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風の万里 黎明の空 十二国記
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【この小説が収録されている参考書籍】
風の万里 黎明の空 十二国記の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.70pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全112件 41~60 3/6ページ
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| 巻頭の《十二国図》、《慶国北方図》を何度も見ました。(かなり頭に入ってきました) 下巻は、舞台が慶国に集約されてきます。 陽子の成長が、なんと嬉しく心強いことでしょう! 水戸黄門様か大岡越前の守のように、身分を隠し、民の生活を経験し、大きな戦いに加わっていきます。 詳しくは読んでのお楽しみに! 最後は、身分を明かして・・・、分かっていてもこの展開泣けてきましたね。 本当に、面白い十二国記、あっ、気が付けば新潮文庫、あと一冊・・・。(ゆっくり読もう、なんちゃって) 最後に、登場人物の祥瓊の印象的な台詞を、ご紹介。 「人間って、不幸の競争をしてしまうわね。本当は死んでしまった人が一番可哀想なのに、誰かを哀れむと負けたような気がしてしまうの。自分が一番可哀想だって思うのは、自分が一番幸せだって思うことと同じくらい気持ちいいことなのかもしれない。自分を哀れんで、他人を怨んで、本当に一番やらなきゃいけないことから逃げてしまう・・・」p302 | ||||
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| 巻頭の《十二国図》と《十二国北方図》、《慶国図》、《十二国南方図》を何度も見返します。 この上巻でも芳国、恭国、柳国、慶国、雁国、才国が登場、あわせて国それぞれの王や麒麟も登場し、国毎の事情が描かれます。 いずれも多難な問題を抱えている国が多い・・・。 主人公は、陽子です。 そして、境遇は天地の差があれど、訳あって最底辺で生きている二人の女性(女の子)がストーリーに大きく絡んでいきます。 やはり、読み出したら止まらない。 苦悩しながらも成長する陽子に、強い思い入れを感じます! 是非、ご一読を。 | ||||
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| 数多くのファンタジー小説を読みましたが、これほどまで心を打つファンタジーは他に類をみません。 それは単衣に人の脆さや卑屈さを如実に現しているからだと思います。 そして、それに立ち向かう勇気『矜恃』と呼ぶべきものを痛感させてくれるからだと思います。 この小説はそれを教えてくれます。慶王:赤子の初勅は本当に涙が止まりませんでした。 | ||||
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| 今作は3人の少女たち(陽子、祥瓊、鈴)が人との出逢いを通して成長していくストーリーです。終盤で3人が邂逅し、それぞれの思いや決意を打ち明ける場面は本当に素晴らしいと思います。3人のその後も見てみたいですね。 また、主要人物以上の存在感を放っていたのが珠晶でした。祥瓊に厳しい言葉を投げかけ(投げつけ?)たり、必要以上に祥瓊を哀れむ供麒に平手打ちをしたり、かなり強気な性格のようですが、言っていることはきちんと筋が通っています。「責任逃れをした者を許すのは、責任を全うしている者に対する侮辱である」安易な責任転嫁をしがちな私たちにとって常に頭の片隅に入れておきたい言葉ですね。 | ||||
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| アニメをNHK衛星放送で見ましたが、小説のほうが話に深みがあり私なりの解釈を合わせてみたりして楽しめます。早く、十二国すべての巻が出版されるといいですが。 | ||||
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| アニメをNHK衛星放送で見ましたが、小説のほうが話に深みがあり私なりの解釈を合わせてみたりして楽しめます。早く、十二国すべての巻が出版されるといいですが。 | ||||
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| 似て非なる境遇ながら、 同じような気持ちを抱き、 現状に納得のいかない3人の少女たちが、 (下)で出会うまでの伏線に当たるお話です。 それぞれの思いと思い違い。 見えそうで見えない未来。 もどかしさを孕みながらも、 魅力的なサブキャラクターに導かれて、 少しずつ、少しずつ、光が見えてくるあたりがいいですね。 ストーリーとして展開するのは(下)なので、 少々退屈なところもありますが、 (上)(下)合わせて考えると、 納得の面白さです。 | ||||
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| 講談社ホワイトハート文庫と比べて、台詞、心理描写、戦闘シーン等、加筆修正が複数されています。 ホワイトハート文庫版では説明不足だった所も補完されていますので、より楽しめるかと思います。 ホワイトハート文庫も持っている方は、ぜひ読み比べてみて下さい。 | ||||
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| 十二国記はシリーズを講談社X文庫―ホワイトハート(『魔性の子』以外)で持ってるけど…新潮社文庫の十二国記の完全版とどう違うのかいまいち分からないので『風の万里〜上・下』だけ新潮社文庫版を購入してみました(^_^;) 今新潮社文庫版の下巻を読んでる最中ですが講談社X文庫―ホワイトハートとの違いが未だに分からないです(笑) と言うか…違いを探すよりも夢中で続きを読んでしまうので(^_^;) 6月末にシリーズの新作含む『ひ緒の鳥』(←ひの漢字出ない)が出るそうで楽しみです! 出来れば『魔性の子』の戴国の続き(戴国に戻った泰麒と李斎がどうなったのかと驍宗が本当はどうなったのかなど)読みたいですが…完全新作では出ないのでしょうね(>_<) 下巻読んだら違いを探してみます(笑) | ||||
