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(短編集)
ひらけ!勝鬨橋
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ひらけ!勝鬨橋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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★★★☆☆ | ||||
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島田氏の余程のファンでもあまり進んで手に取ろうとは思わない作品の最有力作品。 長編ユーモアサスペンス小説と表紙で謳われているように、ミステリーではない島田作品。しかし、一応殺人事件は起こるのだが、トリックらしいトリックは全くなく、添え物程度の扱いで、メインは老人と地上げ屋とのゲートボールの試合と後半のカーチェイスがいやに詳細に描写されており、こんな単純極まりないストーリーなのに文庫版で400ページ超えという大長編になっている。 主人公達老人のキャラが生き生きと描かれており、感情移入しやすい。 ただ、老人ホームが舞台のユーモア小説風に展開しておきながら、ラストは仲間の老人を地上げ屋に殺されたことが分かり、主人公達老人が怒りを爆発させ、ポルシュやバイクにまたがり、地上げ屋社長と部下と裏切りもののの老人が乗ったベンツを猟銃で襲撃!銃弾を撃ち込みまくり、タイトルにもなっている勝鬨橋を占領し、橋桁を持ちあげたところへ追い込み、そのまま川下へ車ごとダイブさせ、全員皆殺し!証拠がないので、警察も手が出せず、5人も見事に殺害しておきながらのほほんとゲートボールする描写で完。お前らはマッドマックスか! 島田氏らしい予定調和を許さない姿勢がユーモア老人小説としては物凄く違和感の残る結果となったが、ストーリー紹介などから誰もそんなに期待して読まないと思うので、ハードルが低い分、意外と楽しめる。 まあ、島田荘司の著作を初めて読む人が本書をとって、どこが推理界の鬼才なんだ!と憤慨する結果だけは避けたいものである。 | ||||
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老人ホームで、下層クラスの、ほとんどホームレス状態のご老体の活躍を描いた話。 コレはミステリーっていういより、老人の人情ドラマとでもいいましょうか? いちおう殺人もありますけど、そんなトリックだの何だの言うほどのモンじゃないですし さいごの、死にかけとは思えんほどの運転捌きを見せるので 現実性はきわめて薄いです 名前忘れたけど、ぼけて人んちに転がり込んでたジジイがおもろかったえです。 | ||||
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