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図南の翼 十二国記
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図南の翼 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 101~119 6/6ページ
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私にとっては、十二国記の小説の世界に入り込むきっかけとなった作品。 十二国記シリーズは、上下巻てひとつの話になっているのがほとんど。 …小説なんて、あまり読まないので、ちょっと敷居が高いなぁ…。 その中で、この本は単巻(分厚いけど…)。 試しに中間あたりをちょいと読んで…。 「え?」前後は判らないのに「おもしろい!?」 この緊迫感は何?、この珠晶って何者?、信長の女性版? 性格はきついし、頭切れるし、優しいし、彼女にしたいタイプではないが…、 とか考えているうちに珠晶の人柄に一目惚れ…。 買って読み始めると、もう止まらない。 これがきっかけで、十二国記を読破。 どの話も素敵だったが、この本が特にお気に入り。 今まで何度か読み返しているが、珠晶!の魅力は増すばかりだ。 | ||||
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生意気な少女が、小さなからだ一杯に知恵と勇気を働かせて、試練の旅に挑む話。ある意味、もっともオーソドックスかつシンプルな冒険譚。でも奥は深いです。 なかなかこの主人公に感情移入できなかったんですが、脇を固める人たちが魅力的なのと、彼らが旅する「黄海」という樹海の描写が非常に面白く、一気に読み切ってしまいます。最後にはもちろん、彼女にすっかりハマるし。煩雑な社会的因習を振り切って飛び込んだ異界「黄海」には、厳しい環境ならではのそれはそれは厳しい暗黙のルールがあり、主人公を苦しめます。環境そのものよりも人間関係がもっとも人を苦しめる。アマチュア対プロのやりとりとか、この作者の巧いところだと思います。 読み応えのある、ある意味ストレスフルな道中ですが、!ちゃんと胸がスッとするアクションシーンもあり、良い感じです。エッと驚く結末も良い。 | ||||
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十二国記の世界観がよく分かるのも魅力的なんだけど、珠晶に惚れてしまいました。彼女は簡単な言葉で真理を語る。こんなにシンプルでいいのだと気づくことが多い本でした。 また読み直してみようかな。 | ||||
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僕は、主人公が成長していく過程を描くビィルドゥングスロマンが好きなのですが、見事に型にはまっていますね。12歳の小生意気な少女の強い意思と、人を率いる立場である「王」であると言うことはどういうことであるかということを理解していく過程は、メチャメチャスリリング。ここで書かれている「支配者とは?」という問いは、凄く質が高いものだと思います。感動しちゃった。 そしてなによりも、豪商の父をもち、不自由のない生活と高い教育を受けて生活する12歳の珠晶が、王になるべくトライする動機は、「周りの貧乏を見ると自分が贅沢できない」という倫理観。めちゃめちゃけ健気で小生意気でかわいすぎるんですけど(笑)。個人的には、娘に欲しいと思った(笑)。 十二国記の中では、一番世界観や騎獣や風習について描写が細かく、読んでいてその世界観の設定にどっぷりトリップできて、良かったです。 | ||||
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文句なしに星5つです。 二回以上同じ本を読んだのは久しぶりでした。 読むとやめられなくなっていっきに読めてしまいます。 なにが正しいのか、自分で答えを出さなければいけない。 そして自分の正しいと思うことをするにはそれなりの努力が必要。 それができる十二歳。あこがれてしまいます。 どこまでも自分に正直な珠晶という人間を見ていると爽快な気分になれます。 | ||||
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十二国記シリーズはつい最近読みました。 この話は特にお勧めです。 珠晶がスーパー少女だって事は周知の上ですが、この世界の重要な部分 である昇山の過程が強烈です。 その行程の中で、少女珠晶はこの世界の条理を考え、人間の行為を見 そして自分の過ちに反省し、弱い者を助けリーダーとして行動します。 この年齢で自分の間違えを認め改めるところがスゴイ。 N●Kアニメだけだと「生意気な小娘」にしか見えないかも知れませんが この作品を読めば恭国をすべる王は彼女しか有り得ない事が判るはず です。 間違いなく十二国記シリーズ中のヒロインの1人ですね。 | ||||
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わずか12歳の少女珠晶が、王目指してたった1人で裕福な生活を捨て、旅立つ物語です。とてもしっかりしてて、大人を言い負かしお供にしてしまったり、生意気で可愛げがない!と言いたくなる珠晶ですが、王の責務を果たせるのかと聞かれ、「あたしにできるはず、ない」と叫び、泣いて昇山の本意を語る場面に、道理をしったかぶった大人の視点でしか物事を考えられない自分に頑丘と共に気付かされました。 シリーズで読まなくても、十二国紀の設定が詳しいのでこれ1冊で十分楽しめます。はっきり言って珠晶のキャラは苦手なのですが、他の十二国紀で出てくる更夜や利広などが、珠晶を陰から支え良い味出してます。麒麟の頼りなさが、珠晶にぴったりです。 | ||||