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| いいですよ。シリーズ全部を読破しようと思っているので,今後の購入もアマゾンを活用しようと思っています。 | ||||
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| やっぱりいい。小野不由美ワールドです。ガンバって読んでいきたいと思います。 | ||||
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| それぞれに苦悩を抱えた3人の少女が迎える結末。 ファンタジーの世界だけでなく、 現代社会にも通じるような苦悩を抱え、 それぞれに闇を抱えてきた少女たちが、 一つの目的に向かって光を見出していきます。 個人的には 陽子がいつ「王」であることを明かすのか、 本当にドキドキしました。 そして終盤の見事な「王」っぷり。 さわやかな読後感に大満足です。 | ||||
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| 4時間ほどで読めた。 三人の女性の視点で物語は進んで行く。 王としてのあり方を悩む陽子。 自分の境遇を許せないでいる二人が陽子に会いに慶国に向かう。 陽子は自分の境遇を乗り越え、現状を打破する為に行動できる女性。 一方、自分に同情し、現状を打破せず行動できない女性が対照的に描かれている。 しかし、二人はそれぞれ慶国の道中に人と会い世間を知り、自分だけが辛いのではない。 自分だけが不幸でかわいそうなんだとは言わなくなる。 ここでこの女性達に焦点を当てたのは何故だろうか。 これからどう王である陽子と絡んでくるのか楽しみである。 | ||||
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| 2時間で読めた。 慶王と慶王を会いにきた二人の女性の物語。 三人の女性が成長を遂げます。 陽子は自分が信頼できる人がいないので、どうしたらいいか途方に暮れていました。 しかし、陽子が行動するときいっしょに動いてくれる人は信頼に値する人物。 もしも信頼できる人、頼れる人を探すなら自分が困っているときに助けてくれる人、いっしょに動いてくれる人なんだと思いました。 国の有り様を通して信頼できる家臣も見つけ、陽子が初めての勅令出しました。 これから慶国がどのような導くか楽しみ。 あまりの面白さに上下巻とも一気に読みきれました。 | ||||
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| 内容の素晴らしさは他の方も書いている通りなので省きます(星は解説を省いた評価です) ■巻末にある金原瑞人さんによる解説には、「ナルニア国物語」「指輪物語」の核心に触れるネタバレがあります!■ 何の前置きや注意書きもないままに突然、 ナルニア国物語は〜〜という結末で、指輪物語は〜〜という結末。十二国記はどんな結末を迎えるのか。 という旨の文章が出てきます。 両作を未読の方、今後読もうと思っている方は、この解説は絶対に読んではいけません。 第二刷以降からこのネタバレが削られることを切に願います。 | ||||
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| シリーズすべて読みましたが、みなとても面白く読ませていただきました | ||||
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| シリーズすべて読みましたが、みなとても面白く読ませていただきました | ||||
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| (上下巻通してのレビューです) 十二国記本編第四作で、第一作『月の影 影の海』で即位した景王陽子の続編にあたります(ただし、作者あとがきによれば、前作『東の海神 西の滄海』は外伝で、この『風の万里 黎明の空』が本編第三作とのこと)。『月の影…』の陽子を思わせるような、苛酷な運命に翻弄される少女たちや、圧政に虐げられる慶の民。事件は現場で起きている、と言わんばかりに、陽子が自国の民と共に闘います。長い迷いの末に陽子が目指す道を示す言葉、 「人は誰の奴隷でもない。そんなことのために生まれるのじゃない。――わたしは慶の民にそんな不羈の民になってほしい。己という領土を治める唯一無二の君主に。」 思わず、こんな王のもとで生きたい、と思ってしまいました。 | ||||
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| シリーズ全部読みましたが、この章が結構面白いです。。 たまに読み返しています。 | ||||
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| 面白いですね。 時代は陽子が王座に着いた直後に戻ります。 それだけググっと期待がUP。 王になれども人が変わるわけではないので まだまだ政務の勉強中といったところ、当然ですね。 そして一見無関係に思える芳国元公主の少女と才国の海客の少女の二人が 何の因果か慶を目指す描写を描いている。 どちらも旅の中で様々に自分に足りないものを突きつけられて変わっていく。 まだ変わりきれてないかなぁというくらいで陽子と出会いそうな予感。 彼女達は王となった陽子に何を見るのか? また陽子は彼女達に何を学ぶのか? とても気になる下巻を早く読まねば。 | ||||
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