■スポンサードリンク
46番目の密室
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
46番目の密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズものだが一冊で含みなく完結している。頭のいい人は性格が捻くれて描かれることが多いが、火村は最低限の気遣いが出来るので不快感なく読み進められる。これまでの謎をまとめてくれるくだりが用意してあったり親切な作りになっている為推理小説に慣れていない人でも読みやすい。しかし逆に驚くような展開やスリル、トリックは無く推理小説好きからすると物足りなく感じてしまう。"46番目の密室"というタイトルとあらすじのわくわく感を越える内容ではなかった。読むのに時間はかからないので軽めの作品を求めている方にオススメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
特にすごく驚いたりするわけでもなく、王道でよくできているが、普通。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルが「46番目の密室」だけに、46個の密室が登場するのかと思ったら、1個だけだった。 かつて45個の密室を作った登場人物の作家が居て、彼が作る最新の密室作品が46番目だとのこと。 別に46番目じゃなくても、3番目でも100番目でも何でも良かったのだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あのバンドの曲に、謎解きの秘密が?とか考えたら、そんなことはなく。 元ネタのテリー・ライリーが出たところで、そう言えば聴いたことなかったと思い 某tubeで探して、BGMにしながら続きを読みました・・・。 が、真犯人と対峙して追い詰める間もなく、勝手に白状するしであっけない印象大。 その供述には「うそだろ?」という内容もあり、ちと驚きはしたのですが、 ”それ”をパーティのあの場面で読み解いた人はいるのでしょうか・・・。 ざっくり言って、私的には「物足りない」の一言。「ダリの繭」の方が好き。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
火村先生と助手と命名された有栖川君とのコンビが絶妙。 殺人事件をフィールドワークにしちゃうのはどうかと思うけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生の頃、夢中で読んだ火村シリーズ。 ドラマ化していると聞いて(見てはいない)また読みたくなり、 この新装版とやらを購入。 …これはどの層を狙った挿絵なのかと疑問が。 この絵師さん(?)が好きな方には申し訳ないけど、 なんだか作品自体がとても軽くなってしまった印象。 お話は昔と変わらず面白かったんですけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめて有栖川有栖さんの小説を読みました。 最近読書力が低下して、読むスピードが遅くなりましたが、 それにしては、けっこう早く読み終わりました。 読みやすいです。 登場人物が多いし、怪しいことは過去をさかのぼっていろいろあるし さらに、犯人からすると、思いがけないことが起きて それに対処せざるをえなかったり あるいは逆に ちょっと軽いシャレでそうしてしまったことなど それらが入り組んでいて、なかなかに複雑なのですが 読みやすいので、さらっと通過。 そのためか、のめりこむというほどのことはなく でも、話自体はなかなかおもしろかったし トリックも「ほい、そうきましたかあ」(ニヤリ)という感じです。 主人公は「私」-有栖川有栖という作家で その友人が、臨床犯罪学者の火村英生です。 最初なので、火村の人物像が今一つ把握できませんが 次のも読んでみようかなと思わせます。 なんていうか クラシックなミステリーを読んでいる気分 どこか懐かしい”推理小説”でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー小説を漁っているうちに知らずに手に取ったのですが本作が作家アリスシリーズの第一作目なんですね。 作者が第一作目と意識して書いたのかどうかはわかりませんが、なるほどシリーズ第一弾にふさわしい手堅い作りになっています。 探偵役・火村と助手役・アリスの関係性ややり取り、それぞれの人物造形が魅力的。 その反面、肝心のトリックや事件自体は数あるミステリー小説の中ではややインパクトに欠ける印象。トリックも無理やりなものではないし伏線も回収されていますがやはり全体的に薄いというイメージは拭えなかった。そのため☆3としています。 文章自体は思ったより読みやすく最後までスラスラ読めたので、他のシリーズ作品も読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アリス、どこ行くの・・・ CD展開まではへーって思ってたけど・・・ もはや本格ミステリとタグ付けされた別物みたいだ・・・ ファンとしてはやっぱり名刺に釣られちゃうんだけどさ・・・ 業界の思う壺だわ・・・ またズドーンと来る本格ミステリお願いします。 暗い宿の短編みたいな、読んでるだけで体力(精神力?)を使うような話を読みたいです! (批判みたいに見えたらすみません、46番目の密室も好きです) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