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世界の北西部に位置する恭州国。先王が斃れて28年。いつまで経っても新王は即位せず、首都連檣にまで、妖魔が現れるようになっていた。 ここ連檣には、恭で最も栄える豪商の本家がある。その一番末の娘、珠晶は、日を追う毎に荒廃していく国土と、そこに暮らす民に対して憂いを感じていた。 大人が何もしないなら、子供のあたしたちがどうにかしなければならない。そう思った珠晶は、誰に何を告げるわけでもなく、置手紙を残して昇山するのだった。 | ||||
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13歳の少女が自分は王になる運命だと信じて、旅をする話。 ぱっと聞くとえらくなまいきな主人公かはたまた、夢見がちな少女 かと思うのだけど、読んでみると、13才の少女らしくパワーがあり まっすぐ・・・でもその底に良い意味でとても大人びていて信念がある のを感られる。その少女の目から見える大人の姿がとても今の自分に 重なるところがあり、思わず反省されられた。 キャラクターそれぞれがとても魅力があり、世界観もしっかりしていると思う。でも一番の魅力は、主人公がまったく自分に疑問も迷いもなく、まっすぐに生きていく姿かな? | ||||
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十二国記シリーズのなかでも、特に時間を忘れてひきつけられる1冊です。このシリーズに描かれる様々な旅のなかでも、ここに書かれている「蓬山を目指す旅」のなんと、危険で困難な旅か!政治家はもとより、不況で喘いでいる、日本人みんなに読んでもらいたいです。読み終わった後の爽快感を味わってください。 | ||||
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月の影 影の海の次に好きな作品! 最初は珠晶がなんて生意気なんだと思っていましたが、だんだん成長していく彼女が好きになりました。そして私自身も考え込んでしまうところがあります。 最初読んだときは一気に読めるし、何度読んでも面白いです! | ||||
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王が不在の国は荒れる。民は困窮し、治安は悪化する。 そんな状態が長く続きながらも、嘆くばかりで自分は何もしようとしない人々がいた。それはそうである。 王になるためには、現在のささやかな生活など捨てるくらいの覚悟がいるし、費用もかかる。なによりも危険で、死ぬかもしれないのだから。 だが、そんな大人たちにごうを煮やした少女がいた。 自身は裕福な家に生まれて貧困を知らず、だがそれを貧しい者になじられてもけして動じなかった。 彼女には、現実を受けいれる強さと、正しい道を目指せる強さの両方が備わっていたからだ。 この少女がやがてたどりつく結末は驚くべきものだが、最後まで読んだ読者は決して意外に思わないだろう。当然だとさえ思うに違いない。 そしてまた、ファンタジー小説であるはずの本作に、今のこの国の様子を重ねてしまう読者も多いのではないだろうか? 優れたファンタジーには真実が描かれるものかもしれない。 | ||||
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題名の通りです!!どうやって13の少女が王様になっていったのか。それがこのお話のストーリーです。「あたししか王になるひとはいない」主人公は常時このセリフを言っています。私もその周りの大人達と同じように「お嬢ちゃん、現実はそんなに甘いもんじゃないんだよ」なんて考えながら読んでいました。(笑)子供しか考えられない、子供に言わせてみればの言い分。読んでいくうちにいつしか十二国記の中で一番好きなお話となってしまいました。 | ||||
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十二国記シリーズの5作目。恭国の物語。王が崩御して27年。恭国にはまだ王はいなかった。12歳の珠晶は裕福な家庭のお嬢様。王のいない生活に慣れ、そしてそれを仕方のないこととしてわりきって生きている大人に腹を立て、彼女は蓬山を目指した!! 彼女の言葉に、いつのまにかなくした子供の目を思い出し、ハッとさせられました。子供の頃、自分の主張を、大人に「屁理屈」の一言でかわされ、憮然とした思いをしたことはありませんか? 大人になって、そういう子供をみて、同じような思いを抱いたことはありませんか? 子供の目は意外と大人よりも世界を見つめているのかもしれません。世の中に流されるように生きている大人に渇を入れるような一冊です。私は珠晶に認められるような、そんな大人に!なりたいと思いました。 | ||||
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十二国シリーズでは、私はこの作品が一番好きです。何度読み返しても面白いし、何度読み返しても考えてしまう。一見したらただ単にプライドが高くて高飛車な女の子が周りの人を困らせつつも…と言うありがち(?)な展開で終わるかと思いきや、最後のほうはすべてのキャラクターにとても引かれて、すっきりとした後味で読みおわれます。読まれる方はそれぞれの登場人物の物の考え方、生き方に注目してください!絶対に納得のいく一冊です。 | ||||
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もはや十二国記の名で不動の地位を築いている中国ファンタジーの最新刊。国が傾くことを承知で王になろうとしない大人達に業をにやした商家の娘が、幼いながらも王への試練をめざす物語。少女のきっぱりとした性格と、それでいながら少女らしい弱さと、そして厳しい試練が見事に描かれている。現在出ているシリーズ中では最も冒険の色が濃いものであろう。読後感のよさは保証付き。必読書。 | ||||
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