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風の万里 黎明の空 十二国記
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【この小説が収録されている参考書籍】
風の万里 黎明の空 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全108件 21~40 2/6ページ
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天帝が、国の王たる人物を見極める。麒麟が天帝の意思を受け、王になる人物にそれを告げる。つまり王は麒麟なしでは王になれない。また、王が道を踏み外せば、彼を選んだ麒麟は死ぬ。麒麟が死ねば王は王として存在し得ず、国も衰亡していき、王なき国には妖魔が跋扈するようになる。この前提で無傷でいられるのは、天帝だけ。国の衰亡は、天帝に何か影響を与えるのだろうか? 自らの善き世界の崩壊は、天帝の苦痛となるのだろうか? このシリーズを読んでいて、ずっと不思議に思っていたこと。王と麒麟がお互いに縛られているのは理解した。だが、天帝は? 全く登場しないので、いまいち分からない。各国の国民は、天、麒麟、国王に、ひたすら左右され続ける。有能な人間は、官吏となって国王に仕える道があるのが救いだが、それも多くはない。国民の中から国王が選ばれるので、それはそれでいいのか? ひとつの世界を描くには、その世界の「普通」「成り立ち」を設定する必要がある。子供が、親からではなく木から生まれる国。親子の関係も、現実世界とは異なる。それによって結婚の制度も、税の取り立ても、全く違う意味を持つ。それでも共通する善と悪の感覚を描こうとするこのシリーズは、ストーリーを追うだけではなく、どうしてこういった設定なのかを考えても面白い。 | ||||
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最近再読しましたが やっぱり面白いです! 十二国記シリーズはどれも面白いのですがこれか図南の翼が1番かと。 面白いというか感動しちゃって毎回泣いてます(笑) 陽子の初勅を出すシーンは思い出しても涙が出ます。 | ||||
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それぞれに不遇な運命を嘆く3人の少女が出会って、状況が大きく動く巻。簡単に言ってしまうと国王になったばかりで力不足に苦しんでいる陽子と、彼女をそれぞれの思いで憎んでいる2人の少女が出会い、それと知らずに暴虐な地方政府への反乱軍に参加。死と隣り合わせの苦難を経験する中で互いに共感し、陽子が素性をカミングアウト、と言う流れ。それぞれの思いが綿密に描写されて非常に読み応えがある。3人の少女の成長物語として出色の出来だ。さらに反乱軍の戦いも緊張感があって実にドレマティック。国王である事を宣言した陽子が駆けつけた麒麟に乗って上空に飛翔し、勝手に国軍を動かした者達に断罪を下すのは視覚的イメージが浮かぶ名場面だ。成長した陽子が自分の思いを初勅として発するラストまで見事で感動的。 陽子に関わる物語のフィナーレを飾った傑作と評価する。 | ||||
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十二国記の世界もかなり進み、なじみのキャラクターや国に加えてますます多くの国が登場し、しかもまだ未知の国があると言う。緻密な描写を積み上げて構築された世界の豊穣さに圧倒される思いである。 今作ではごく普通の女子高生だったのにこの世界に流されて、苦難の末女王に君臨するも役割を果たせず苦悩する陽子の他、それぞれの苦しみを抱えた3人の少女のストーリー。女性が出産しないので比較的社会進出が進んでいると思われるこの世界でも、なお「女」であるがために苦労するエピソードが多く、しばし考え込んでしまった。陽子が流れ着いた当初の人間不信に陥るサバイバル生活ほどではないが、それぞれの少女が自分の主観では他人に酷い扱いを受け絶望し掛けている。そして他人に羨望や嫉妬や憎悪などの悪感情を向け、人としての道を外れようとする少女もいる。が、そんな中でも他人との触れ合いの中で心が癒され自分を省みて未来へ進もうとする、と言うのが基本的な話の流れ。 この話の前半部だけなので、彼女達がまだ直接絡み合う事はなく、暗示されているだけ。そのためややモヤモヤ感は残る。又、女性が出産しないと言う設定が有効だったのかどうか、など若干気になる点はあるものの、あっと言う間に読ませてしまう筆力が抜群な力作だった。 | ||||
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以前テレビやネットサイトでリピート視聴や、お借りして既に何度も読み返してはいたのですが、読み直したくて購入。 人の気持ちって、それぞれの立場でしか物事を考えないし、客観的に外から自分に当てはめては反省や、そんな考え方もあるな…って気づかせてくれるバイブルの役割でもある内容だと思います。 早く戴国のその後を読みたいです | ||||
