■スポンサードリンク
子狐たちの災園(災園)
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
子狐たちの災園(災園)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジャンルとしてはホラーですがなんとなくミステリ的なにおいがするのは、舞台になるのが怪しい宗教カルト施設という閉じられた空間で、新本格ミステリを思わせるような奇妙な形の家が出てくるからだと思います。そこへ狐の民間伝承という民俗学的、土着的な雰囲気がプラスされ、好きな人にはたまらない作品でしょう。 ただ、「禍家」「凶宅」に続く家3部作ということですが、ただ建物が話の中心になっているというだけでそれぞれの関連はありません。 「凶宅」はむしろ「蛇棺葬」「百蛇堂」の続き物なので、なんでもかんでも連作みたいに括ってしまうのはちょっと違うのではと思いました。 主人公の女の子が過酷な運命に直面し、大人にならざるをえないのはわかりますが、6歳でこれだけの思考力、行動力は無理がありすぎでは。それは先に施設にいた三紀弥も同様です。高校生くらいだと納得ですが。 それも含めて考えだしたら突っ込みどころがたくさんあり、これだけ複雑な事情で役所も警察もまったく出てこないのは不自然な気がします。 子供たちに仲間入りするための通過儀礼がページのかなりの部分を占めていますが、あれだけ大騒ぎしたわりに、読み終わって振り返ってみたらなんだったのか?と思ってしまいました。まあ恐怖を盛り上げるために必要だったのはわかります。いろいろと無理なところが無意識で何かひっかかってしまうのか、読後感はいまひとつでした。 そういう設定の上で楽しむべきホラーなので非現実的なところは了解して読めばいいのでしょう。恐怖の演出は三津田氏独特のうまさがあり、映像的で怖かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジャンルとしてはホラーですがなんとなくミステリ的なにおいがするのは、舞台になるのが怪しい宗教カルト施設という閉じられた空間で、新本格ミステリを思わせるような奇妙な形の家が出てくるからだと思います。そこへ狐の民間伝承という民俗学的、土着的な雰囲気がプラスされ、好きな人にはたまらない作品でしょう。 ただ、「禍家」「凶宅」に続く家3部作ということですが、ただ建物が話の中心になっているというだけでそれぞれの関連はありません。 「凶宅」はむしろ「蛇棺葬」「百蛇堂」の続き物なので、なんでもかんでも連作みたいに括ってしまうのはちょっと違うのではと思いました。 主人公の女の子が過酷な運命に直面し、大人にならざるをえないのはわかりますが、6歳でこれだけの思考力、行動力は無理がありすぎでは。それは先に施設にいた三紀弥も同様です。高校生くらいだと納得ですが。 それも含めて考えだしたら突っ込みどころがたくさんあり、これだけ複雑な事情で役所も警察もまったく出てこないのは不自然な気がします。 子供たちに仲間入りするための通過儀礼がページのかなりの部分を占めていますが、あれだけ大騒ぎしたわりに、読み終わって振り返ってみたらなんだったのか?と思ってしまいました。まあ恐怖を盛り上げるために必要だったのはわかります。いろいろと無理なところが無意識で何かひっかかってしまうのか、読後感はいまひとつでした。 そういう設定の上で楽しむべきホラーなので非現実的なところは了解して読めばいいのでしょう。恐怖の演出は三津田氏独特のうまさがあり、映像的で怖かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シンプルに、大して面白くない。ホラーとしてもミステリーとしても半端だし、結局何を楽しめば良かったんだろう。異様に長々と怪異と冗長な鬼ごっこしてる場面とかもあって、早く終わんねぇかなと思いながら無理して読んだ。 オチも別になんの驚きもない。 この作者さんの著書は他にも2冊ほど読んだけど、オチが微妙なのは3冊全部に共通してる。 もうこの作者さんのを読むのやめよう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後がもう一つだった。まあ、この作家はいつもこんなもんだから面白いのは面白いのだが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと6歳は無理がある、と思いつつ読了。 名探偵コナンの灰原哀ちゃんの知能と行動力があり、頭の回転が早ければアリかな? 6歳はもっと幼い。 ストーリーはたまに首を傾げつつ、奈津江があまりに大人びてるのに違和感ありでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なのでこれから何が起こるのかワクワクしながら読み進める事ができた。 だけど、主人公の女の子が6才とは思えない。 小学校1年生の子が同学年の男の子と喋ってて「ええ、そうするわ」なんて返事はしないと思う。 早熟って説明はあるけど、それでも違和感ありまくり。 主人公が高校生くらいだったら気にならないのだけども。 終わり方もあっさりしてる。 いろいろ説明不足という感じがする。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!