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犯罪心理捜査官セバスチャン
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犯罪心理捜査官セバスチャンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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ミレニアムを読みきった後、数冊あけてこれを読みました。 二人の著者でスウェーデンを語るのもおかしいですが、どちらにもぐいぐい読ませるパワーを感じます。 女性が対等に働いていてタフであること、男性がフニャフニャしていて女にだらしないけれど、仕事でピシッと決めるところ。 人物描写が魅力的です。 セバスチャンが女にだらしなさすぎるなのも、のび太と同じ仕組みなのではと思います。コイツよりマシと誰もに思わせておいて、やるときゃやる。 唯一の難点は名前が覚えにくいこと。スウェーデン名に馴染みがないからかもしれません。しょっちゅう人物紹介で見直しました。 | ||||
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主人公や周りの人物の人の悪さには辟易する。 欧米のテレビドラマでの流行の要素を散りばめたのだろうが、はっきり言ってうっとおしい。 最大の欠陥は全然心理捜査をしていないことだ。 主人公は心理学の専門家には思えない。素人でも思いつきそうなことばかりで、ましてや刑事なら当然考えるであろうから、主人公の存在理由がわからない。 日本のサスペンスドラマならこの内容の事件を主人公2人で2時間以内に解決するだろう。 国家刑事警察殺人捜査特別班というのはなんだかすごそうだ。スウェーデンの人口が約1,000万、東京都の人口が約1,400万であることからすると、トゥルケルは警視庁捜査一課の係長くらいの実力がるのだろう。 | ||||
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登場人物らには家庭がある。が、しかしどれも上手くいっていない。そういう中で生きている。人間臭さが出ている。面白かった。 | ||||
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彼はそれだけの技量をもっていた | ||||
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セバスチャン。 もう少しハチャメチャかと思いきや女好きが過ぎるぐらいで、いたって孤独なおじさん。 ストーリー、登場人物も分かりやすく、頭のなかで整理しながら謎解きを楽しめる。 シリーズということはヴァニアとの展開があるならば楽しみだ。 | ||||
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上下巻を読んでの感想です。 スウエーデン。 16歳の少年が何カ所も刺され、惨殺される。 国家刑事警察の殺人捜査特別班が捜査にあたる。彼らはリーダー、トルケル以下、4人の少数精鋭部隊だ。 そこへ、たまたま母親の死亡でこの地の実家に帰っていた心理学者で元殺人捜査の一員だったセバスチャンが無理やり加わることになる。 上巻通して、捜査がなかなか進まないどころか、セバスチャンの、それも後ろ向きな個人的な話が多くて、かなり失望感を抱きながら読み続けることになった。 特にセバスチャンは、本人が主張するように両親のせいなのか(それについてもかなりくどく説明あり)、数年前に体験した悲劇のせいか、かなり性格と行動に問題があり、本物の「ろくでなし」だ。それもセックス依存症ときている。 セバスチャンの捜査に関わった不純な動機からして、本気で捜査する気があるのか疑問に思いながら読み進んだのだが、セバスチャンだけでなく、少数精鋭捜査班とはいうものの、ちょっと少数すぎるし、他のメンバーもプロらしからぬ行動も多いし、なんだか緊張感もないなあ、スウェーデンだからかなあ?などと思っていました。 ということで、上巻ははっきり言って退屈です。ところが、やはり、上下巻読み終えると、一流の読み物だろうと思います。 殺人事件の様相も、上巻と下巻ではかなり異なり、複雑に面白くなるのですね。クライマックスはかなり劇的でした。 そして、最後の最後まで読み切ると、「ろくでなしセバスチャン」がこれからどうなるのか、どうするのか、彼の今後の動向が意外なほど気になり、次作も購入することにしました。 | ||||
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テレビドラマや映画などの脚本家コンビが描いたので、確かにテレビドラマっぽい。 北欧ミステリーによくある、社会問題を取り上げていないのが少し残念でした。 セバスチャンの今後の人間関係が気になるので、続編が読みたいです。 | ||||