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十二国記シリーズを読み始めて、この「風の万里 黎明の空」上下巻まで、読み終えました。 下巻まで合わせてのレビューです。 この著者の頭の中は、どうなっているんだろう!?と、思います。勿論、良い意味。 まだシリーズ数巻目までですが、十二国記と言う沢山の国・各国の現場・地名等・登場人物の名前など、そして王を筆頭に、麒麟や官吏や敵・味方、妖魔や女仙と他も色んな、数えきれない程の、この中国風の名前や読み方、文章の漢字等も読み方も全て「漢語」で表してる所なども、本当に凄いと思います。その上でのこの何冊もリンクしている長編も長編。 読者は読むだけでも、頭がごちゃごちゃになりそうな内容ですし。勿論、1冊1冊読み進めれば、自然と頭に残る様になり、十二国記の世界観が浸透してきますが。 正直、この著者の作品は十二国記シリーズが初めてです。が、このシリーズを全て読んだら、また他の作品も読みたいと思っています。 一言で、この著者は凄い!!十二国記、読み始めたら、途中でやめる事はできません。 どの国・世界観も、先が気になります。 順を追って読み進めていますが、特にこの「風の万里 黎明の空」(上下巻)は、陽子・祥瓊・鈴の3人の、特に下巻からの関係性、本当に良い内容です。勿論、蘭玉に桂桂の姉と弟も好きですし。 楽俊が祥瓊に話した言葉の内容。そして清秀が鈴に話した言葉・内容。心に響き、この本だけの世界だけでなく、日頃の自分の心中にも置いておきたい内容だと感じました。とても良かったです。そして夕暉の存在も。 十二国記シリーズ、とにかく面白く、この世界観に入り込んで読み進められます。 この後も、後巻を読み進めます。 | ||||
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NHKアニメ化にもなった、大作といえる中国風ファンタジー。 「丕緒の鳥」を読んで、全シリーズまた読み返しましたが、それぞれの国の王と麒麟の物語の世界に引き込まれます。 シリーズの中ではこの「慶国」の景女王と麒麟景麒のお話が一番好きです。 国を立ち上げるのにあたって、実際悪政を強いる郷長への反乱に参加し、そこで得た様々な人を最後には 自分の師や同士や、軍に引き入れるのは、その後もみたくなるハッピーエンドでした。 残念ながら、シリーズとしては期待していたほどは長く続かず、ちょっとあれ?と思う方向に向かっていってしまったので もう続きはないのかも・・と諦めてはいるのですが、出来ればいつか慶国のその後のお話をエピソード程度ではなく、 しっかり読みたいです。 | ||||
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王となった陽子、 明治時代に流れ着いた大木鈴、 謀反によって父を殺された祥瓊、 立場も出自も違う3人の少女たちの人生がめぐり巡って 慶国和州の乱に集約していく物語です。 どんなに苦悩して、道に迷ったとしても 人との些細な出会いでほんの少しだけ前に進めて あきらめなければ人生すら変えていける。そんな感じの、 等身大の少女たちの視点で描くとてもリアル物語だと思います。 作者の技量とか作品の完成度とか、わざわざ語る必要がないほど 素晴らしいシリーズなので多くの人に手に取ってもらいたいです。 勧善懲悪的なラストの爽快感も相まって、個人的に十二国記で 一番好きな作品です。 | ||||
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陽子を軸にした再読の3冊目です。 陽子は王として悩みながら、どこから踏み出すべきかさえわからない道を、自分の意志で踏み出し、鈴、祥瓊の2人の少女は、自分中心の考えから他者の思いに目を向けることができる人に成長してゆく。 出会いと人との関わり、そこから何を学び、感じ取れるかが人を変えてゆくのだなぁと改めて感じました。 | ||||
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陽子を軸にした再読の4冊目です。 「十二国記」はわりと、厳しさから目を逸らさないところが胸を打つのですが、この1冊の後半は物事が好転し始める瞬間なので、かなり心が躍ります。 ずっしりとした重みがあるからこそ、動き出すと感動も大きい。 そして、陽子の出した初勅に再読ながらじんと胸が熱くなりました。 矜持や尊厳は冒してはならないのだと心に響きます。 | ||||
