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46番目の密室
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【この小説が収録されている参考書籍】
46番目の密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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good | ||||
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ドラマでやっていたのを見ていて、ずっと気になっていました。 あっという間に読み終えてしまいました。 | ||||
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テンポも良く、読みやすかった。探偵さん役がいて、その助手がいて。ドラマを見る感覚で読める、 推理小説だと思う。 | ||||
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ファンになって気づけば20年以上。この本が手元にあることが幸せです。愛蔵版ならではの凝った装丁も美しい。欲を言えばもっと高額でも構わないので革装丁でエンブレムがブロンズ装飾だったら良かったなあ、なんて。 | ||||
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火村&アリスシリーズの原点「46番目の密室」の豪華愛蔵版。 箱入りで「46番目〜」本編と、愛蔵版の特典的な別冊本がセットになっています。 別冊本は約50ページほどで ・有栖川有栖氏による、46番目の密室について(愛蔵版あとがきにかえて) ・第三回吉川英治文庫賞 受賞の言葉 ・大学時代に書かれた掌編(クイズ)暖炉のある密室 ・戸川安宣氏、綾辻行人氏、北村薫氏によるエッセイ を収録。 短いながらも、裏話あり、トリックのベースになった掌編あり、有栖川氏に対する想いありで、読めて良かったと思える内容でした。 (北村氏との思い出せない本のエピソードが面白い) 本編はシリーズファンにはお馴染みの作品。 講談社ノベルス版を底本にしているとの事。 謎解きは今読んでも十分に楽しい。 値段相応の価値を見出せるかはシリーズ及び作者への思い入れによると思うが、シリーズが好きで何度も読み返しているのうな方なら購入の価値はあると思う。 ただ一点、どうしてもモヤモヤすることが。 本編にはスピン(紐状しおり)がついているのですが、ページに無造作に挟まって、ギリギリサイズの箱に入れられ圧がかかっていたせいで、スピンが挟まっていたページにくっきり型押ししたような紐形のくぼみができてしまっている。 更に前後数ページに渡って跡がついており、せっかくの愛蔵版なのにそこだけが残念でした。 | ||||
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火村とアリスのバディが誕生した記念すべきバイブル。はじめてフィールドワークに参加にちょっとはしゃいでる感じの火村先生。 | ||||
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Very nice | ||||
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このシリーズ、順不同で読んでいるが、つい先日「鍵の掛かった男」を読んだところなので、今作の火村とアリスがよくしゃべるのが新鮮だった。初期作ということで、作家仲間の談笑とかも含め、江神シリーズのようなノリがある。 若かりし頃の二人と思って読んでいたら、途中でアリスが皇太子さまと同年齢とあっておやっと思った。当時32才(火村も)、そして確認したら2015年に発表された「鍵の掛かった男」でも34才。 作品内のワープロがパソコンになり、ネットの動画サイトが登場するようになって、皇太子さまは56才になっても、彼らは永遠に30代なのか、そうなのか。 いや、別にサザエさん方式でもいいんですけどね(今のサザエさんにスマホや携帯が登場しているのかどうかは知らないが)。 ただ、江神シリーズは2007年に書かれた「女王国の城」でもちゃんと登場人物は20世紀に生きているので、 | ||||
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有栖川有栖氏の小説は、読者が見逃してしまいそうな僅かな物証から 隙のないロジックを組み立て、犯人を示して見せる所が魅力だと思っています。 ただし、今回は説得力が若干弱いように感じました。 (あの方法で石灰の粉が完全に落ちるかという所) また、導入部である犯罪学の話を始め、全体的に読み進めやすく書かれていました。 | ||||