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読もうとした「少女」がシリーズものだと知り、やはり最初から読むべきかなと今更ながら一作目を購入。 主人公のセバスチャンは題名に犯罪心理捜査官となっているが警官ではなく、元大学の心理学者。 過去、有名な事件の解決にプロファイラーとして貢献したらしく、その筋ではちょっとした有名人のようだが現在は無職。 たまたま地元に戻っていた際、そこで起こった事件の捜査に来ていた昔なじみの刑事に偶然出会う。 そこでセバスチャンは私的な人探しに警察のデータベースを利用しようと思い付き、その刑事に協力するふりをして近づくというのが主人公視点の序盤の展開。 全体としては割とオーソドックスな警察小説で、ものぐさな心理学者である主人公セバスチャンより、サブキャラの刑事たちがエネルギッシュに捜査するのだが、やる気のない主人公がたまに的を射たことを言ったりし捜査が進展する。 嫌われ者で性格が悪いセバスチャンが口を挟むたびに仲間内や事件関係者とぎくしゃくするのだが、それが小説全体のスパイスになっている。 セバスチャンのセクハラチックな下ネタや非情ともいえる女性への対応。その他の登場人物も不倫や荒んだ家庭事情などなど、日本のテレビなら視聴者から苦情がきそうな内容だが文章が軽く陰鬱な感じはしない。 著者は脚本家と言うことで序盤のつかみが上手く、数十ページ読んだだけでこれは面白そうだとすぐに下巻を注文した。 だが中間からやや間延びしたような展開になり、なんかイマイチかな~と思いながらも読み進めたら下巻後半から急激に面白さが復活。 最後は散りばめられていた伏線が収束し、これは2作目も読まなきゃなと思わせる商売上手な終わり方。 途中までは評価は低かったが、読み終わった後は高評価。 主人公が嫌な奴でインモラルなドラマでも楽しめる方にはおススメ。 | ||||
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この癖のある主人公・・・。 好きになれそうにはないが、目が離せない。 | ||||
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セバスチャンは異性を誘惑するのに長けているという設定ですが、彼だけではなく登場人物の下半身が緩いこと緩いこと。老いも若きも男も女も警察も犯罪者も教師も生徒も、スウェーデンって皆こんなもんなのかな。ちょっとうんざりです。 また、看過できない大きな偶然が物語の入り口と出口で存在する点が、ミステリーとしてはどうなのか。 シリーズものの始まりですが、私は次作を手に取る気がしませんでした。読んでるうちは退屈しませんが・・・。 | ||||
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事件そのものは面いと思うけど、ここまで引っ張る必要があるのだろうか。 捜査官たちは精鋭ぞろいのはずなのに、自己憐憫がひどくて思慮に欠け、行動が子どもっぽい気がする。 ようするに、内容のわりに話が長いような・・・。 | ||||
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好きではないです。文章は読みやすいのですが、犯罪心理捜査官というわりには仕事するのは最期にちょっと。主人公も好きになれなかったし、国民性の違いになじめず。ながながとドラマを読んだような印象でした。次はもういいです。 | ||||
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タイトルだけで見ると主人公のセバスチャン視点で描かれそうですが、 そもそも脚本家ということもあり、実際は群像劇のような多角的な視点で物語は進みます。 いわゆる殺人があって、警察が犯人を捜すというストーリーでこれほどキャラクターの視点が 変わる小説はよく考えてみると珍しいかもしれません。 前の行と次の行でキャラクターの視点が変わったりすることもあるので、誰のモノローグなのか わかりづらいところも少しありますが、文体自体は子気味よく読みやすいと思います。 上下巻ということでじっくり構えてキャラクター紹介を兼ねて進んでいくので、 人によっては前半の捜査は退屈に感じるかもしれませんが、下巻までいけば一気におもしろくなってきます。 次作がさらにおもしろいので、そのためにもまずはこの1作目から読んでおきたいところですね。 | ||||