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「月の影 影の海」から急成長中の陽子。 無事に慶国の王として登極したが、いざ国政となると、この世界と国の事情がよく分からない為、自分ではうまく判断出来ず、官たちや景麒の顔色を窺ってばかりの自分に気付く。日本に居た頃と同じじゃないか、と。 しかし、街に降り、慶国の状況を知り、仲間と出会い、陽子はまた成長していく。 ラストの麒麟に騎乗し、登場するシーンは圧巻。 陽子、カッコ良すぎる!まさに王子様(笑 将軍たちに喝を入れるところも素敵。 そして初勅の内容も、唸らせます。 また一段と成長を遂げた陽子に感服です。 「風の万里 黎明の空」は、様々な状況におかれたキャラクター達を通して、「生き方」や「心の在り方」を説いている気がします。 正しい/間違っているという2択判断ではなく、苦境に置かれた時に、人は心の弱い部分に負けそうに・支配されそうになるけれど、どのようにしてそれを乗り越えていくか、強い心に切り替えるか、苦境に負けずに幸福へ向かって前に進んでいくかが描かれています。 読後には爽快感と希望に満たされると思います。 最後に、景麒って本当に仁の生き物? 溜息攻撃は嫌すぎる。。下僕なのに最初から主に対して態度が大きかったし、それに見合った働きをしているように見えないし。。もっとしっかり陽子を補佐してよ!と言いたくなります。 泰麒に学んだ優しさ、愛情表現を復習しましょう。 | ||||
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小野 不由美さんの小説は一定の安心感があり、安心し楽しんで読めます。 | ||||
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※評価は物語とは関係なく『商品』としての総合的評価です。 本編はとりあえず置いておこう(笑) 本書の『解説』が史上まれに見る最低さだからである! 『十二国記』とは全く関係ない『指輪物語』と『ナルニア国物語』の結末が、何のぼかしも予告も無く、イキナリ書いてあるのだ!!!! 自分の言いたい事だけ言って読者に対する配慮は限りなくゼロ。。。このクズ解説の中身を吟味せずスルーして、そのまま出版した編集者にも多大な責任と問題がある。 うっかり誰かに読んでるミステリー小説を話したときに「犯人XXXなんだよねー。意外だよねー(笑)」とか言われた感じ。 この解説を書いた金原瑞人という人物は法政大学教授というご立派な肩書きらしいが、こいつの生徒は小説を読む気無くすような授業受けてるんだろうな。 | ||||
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本屋で「丕緒の鳥」ポスターを見つけ、おもしろいと評判は聞いていたのでこれを機に 「十二国記」を読むことに。 順番通り、まずは「魔性の子」から入ったもののあまりの暗さ・重さとクライマックスに驚いて 何がこんなに人気なんだろう、、と正直思った。 でも自作の「月の影〜」を読んで後半からの追い上げに驚いた。 そして気づく。「魔性の子」はなんであんな内容だったのか。小野不由美の巧さにうならずにいられない。 その後「風の海〜」でまた泰麒に会うことが出来、ますます物語は深くなる。 おもーーい大きな扉を開けて、暗い「魔性の子」の世界をくぐり抜けたあとに広がる「十二国の世界」 その謎、ルール、世界の仕組みなどを陽子や泰麒と一緒に読者は学んでいくことになる。 そしていよいよこの、「風の万里 黎明の空」の大作へ。 息をつかせぬ展開、魅力的な登場人物、想像できない展開が続きクライマックスへ。。 何度も何度もワクワク、ハラハラしながら展開を良い意味で裏切ってくれるストーリー。 この爽快さは本当にたまらなかった。 ロード・オブ・ザ・リング大好きな私にとって衝撃だった。 こんなハイファンタジーが日本にあったんだ! 「魔性」からずーっと堪えてきた悶々が一気に爆発して爽快になった。 自信を持って友達や家族に薦めたい。 最初はちょっと辛いけど、でもやっぱり我慢して最初の「魔性の子」から読んでほしいな。 作者のし掛けた巧妙な罠にハマってほしい。 | ||||
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夢中になって読みだしてしまい、通勤電車では足りず昼休み、 こどもが寝た後の時間も全部つぎこんでしまった。 読了した今は爽快感でいっぱいと同時に、「もっと読みたい!終わってしまって寂しい」という思いもちょっとある。 他のレビューと同様、絶妙なストーリー展開も最高だったが 私は特に少女たちの成長の側面も非常に良かった。 びっくりするくらいあの世代の女の子たちをうまく描きわけ、狭い世界から脱出させ 旅をして経験し、いろんなことを見て・聞いて・泣いて怒って。 そんな少女たちを『変えていく』まわりの人物。 特に、祥夐に至ってはあれは楽俊にしかできない役どころだと思うw 成長し変わっていく少女たちが、同時に強く美しくなっていくのがまた魅力的。 最後の戦いのあと、コショウに詰め寄る町人たちに対しての祥夐や鈴の対応を見たときは 鳥肌がたった。 最後に1人また成長した少女の陽子。 禁軍の将軍を一喝する覇気は、相当なものだったでしょう。 自らの力で”本当に信頼できる仲間”を見つけた陽子。 そして最初からのテーマである「王としてどうしていきたいか」の初勅がまた感動した。 まさに陽子ならでは、蓬莱ならではの発想だと思う。 延王とはまた違った形で、よいメンバーが出来た。 この布陣で国はどうなるのか。 心から楽しみでならない! | ||||