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作家アリスシリーズの第一作。 初めにテレビドラマを見てしまったので、臨床犯罪学者の火村のキャラを知ってましたが、ちょっと気難しく、面白味があまりないかな。 でも、シリーズなので、この先、火村の魅力が増えていくことを期待。 1992年に書かれたものなので、時代的にだいぶ古いのは仕方ないです。 ミステリー小説としては、密室がでてきて、謎解きもあり、探偵役の火村、助手のアリスと役割もあり、わかりやすく楽しめます。 京都や兵庫などの関西が舞台で、アリスも大阪出身のバリバリの関西弁でつっこみも満載なのは、火村と対比して面白いキャラだと思います。 個人的には「警察に頼まれて、捜査協力をする臨床犯罪学者で大学の助教授の探偵」って、できすぎじゃ!?と思う設定ですが…まぁ、小説なので。。 被害者が最後に書いたと思われる小説の内容が気になる~ | ||||
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この作品もなかなか面白いです❗細かいことが書いてあるし、隠された。トリックがあるので、内容も良かったです。 | ||||
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火村シリーズは好きなのですが、旅先で起こる事件は特に好きで、かなり楽しめました。 犯人の予想はつきましたが、ストーリー展開がおもしろかったので良かったです。 | ||||
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よかったと思うけど、読み切るのに時間がかかる文章だった。うん。 | ||||
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46番目の密室と言っても密室が46個出てくるということではない。内容はオーソドックスな雪の館を舞台にした密室殺人もの。トリックはなかなかアイデアが面白い。本書で謡っている究極の密室トリックは結局、最後まで明かされないという洒落ているのか肩透かしなのかよく分からない趣向である。有栖川と火村のコンビ1作目だが、後の作品と比べるとまだまだかなという感がある。 | ||||
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読者に推理させることを目的としているのが伝わってくる丁寧な推理小説。 登場事物が、丁寧に何度も状況をまとめて説明してくれるので、私でも犯人が分かりました。嬉しい〜。 私は有栖川先生の本を、このビーンズ文庫で知って読み始めたのですが、 読んでいて全然古さを感じずに楽しむことができました。 なので、有栖川先生を未読の方でも、ここから十分楽しめると思います! | ||||
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92年から現在まで続く火村英生&作家アリスシリーズが、 00年にコミカライズを担当した麻々原絵里依の装画で再登場。 ティーンズ向け新装版という扱いになるでしょうか。 昔からこのシリーズのファンだったので 読むまでは「お手軽な少女小説になってしまうのか?」と不安だったのですが、 実際に手にとってみると発売当時のままの内容にそんな心配は吹き飛びました。 講談社文庫新装版からほとんど加筆修正はなされておらず、 時代設定や犯人の衝撃的な犯行動機も原作どおりとなっています。 火村とアリスも当時のままで再登場。 現在でも相変わらず年中フィールドワークに勤しんでいる彼らですが、 何一つ変わっていないように見えてもやはり初登場時はかなり初々しい。 現在ではちょっと見かけなくなったような初期設定的な言動も散見されて、 微笑ましいやら危なっかしいやら何とも愛しい気持ちになります。 また、デビューして数年目とまだ間もなかった頃の作者・有栖川有栖の 若くみずみずしい作風と改めて再会できたことは本当に僥倖でした。 長年このシリーズを愛して追いかけ続けたファンのなかには 「露骨な女性狙いにがっかりだ」と考える方もいると思いますが全くの杞憂です。 むしろ編集者の原作への真摯かつ情熱的な姿勢が感じられる丁寧な仕上がりで、 ほんとうに良いお仕事をされたなと感じました。 個人的には麻々原絵里依先生による新しいキャラクターデザインが気に入りました。 旧コミカライズの時には少々違和感のあったアリスの長髪がカットされ、 清潔感があって爽やかそうな好青年になっています。 火村の表情もコミカライズの時の険しい表情から幾分柔和になり、 クールなだけでなくお茶目な面も披露してくれる「火村センセ」らしさが よく表現されているのではと思います。 少女小説を読む若い読者が、これをきっかけに火村シリーズ、 ひいてはミステリそのものに目覚めてくれればと感じました。 | ||||
