■スポンサードリンク
(短編集)
ひらけ!勝鬨橋
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ひらけ!勝鬨橋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
当初、この話は、キティ・ミュージック・コーポレーションというカイシャの社長から、映画を作りたいので、なにか面白い作品を書いて欲しい、と言われて書き始めた作品なのだが、当時では、正直言って、このテーマで映画を一本作る、と言うのは当時としては無理があった気がする。ただ、より、社会の老化が進んだ今となると、この作品の持つ価値を是非、映像化して世に問うて欲しい、そう強く感じる。 ある意味、この作品は『夏、19歳の肖像』に似ていると思う。主人公が、19歳か老人かの違いだけではないかと思ってしまうラスト・シーン。これをこなせる俳優5人を正直、思い浮かべられないのだが、観たい。 基本的にぼくは、最後に一挙に実力を発揮する老人が好きなのだ。典型的なのが、伊坂幸太郎の『マリアビートル』だ。最後にムクムクと本性を現す、主人公の年老いた父母は伊坂の生み出したキャラクタの中で最も好きな二人だ。 これはまもなくハリウッド映画で映像化されるのだが、このムクムクと本性を現す老夫婦を誰が演じるのか、を最も愉しみにしている。 何しろこの作品は、映像向きだと思う。そして、島田荘司のポルシェ911愛が爆発してして筆が止まらなくなっているのも愉しいのである。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!