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スェーデンの脚本家二人がコンビを組んで書いた小説。犯罪心理捜査官という大そうな名前が付いているが、警察側に立って心理分析をする男、セバスチャンが主 人公である。この男、10数年前に津波で一人娘を亡くし、妻にも先立たれたことが強烈なトラウマとして残り、虚無的な考え方を隠そうとしない。それでいて、 下半身にひどくだらしない。今回も16歳の少年が惨殺された事件の捜査をひょんな理由で助けることになるが、第一容疑者の母親や、被害者の担任の 女性教師とも寝る。さらに30年ほど前に自分の子を身ごもった女性がいることを知り、その女性を探すべく警察の手助けをするというとんでもない男で ある。だが、元々定評のある事件の解決能力や、人間分析の鋭さから今回も事件を解決することに甚大な貢献をすることになる。刑事小説としての物語の 進め方は、映画やTVで鍛えられた作家だけに非常に手慣れており面白い。最後まで犯人やその犯行の理由も分からなくして読者を惹きつける。ただ、敢 えて自分なりの違和感を持った点を一つ。この小説、やたらと「不倫」が多い。前述した主人公の不倫もそうだが、この物語の中心となる大いなる原因も「不 倫」である。一昔前に、スェーデンはフリーセックスの国ということで話題になった時代があったが、ふとそれを思い出さざるを得なかった。だが、そういった「不倫」 は決して「フリー」ではなく、登場人物は大いなる代償を払うことになるのだが。「不倫」以外の「秘密」として出てくるのは、男色の世界。もう少し幅広い「秘密」 を背景に物語を進めてくれればと思った。 | ||||
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数年前からマルティン ベック、ヴァランダー、オリヴァー&ピア、特捜部Qあたりのシリーズを読んでいます。 たまには新しいシリーズを読もうと買ったのですが、この犯罪心理捜査官セバスチャンシリーズはこの一冊だけで充分でした。 元々、文章の美しさや人間関係や歴史に興味がありこの小説のキャラクター重視、短文多め、いわゆる病んだ世代には面白みを感じなかったのです。 セバスチャンのキャラクターは映像化した時に映えるような過剰さが私には受け付けられませんでした、残念です。 | ||||
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設定では、「自信過剰で協調性ゼロの迷惑男」ということだが、評者にとっては、それほど嫌な奴には思えない。嫌味がないとは思わないが、許せる範囲ということだろうか。 ヴァランダーシリーズもそうだが、日本に紹介されている昨今のスウェーデンミステリは、どこかスウェーデン社会の病理みたいなものを強調する部分があり、本作にもそれは伺える。といっても、ヴァランダーシリーズほどではなく、どちらかというとエンターテインメントに徹しているという感じである。 それにしても、セバスチャンを入れて5人の捜査チームに女性が二人とは、時代が変わったとしか思えない。 被害者が通う高校の校長には、色々な意味で呆れさせられたが、全く同じではないにしても、この手の人物っているよな、というのが実感。 セバスチャンを含め、家族に問題を抱える人物が多い。捜査する側もされる側もなので、現代社会が抱える“病”を考えさせられる。ただし、本格ミステリーではないが、全体としては正統派に分類されるだろう。上下巻、一気に読み終えることができた。 | ||||
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おもしろいというレビューが多かったので読んでみたが、上巻でなかなかストーリーが進まず、読み進めるのを断念。リズムを出そうと短い文を続ける文体がわりと頻繁に出てくるけど、これってストーリーが進んでいるときに差し迫った心情を表現するときに効果を生むんじゃないの? なにもストーリーが進んでいないのに短い文でリズムを出されても、そのテンションについて行けない。キャラクターを楽しみたい人にはおすすめ。ストーリーが好きな人にはあんまりおすすめしない。 | ||||
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あまり暗くない北欧ミステリー・・・・・主人公セバスチャンは、それほど変な人とは感じませんでした。マロリー(オコンネル)よりはまともに思えました。知り合った女性を簡単にSEXまで持ち込める技量は、なんともうらやましい限りです。特筆すべきは、翻訳の素晴しさです。訳者の ヘレンハルメ美穂氏はスティーグ・ラーソン、ラーシュ・ケプレルの翻訳で知られていますが、わかりやすい(コレ大事)のみならず「粋」で「ハートフル」な翻訳をなさるセンスのよい方だと思います。素敵なシリーズに出会えたことを感謝します。 | ||||
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登場人物のキャラがそれぞれ特徴的で際立っていて映像のようにイメージが浮かんできます。しばらく海外ミステリーを読んでいなかったけど、このシリーズははまりそうです。次回作が今から楽しみです。 | ||||
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経年劣化も見られず、何も気にならない状態だったのでよかったです。 | ||||
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