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青臭い青春もののテイストと「読者への挑戦状」を挿入しガチガチの本格スタイルを堅持する「江神シリーズ(学生アリスシリーズ)が私の好みで、それに対しちょっと大人っぽく(?)ガチガチとは言わない(中途半端な?)やや本格ものっぽい火村シリーズ(作家アリスシリーズ)はやや私の好みから外れる。それゆえに評価も厳しくなりがちだが、「乱鴉の島」が良かった(私の好みに合った)のでその評価を改めた。 それで、自身の中で比較的評価の高かったように記憶しているが中身をほとんど忘れてしまった本作と「スウェーデン館」をと思い、まず順当に第1作の本作を、またどうせ読み直すならと「新装版」に手を伸ばしてみた。 まず、読みやすさでは「江神シリーズ」と遜色はない(というか、この人の作品は良し悪しは別としてどれも読みやすい)。ただし、必ずといっていいほど波乱万丈な冒険ものにもなる「江神シリーズ」と比べると、起伏に乏しくおとなし過ぎる。その主要な原因は第一に作品の設定の仕方の違いはあろうが、単なるミステリ研の部長に過ぎない江神と、大学助教授で犯罪研究をフィールドワークとして警察にも名前の知られている火村との違いにもあろう。 推理の論理構成についても「江神シリーズ」と比べても遜色はない。これなら「江神シリーズ」のように「読者への挑戦状」を第八章の前に挿入しても良かったのでは(?)とも思うが、そうしなかったのはガチガチの本格シリーズになるのを避けるためかも知れない(実際、後続の「ダリの繭」や「海のある奈良に死す」などは、それほどガチガチではなかったはず)。 本作に用いられたトリックについては、作者自身があとがきで「読者のこれまでの密室体験のどこかしらに落ち着くもの」と述べているとおりよくありがちなもので、ただこれに気がつくかどうかの問題。ネタバレを避けるため具体的な記述は避けるが、私の感想としてはクリスティの30年代の作品の一つに(それが「鍵のかかった部屋」かどうかは別として)トリックそのものは酷似しているように感じた。 総論としては本格ものとしても読み物としてもまずまず面白く読める作品で一応星4つとしたが、味わいのある作品かどうかはやや疑問で、だから中身を忘れてしまっていたのかもとも思う(私が大人のテイストを理解できないだけかも知れないが)。 | ||||
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作者の「江神二郎シリーズ」は読んでいたのですが、「火村英生シリーズ」を読んだのはこれが初めてです。「江神二郎シリーズ」が推理小説であると同時に、ジョブナイル小説であり、情緒的・感傷的な表現も多かった小説でしたが、、本作は主人公が十分な大人であり、物語の舞台も比較的現代的な設定だと思った。その分、純粋な推理パズルを楽しむ事が出来るので、作者のロジック重視の理念に共感できるパズラーにはおススメ出来る作品である。之から後続作の評価の高いモノを読んでみようと思う。 | ||||
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推理作家(作中の)有栖川有栖の視点で描かれる「作家シリーズ」の第一作目。45個の密室トリックものを創案し日本のディクスン・カーと 称される大家が白一面に覆われた軽井沢の邸宅で惨殺された。密室と化す地下の書庫において上半身を暖炉に突っ込み黒こげになって、、 そして時を同じくして階上の書斎においても同じシチュエーション同じポーズで転がっていた身元不明の遺体、、これら二つの異形に共通点は あるのか(?)。それには果たして《46番目の密室》なるアイディアが使われたのか(!?)。 この作品、馬鹿正直ともいえる(褒め言葉)著者の信念にしっかり基づいてプロットが練られており、舞台設定こそおなじみにして平素だが 読み応えあります。またこのシリーズの顔となる犯罪学者・火村英生の存在も魅力的。作中のアリスがそう呼ぶとおりの枠に捉われないこの 臨床犯罪学者は実に変り種。作中の随所で行われる犯罪談義・推理談義がとてもおもしろい。 だが、だああが、この一作はなんといっても密室、密室、密室に限る。。献辞からして、この作品で著者が表現したかった世界観は判るが、 とかく《密室浪漫》なるものが詰まっていると個人的には感じる。密室の定義・概念とは一体なんなのか。愛して愛してやまないのに 偏屈で不条理な苦しみが湧いてくる。可愛さあまって憎さ百倍と喩えればちょっと変かもしれないが、そんなどうしようもないものなのだ。 そんなこんなも踏まえて挑戦してみてください。きっと....もっと....密室に追われるようになるはず。 | ||||
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作家有栖川シリーズの1作目。ですが、やはりそれを知らずに手に取りました。 密室と銘打っている本作ですが、私のイメージとしてある密室とはちょっと違っていました。 トリックを解こうとする主人公達(と、私達読者)ですが、そこにイレギュラーな存在が割り込んで頭を混乱させます。 その明らかに怪しいものを筆頭に謎が次から次へと沸いてきて、どこから手をつければいいのかわからなくなるでしょう。 そして推理以外のの背景描写がユーモアに富んでいて面白い。 にぎやかなクリスマスパーティやその後のいたずら騒ぎ等々、登場人物のやり取りの面白さはやはり関西の血がそうさせるのでしょうか? シリーズ1作目に幸運にも初手でめぐり合えたのはとても嬉しい事です。 これでまた今後の楽しみが増えました。 | ||||
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