ボストン・シャドウ
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ボストン・シャドウの総合評価:
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ある人物の本棚の並び、全体の突き放し具合もエルロイオマージュとして及第。 | ||||
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舞台は、戦後の再開発中のボストン。3兄弟の絆と反目が縦軸。汚職、猟奇的犯罪、怪盗を横軸に物語は進む。長編だがけっして飽きさせない展開は作者の筆力が光りお見事。さまざまな要素がテンコ盛りで最後まで一気に読み切れる。第一作の衝撃の結末も凄かったが、本作もスピード感あるれる小説として仕上がり度高し、です。 | ||||
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ケネディ大統領が暗殺された1960年代のボストンが舞台。再開発ラッシュの狂乱、市民を震え上がらせた連続殺人事件という実際の史実に、警察官、検察官、空き巣のデイリー3兄弟の生きざまを重ね合わせた、ミステリというよりは歴史小説のようなストーリー。細部までしっかり描かれていて重厚な読み応えがあるが、少し長すぎて冗長な感じが否めない。 | ||||
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JFKが暗殺された時代の「新生ボストン」の奥にある深い闇を描いた作品である。スペンサー・シリーズやデニス・ルヘインの舞台となるボストンとはまったく異なる街が浮かび上がる。むしろエルロイの雰囲気を漂わせ、アメリカの暗部を抉る、クライム・ノヴェルである。シャドウではなくもっと暗く深い闇である。ボストン絞殺魔とマフィア、それに関わるアイルランド系家族をめぐって物語は展開するが、すべてが行き所のない破滅へと向かい、誰一人として救われていない。復讐は成就しても結局は重い荷物を余分に背負うだけの結果にしか終わらない。「最終楽章」ではその思いがさらに募る。重い読後感しか残らない。筆力以前の問題として、作者は読者に何を伝えたかったのか分からないままに、読了することになった。 | ||||
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デビュー作『ボストン、沈黙の街』では、新人離れした筆運びに衝撃を受けたものの、 いまいち登場人物に感情移入できなかった。だが、今作でランデイが描いた 3兄弟の絆は震えが来るぐらいリアルだった。物語の肝となるサスペンスも しっかり組み立てられており、大満足の読書だった。 また、前作はラストがアンフェアーに思われたが、今回はそのような欠点は 払拭されている。 著者は確実に進歩を遂げているようだ。 | ||||
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