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子狐たちの災園(災園)



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【この小説が収録されている参考書籍】
災園 (光文社文庫)
子狐たちの災園 (角川ホラー文庫)

子狐たちの災園(災園)の評価: 3.77/5点 レビュー 13件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

この物語はアンファン・テリブルの楽園だ。

三津田作品といえば『怪談のテープ起こし』『どこの家にも怖いものはいる』など実話怪談風味のものしか読んだことがなかったため、この本の児童文学風の設定は慣れなく感じた。しかし少女がたった一人、廃屋の中を探索するシーンの緊張感などは流石というべきか、心臓を押さえながら先へ先へとページをめくってしまった。謎が一気に解けるラストのカタルシスも素晴らしい。
子狐たちの災園 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:子狐たちの災園 (角川ホラー文庫)より
4041123399
No.6:
(5pt)

最後のどんでん返しが意外

非常に面白いホラー?
と言えるかも?
三津田さんの真骨頂。。。。
子狐たちの災園 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:子狐たちの災園 (角川ホラー文庫)より
4041123399
No.5:
(4pt)

ホラーよりミステリーより

思っていたほどホラー要素はなくて、ミステリー要素に偏っていたかなという感じ。終わり方も謎を残したままなのでスッキリしない。モヤモヤ感が残る。私個人としてはもう少し人間関係をはっきりしてほしかった。
子狐たちの災園 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:子狐たちの災園 (角川ホラー文庫)より
4041123399
No.4:
(5pt)

やっぱり期待を裏切らない!

家三部作の三作目主人公が女の子です。
幼稚園生にしては早熟、という説明がありますがお狐様と関わら始めたことでさらに大人びた子供になって行き、彼女自身自覚した上で年齢通りの子供を演じるようになります。

四作目が発表され、そちらが本当の家三部作最終作と呼ばれてもいますが個人的にはこちらが好みでした(*'꒳`*)
災園 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:災園 (光文社文庫)より
4334748384
No.3:
(4pt)

シリーズ3作目

「禍家」「凶宅」に続く“家”シリーズ三作目にして、おそらく最終章
杉江松恋氏の解説にもありますが、このシリーズは物語の骨子が類似している
ただ、パーツが入れ替わっているので三作とも非常に楽しめた
おおざっぱにいえば、主人公の子供達が怪奇現象に襲われるといった内容です
そして、怪奇現象の起きる原因や法則を理論的に探る
ミステリ的な手法で怪奇現象に対応する姿勢が非常におもしろい
また、怪奇現象が日本の土着的なものであるのも個人的には好みだ

本著は、シリーズ最大のボリュームで登場人物も多く読み応えが一番あった
更にいえば、「家」の仕様も特別で、むしろ「館」といった趣だった
その為、ミステリの雰囲気もより濃く味わえた
災園 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:災園 (光文社文庫)より
4334748384
No.2:
(4pt)

あんたはもっと出来る子だ

…と作者に声をかけたい。勿論楽しく怖く読み終えましたが、やっぱり作者にこう言いたい。 もっと本気だせえ。

出だしは面白くて、どうなるかと思って読み始めたら、途中長々とお化け屋敷探訪があって、取って付けたようなラストがあってハイおしまい、って感じ。 ホラー部分もミステリ部分もあっただろ、何が悪い?作者からそう言われている様だ…。

複雑な間取りを最大限に活かして起きる怪異、妙な名前、長々続く擬音混みのオカルト描写、この辺はもう「よっ、三津田節」で許してるんだけど。
主人公の○○が○○だなんて、皆想像ついてたんじゃないのか。

不遜を承知でもう一度書きます。あんたはもっと書ける人なんだよ!!

…このシリーズでは、禍家が1番好きでした。

…三津田作品を他に読んでなかったら、「怖かったー、面白かったー(^^)」 と好意的に評価していたと思います…。
災園 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:災園 (光文社文庫)より
4334748384
No.1:
(4pt)

安心のクオリティー。「家」シリーズ三作目

本作は「禍家」「凶宅」につづく、「家」シリーズ三作目であります。

そんなに長くないので、さくさくと読み進めることが出来ます。
本作が前二作とは異なっているところは、
(1) 主人公が「女の子」に変わったこと
(2) 舞台装置が「家」から少し離れ、特殊な建築物となったこと
などがあり前二作とはまた異なった気持ちで読み進めることになります。

「〜の如き」シリーズとは違い、「家」シリーズはミステリ寄りのホラーといった雰囲気が濃い作品群です。
ホラーの抱える訳のわからない恐怖、非論理性とミステリに求められる論理的整合性は互いに相容れないようにも思いますが、
相変わらずの安定したクオリティで一気に読ませてくれます。

真相がよみやすいのがやや難か・・・と思いましたが、それはそれ。
シリーズの「味」とも言える、シリーズを支える「安定感」の一部と思えばそれも一興です。

「禍家」「凶宅」と買ってきた方は是非シリーズ最終作という意味でもおすすめします。
これが初めてという方は、(特に問題はないですが)、3作目の本作から読むよりは、1作目から順に読むことをどちらかといえばオススメします。

((追記))
氏が明言していなかったため、「最終作」→「三作目」と書き改めました。
災園 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:災園 (光文社文庫)より
4334748384

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