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十二国記の中で、一番ズシリと胸に突き刺さるシリーズ。 弱い人間の心、逃避の中で安寧してしまう狡さ、そういうものをまざまざと見せつけられました。 こういう虐げられた民と虐げる権力者を描く場合、 多くの場合は権力者の残虐性を描き、どれだけ嫌な人間かを描くことで読者もそいつを倒すことで快感を得る、 というのが常套手段のように思いますが、小野さんは違います。 圧政をしている人物を描くのではなく、圧政に否を唱えることもできず、やり過ごそう、自分だけは辛い目に遭わないよう 目を瞑り、自分よりも弱い者をののしったり、何かのせいにしたりして、現状を変えようと努力しない人間の弱さを描ききります。 そういうところが、この人の鋭いところだし、いつも内省させられ、まだまだ自分も弱い人間だと改めさせられます。 久しぶり再読してみましたが、ラストの陽子が景麒や官僚たちに向かって初勅を告げる場面は素晴らしく、 自分という領土を治める君主に一人一人がなって欲しいというメッセージは今も重く響きます。 | ||||
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巻頭の《十二国図》、《慶国北方図》を何度も見ました。(かなり頭に入ってきました) 下巻は、舞台が慶国に集約されてきます。 陽子の成長が、なんと嬉しく心強いことでしょう! 水戸黄門様か大岡越前の守のように、身分を隠し、民の生活を経験し、大きな戦いに加わっていきます。 詳しくは読んでのお楽しみに! 最後は、身分を明かして・・・、分かっていてもこの展開泣けてきましたね。 本当に、面白い十二国記、あっ、気が付けば新潮文庫、あと一冊・・・。(ゆっくり読もう、なんちゃって) 最後に、登場人物の祥瓊の印象的な台詞を、ご紹介。 「人間って、不幸の競争をしてしまうわね。本当は死んでしまった人が一番可哀想なのに、誰かを哀れむと負けたような気がしてしまうの。自分が一番可哀想だって思うのは、自分が一番幸せだって思うことと同じくらい気持ちいいことなのかもしれない。自分を哀れんで、他人を怨んで、本当に一番やらなきゃいけないことから逃げてしまう・・・」p302 | ||||
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巻頭の《十二国図》と《十二国北方図》、《慶国図》、《十二国南方図》を何度も見返します。 この上巻でも芳国、恭国、柳国、慶国、雁国、才国が登場、あわせて国それぞれの王や麒麟も登場し、国毎の事情が描かれます。 いずれも多難な問題を抱えている国が多い・・・。 主人公は、陽子です。 そして、境遇は天地の差があれど、訳あって最底辺で生きている二人の女性(女の子)がストーリーに大きく絡んでいきます。 やはり、読み出したら止まらない。 苦悩しながらも成長する陽子に、強い思い入れを感じます! 是非、ご一読を。 | ||||
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数多くのファンタジー小説を読みましたが、これほどまで心を打つファンタジーは他に類をみません。 それは単衣に人の脆さや卑屈さを如実に現しているからだと思います。 そして、それに立ち向かう勇気『矜恃』と呼ぶべきものを痛感させてくれるからだと思います。 この小説はそれを教えてくれます。慶王:赤子の初勅は本当に涙が止まりませんでした。 | ||||
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今作は3人の少女たち(陽子、祥瓊、鈴)が人との出逢いを通して成長していくストーリーです。終盤で3人が邂逅し、それぞれの思いや決意を打ち明ける場面は本当に素晴らしいと思います。3人のその後も見てみたいですね。 また、主要人物以上の存在感を放っていたのが珠晶でした。祥瓊に厳しい言葉を投げかけ(投げつけ?)たり、必要以上に祥瓊を哀れむ供麒に平手打ちをしたり、かなり強気な性格のようですが、言っていることはきちんと筋が通っています。「責任逃れをした者を許すのは、責任を全うしている者に対する侮辱である」安易な責任転嫁をしがちな私たちにとって常に頭の片隅に入れておきたい言葉ですね。 | ||||
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