密室トリックの大作家が、密室トリックで殺されるお話。 「何故殺されたか」と言う本題にはあまり意外性や面白みがなく、 推理の過程を楽しめると言う意味で、推理小説らしい作品かなと。 推理の過程、と言っても「ネタ探し」が面白いわけではなく、「どういう道筋で真実に行き着くか」と言う姿勢が面白い。 この物語は、所謂ホームズ‐ワトソン型の小説だが、 ワトソン役のアリスが他人の証言を多く集めて推理をするのに対し、 ホームズ役の火村は必要最低限の証言から推理を行っている。 結果的に、情報を集めすぎたアリスは真実に行き着かないのだが、 これはいろんな事に言える事だよなァと改めて実感。 火村のように予め仮説を立てて、それに沿って検証を行うのがスマートだが、 仮説の信憑性が低ければ、アリス方式と効率が変わらない。 そのため、場数を踏むなりパターンを学ぶなりして、 仮説の精度、信憑性をあげることが、問題解決への近道なのである。 …と、私は思う。 と、言うわけで、何事も問題をシンプルにして、効率よく解決策を導き出すのが一番である。 が、この方法の難点は、人の"気持ち"をあまり重視しないことにある。 そのため、それを自ら補うか、または補ってくれる誰かといる事が、 よりよい解決策への道なのだろうなと、感じた。 話自体はさほど興味をそそらなかったが、 物事に対する姿勢に、思う所があったので、☆4つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー小説家・出版関係の人間・とりまく人の欲望とか飢餓感とかがうかがえました。犯人の動機も、自身の理由とは違う面が動機だったのではないかと受け止めています。が。火村助教授 と アリスこの二人の間柄を知りたい方向きの作品かな。特にこの2人ならでは!のストーリーを求めない私のような方には、微妙。“絶海の孤島の殺人事件”程ではないですが、ほぼそれに近い条件の中で起こる事件。登場人物が多い割には、特に強烈に惹きつけるキャラクターがいなかったのはマイナスでした。かなり個人的感想だとは思いますが、ずっと昔、に読んだ、故 栗本薫氏の作品を思い出しました。相棒の、後に作家になる「カオルくん」が間違った推理を披露した際、探偵役の人物が「あなたは探偵より物書きのほうが向いている」とサゼスチョンするシーン。オーバーラップする箇所がこの『46番目』にもあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とある地下空港(http://www.uga-web.com/)仲間から有栖川 有栖さんを 紹介され、『ダリの繭』に続いて二作目の作品として読んでみた。 新装版とのことで、カバーデザインが新しくなっているそうだが、読み進めて いくと表紙のイラストが「あぁ、なるほど」とメッセージを持ってきて、なかなか 優れた仕掛けであるように感じた。 作品については、シリーズものの第一作のためか、前半に説明的な描写が 少し長くおかれ、それを「丁寧」と感じるか「冗長」と感じるかは読み手次第 だとは思うが、個人的には少しテンポが遅く、読み疲れた。 また、自分自身はミステリーの中に閉じ込められた社会性や関係性が 好きで、このジャンルを読むのだが、トリック好きの方にとっては「密室」が ひとつのマジックワードになることを改めて感じる機会となった。 ちなみに犯人とトリックについては、犯人は目星がついたが、トリックは タネ明かしまで分からなかった。主人公二人との距離感や、行動の描写を 注意して見ていると、「誰が」の部分は比較的分かりやすいかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
動機がセクシャリティというのが解せない。私は最近有栖川氏の作品に出会ったばかりなので、偉そうなことを言うつもりはないが、それはないだろと言いたい結末だった。 唯一の救いは、動機が隠されたままで終わるところだろうか? 個人的には火村・有栖川コンビのボケと突っ込みに面白さを感じていただけに残念な感じ。 まあ結局彼の作品は全て読破するつもりなので、いいんですけど。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
密室のトリックと犯人が、事件直後に大体分かってしまいました。むしろ氷村と有栖のコンビの妙な掛け合いの方が楽しめたかな。文章がとにかく分かりやすく、読んでて楽しいので推理小説の入門書としてならお勧めです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!