとして認められていることが信じられない。内容もつまらなく、文章・展開も幼稚、それでもラストに何か驚きがあるのかと思い、苦痛に耐えながら最後まで読んだが、くだらなかった。時間のムダ。 | ||||
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| あまり余計な情報を知らずに読んでいただきたいため多くは語らないが、個人的には少なくともここ5年のメフィスト賞ではNo.1。 万人受けするとは言わないが。 | ||||
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| ここでの星の評価は低すぎると思います ネタバレは避けますがこの小説、ネタに全振りのように見えて実はとても細部まで作り込まれていてミステリー小説としての完成度が非常に高いです 終盤にある真相がわかったときはびっくりしたと同時に笑いが出ました しかしその後読み進めていくとその仕掛けがそれまでの物語を紐解く上で非常に巧く機能していることがわかり、それをきっかけにそれまでの謎が一気に解けていく様は圧巻で、心地よさすら感じるほどでした またタイトル当てもそうですが読者が読んでいて楽しめるような仕掛けが色々とあって飽きさせません 紛れもない傑作です | ||||
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| 酷評する人もいますが、ここまで見事にどんでん返しを決めたバカミスは有りません。 読んでいない人にはぜひ読んで欲しいです。 | ||||
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| 作者は京都大学のミステリー研究会の出身で、20代での受賞だという。恐いもの知らずの若さと 勢いで書き殴ったような作品だ。絶海の孤島とコテージが舞台だから、CC(クローズド・サークル) ものと言って良いし、犯人当ては極めて論理的に行われるから、一応、「本格推理」ではある。 が、トリックのためのトリック作り、そのためのエロシーンのオンパレードというのは、ちょっと どうか? 勢いとノリで書いているので、その割りにはあまりエロさがないのが救いではあるが。 「どうだ、ちゃんとした論理で犯人を当てただろう。ハイ終わり」という感じで、特にカタルシスも 感動もない。つまり、小手先で遊んだパズラーとも言える。 なお、私が読んだ文庫版は若干改良されているものらしい。その冒頭に読者への挑戦状があり、 ◯◯◯◯◯◯◯◯は諺(ことわざ)が入る、それを当てるのが最終目的だ、みたいなことが書か れているが、最後に明かされた諺は、どう考えてもこの作品にピッタリとは言えない。無論、当て ることが出来た人はほとんどいないだろう。それをもってして「ハードルが高い」と豪語するのは ちょっと違うと思う。ならば、◯を8個も重ねて発音しにくくするより、ちゃんとしたタイトルを 付けた方が良かったと思う。が、そのタイトルも注目を集める作戦のひとつなのかも知れない。 それでも、軽いタッチとノリの良さで読ませてしまうので、読んでみて損はない作品だと思う。 | ||||
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