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ジェイコブを守るため



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジェイコブを守るため

ジェイコブを守るための評価: 3.50/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

ほんとは☆5つですが

☆4つにしました。
読後感が・・・
本当にアンディが守りたかったのはジェイコブかな??
個人的にはアンディ〇〇のような気がしました。
面白かったです。
ジェイコブを守るためAmazon書評・レビュー:ジェイコブを守るためより
4150018731
No.5:
(4pt)

結論ははっきりしない?

結論がはっきりしないのが不満な人もいるかもしれないが、黒か白かと聞かれれば黒かだと思う。
 その辺は個人の好みで決めればいい。
 母親、祖父の勘はあなどれない。また主人公である父親のイライラさせられる言動と衝撃の結末に対する主人公の様子を考えれば黒。
 読んでいて両親と比べてジェイコブの落ち着きぶりが怖かった。
 
ジェイコブを守るためAmazon書評・レビュー:ジェイコブを守るためより
4150018731
No.4:
(4pt)

読後感は良くないが

タイトルのイメージとは程遠い、重い読後感。典型的な法廷小説かと思いきや…。
好みは別れるであろうが、良かった。考えさせられる一冊。
ジェイコブを守るためAmazon書評・レビュー:ジェイコブを守るためより
4150018731
No.3:
(4pt)

グレイゾーンのお好きな方なら

「スティーヴン・キング、トマス・H・クック絶賛」だというわりに、みなさんのレビューの評価が低いですね(笑)。
かく言う私も、白・黒つかないモヤモヤなストーリー運びに身悶えしつつ、「だまされたかも・・・」と一瞬ハヤカワのマーケティング戦略を疑いましたが、たしかに、

「スティーヴン・キングが気に入ったのはココかも!」
「いかにもトマス・H・クックがハマりそうな○○○○○〜!!」

と納得のいく部分もありました。
主人公の窮状苦境はとんでもなく、心理的「絶体絶命度」は相当なものですが、いくぶん自業自得な面もないとは言えないあたり、読者がいかなる「判決」を彼に言い渡すか、がそのままレビューの星の数に反映されるでしょう。
(女性読者の支持が得られにくいのは確実?)

そして、結局、ジェイコブは白だったのか、黒だったのか・・・?!
法廷での審理なんかよりも家庭での日常生活の方がずっとスリリングという見本のようなお話でもありました。
ジェイコブを守るためAmazon書評・レビュー:ジェイコブを守るためより
4150018731
No.2:
(1pt)

つまらない

裁判のくだりが延々と続き、意外性もなく、家族崩壊の様をだらだら読ませられた。
もったいないから最後まで読んだけど。
爽快感ゼロで、疲れた。
意外な犯人とか、驚愕の事実とか、謎とかトリックとか恐怖とか、そういうのを求めてはいけない本です。
ジェイコブを守るためAmazon書評・レビュー:ジェイコブを守るためより
4150018731
No.1:
(4pt)

ラストの衝撃に絶句しつつ、家族のあり方について、深く考えさせれました。

「誰が犯人か?」ではなく、「自分の息子が犯人ではないこと」を証明するための家族の戦い、苦悩。法廷シーンもリアルですごく読み応えがありました。ラストの衝撃に絶句しつつ、家族のあり方について、深く考えさせれました。
 
物語は主人公のアンディ・ハーバーの回想録として構成されます。
アンディの一人息子、ジェイコブに殺人の容疑がかけられ、ジェイコブがこの事件の真犯人か否かを審議する裁判の法廷シーンがメインです。

アンディーの「一人称」で語られながらストーリーは進んでいきます。
つまり、事件については、核心が客観的に読者に提示されるのではなく、アンディーの主眼で伝えられることになります。
 
この、主人公主眼での展開が法廷物である本作品のストーリにマッチし、なかなか良かったと思います。
主人公アンディの語りを読み取りながら、あたかも判事、あるいは陪審員の一員になったかのように、果たして、彼の息子のジェイコブが事件の犯人がどうか、自分なりの考えを巡らせながら読み進めました。
 
この法廷シーンが非常にリアルで魅力的です。
検事のラジューデイス、弁護人のクライン、そしてフレンチ判事といった、裁判重要な役割を担う人物たちが、職務やキャラクターが仔細に描かれてます。証人への尋問や、判事、弁護人、検事の間の駆け引き、さらには、陪審員へのアピールなど、どのような評決が下されるのか、裁判の進行に従い、緊迫感を増し、ストーリーにどんどん引き込まれていきます。
 
さらに、アンディから明かされる、彼の家系に絡みつく忌むべき過去。自身の家系の暗い過去からくる不安と、ジェイコブを信じようとする父としての思い、この相反する心理描写が非常に克明であり、この物語に深みを与えます。 
 
アンデイのこの暗い過去が一つの事実として、ジェイコブの裁判に影響を及ぼすか否かも見逃せないポイントです。
 
そしてラスト、これは本当に衝撃でした。
ラストに至るまで様々な要素が織り交ぜられ、「こう持ってきたか!」と、作者の筆力に圧倒されました。
読後は非常に重たい気持ちにとらわれましたが、予定的に調和するより、この「重さ」が、本作の読み応え、魅力であったと思います。
ジェイコブを守るためAmazon書評・レビュー:ジェイコブを守るためより
4150018731

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